1 0 0 0 OA 露西亜事情

出版者
露西亜通信社
巻号頁・発行日
vol.第158輯 (反サウェート戦争準備に就て), 1931
著者
福田 恵津子 山本 真千子 玉腰 久美子 斉藤 由美子 赤松 曙子 高橋 宣光 飯沼 宏之 加藤 和三
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
健康医学 (ISSN:09140328)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.99-103, 1999

人間ドック受診者におけるトレッドミル運動負荷試験施行例の5年間経過観察例について検討した。初回から陽性のまま変化しなかった例,経過中陽性に変化した例,初回から陰性のまま変化しなかった例の3群に分類した。虚血性心疾患発症の有無については,アンケート調査例も含め検討した。上記の3群については虚血性心疾患の発症は見られなかったが,アンケート調査例の中で,発症の回答が3例に見られた。
著者
ギブズ W. W.
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.100-103, 2007-02

スペース・インベーダーの白黒画面と対峙して青春を無駄に費やしてきた私たちの世代が今日のコンピューターゲームを見ると,あまりの違いに呆然としてしまう。稚拙なピクセル画で描かれていたサルの「ドンキー・コング」も,驚くほど緻密な3次元のキング・コングに進化した。
著者
庭野 賀津子
出版者
東北福祉大学教育・教職センター特別支援教育研究室
雑誌
東北福祉大学教育・教職センター特別支援教育研究年報 (ISSN:21850275)
巻号頁・発行日
no.13, pp.97-106, 2021-03-31

神経発達症には何らかの脳機能障害があると考えられている。近年、さまざまな脳機能画像計測法が開発されており、医学的診断の目的だけではなく、脳科学や生理心理学の研究にも応用されるようになってきた。そのため、脳機能計測を用いた神経発達症の神経基盤を解明する研究がこれまでに多くなされてきている。しかし、脳機能計測によって得られた神経発達症の脳科学的知見が特別支援教育の現場に活かされる機会は少ない。そこで、本稿では神経発達症の中でも特に注意欠如・多動症(ADHD)に焦点をあて、近年の脳科学におけるADHD の研究成果を紹介し、ADHD の理解と支援に脳科学の知見をどう活かしていくか、その可能性を検討する。
著者
中山 新也
出版者
千葉大学大学院人文公共学府
雑誌
千葉大学人文公共学研究論集 = Journal of studies on humanities and public affairs of Chiba University (ISSN:24332291)
巻号頁・発行日
no.42, pp.17-34, 2021-03

[要約]大岡昇平『レイテ戦記』は〈準歴史書〉として扱われ、レイテ戦について書いた作品だとされてきた。しかし作中の記述をそのまま受け止めると、本作は語り手「私」による自分語りに他ならない。「私」は資料を読み、戦闘経過を共に知り、その中で「よく戦った兵」を「発見」する。本作が〈準歴史書〉として扱われてきたのは、レイテ戦の生の情報に接したいという読者の欲望を利用し、戦闘経過の解説において「私」が語るという事実が背景化されるように、「私」が隠蔽されていたからである。このように語られた「私」が何を意味するかについては、作品外の大岡の発言を追うことで明らかになる。すなわち、大岡自身が資料を読み、「尊敬」すべき「よく戦った兵」を「発見」したとしており、従って本作はレイテ戦の「事実」ではなく、大岡の体験の「事実」を、「私」が語る一人称の小説として〈創作〉したものに他ならないのである。

1 0 0 0 OA 独学露語入門

著者
北尾政吉 著
出版者
北尾政吉
巻号頁・発行日
1913
著者
石田 真也 井上 昂治 中村 静 高梨 克也 河原 達也
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.239-240, 2017-03-16

本稿では,傾聴対話システムにおける多様な応答の種類の選択や内容について述べる.近年,人間がロボットやエージェントと対話する機会が増えており,その中でも人間と自然な雑談を行えるシステムの研究が盛んである.本研究では,より自然な傾聴対話システムを構築するため,音声状態のユーザの発話を入力として,それに対する「掘り下げ質問」,「繰り返し応答」,「語彙的応答」,「自分語り」,「評価応答」の全ての応答を生成し,そのうちから文脈や先行発話の特徴を基に,統計的に適切な応答を1つ選択し,出力するシステムを提案する.
著者
俵山 雄司
出版者
日本語教育方法研究会
雑誌
日本語教育方法研究会誌 (ISSN:18813968)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.50-51, 2017

We conducted a writing activity involving an interview-based report for further communication among students and not for academic or practical purpose. The activity included the following steps: read an interview-based article as a model, choose a theme on which one would like to be interviewed, interview each other, write the first draft of the report, check the interviewee's draft, get comments from other students, and prepare the final report. After the class, in a questionnaire, some students mentioned that they better understood their classmates and enjoyed the activity because they could choose the themes. Moreover, in their reports, the students adopted some expressions of quotation and the writing style of the model article.
著者
徳増 智 加藤 正弘 矢野 文香
出版者
日本育種学会
雑誌
育種学雑誌 (ISSN:05363683)
巻号頁・発行日
vol.24, no.6, pp.269-276, 1974
被引用文献数
3 2

(1)Pelargonium属植物の栽培種は観賞用および香料用に用いられているが,一般に不稔性が高く,種間交雑は困難である。本論文ではPelargoniumの数種を用いて相互に交雑を行ない,鐙光顕微鏡を用いて雌蕊における花粉管の行動を観察し,また結莢,結実の状態を調査しその結果から種間の交雑親和関係を推定した。(2)用いた材料はゼラニウム P.hortorumの2倍体(2n=18)と4倍体(2n=36)各1品種,ペラルゴニウム P.domesticum(2n=44)2品種,アイビーゼラニウム P.peltatum(2n=18)1品種,匂いゼラニウムのうち P.crispum(2n=22)3品種,P.quercifolium(2n=44)1品種,ブルボン P.roseumの2倍体(2n=77),3倍体(2n=115)および4倍体(2n=154)である。(3)交配の結果との組合せにおいても花粉は柱頭上でよく発芽した。発芽した花粉管は多くの組合せで柱頭または花柱組織内に侵入し,あるものはそこで伸長を停止した。また自家受粉,同一種内の品種問交配,および匂いゼラニウム内の種間交配では花粉管は子房に侵入した。花粉管が子房に到達したもののなかで多くのものが結莢したが,種子の得られたのは P.crispum の3品種間交配のほかは自家受粉によるもののみであった。
著者
霧生 トシ子
雑誌
尚美学園大学芸術情報学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Informatics for Arts, Shobi University (ISSN:13471023)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.129-144, 2004-03-31

1930年-40年から発展した様式を持ち、インプロビゼーション(improvisation)を主体とした極めて高いレベルを持ったビ・バップはジャズを集約しているものと考える。ジャズの歴史の背景に沿って、その永遠性、現代性にていて社会的考察をしてみる。
著者
島岡 まな
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

いわゆる矯正困難者に対する効果的な刑事制裁について、フランス刑事法の状況を調査した。フランスでは2002年以降のサルコジ内相、2007~2012年のサルコジ大統領の下で数多くの治安維持立法、再犯防止立法がなされた。それに基づく刑事政策を性犯罪、薬物犯罪者などについて調査したが、前者に関する電子監視や矯正プログラムも中途半端に終わっており、2012年のオランド政権誕生による政権交代後は、厳罰化も再犯防止には逆効果であると評価され始めている。薬物犯罪者に対する治療命令は一定程度効果をあげている。高齢犯罪者については、刑務所を避ける人道的政策が行われており、日本も見習うべきだと思われる。