著者
久保 敬雄 安藤 喜一
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.231-237, 1989-11-25 (Released:2009-02-12)
参考文献数
13
被引用文献数
4 3

広食性昆虫ウリハムシモドキにシロツメクサ,セイヨウタンポポ,エゾノギシギシおよびカモガヤを与えて食物選択実験を行い,次の結果を得た。1) 幼虫・成虫は,ともに放された場所から任意の方向に移動し,食草に対して定位運動は示さなかった。2) ふ化幼虫は食草の種類にかかわらず,最初に到達したものに定着し摂食する傾向が強い。3) 2齢以後は発育が進むにつれて到達した食草が好適でない場合には,他の食草に移動するようになった。4) 3齢幼虫や成虫の食草選好度を食痕から判定すると,セイヨウタンポポ,シロツメクサ,エゾノギシギシの順となり,カモガヤは全く摂食されなかった。5) どの食草でもふ化から羽化まで発育できたが,選好度の高い食草で飼育したときほど,発育が早く,羽化率が高く,成虫の体重が重かった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1096, pp.50-55, 2001-06-18

「世界で現在の4000店超を2万店まで拡大する」と打ち出しているだけではない。ハワード・シュルツ会長は「欧州、南米を攻略した後、10年以内にはロシア進出も射程内に入っている」との将来構想も明かした。 「グルメコーヒー」という新しいビジネススタイルを提示したスターバックス。強さの本質は、強気の立地戦略とブランド価値維持への徹底したこだわりにある。
著者
安江 仁孝
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
pp.1-151, 2019

早大学位記番号:新8361
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1454, pp.36-40, 2008-08-25

8月8日に開幕した北京オリンピック。豪華な演出を随所に施した開会式は世界の度肝を抜いた。 その印象的なシーンの1つが元体操選手で聖火リレーの最終走者となった李寧氏のパフォーマンスだ。空中に吊り下げられながらメーンスタジアム「鳥の巣(国家体育場)」の吹き抜け空間を走り抜ける。
著者
高橋 卓也 内田 由紀子 石橋 弘之 奥田 昇
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会誌 (ISSN:13498509)
巻号頁・発行日
vol.103, no.2, pp.122-133, 2021-04-01 (Released:2021-06-26)
参考文献数
48
被引用文献数
3

森林に関わる主観的幸福度を測定し,得られた結果とその要因について検討した。滋賀県野洲川上流域を対象として,2018年に一般世帯を対象とするアンケート調査を実施した。因子分析の結果を踏まえ,森林に関する幸福度を満足度,充実感,プラスの感情,マイナスの感情の4種類に分類し,森林との関わりについての説明変数等による回帰分析を行った。農業,林業への従事は森林充実感と,個人所有林およびボランティアでの森林管理は森林満足度や充実感と正の相関が見られた。一方,地元の山の森林管理はプラスの感情と負の相関を示した。居住地域の森林比率と幸福度との間の相関は特定できなかった。森林所有は4種類すべての森林幸福度と負の関係が見られたが,これは森林の資産価値が低下し,森林管理の負担感が大きくなっていることを示すものと推測される。森林資源の量的な再生がある程度達成され,質的な面での改善が求められている日本の現状において,個々人が森林とどのように関わり,個人およびコミュニティの幸福度をいかに促進するか検討する上で,森林幸福度の構造的な(種類別の)把握が政策課題としても必要とされることを論じる。
著者
栗原 久
出版者
信州大学教育学部
雑誌
信州大学教育学部紀要 (ISSN:03737381)
巻号頁・発行日
no.112, pp.13-23, 2004-08

信州大学教育学部紀要 112:13-23(2004)
著者
下井 信浩
出版者
The Society of Instrument and Control Engineers
雑誌
計測自動制御学会論文集 (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.37, no.6, pp.577-583, 2001-06-30 (Released:2009-03-27)
参考文献数
14
被引用文献数
3 2

This paper is about humanitarian demining activities on anti-personnel mines, such as the problems face during mines detecting and the difficulties of conducting such activities. In present time, there are about 80 million of unmanaged ant-ipersonnel mines left in conflict ended countries throughout in the world. As result, many noncombatants die during peacetime due to the mines and a great amount of moneys is spent on mines management. Through this paper, we suggest some technical solutions on this problem.
著者
伊藤 穣一 浅川 直輝
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1059, pp.79-81, 2011-06-27

2011年4月25日に明らかになった、「デジタルガレージ共同創業者の伊藤穣一氏がMIT Media Labの4代目所長に就任」というニュースは、二つの意味で驚きをもって迎えられた。一つは、伊藤氏が研究者としての学位を持たない人物であること。