著者
光成 滋生 渡辺 秀行 吉田 真紀 境 隆一 笠原 正雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.212, pp.117-122, 2002-07-12
参考文献数
17
被引用文献数
5

本稿では放送型コンテンツ配信における不正者追跡問題を考える.従来の配信法は,想定された人数以上の不正者の結託により追跡不可能な海賊版復号器を作製することが可能になるという問題点をもつ.筆者等は,既に楕円曲線上のヴェイユペアリングを用いることにより,この結託問題を解決する方式を提案した.本稿ではこの方式を拡張し,鍵漏洩の自己抑止力と非対称不正者追跡機能,および加入者排除機能をもつ方式を提案する.提案方式では放送量は従来方式より小さく,また加入者が何人結託したとしても結託者以外の個人鍵を生成することができないという拡張前の方式の特長を受けもつ.

1 0 0 0 OA 乾甫式辞集

著者
渡辺竜聖 [著]
出版者
名古屋高等商業学校
巻号頁・発行日
1929

1 0 0 0 OA 批評的倫理学

著者
渡辺竜聖 著
出版者
開発社
巻号頁・発行日
1921

1 0 0 0 OA 批評的倫理学

著者
渡辺竜聖 著
出版者
開発社
巻号頁・発行日
1922
著者
ドーリン アレキサンダー 小林 健二 合山 林太郎 渡辺 浩一 田中 大士 伊藤 鉄也 野網 摩利子 山本 和明
出版者
人間文化研究機構国文学研究資料館
雑誌
国文研ニューズ = NIJL News (ISSN:18831931)
巻号頁・発行日
no.43, pp.1-16, 2016-05-06

●メッセージ日本語の書物の価値●研究ノート国文学研究資料館蔵『狂言絵』を読む「高橋智先生の中国目録学講座」受業記日英比較出版事情――人間文化研究機構連携研究の成果から――●トピックス文部科学省での特別授業国際連携研究「日本文学のフォルム」の成果を『もう一つの日本文学史』として刊行平成28年度アーカイブズ・カレッジ(史料管理学研修会通算第62回)の開催平成27年度日本古典籍講習会通常展示「和書のさまざま」ギャラリートーク平成27年度連続講座「くずし字で読む『百人一首』」市民参加イベント「古典」オーロラハンターを開催総合研究大学院大学日本文学研究専攻の近況
著者
三部 靖夫 渡辺 真太郎 干 冬 中村 太一 若宮 直紀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.468, pp.13-18, 2002-11-14
被引用文献数
1

高ビットレートで高品質にMPEG-2符号化されたファイルから,分散処理によって,様々な符号化方式や符号化レートのファイルへ同時に多数のビデオトランスコードを行なう方式について報告する.まず分散処理方式の概要について述べ,次にビデオトランスコードを分散処理する際の分割点でのトランスコーディング処理の課題と,その解決方法として,もとのMPEG-2の符号化データから求めた分割点のピクチャの複雑度を用いて再エンコードする方式を提案する.ここで提案する方式は分散処理を行なう上での処理待ちが生じるのを避けて,分割せずにトランスコードした結果とほぼ同じ画質が得られることを示す.さらにこの方式を拡張して,GOP間で符号量の再割当てを行なった実験結果について報告する.
著者
平山 晃久 中田 晴美 渡辺 徹志
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.5, pp.431-436, 1992-10-31 (Released:2008-05-30)
参考文献数
6
被引用文献数
1

The effect of nicotinamide on 7 kinds of mutagenic alkylating agents was investigated in Salmonella typhimurium TA100 without S9 mix, and its mechanism was studied. The mutagenic potency of alkylating agents other than N-methyl-N'-nitro-N-nitrosoguanidine (MNNG) was reduced to less than 50% by the addition of about 50-fold molar ratio of nicotinamide to alkylating agent. The mutagenic potency of MNNG was only reduced to 60-70% by the addition of more than 200-fold molar ratio of nicotinamide. To investigate the mechanism of the suppressive effect of nicotinamide, alkylating agents (1.0 μmol) (methyl methanesulfonate and dimethyl sulfate) were reacted with nicotinamide (1.0 μmol) alone or together with DNA or 5 kinds of nucleotides in phosphate buffer (pH 7.4) at 30°C for 24 h, and the resulting N1-methylnicotinamide (NMN) was analyzed by HPLC with fluorometric detection after derivatization. With the addition of DNA (0.2 molar ratio or more), the amount of NMN by methyl methane-sulfonate was reduced to 80% compared with nicotinamide alone, whereas that by dimethyl sulfate was unchanged. With the addition of nucleotides like guanosine-5'-phosphate, the amount of NMN by methyl methanesulfonate was reduced to 75%, whereas no reducing effect was seen by the other 4 nucleotides. The present results strongly suggest that nicotinamide is more easily alkylated than nucleic bases in DNA or nucleotides by methyl methanesulfonate and dimethyl sulfate, and that nicotinamide scavenged alkyl species derived from them, thereby showing a suppressive effect on the mutagenicity of alkylating agents. In MNNG, nicotinamide did not act as des-mutagen in Salmonella assay.
著者
石井大祐 柳澤秀彰 三原鉄也 永森光晴 渡辺裕
雑誌
研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.15, pp.1-4, 2014-11-27

