2 0 0 0 禪宗

出版者
禅定窟
巻号頁・発行日
1894
著者
Tanaka Yukari Fukushima Hirokata Okanoya Kazuo Myowa-Yamakoshi Masako
出版者
Nature Publishing Group
雑誌
Scientific reports (ISSN:20452322)
巻号頁・発行日
vol.4, 2014-10-17
被引用文献数
4

「子どもが育つ、親も育つ」-養育経験が脳の働きに与える影響-. 京都大学プレスリリース. 2014-10-20.
著者
Shintaro Akiyama Tsunao Imamura Tetsuo Tamura Yuko Koizumi Rikako Koyama Kazuo Takeuchi Goro Watanabe
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
Internal Medicine (ISSN:09182918)
巻号頁・発行日
vol.53, no.21, pp.2489-2492, 2014 (Released:2014-11-01)
参考文献数
9
被引用文献数
2 7

Ursodeoxycholic acid (UDCA) is often used to treat cholesterol gallstones. UDCA makes cholesterol stones soluble, thereby improving biliary emptying. Conversely, however, UDCA can also form stones via an unknown mechanism, as shown in a few previous reports of cholangitis caused by the formation of UDCA stones in the common bile duct (CBD). We herein report four cases of recurrent cholangitis resulting from UDCA stones. The withdrawal of UDCA administration was highly effective in these patients. The details of these four cases suggest that clinicians must rethink the indications for UDCA treatment in cases in which cholangitis caused by CBD stones frequently recurs over a short period of time.
著者
河本 光平 坂口 麻理子 島野 卓史 宮本 真 馬場 奨 高田 洋平 濱田 聡子 河内 理咲 尹 泰貴 林 佑伊子 朝子 幹也 友田 幸一
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.59, no.6, pp.260-274, 2013-11-01 (Released:2014-11-01)
参考文献数
26

スギ花粉症の患者に対して第 2 世代抗ヒスタミン薬を問診表を用いて選択させた報告では患者満足度はのきなみ高く、患者参加型医療は満足度を向上させ、ひいてはアドヒアランス向上につながることを示唆している。今回われわれは、スギ花粉症の診断から薬剤選択までの作業に患者が参加できるような問診表を作成し、2011 年のスギ花粉症に対して使用し、アンケート調査も行った。実際に鼻アレルギー診療ガイドラインどおりに薬剤が処方されたのは約 55%の患者であった。41.2%の患者はガイドラインの重症度分類を認知しており、35.3%の患者は重症度に応じて推奨薬剤が異なることを知っていた。 64.7%の患者は自分で薬剤を選択できてよかったとした。総合的な満足度では「やや満足」、「満足」以上で 100%という評価であり、このような薬剤自己選択式問診表はスギ花粉症患者の満足度を向上できることが示唆された。
著者
横森 大輔
出版者
名古屋大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2012

採用第2年目である平成25年度は、前年度に続いて会話データの整備と拡充および会話分析の手法を用いた文法研究のフレームワークの精緻化を進めつつ、ケーススタディを実施した。まず、既に収録していたデータに加え、合計およそ4時間分の日本語会話を新たに収録し、既存のデータと新規データのいずれについても書き起こしを行った。また、日本認知言語学会第14回大会ワークショップ「会話の中の文法と認知―相互行為言語学のアプローチ―」(9月)、第8回話しことばの言語学ワークショップ企画セッション「インタビュー・データを読み解く : ナラティブ分析、言語人類学、相互行為言語学の観点から」(12月)、公開シンポジウム「ことば・認知・インタラクション2」(2月)といった研究集会での登壇や米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校での11日間の滞在(2月)などの活動を通じて、会話分析の手法を用いた文法研究のフレームワークの精緻化を行った。ケーススタディとしては、大きく分けて4稚類の現象に関わる研究を行った。・事例研究(1) : 「の」でマークされたwh疑問文(例 : 「迎えはどうするの」)・事例研究(2) : 副詞節の後置(例 : 「よっしタガリン今からおもろいこと言え。今からオンやから」)・事例研究(3) : 副詞「やっぱ(り)」(例 : 「気になる? やっぱり」)・事例研究(4) : 英語発話からみる日本語話者の文構築ストラテジーいずれも文の末尾位置において観察される様々な言語現象について、実際の会話(および様々な言語的相互行為)の録音・録画データの観察に基づき、参与者たちがどのように言語的プラクティスを利用しているかあるいは構築しているか検討し、それぞれの研究成果を学会等で報告した。
著者
Shigetsugu Tsuji Atsushi Nohara Yoshiaki Hayashi Isao Yoshida Rie Oka Tadashi Moriuchi Tomomi Hagishita Susumu Miyamoto Ayako Suzuki Toshihide Okada Masakazu Yamagishi
出版者
一般社団法人 日本動脈硬化学会
雑誌
Journal of Atherosclerosis and Thrombosis (ISSN:13403478)
巻号頁・発行日
pp.25825, (Released:2014-10-23)
参考文献数
42

