著者
伊藤 永悟 藤本 貴之
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.3, pp.1-6, 2012-10-05

テキストコミュケーションにおいて感情の伝達を支援する 「顔文字」 は近年、数多くのパターンが提案され様々な表現が可能となった。本論文では顔文字により受け取る感情の種類・度合いの定量調査によるデータベースを構築し、それに基づく顔文字コミュニケーション支援システムを試作する。Emoticons support to convey emotions on text-communications. It becomes many kinds, today. It allows using accurately. In this paper, we construct a database of emoticons and make a prototype system about assisting to use emoticons.
著者
藤本 弘之
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.9, pp.174-177, 1993-07-27

代々木ゼミナールでは、平成元年12月よりJCSAT2号の専用回線を使用し、授業を中心とする各種教育番組の全国中継を行っている。今年の4月からさらに1本の衛星回線を使い、2チャンネル体制となったこの衛星教育システムの現状と今後について説明する。 なお「サテライン」とは、「サテライト(衛星)」と「ライン(通信網)」を合成した造語で、代々木ゼミナール衛星教育システムの総称である。
著者
藤本 英樹
巻号頁・発行日
2013

筑波大学博士 (スポーツ医学) 学位論文・平成25年3月25日授与 (甲第6578号)
著者
山田 正子 細山田 康恵 山内 好江 瀬戸 美江 澤田 崇子 藤本 健四郎
出版者
千葉県立保健医療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

給食施設等で使用されているメラミン樹脂製食器からのホルムアルデヒドの溶出量および放散量を洗浄回数の影響も含めて知ることを目的に研究を行った。まず、給食施設を対象に、温冷配膳車の設定温度の調査した。その結果、温冷配膳車の保温の設定温度は65℃が最も多く、保冷設定温度は5℃が最も多かった。そこで、メラミン樹脂製食器の加温条件は65℃とした。次に、アセチルアセトン法によりホルムアルデヒドの溶出量の測定を行ったが、測定方法が適さなかったためか測定をすることができなかった。そのため、測定方法を検討し、ホルムアルデヒドを2,4-ジニトロフェニルヒドラジンで誘導体化し測定する方法により測定を継続中である。
著者
藤本 満記子
出版者
青森県立保健大学
雑誌
青森県立保健大学紀要 (ISSN:13455524)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.119-132, 2001-03

現在、看護学分野において、ケアリング、癒しといった概念が重要視され、患者-看護婦関係、中でも共感の重要性が改めて注目されている。しかし、看護婦は実践場面でこのことに配慮して関わっていながら、その概念の曖昧さから効果的に活用できない現状にあり、その明確化が求められている。本研究では、東北地方の某県立病院内科系病棟に勤務する看護婦31名を対象に、半構成的質問紙による面接によって、共感プロセスとその影響因子を帰納的に導き出した。また、共感プロセスの各段階と情動的共感性尺度との関連性を検討した。結果、共感プロセスは『第一印象』、『独自性の気づき』、『共感的理解』、『積極的関わり』:苦痛を和らげたい思い→関わり→患者の変化、『信頼関係の深まり・成長』と連むことが明らかになった。共感プロセスには、患者側の要因である「個室」「重症度」「患者・家族の受け止め方」、看護婦側の要因である「経験」「姿勢」「看護ケア体制」が影響していた。また、この共感プロセスの概念枠組みに洽って、本研究対象者の語った患者関係について段階別に3群に分類した情動的共感性尺度得点には有意差がなく、看護における共感スケール開発の必要性が示唆された。以上から、本研究ではふだんの実践で看護婦があまり意識していない共感プロセス、影響因子を明確にでき、トラベルビーや小代のモデルを犬枠において検証し、積極的関わりの部分をより明細化できたと考える。
著者
藤本 英明 吉岡 信夫 大村皓一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.94, pp.49-56, 2000-10-12

本研究は、プレイヤにおいてインタラクティブに動画をクリックできるクリッカブルムービーを提案する。既にある動画に、XMLファイルを結びつけることでクリッカブルムービーにする。そのXMLのフォーマットとして、CMML(Clickable Movie Markup Language)を提案する。プレイヤはCMMLファイルを読んで、クリッカブル領域のある動画を表示する。動画のクリッカブル領域がクリックされると、リンクされたテキストや画像が表示される。オーサリングツールは、複雑なタグ文章を書かずに、インタラクティブにCMMLファイルを作成できるようにする。In this study, we propose the Clickable Movie. On its player, we can click movie interactively. Other than an existing movie file, a XML file is associated. As its XML format, we propose the CMML(Clickable Movie Markup Language). The player read in the CMML file and displays the movie file with clickable region. When the region on the movie is clicked, a linked text or image is displayed. The authoring tool enables to make CMML file interactively, instead of writing the complex tag text.
著者
藤本 英明 吉岡 信夫 大村皓一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.94, pp.49-56, 2000-10-12
参考文献数
4
被引用文献数
2

本研究は、プレイヤにおいてインタラクティブに動画をクリックできるクリッカブルムービーを提案する。既にある動画に、XMLファイルを結びつけることでクリッカブルムービーにする。そのXMLのフォーマットとして、CMML(Clickable Movie Markup Language)を提案する。プレイヤはCMMLファイルを読んで、クリッカブル領域のある動画を表示する。動画のクリッカブル領域がクリックされると、リンクされたテキストや画像が表示される。オーサリングツールは、複雑なタグ文章を書かずに、インタラクティブにCMMLファイルを作成できるようにする。In this study, we propose the Clickable Movie. On its player, we can click movie interactively. Other than an existing movie file, a XML file is associated. As its XML format, we propose the CMML(Clickable Movie Markup Language). The player read in the CMML file and displays the movie file with clickable region. When the region on the movie is clicked, a linked text or image is displayed. The authoring tool enables to make CMML file interactively, instead of writing the complex tag text.
著者
川端 秀仁 藤本 尚也 安達 恵美子
雑誌
日本眼科學会雜誌 (ISSN:00290203)
巻号頁・発行日
vol.101, no.8, pp.648-655, 1997-08-10
被引用文献数
8
著者
赤瀬 信吾 田中 登 藤本 孝一 鈴木 元 小林 一彦 岸本 香織
出版者
京都府立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

冷泉家時雨亭文庫の蔵書のうち冷泉家時雨亭叢書(朝日新聞社刊)未収録のもの約500点を詳細に調査した。そのうち77点については『新古今和歌集 打曇表紙本 風雅和歌集 春夏』をはじめとする16巻に分けて刊行した(現在も刊行中)。また、特に注目される擬定家本私家集(定家書写本の様式をまねて作成された写本群)については、和歌文学会関西例会においてシンポジウムを催した。これは、鎌倉時代中期から後期にかけての歌書が、どのように作成されていったのかを克明に研究する方法とその意義とを明確にする画期的なシンポジウムとなった。