著者
高橋 康明
出版者
一般社団法人 日本食品工学会
雑誌
日本食品工学会誌 (ISSN:13457942)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.171-175, 2015-06-15 (Released:2015-11-16)
参考文献数
4
被引用文献数
1
著者
平野 陽子 古俵 孝明 五十嵐 敏明 松嶋 あづさ 川道 美里 小島 慶之 高橋 翠 松井 友里恵 渡瀬 友貴 山下 慎司 宇野 美雪 上谷 幸男 渡辺 享平 矢野 良一 塚本 仁 中村 敏明 岩崎 博道
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.43, no.9, pp.502-508, 2017-09-10 (Released:2018-09-10)
参考文献数
9
被引用文献数
2

In February 2015, we introduced a drug verification and quantity management system using personal digital assistants and medicine barcodes to prevent dispensing errors. We evaluated the effect of this system by comparing the number of dispensing errors and incident cases for one year before and after the introduction. The time required for dispensing was prolonged from about 28.4 seconds to 37.3 seconds per drug, about 1.3 times. The number of dispensing errors for one year before and after system introduction significantly decreased from 33.8 ± 4.7 per month to 5.8 ± 0.8 per month (P < 0.01). In addition, the number of incidents significantly decreased from 6.0 ± 0.9 per month to 3.2 ± 0.5 per month (P = 0.02). The system seems to be useful as a tool of medical safety measures because it significantly lowers the number of dispensing errors and incidents.
著者
久間 英樹 高橋 勇作 福岡 久雄 玄行 照朗 皆尾 登志美
出版者
日本笑い学会
雑誌
笑い学研究 (ISSN:21894132)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.50-60, 2010-07-10 (Released:2017-07-21)

本研究の目的は、ホビーロボットを用いて人と人とのコミュニケーションのきっかけをつくり、その後のコミュニケーションの円滑化を図ることである。これまで、ホビーロボットに必要な要素として音声操作型で動きに「振る」動作が含まれる方が面白いと感じることがわかった。本報告ではこれらの要素を含むホビーロボットを実際の高齢者介護現場で、コミュニケーションのきっかけつくりに応用可能か検討をおこなった。その際「面白さ」の評価方法として、市販されている顔の表情から「笑顔度」を推定する非接触型リアルタイム笑顔度検出センサ「スマイルスキャン」を用いた。その結果、ロボット操作中の笑顔度検出センサ最大値の平均は約71%であった。また同時に実施した第3者による主観評価でも笑顔度は5段階で4.71であった。このことは、介護を必要としている高齢者に対しても本ホビーロボットは「笑いを誘い」その結果としてコミュニケーションが向上する可能性があることを示唆している。また「笑い」の定量的評価方法として笑顔度検出センサを用いることの有用性も確認できた。
著者
石山 哲 鶴田 耕二 武市 智志 高橋 慶一 森 雅江 今村 顕史 菅沼 明彦 味澤 篤 根岸 昌功
出版者
一般社団法人 日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.135-140, 2008
被引用文献数
5

症例は37歳同性愛の男性で, 2002年3月下旬, 腹痛, 下痢を主訴に前医を受診, 小潰瘍を主体とした非特異的大腸炎と多発性肝膿瘍を認め, 赤痢アメーバ症が臨床的に強く疑われ, メトロニダゾールにて治療されていた. Human immunodeficiency virus (以下, HIV) 抗体陽性が判明したため, 4月初旬当院感染症科緊急入院, CD4陽性リンパ球数が224/ulとHIVによる低免疫状態が疑われた. 入院翌日, 右下腹部痛の急性増悪あり緊急CTにて遊離ガス像と多量の腹水を認めアメーバ性大腸炎の穿孔と診断し緊急手術を施行した. 穿孔部位は盲腸で, 穿孔部を利用した人工肛門造設術を施行した. 肝膿瘍は保存的に治療し, 1年後に人工肛門を閉鎖した.近年アメーバ性大腸炎, HIV感染とも増加傾向にあり, これらを念頭においた早期診断および治療が劇症化の阻止と救命に重要であると考えられた

1 0 0 0 OA 写真学

著者
高橋司 著
出版者
大阪写真学院出版部
巻号頁・発行日
vol.下巻, 1926

1 0 0 0 OA 写真学

著者
高橋司 著
出版者
大阪写真学院出版部
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1926
著者
高橋 重美
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.26-37, 2007-02-10 (Released:2017-08-01)

少女小説批評は、長らく『花物語』の美文の「抒情性」を少女の本質に由来する特質としてきたが、近年の研究は抒情が少女の占有物ではなく、同時代の文学ヒエラルヒーの中で広く共有された感性であったことを明らかにした。本稿はそれを踏まえた上で、少女の抒情がどのように別枠化されていったかを、少女フィクション形成時の、規範が物語として構成される過程に注目して分析し、近代少女表象の根本的な逆説性について考える。
著者
坂本 公一 高橋 忠雄 吉田 欣也 車田 頼義 角田 元成
出版者
日本家畜臨床学会
雑誌
東北家畜臨床研究会誌 (ISSN:09167579)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.36-40, 1991-08-20 (Released:2009-04-22)
参考文献数
8