Aim: The role of gastrectomy in glycemic control has been established in the current era of bariatric surgery for obesity. Gastrectomy in obese patients is associated with increased levels of high-density lipoprotein cholesterol (HDL-C). However, limited data on the effects of gastrectomy in nonobese patients are available. We herein investigated the long-term plasma lipid changes in nonobese patients who had undergone gastrectomy. Methods: Patients were enrolled as part of routine healthcare examinations from 1984 to 2003. Preoperative and postoperative data from patients who had undergone curative gastrectomy were analyzed for up to 10 years postoperatively. Three age- and sex-matched controls were assigned to each case. Results: Sixty-four nonobese patients without diabetes mellitus or a history of having taken lipidlowering drugs who underwent curative gastrectomy during the study period were enrolled (60 subtotal gastrectomies, four total gastrectomies). The median follow-up period was 7.6 years. The mean body mass index was 9.6% lower one year after gastrectomy (p<0.01), then plateaued with a slight recovery. Intriguingly, the preoperative HDL-C level was 21% higher one year after gastrectomy (p<0.01), increased by another 30% six years after gastrectomy and remained at this level for the rest of the follow-up period. No significant changes in the HDL-C level were observed in the controls. The degree of HDL-C elevation was consistently significant, irrespective of the baseline triglyceride level, HDL-C level or body weight. Conclusions: Gastrectomy in nonobese patients was associated with consistent and distinct long-term HDL-C elevations and body mass index reductions.
著者
大久保 智哉
出版者
独立行政法人大学入試センター
雑誌
若手研究(A)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では,大学入試センター試験などの大規模試験において新しい試験運用方式を検討するために,タブレット端末と統計理論を利用したテスト・システムの実験的運用がおこなわれた.本研究の成果として,情報端末を用いることで広がる新たな出題形式について成果を得た.さらには,試験問題を作成し問題データベースを構築した上で,実際にタブレット端末を用いて試験実施がおこなわれた.タブレット端末を試験用に管理するためのシステムについても検討が重ねられ,大規模試験における情報端末の効率的運用のために多くの知見が得られた.
著者
樋口 匡貴 中村 菜々子
出版者
上智大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

コンドームの適切な使用を阻害する羞恥感情を低減するための介入プログラムについて,購入状況と使用・使用交渉状況に大別して検討を行った。購入時に関する検討の結果,インターネット上でVTRを閲覧させる介入プログラムの羞恥感情低減効果およびコンドーム購入の自己効力感の増加効果が確認された。また使用・使用交渉時に関する検討の結果,ウェブサイトでのインタラクティブな介入プログラムの羞恥感情低減効果が確認された。
著者
細川 友秀
出版者
京都教育大学
雑誌
京都教育大学環境教育研究年報 (ISSN:09193766)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.85-95, 2000-03-31
被引用文献数
1

