1 0 0 0 屍の街

著者
大田洋子著 長谷川啓編
出版者
小鳥遊書房
巻号頁・発行日
2020
著者
江上 いすず 長谷川 昇 大矢 みどり
出版者
The Japanese Society of Nutrition and Dietetics
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.191-198, 1995 (Released:2010-04-30)
参考文献数
17

BMI 23.1以上の健康な肥満傾向の女子学生を対象に, 性格特性と食行動についての調査を行い, 類型化された摂食パターン及び性格特性と食行動の関係を探り, 以下の結果を得た。1) 肥満傾向の女子学生は, 性格特性における“反社会性”が低く (p<0.01) 現れた。2) 女子学生全体の食行動を因子分析した結果, 4因子が抽出され (累積寄与率は85%),“不規則因子”,“抑制力なし因子”,“外因性因子”,“ストレス因子”と解釈した。3) 女子学生の食行動因子の中で,“不規則因子”では肥満傾向のファーストフード志向の者に高く (p<0.01),“ストレス因子”ではボリューム志向の者に高く (p<0.05) 現れた。4) 肥満傾向の女子学生は性格特性の“情緒性”,“誠実さ”と食行動因子の“抑制力なし因子”,“ストレス因子”について, 正の相関が現れた。
著者
田中 省作 本田 久平 長谷川 由美
出版者
立命館大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2017-06-30

研究計画に従い,次のようなテーマを重点的に推進した.1. 崩れのモデルに基づいた指文字の生成:前年度提案した,掌と手の向きごとに分割した手指に対して生理構造の観点で最も安定的な手指の状態形状との一種の重み付き平均に基づいた手指形状の生成モデルの実装を進めた.このモデルのパラメタである重みの範囲が,指文字の崩れに連関する.そのパラメタは被験者実験で推定することを計画していたものの,コロナ禍の影響もあり,かなわなかった.2. 学習システムのプロトタイプの実装:カメラに向かって指定された指文字を表出し,それを自動的に認識した上で,その正誤を判定するようなモジュールの開発を進めた.1のテーマが進み,指文字ごとに許容される崩れの範囲がパラメタとして推定されれば,この学習システムの正誤判定にそのまま適用できる.3. 指文字学習のための新しいテキストの作成:これまでの指文字の崩れや,指文字間の錯誤に基づいた部分形状を活用した指文字の類型化を盛り込んだ,今までにない新しい指文字の学習テキストを作成した.
著者
苣木 淺彦 長谷川 修三
出版者
The Society of Resource Geology
雑誌
鉱山地質 (ISSN:00265209)
巻号頁・発行日
vol.2, no.6, pp.185-196, 1952-12-25 (Released:2009-06-12)
参考文献数
49

The Hayama Mine is situated on the Abiikuma Plateau about 15 kilometers to the southeast of Fukushima City. The district is composed mostly of hornblende biotite granodiorite. However, some hornfels and ultra-basic rocks, such as dunite and diallagite, are present in the form of a roof-pendant. The nickel-bearing minerals, such as niccolite, gersdorffite, pentlandite and nickeliferous pyrrhotite etc., occur as fine grains in the forsterite aggregates, which form a vein-like body in dunite. The forsterite rock is also cut by remarkable black veinlets, composed of the acicular or fibrous crystals of ludwigite. Ludwigite is known to be produced by the chemical reaction of boron- and iron-bearing emanations from granitic magma on some magnesium-bearing rocks such as dolomite and magnesite. Under the microscope, the nickel minerals generally appear in pure crystals, filling up the interstices between the forsterite grains. The niccolite, is rarely rimmed with gersdorffite. Ludwigite is always accompanied by magnetite and chromite which are thought to have been derived from the ultra-basic rock.The paragenesis of nickel minerals-forsterite-ludwigite-chromite is very critical in the interpretation of the ore genesis. This deposit must be studied from two viewpoints, one from magmatic differentation and the other from contact metasomatism.
著者
金 勲 小林 健一 開原 典子 柳 宇 鍵 直樹 東 賢一 長谷川 兼一 中野 淳太 李 時桓 林 基哉
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.293-296, 2020 (Released:2021-10-28)

