著者
鈴木 正子
出版者
日本幼稚園協会
雑誌
幼児の教育
巻号頁・発行日
vol.61, no.8, pp.38-38, 1962-08-01
著者
鈴木 智大 川口 卓巳 天野 裕子 小林 夕香 森田 達也 長井 薫 新井 信隆 河岸 洋和
出版者
天然有機化合物討論会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
no.48, pp.325-330, 2006-09-15

In autumn, 2004, 55 people got poisoned by eating an edible wild mushroom, Pleurocybella porrigens (Sugihiratake in Japanese) and 17 people among them died of acute encephalopathy. We found that mice died by injection of the wter-soluble extracts of the mushroom. We tried the isolation of the toxic principle(s) from the extracts. As a result, a lectin (PPL) and a glycoprotein were purified from the mushroom. PPL is a tetramer of identical subunits without S-S linkage. The lectin specifically bound N-acetylgalactosamine among monosacchrides tested. This lectin showed lethal toxicity against rats. In addition, a glycoprotein was isolated as a lethal toxin against mice and rats. The relation between these substances and acute encephalopathy is now being elucidated.
著者
鈴木 雅徳 鵜飼 政志 笹又 理央 関 信男
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.139, no.5, pp.219-225, 2012 (Released:2012-05-10)
参考文献数
14
被引用文献数
1 1

ミラベグロン(ベタニス®錠)は選択的β3アドレナリン受容体作動薬であり,現在,新規過活動膀胱治療薬として本邦で使用されている.ヒトβアドレナリン受容体発現細胞を用いた機能実験において,ミラベグロンはヒトの膀胱弛緩に主に関与しているβ3アドレナリン受容体に選択的な刺激作用を示すことが確認された.ラットおよびヒト摘出膀胱標本を用いた機能実験において,ミラベグロンはカルバコール刺激による持続性収縮に対して弛緩作用を示した.麻酔ラットにおいて,ミラベグロンは静止時膀胱内圧を低下させたが,ムスカリン受容体拮抗薬であるトルテロジンおよびオキシブチニンは明らかな低下作用を示さなかった.また,麻酔ラットにおいてミラベグロンは,律動性膀胱収縮の収縮力に影響を及ぼさなかったが,オキシブチニンは収縮力の低下を引き起こした.ミラベグロンは過活動膀胱モデルラットにおいて,減少した平均1回排尿量を増加させた.尿道部分閉塞ラットにおいて,ミラベグロンは排尿圧および残尿量に影響を及ぼすことなく排尿前膀胱収縮回数を減少させたが,トルテロジンおよびオキシブチニンは,高用量投与時にそれぞれ1回排尿量減少および残尿量増加作用を示した.以上の非臨床薬理試験により,ミラベグロンはムスカリン受容体拮抗薬と異なり,排尿時の膀胱収縮力を抑制することなく1回排尿量を増加させることが明らかとなった.過活動膀胱患者を対象とした米国および欧州第III相臨床試験において,ミラベグロンは過活動膀胱の諸症状に対して優れた有効性および忍容性を示した.口内乾燥の発現率は,ミラベグロン群とプラセボ群で同程度あり,トルテロジンSR群より低かった.以上,非臨床薬理試験および臨床試験の結果から,ミラベグロンは既存薬とは異なる新たな作用機序により,ムスカリン受容体拮抗薬に特徴的な口内乾燥の発現率を低減し,過活動膀胱の諸症状に対して改善効果を示す薬剤であることが示された.
著者
鈴木 正 長島 善次 内山 正昭
出版者
THE JAPANESE FORESTRY SOCIETY
雑誌
日本林学会誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.5, pp.180-183, 1959-05-25 (Released:2008-12-18)
参考文献数
9

(1)植付後12カ月経過のワサビ(品種ダルマ)を葉,葉柄,根茎,根の4部に分けて4~8までの月別の無機成分変化をしらべた。 (2)窒素含有率は特に葉に多く,葉柄が最も少なく,株全体として3.05%で時期別変化は少ない。しかし4月と7月の葉,葉柄の生長期には,この部分に多い。 (3)燐酸含有率は三要素中最も少なく,葉に最大で根は最小,株全体として0.60%で,6月が最も低く変化は少ない。 (4)加里含有率は窒素に次いで多いが,葉に最も多く根茎,根はほかの部分に比べて特に少ない。株全体として2.65%で,葉,葉柄における変化は特にワサビの生育と関係深く, 5月と8月に高く7月に低い起伏に富む曲線を示している。 (5)株全体の三要素含有率は,窒素>加里>燐酸の順で燐酸を1とすれば窒素5,加里4の割合となり,加里の時期別変化は葉,葉柄の含有率変化に影響される。(6)総じて葉の養分含有率は特に高い。 (7)三要素含有量は6>5>8>7>4の順に多い。 (8)三要素含有量は試料重量に,含有率は生育時期に深い関係がある。
著者
笹木 悠一郎 鈴木 拓志 岩上 卓磨 谷 卓治 長沼 秀樹 木野 久志 HYTTINEN JARI KELLOMAKI MINNA 田中 徹
出版者
公益社団法人 日本生体医工学会
雑誌
生体医工学 (ISSN:1347443X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.Supplement, pp.O-253-O-254, 2014 (Released:2014-10-04)