大学の主要な役割は学生教育と各専門分野の研究である。しかし,現在の社会では,これらに加えて地域社会に向けて開かれた大学としての役割が求められ,社会人向けの公開講座の開講や児童・生徒向けの野外講座・科学講座の開講,インターネットによるさまざまな情報発信など多くの企画がなされている。我々の研究室でもこのような要求に応えるため,1997年の大学祭(藤陵祭)で研究室の4回生の卒業研究の一部を展示する企画を実行した。この企画の目的は次の3つであった。すなわち,1)主に地域の小中学生対象に,4回生の卒業研究の一部を平易にプレゼンテーションすることで地域社会へのはたらきかけとする,2)この企画を通じて卒業研究生が専門分野の研究内容を理解し,その内容について一般向けのプレゼンテーションと教材化のトレーニングをする,3)大学祭(藤陵祭)を教育大学としての特色あるアカデミックな地域社会との交流の機会として利用しつつ,大学祭への各研究室からの参加を促し,学問的な企画を増して大学祭を充実させる,の3つであった。この卒業研究の展示会場には,地域の小学生とその親を中心として200人以上が来場した。来場者のアンケートの回答のなかには,この企画を積極的に評価する意見が見られ,また,会場での会話の中で,もっとこのような企画を行ってほしいとの要望などもいくつか出された。展示を準備する4回生には,研究の動機,背景,実験結果を分かりやすく説明するように指示した。テーマによっては,現代の文明社会に生活する我々の生活環境と健康との関係に注意を向け,4回生自身への環境教育と小中学生への環境教育につながるように意図して展示の準備をするように簡単に指示した。しかし,多くは4回生の自主性と創意工夫によって,しっかりとしたプレゼンテーションが準備されて実行された。これらのことから,1997年の藤陵祭における展示は上記3つの目的をほぼ達成して成功であった。1997年の結果と反省をふまえて,1998年もその年度の4回生の卒業研究を紹介する展示を藤陵祭で行った。上記3つの目的に加えて,この企画を毎年継続することによって企画の効果の浸透・定着をめざした。1998年の卒業研究のテーマは,「様々な運動がマウスの免疫機能に及ぼす影響」,「緑茶成分の消化管免疫系の機能に及ぼす影響に関する研究」,「残留農薬による免疫系への影響に関する研究」,「内分泌撹乱化学物質の母胎への作用が胎仔の免疫系形成に及ぼす影響」,「ノルアドレナリンによるマウスのマクロファージの機能の制御に関する研究」,「オーラルトレランスの誘導に及ぼすエンドトキシンの影響に関する研究」であり,これらを融合した内容で研究室の院生も加わって,研究の動機,背景,実験結果などを紹介する展示を準備した。特に,免疫系の構成と機能の基本的な内容の説明,アレルギー反応の仕組みと原因の平易な説明,運動とストレスや緑茶の飲用を具体例とした生活習慣と免疫機能の関係についての解説,を展示の柱とした。さらに,残留農薬や内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)が身近な生活環境にあり我々が無意識のうちに摂取する可能性,それらが免疫系の形成過程と免疫機能に影響を及ぼす可能性について分かりやすい説明を準備するように卒業研究生に求めた。展示の準備と実施に際して,これらの課題を達成することで1997年度につづいて卒業研究生自身の環境意識を高め,小中学生の環境教育につながるように意図した。この企画には前年と同様に,地域の小中学生とその親を中心として多数の参加を得ることができた。参加者には簡単なアンケートに答えてもらい,展示の感想,評価,研究室への要望を聞いた。前年同様,親の回答の中にこの企画を積極的に評価する意見がいくつかあり,「この企画を毎年続けてほしい」,「来年も子供を連れてくる」,「来年は子供も連れてくる」などのコメントが見られた。しかし,小中学生の回答は,2,3人を除いてしっかり書いたものがほとんどなく,大学の卒業研究を地域の小中学生向けにやさしくプレゼンテーションするという目的がどの程度達成されたか評価することが困難であった。そのため,アンケートの内容を工夫し記入の説明の仕方をていねいにする必要があることがわかった。全体的には,卒業研究生の自主性と創意工夫によってしっかりプレゼンテーションが準備されて実行されたので,他の2つの目的については達成されたと評価できる。今後の課題としては,小学生,中学生,高校生,社会人のそれぞれに照準を合わせた展示をしっかり準備して,第一の目的を達成することである。また,このような活動の継続により,少しでも生徒の「理科離れ」を改善するのに役立つならば幸いである。
著者
茎津 智子 井上 由紀子 岩本 喜久子 田中 さおり
出版者
天使大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