特定建築物及び中小規模建築24件を対象に、2019年度の冷暖房期に行った温度・湿度・CO2の2週間の連続測定からCO2濃度に関する結果を報告する。平均値としては1000ppmを超える建物は2割程度であったが、1回でも1000ppmを超える割合はほぼ7割あった。また、昨年度とは異なり期間中ずっと1000ppmを下回らない、3000ppmを超える高濃度を示すなど、著しく悪い環境にある物件はなかった。
著者
長谷川 明洋 中山 俊憲
出版者
日本臨床免疫学会
雑誌
日本臨床免疫学会会誌 (ISSN:09114300)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.189-195, 2010 (Released:2010-08-31)
参考文献数
11
被引用文献数
7 7

CD69分子はc-type lectinファミリーに属するII型の膜分子で,早期活性化マーカー分子としてリンパ球の活性化の指標として広く用いられている.機能の詳細はこれまであまり明らかにされていないが,炎症局所に浸潤する炎症細胞のほとんどがCD69を発現していることから,さまざまな炎症反応の誘導・維持に重要な役割を果たしていると考えられる.著者らはこれまでに生体内でのCD69分子の役割を解析する目的でCD69ノックアウトマウスを作製し,疾患との関わりの解析を進めてきた.その結果,CD69ノックアウトマウスでは関節炎やアレルギー性喘息が起きないことを見出した.アレルギー性喘息は抗CD69抗体の投与でも抑制され,治療効果が認められた.CD69分子はその他の炎症性疾患の発症にも関与している可能性が高く,難治性の炎症性疾患に対する新規治療法の開発において新しいターゲット分子になる可能性が示唆された.
著者
長谷川 秀一
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.73, no.12, pp.878-879, 2018-12-05 (Released:2019-06-24)

新著紹介個別量子系の物理;イオントラップと量子情報処理
著者
長谷川 雄一
出版者
JAPAN ASSOCIATION OF INTERNATIONAL RELATIONS
雑誌
国際政治 (ISSN:04542215)
巻号頁・発行日
vol.1982, no.71, pp.93-108,L10, 1982-08-30 (Released:2010-09-01)
参考文献数
65

When considering the Manchukuo as a whole, we shall have to reexamine a Daikoraikoku plan conceived by SUENAGA Misao (1869-1960).Against that background, there were radical changes both at home and abroad; and a new trend toward antirationalist ideas increasingly grew out of the rationalist ideas that had been dominating since the Meiji period.Gondo Seikyo's doctrine of a Shashoku State, backed by a self-ruling society, was also based on this trend. The image of state developed in the Daikoraikoku plan was a product of this indigenous idea of his.On the contrary, concerning the international affairs of the time, we can point out three changes. Firstly, an independent movement of Koreans in South Manchuria and Primorskij Kraj became active under the influence of the 3.1. movement in Korea. Secondly, Manchuria was in a power vacuum in the midst of big change in East Asia caused by Japan's withdrawal of troops from Siberia.Thirdly, the upsurging of a trend of anti-Japanese sentiment in the United States, which was shown in the new immigration and land laws, made a considerable impact upon Japan and influenced the Japanese “Return” to Asia.The Daikoraikoku plan was proposed as a solution to these changes in and around Japan. And it also included the principle of Odo Seizi (Righteous Way) and Minzoku Kyowa (Racial Harmony) propounded at the time of the setting-up of Manchukuo.
著者
都馬 バイカル 小長谷 有紀 二木 博史 長谷川・間瀬 恵美
出版者
桜美林大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