臨床症状から第四胃食滞と診断された10例の子牛について、臨床的観察を行うとともに、診断および治療について観察した。その結果、発症子牛は何れも黒毛和種の哺乳子牛で、発症日令は18~158日、平均48日であった。初診時の症状は、何れも水様便であったが、下痢症に対する治療法に反応せず次第に衰弱し、哺乳欲の低下、腹囲の膨大、第四胃部の拍水音および排便量の著しい減少が認められた。No.1からNo.3の3頭には、第6病日以後も内科的対症療法を継続したが、平均19日の経過でいずれも死亡した。No.4、No.5の2頭には第6病日以後、第四胃切開術を実施し、No.6からNo.10の5頭には第四胃内容の攪拌を目的とした腹部のマッサージを実施した結果、いずれも処置の翌日、多量の便または正常便の排出と供に一般症状の改善がみられ治癒した。死亡したNo.1とNo.2の幽門部には潰瘍がみられ、その隆起によって幽門部が狭窄しており、No.3の幽門は毛球によって閉塞していた。また手術を実施したNo.4とNo.5の第四胃内には未消化の植物線維が堆積していた。以上のことから子牛の臨床症状として、腹囲膨病、第四胃拍水音および排便量の著しい減少などがみられた場合は、第四胃マッサージあるいは、第四胃切開術は第胃食滞の治療に効果のあることが認められた。
著者
中村 友香 藤澤 憲 中西 裕子 西林 佳人 守谷 安津蓉 小河 理恵子 髙橋 真一郎 亀井 有美 高橋 眞琴 Yuka NAKAMURA Ken FUJISAWA Yuko NAKANISHI Yoshito NISHIBAYASHI Atsuyo MORIYA Rieko OGAWA Shinichiro TAKAHASHI Yumi KAMEI Makoto TAKAHASHI
出版者
鳴門教育大学地域連携センター
雑誌
鳴門教育大学学校教育研究紀要 = Bulletin of Center for Collaboration in Community Naruto University of Education (ISSN:18806864)
巻号頁・発行日
no.35, pp.29-38, 2021-02

新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)の対応に際して,緊急事態宣言発出後,筆者らが関与する教育関係,福祉関係,医療関係の最前線での実践現場においては,これまでの実践内容にない対応を求められた。本論文では,筆者らが関与している教育関係,福祉関係,医療関係の最前線での実践現場についての現状と課題を把握していくことを目的とした。現状として,実践現場での感染症予防対策以外にも教材作成や労務上の対応が求められており,課題として,児童・生徒,利用者の心のケアや実践者自身のバーンアウトへの対応必要性も示唆された。

1 0 0 0 森鴎外

著者
高橋義孝 著
出版者
雄山閣
巻号頁・発行日
1948
著者
高橋 利之
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.42, no.5, pp.688, 2010 (Released:2012-02-17)
参考文献数
3
著者
岡本 保 高橋 邦夫 大枝 真一 大澤 寛 小林 智 岡部 憲幸 吉屋 重和 原田 誠 朝倉 健二 石井 弘允
出版者
一般社団法人 照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.98, no.12, pp.622-625, 2014-12-01 (Released:2019-10-05)

In the saury fishing, incandescent lamps are usually used for a fishing light. However, there are problems of the conventional fishing lights using incandescent lamps . First, electric power consumption is large. And the incandescent lamps are very inefficient, because much infrared light is included. Furthermore, life time is short and there is a problem of a lot of heat generation. Therefore, we attempted the development of highly efficient fishing lights using LEDs for saury fishing. We designed the combination of various LEDs for a fishing light, based on the spectral luminous efficacy of a Pacific saury. We performed the saury-fishing experiments by using the LED fishing lights, and comparable catch of Pacific saury was achieved by approximately 55% electric power by using both LED poles and incandescent lamp poles. Moreover, we attempted the development of LED fishing lights for squid, and it was found that comparable catch was achieved by lower electric power than that of conventional fishing lights.
著者
伊藤 和也 高橋 弘樹 堀 智仁
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F6(安全問題)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.I_43-I_51, 2017
被引用文献数
2

東日本大震災では,津波による被害が広範囲に及び復旧・復興工事量は多く,労働者不足や資材価格の高騰などの問題が顕在化している.このような中,建設業の経験が無い新規参入者が建設業に従事して被災する事例も報告されており,平成23年~25年に発生した建設業での死傷者数819人のうち約1/4の193人が新規参入者による被災であった.そのため,新規参入者等への安全衛生教育の充実等を図る必要がある.本報では,新規参入者等への安全衛生教育ツールとして労働災害事例を「漫画化」した教育ツールの有効性に関して,建設業の労働安全衛生教育を実施している現役講師へのアンケート調査を実施した.その結果,災害事例の漫画化に対して分かりやすいと評価が高かった.一方で,安全衛生教育のツールとしては教育目的としての災害事例を選定が必要があることが示された.