物語性のあるマンガにおいて,シーン情報は重要なメタデータの一つである.シーンはマンガの意味的側面における一区間として定義されており,内容の要約単位として有効である.また,マンガ内に含まれる多数のメタデータをシーン単位にまとめることで,メタデータの利便性を高められるものと考えられる.これまでに,マンガ画像解析処理として,コマ,登場人物,吹き出し等,マンガの構成要素を検出するための手法が提案されている.我々の研究目的は,マンガのコマ内に含まれる構成要素に基づいて,シーンの切り替わりとなるコマを判別する手法を実現することである.本稿では,マンガの各コマに含まれる構成要素の分布について調査し,シーンの切り替わりとなるコマについて重要な構成要素を明らかにする.実際のマンガ画像から取得したメタデータを基に調査を行った.調査結果から,他のメタデータと比較して,現時点で自動取得可能とされるメタデータではナレーション,現時点で自動取得困難なメタデータでは背景の距離がシーン切り替わりにおいて重要な要素となりうる可能性が高いことが確認された.
著者
臼井 一茂 石崎 松一郎 渡辺 悦生
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.7, pp.339-345, 2004-07-15
被引用文献数
1 2

従来から利用率の低いクロカジキ筋肉の新規利用法を開発するため,クロカジキ筋肉の肉質に及ぼす各種塩漬処理の効果を塩分浸透性,保水力,物性および走査型電子顕微鏡(SEM)による微細構造の変化から検討した.<br>(1) クロカジキ筋肉中へのNaClの浸透は塩漬液中のNaCl濃度に強く依存するが,スクロースが共存するとその浸透率がわずかに変化した.<br>(2) NaCl溶液で塩漬処理を行なうと,クロカジキ筋肉中の保水力はNaCl濃度の増加とともに増大した.NaCl-スクロース混合溶液では,スクロースの濃度に関わりなく保水力はNaCl濃度に依存したが,NaCl単独溶液に比べわずかに保水力が増加する傾向を示した.<br>(3) NaClおよびスクロース溶液で塩漬したクロカジキ筋肉を加熱すると,硬さに顕著な差が認められた.すなわち,スクロース溶液で硬さが最も高く,NaCl溶液では低下する傾向を示し,NaClとスクロースの混合溶液では,未処理の筋肉を加熱した場合よりも相対的に低くなった.<br>(4) SEM観察により,塩漬処理に伴って筋肉の表面が全体的に滑らかになっていく様子が観察された.また,NaClの濃度上昇に伴って小さな粒状物が溶け出し互いに癒着していくことが認められた.一方,加熱後の筋肉ではタンパク質の凝集物が凝集した状態で互いに結合した,いわゆるランダム様の構造が観察された.<br>以上のことから,塩漬処理がクロカジキ筋肉の肉質改良に効果的であるとともに,その際スクロースを併用することが食味の点でも有効であると推察された.
著者
柚口 貞夫 渡辺 正元
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子化學 (ISSN:00232556)
巻号頁・発行日
vol.18, no.192, pp.273-278, 1961
被引用文献数
13

過マンガン酸カリーシュウ酸を酸化還元触媒に用い, アクリロニトリル (以下ANと略) の水系沈殿重合を行ない, 触媒濃度, 体単量初濃度および重合温度を変えて, その重合速度と数平均重合度との関係を求めた。その結果<BR>1.重合速度はシュウ酸を過マンガン酸カリの2.5倍モル以上用いた場合に次式で示される。<BR>2.重合温度を10-30℃ に変えてその活性化エネルギーを求めたところ<I>E</I>=9.3kcal/molなる値を得た。<BR>3.数平均重合度は触媒濃度が大きくなるほど低く, 単量体濃度が大きくなるほど高くなる。<BR>また重合温度が高くなるほど低くなる。以上の事実は, ANの重合体が重合系に溶解せず, 生長中のラジカルが重合体中に埋め込まれ1分子的に停止する反応 (burial reaction) を考えに入れると説明することができる。得られた結果について考察を加えた。

1 0 0 0 OA 気管支喘息 II

著者
渡辺 保
出版者
白水社
雑誌
新劇 (ISSN:05830486)
巻号頁・発行日
vol.14, no.8, pp.19-21, 1967-08
著者
渡辺 昭一
出版者
社会経済史学会
雑誌
社會經濟史學 (ISSN:00380113)
巻号頁・発行日
vol.81, no.3, pp.303-321, 2015-11-25

1957年ころ,インドは,開発援助の支柱であったスクーリング・バランスの激減により,五ヵ年計画が頓挫する危機的状況に陥った。世界銀行は,新たな援助システムとしてインド援助コンソーシアムを結成した。本論文は,1960年代のインド援助コンソーシアムとの関連で,イギリスの対インド政策の展開過程を検討することを目的とした。コンソーシアムのもとで1960年代のイギリスの対インド援助は,輸出信用保証局によって行われた。同局は,1957年以降イギリス輸出業者に対する保険を担保する権限とともに貸付権限をも付与された。イギリスは,この制度によって多額の援助を実施し,しかも1960年代半ば頃よりプロジェクト援助からノン・プロジェクト援助へと変化させた。1960年代後半にインドが債務返済に窮した際に,イギリスは,世界銀行を通じて自らの援助方法を他のドナー諸国に適応を促した。イギリスは,キッピング・ローンや維持目的の援助(一般目的)を拡大することによって対インド輸出権益の保持拡大を狙っていたのである。