2021年度、新型コロナウイルス感染症により、国際シンポジウムは開催できず、さらに延期したが、研究代表者と分担者及び海外協力者たちは、常に連携しながら、資料収集と翻訳を行い、分析を進め、その成果の一部を論文と口頭発表で公開した。代表者都馬バイカルの研究成果は、監修・共著1部、論文1篇、研究発表3件がある。監修・共編著『ハンギン・ゴンブジャブ』は、アメリカ合衆国インディアン大学教授で、スウェーデン宣教師と深い交流があったハンギン・ゴンブジャブ博士の伝記と彼に関する研究論文及び回想文をまとめた研究書である。また、国立民族博物館が主催した日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念特別展「邂逅する写真たちーモンゴルの100年前と今」(2022.3.17-5.31)にスウェーデンモンゴルミッションの印刷物を提供し、宣教師エリクソンがモンゴルで撮った写真の解説に協力した。分担者小長谷有紀は、論文Street Dogs in Mongolia Captured by the Pictures in Travelogues from the Late 19th and Early 20th Centuries: A Case Study of Finding Logic in the Photographsと「木へのまなざし」で、宣教師と探検家たちの写真コレクションを横断的に活用し、20世紀初頭のウルガの都市事情を解明した。分担者二木博史は、宣教師ラルソンについて資料収集し、研究を進めてきた。分担者長谷川(間瀬)恵美は、宣教師フランソンについて研究を続けてきた。また、宗教学について論文が「心あたたかな医療によせて―終末期における<魂>への配慮、音楽死生学と緩和ケア―」を『宗教研究』(第34号pp.173-179)に掲載された。
著者
後藤 英次 宮森 康雄 長谷川 進 稲津 脩
出版者
一般社団法人 日本土壌肥料学会
雑誌
日本土壌肥料学雑誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.75, no.2, pp.191-201, 2004-04-05 (Released:2017-06-28)
参考文献数
41
被引用文献数
11

本試験は北海道立上川農業試験場の細粒褐色低地土水田を用いて,大幅なメタンの発生軽減を目標に稲わらの混和時期と窒素肥料および分解促進資材の添加,水管理(間断灌漑)の有待欧とそれらの組み合わせ効果を検討した.1)稲わらの分解は5℃の低温条件下でも進行し,この温度条件では窒素肥料および微生物由来の有機物分解促進資材の示加により一層分解が促進された.2)8cm程度の浅耕しによる稲わらの秋混和は春混和(秋散布後,地表面に放置)と比較して冬期間の分解が進み,これに窒素肥料および微生物由来の有機物分解促進資材を稲わら秋散布時に添加することでさらに促進された.また,稲わら秋混和は農家慣行に多く見られる稲わら春混和と比較して水田からのメタン発生量を軽減し,窒素肥料および分解促進資材を稲わら秋散布時に添加することでさらに軽減された.3)幼穂形成期前および出穂後の間断灌漑処理は,メタンの発生量を軽減し,中干し処理に近い効果であった.特に幼穂形成期前の間断灌漑処理では,作土の水分がpF 1.8以上になることで効果が高かった.4)稲わらの分解促進処理と水管理の組み合わせ「稲わらの秋混和+窒素肥料と分解促進資材の示加+強程度の間断灌漑」処理は,対照とした稲わらの「稲わら春混和+連続湛水」処理に比べてメタンの発生量を顕著に軽減することができた.
著者
梶並 知記 長谷川 和也
雑誌
情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) (ISSN:21878897)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.17-27, 2018-02-28

本稿では,対戦型格闘ゲームの初心者観戦者を対象とした,試合の観戦支援システムを提案する.対戦型格闘ゲームは,プレイヤが格闘家を模したキャラクタを操作し,対戦相手のプレイヤが操作するキャラクタと闘うゲームであり,近年国際的な競技会も開催されているデジタルゲーム競技(e-Sports)のジャンルの一種である.従来研究で,キャラクタの相対位置や,ゲームフィールド上の絶対位置がプレイヤの意思決定に及ぼす影響について考察されている.本稿ではゲームキャラクタの相対位置や絶対位置に基づき,対戦型格闘ゲームのプレイ中に現れる典型的な3つの状況である,近距離状況,遠距離状況,画面端状況を定義し,状況に応じた文字アノテーションと図形アノテーションを提示する観戦支援システムを構築する.文字アノテーションは,プレイヤにとっての各状況の意味を端的に観戦者に示しつつ,攻防が行われそうなタイミングを観戦者に伝達する.図形アノテーションは,矩形や矢印といった基本図形で,攻防が行われそうな場所を観戦者に伝達する.対戦型格闘ゲームにあまり詳しくない初心者観戦者を被験者とした評価実験を行い,提案システムの有効性を検証する.実験の結果,提案システムを用いた被験者が,試合中の攻防が行われるタイミングや場所をより容易に理解・予測できるようになることを示す.
著者
宮下 広大 金井 秀作 長谷川 正哉 積山 和加子 高宮 尚美
出版者
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
雑誌
理学療法学Supplement Vol.43 Suppl. No.2 (第51回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.0655, 2016 (Released:2016-04-28)