死別した子どもを持つ親の語りの分析では、子どもは死別した人との新たな関係を構築するプロセスとして家庭内の仏壇の存在や墓参りなどが、わが国においては重要な役割を担っていることが示唆された。一方で看護職への調査では普段から子どもに関わる現場の看護職か否かに関わらず、家族と死別する子どもへの関わりに戸惑いや難しさを感じており、子どもの死の理解や子どもと死の問題を語ることの意味を考える機会がないことが背景にあった。また、小中学校教員への子どものグリーフに関する研修会への参加者が少なさからも、子どものグリーフに関して理解や関心が十分でない実態がみえてきた。以上から子どもと死の問題に関する学習会や事例検討を積極的に展開する必要があることが示唆された。
著者
伊達 萬里子 樫塚 正一 田嶋 恭江 田中 美紀 三村 寛一
出版者
武庫川女子大学
雑誌
武庫川女子大学紀要 人文・社会科学編 (ISSN:09163115)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.29-37, 2003

Athletes strive to achieve peak performance in competition. They work to become more competitive through training and various means in their daily lives. Hard training, however, may negatively affect their physical condition. For example, at present, setbacks and injuries occur easily, and athletes must work hard to make a quick recovery. Recently many athletes are making an effort to incorporate physical means in order to improve, even by a little, their physical conditioning. The conventional approach was to reduce pain and return their original conditioning. Recently, however, the incorporation of such physical means for the purpose of improving athletic performance has become mainstream. Examples of physical means include items used by laymen as health products in addition to minerals such as titanium, tourmaline, and germanium. Germanium has the effect of increasing our natural ability to heal ourselves. Titanium in particular is considered capable of strengthening not only one's ability to heal but also athletic performance. Titanium alloys are employed in various fields, and in competitive sports, titanium carbonate is widely used as a means to improve athletic performance and reduce pain. Titanium carbonate is said to adjust biological current within the body and produce a relaxing effect. It also improves circulation, and as a result, it stimulates metabolism and is said to eliminate fatigue. Sports athletes in our university did not experience any effects upon use, and thus the effects of titanium carbonate are questionable. Accordingly, the present research examines the psychological and physical effects of titanium. First, does it improve athletic performance? Secondly, titanium's reliability and its relation to athletic performance are made clear. Our results demonstrate that in the highly reliable group titanium was received favorably and contributed to improving athletic performance.
著者
中井 和子 角 幸博 小澤 丈夫 石本 正明
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.16, no.33, pp.747-752, 2010
被引用文献数
1 2

After Kaitakushi period, Dairy barn with gambrel roof was transplanted in Hokkaido from USA. There are many Farmers' Bulletins by U.S. Department of Agriculture in Hokkaido University Library and in National Agricultural Research Center for Hokkaido Region, which presented the Dairy barn with gambrel roof. And also, there are some books that presented the construction and the ventilation for Dairy barn with gambrel roof. Those books for farm building from USA and USDA Farmers' Bulletins were referred for the introduction of Dairy barn with gambrel roof.
著者
高久 雅生
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.48-53, 2014-02-01

15年間にわたるオープンソース運動を振り返りながら,図書館サービスとの接点,オープンソースソフトウェアの利用事例を紹介する。図書館サービスにおけるオープンソースソフトウェアの例として,図書館管理システム,機関リポジトリ,次世代OPACといつた分野を取り上げ,国内及び海外の事例を紹介する。近年の図書館サービスの文脈におけるオープンソースソフトウェアの課題として,クラウドコンピューティングの進展やオープンデータ,人材育成などの観点から考察し,今後の課題を述べる。
著者
的場 直人 吉田 進
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.78, no.3, pp.93-101, 1995-03-25
参考文献数
7
被引用文献数
21

移動通信のマルチメディア化に伴い,今後フェージング通信路における画像伝送がますます重要となる.本論文では,画像符号化と通信路符号化の両者を統合した,より高能率の符号化に関して考察を行う.具体的には画像符号化にJPEGプログレッシブ方式を用い,通信路誤りが画質に与える影響の大小に応じて,DCT変換係数やそのビットプレーンをグループ分割し,不均等な通信路符号化レート割当てを行う,階層的画像伝送を提案する.そしてこの方式について計算機シミュレーションにより評価,検討を行う.その結果,均等に通信路符号化レートを割り当てる方式に比べ再生画像の劣化を抑えることが可能であることを明らかにする.