In this study, we have developed a chip-surface stimulus electrode array for fully-implantable subretinal prosthesis chip. To realize visual restoration with high resolution, stimulus electrodes should be miniaturized and arrayed with high density. When we miniaturize them, however, their electrochemical impedances become higher and their amount of charge injection become smaller. Additionally, as the number of electrodes increases, it becomes difficult to make electrical connection to each pixel of the retinal prosthesis chip and each electrode by electrical wiring. To overcome these problems, we have developed the stimulus electrodes that have low electrochemical impedances and large charge injection capacities, and established a fabrication process of chip-surface stimulus electrode array. We fabricated the stimulus electrodes made of extremely porous platinum which had large-surface-area compared with conventional Pt. We also fabricated the chip-surface stimulus electrodes array on the subretinal prosthesis chip which surface was rough and covered with insulator film.
著者
加藤 浩 井出 有紀子 鈴木 栄幸
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.40, no.5, pp.2497-2507, 1999-05-15
被引用文献数
5

プログラミングの導入レベルから反復や条件分岐などの基本的制御構造を使いこなせるレベルまでの初歩的アルゴリズム教育の支援を想定した相撲対戦シミュレーションゲーム「アルゴアリーナ」を開発した. 学習者は力士の挙動や戦略をプログラム言語で記述し 他者のプログラムした力士と対戦させる. 1つで多くの相手に勝てるような強く柔軟な力士を作るためには 高いプログラミング技能が要求されるので ゲームを楽しみながらプログラミングを学習することができる. しかも 学習者が行うのは 状況分析 問題設定 評価などを含むトータルな問題解決活動であるため 包括的なプログラミング技能の向上が期待できる. 本システムの特徴は 状況的学習理論に基づき 対戦ゲームという社会的状況設定を利用して プログラミングを実践する学習のコミュニティを構築し それへの参加による学習を実現するために 学習者のコミュニテイの創造・維持を志向した学習環境デザインを行っていることである. 授業実践を2つの公立中学枚で行った結果 アルゴリズムの基本的制御構造が学習できていることが明らかになった. さらに 特定の生徒を授業全体にわたってビデオ録画し エスノメソドロジー的観点から言動を分析することによって 学習者が次第にプログラマ的アイデンティティを発達させていることが明らかになった. これは「コミュニティへの参加による学習」が生起していることの証左となる.A Sumo wrestling simulation game 'AlgoArena', aiming at basic computer programming education for novices, was developed. A learner is supposed to write a program implementing a wrestler's tactics so that he/she can enjoy the game with colleague. The learner is required, to become skillful in comprehensive programming, which includes analysis, planning, evaluation, as well as program writing, if he/she wants to elaborate flexible and strong program enough to beat some others. We developed a community-oriented method for designing learning environment based on situated learning theory, in which social setting as a bout game was applied to construct a learner's community of practice in order to accomplish learning by participation. We conducted two experiments to examine how well they learned programming at two municipal junior high schools. As the results, it turned out that learners in both schools were highly motivated and successfully acquired the knowledge of basic control structures. In addition, we also conducted a participatory observation at one of the junior high schools to investigate how learners develop their identity in the community of programming practice. An ethnomethodological analysis revealed that the learners gradually develop their identity as a programmer, which endorses the occurrence of learning by participation.
著者
山口 直子 伊藤 瑞香 内田 彩子 鈴木 ちひろ 鬘谷 要 NAOKO YAMAGUCHI MIZUKA ITO AYAKO UCHIDA CHIHIRO SUZUKI KANAME KATSURAYA
出版者
和洋女子大学
雑誌
和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University (ISSN:18846351)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.1-12, 2012-03

若者は、着物に対して興味や憧れといった肯定的な意識を持っているが、着物を着るにあたって着心地や着崩れといった様々な障害により着物を着ることが難しい現状にある。本研究では着物を着る上での大きな障害である着崩れのいくつかの要因のうち、主に、素材と着崩れとの関係に着目した。 研究対象とした素材は、綿、絹、ポリエステル、セオα(ポリエステル系新素材)の4種で、まず、顕微鏡による繊維の観察、摩擦測定、KESによる生地の力学特性の測定によって生地の状態を把握した。次に、各種の素材を用いて試験衣を作成し、それを着装し3種の単純動作を行うことで、着崩れの方向並びに量を解析することによって、素材による着崩れ傾向の違いを評価した。また、解析によって"おはしょり"が着崩れの緩衝機構になっていることが示唆されたため、おはしょりの無い試作対丈着物についても製作し比較検討を行った。 その結果、おはしょり有りの着物では、セオαの着崩れが最も少ない一方、綿の着崩れ量が大きいことが分かった。おはしょり有りとおはしょり無しを比較した場合はおはしょり無しの方が着崩れが目立ったが、セオαにおいておはしょり有りでは見られなかった新たな着崩れが生じ、おはしょりが着崩れに与える影響は素材によって異なることも明らかとなった。
著者
内山 俊朗 鎌谷 崇広 京谷 実穂 鈴木 彩乃 鈴木 健嗣
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.16, no.16, pp.30-33, 2011-03-30

beacon(ビーコン)はパーソナル化の傾向にある従来のデジタル楽器とは違い、人が集まり体を動かしながら音を奏でることができる空間を生み出す新しいプロダクトです。誰でも気軽に楽しめるという性質と、練習と創意工夫によって新たな芸術表現へとつながる性質を併せ持っています。音楽によって、人と関わりを持つ場を提供することを目的とし、学校教育、レクリエーション、フィットネス、リハビリテーション、新しいゲーム、競技、新しい芸術表現などのシーンで利用されることを想定しています。
著者
石井涼 鈴木美穂 大谷真
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.499-500, 2012-03-06

2011年5月に発表されたGoogleAppEngine1.5.0において、実験的ではあるが、新たにプログラミング言語「Go」のサポートが始まった。既に対応しているPythonとJavaに比べてどのようなメリットやデメリットがあるのかをGo言語自体の評価も含めて、ブログアプリケーション開発を通じて研究した。