【はじめに,目的】患者の動作・運動指導において言語教示の重要性が唱えられている一方で,運動を促す際の指導者と学習者の言語認識の一貫性については,今日のリハビリテーション分野での研究は十分であるとは言えない状況にある。そこで,本研究では異なる言語表現が筋収縮に与える影響と言語を用いた筋収縮感覚を他者と共有可能であるか調査する。【方法】健常男性12名を対象とした。2人1組とし両者をフィットネスチューブの両端を把持した状態で向き合わせ,言語教示を提示し,肘関節屈曲運動を5秒間行う牽引側,閉眼にて開始肢位を保つ受け手側とした。教示内容は形容詞表現「速く・強く」,「遅く・強く」,擬態語表現「びゅんっと」,「ぎゅーっと」,比喩的表現「綱引きでピストルの合図と同時に綱を引くように(以下,綱引き)」,「何とか持ち上がるくらいの重いダンベルを手前に引くように(以下,ダンベル)」の6種類とした。各施行終了後,速度・強度を(Visual analogue scale:VAS)を用いて主観的感覚を調査した。また受け手側には9種類の教示を提示し,筋運動感覚から牽引側の教示内容を予測させた。なお,表面筋電図の測定は右上腕二頭筋,右上腕三頭筋長頭,右上腕三頭筋外側頭とした。統計解析は,各教示間における筋出力の比較にKruskal-Wallis testを用いた。有意差を認めた場合にSteel-Dwass testによる多重比較を行った。比較する際の教示は受け手側の予測に合わせて牽引側,受け手側それぞれ行った。【結果】受け手が回答した予測教示について,一致した正答率は「綱引き」の67%が最も高く,対照的に「びゅんっと」の25%が最も低かった。各教示間のVAS速度,VAS強度,上腕二頭筋平均振幅の牽引側においては,VAS速度で各教示間に多くの有意差が認められたが,VAS強度において,有意差は認められなかった。また,客観的指標である上腕二頭筋平均振幅においては,「遅く強く」「綱引き」間,「ぎゅーっと」「綱引き」間でのみ有意差が認められた(p<0.01,p<0.05)。受け手側においては,VAS速度に,「びゅんっと」「綱引き」間,「びゅんっと」「ダンベル」間を除き,牽引側と同様の有意差が認められた。VAS強度においては,形容詞・擬態語間,擬態語・比喩間に有意差が認められたが,形容詞・比喩間で有意差は認められなかった。上腕二頭筋平均振幅においては,「綱引き」「ダンベル」間で有意差が認められた(p<0.05)。【結論】治療意図による言語の使い分けの必要性が示唆された。また適切な比喩的表現は牽引側,受け手側,両者にとって最も統一した筋収縮活動を起こした。このことから,運動指導を担う理学療法士には他者と共有しうる多彩な比喩表現の必要性が示唆された。
著者
布施 綾太 阿部 新助 柳澤 正久 長谷川 直 Fuse Ryota Abe Shinsuke Yanagisawa Masahisa Hasegawa Sunao
出版者
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)
雑誌
平成30年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム 講演集 = Proceedings of 2019 Symposium on Laboratory Experiment for Space Science
巻号頁・発行日
2019-02

平成30年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム (2019年2月28日-3月1日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)相模原キャンパス), 相模原市, 神奈川県