著者
衣笠
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
no.319, pp.946-948, 1908-09-26
著者
臼田 裕 出澤 正徳
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.27, no.23, pp.21-24, 2003-03-20

人間が,情報システムを使用する場合,何を行いたいのかその目的と意図を情報システムに的確に入力・指示する必要がある.一方,情報システムは入力・指示された情報から人間の目的と意図を誤りなく推測し,それに応じた操作,処理を行い,その結果を人間に理解しやすい形態で提示する必要がある.この人間と情報システム間の柔軟かつ円滑なコミュニケーション方法として,今回,情報システムにおける図形コードを用いた紙インターフェイスを提案する.
著者
高野 敦子 池奥 渉太 北村 泰彦
出版者
The Japanese Society for Artificial Intelligence
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.322-332, 2009
被引用文献数
3 2

Recently, the role of reputation information in on-line discussion groups and review sites has received much attention, and that has spurred a great deal of research on sentiment analysis of web documents. It is well known that collecting sentiment expressions, which tend to be domain-dependent, is useful for sentiment analysis. However, it can be prohibitively costly to manually collect expressions for each domain. The purpose of this paper is to propose an automatic method to acquire sentiment expressions on a specific subject from web documents.<BR> Our approach is based on a characteristic of sentiment expressions that often appear with their sentiment causes and both of them have cause-and-effect relationships. We develop a technique for recognizing cause-and-effect relationships between sentiment expressions and their sentiment causes using the results of dependency structure analysis. The proposed method uses this technique to extract sentiment causes starting from a small set of seed sentiment expressions, and extracts sentiment expressions from a set of sentiment causes. <BR> To evaluate this work, we conducted experiments using discussion board messages about hotels and sweets. The results demonstrate that the proposed method effectively extract diversified sentiment expressions relevant to each domain and possesses adequate precision. Precision is also found to be better for compound sentiment expressions.
著者
河本 健作 北村 泰彦 Tijerino Yuri
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.429, pp.67-72, 2008-01-14

Wikiとは,ネットワーク上の不特定多数の人間同士がブラウザを介して協調しながら編集活動を行うこと,Webサイトを共同で制作するためのシステムである.エージェントがWiki上の情報を理解し,Wiki上の編集活動に参加することができれば,整合性のとれたコンテンツの作成,Web情報とWiki情報の統合など,従来のWikiでは不可能であった効果が期待できる.本論文では,Semantic Webを共通の情報表現として,エージェントと人間の協調を実現した新たなWikiシステムを提案する.
著者
横田 正恵 横田 康成
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.501, pp.81-86, 2007-01-19

Filling-inが発生することにより,視覚系では効率的な情報獲得・処理が実現されていると考えられる.その発生機構を解明するために,これまでに視野周辺部で発生するfilling-inを対象に,呈示する動画像に対するfilling-inの発生特性が調べられている.こうした実験では,filling-inの起こりやすさの尺度として,filling-inが起こるまでの時間(filling-in時間)が採用されている.これまでの著者らの研究から,filling-in時間は被験者の固視の状態に影響を受けることが示唆されている.しかし,これまでに眼球運動をモニタリングしながらfilling-in時間を計測した例はなく,眼球運動とfilling-inの起こりやすさとの関連は,明らかになっていない.本研究では,被験者の固視を容易に保つ環状filling-in対象を用い,時空間周波数が異なる複数の動的テキスチャに対しfilling-in時間を記録した.このとき,EOG法により,同時に被験者の眼球運動を記録した,Filling-in時間と眼球運動の関係を解析したところ,視線変位とfilling-in時間との間に弱い相関が認められた.
著者
奥村 和美
出版者
人間環境大学
雑誌
(ISSN:1348124X)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.27-33, 2003-03-20

『萬葉集』の漢字表現に初学書である『千字文』がどのような意識のもとに利用されているのか、『千字文』の出典としてのありかたを考察する。まず、アメツチを「玄黄」(巻13-3288番歌)と記すことについては、一般的な訓詁の知識によるものであって『平字文』を特に典拠としたとは言えないことを明らかにする。次に、月のミチカケを「盈呉」(巻7-1270香歌、巻19-4160番歌)と記すことについては、『千字文』を出典とし、李暹注に典拠として示される『周易』の文脈を十分に理解した上で、その典拠を短く圧縮したところの一種の佳句のように利用したと捉える。また次に、吉田宜の書翰中の「年矢」(巻五)という表現については、『千字文』を出典とするのみならずその李暹注を通して『論語』をも踏まえると考える。このように注をあわせてみれば、『千字文』は、引用すべき原典の要約版のように使われていると言えるのであって、それは類書の利用に近い側面をもつ。つまり、『萬葉集』において『千字文』は佳字佳句から成る類書的性格の書物として利用されていたと言うことができる。
著者
沈 偉 川村 隆浩 大須賀 昭彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.119, pp.7-14, 2008-06-23
被引用文献数
1

近年,Webに関する研究において,オントロジーの利用が盛んに進められている.しかし,オントロジーは構築の難しさが指摘され,構築するコストが問題視されている.そこで,本研究では一般ユーザを対象として,集合知としてオントロジーを構築するためのサイト,オントロジーWikiを提案する.
著者
柳川 協 高橋 史
出版者
岡山大学
雑誌
研究集録 (ISSN:04714008)
巻号頁・発行日
vol.109, pp.75-86, 1998-11
著者
光富 健一
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.43, no.9, pp.816-823, 1993-09-01
被引用文献数
1

主題情報の組織化のために,私たちはNDC,DDC,LCのような分類法を使っている。また事後対応づけ索引としてさまざまなシソーラスが使われている。しかし,これらの分類表と統制語彙集を構築する理念には一貫性がなく,機械検索に対応する必要かつ十分な情報組織化の道具であるとは決して言い難い。この論文では,情報組織化のためにファセット理論が如何に重要であるかを,BC2を例として記述する。BC2はファセット理論によって構築されたシステマチックな分類表であるが,その表はシソーラス構築の基盤としても応用されることを暗に示唆する。
著者
重野 寛 本田 新九郎 大澤隆治 永野 豊 岡田 謙一 松下 温
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.42, no.7, pp.1922-1932, 2001-07-15
被引用文献数
19

本稿では,3次元仮想空間をより実感することを可能にする仮想空間システムFriend Parkについて述べる.Friend Parkは3DCGで構築された空間や物体を特徴付ける香りをユーザに提供することや,ユーザが自然な振舞いで利用することのできる入力インタフェースによって,仮想空間の実感を高めるシステムである.人間の五感のうち嗅覚においては,他の感覚器では得ることのできない情報を取得し,物事を実感するうえでその効果は大きいと考えられる.そこで,仮想空間内の嗅覚情報を表現するために,「アロマ」という概念,およびアロマの伝達される範囲を表した「アロマオーラ」を定義し,アロマオーラ内にいるユーザにアロマの伝達を行った.実際に香りを発生させる方法としては,コンピュータ制御可能な芳香発生装置を利用し,香りの発生を行った.また,より自然な振舞いで利用できる入力インタフェースを実現するため,人間の「息を吹きかける」という動作に注目し,専用の風力センサを作成した.ユーザ側にはデバイスによる負荷を与えたり,過度に意識させることなく,ディスプレイに表示されている仮想空間において,息を吹きかけるという動作による直接的なオブジェクトの操作を可能にした.評価を行った結果,香りの伝達および風力センサを利用した入力インタフェースによる仮想空間の実感について,良好な結果を得た.In this paper,we describe a 3D virtual space system named ``Frien Park'' that gives users a more definite sense of reality.Users can get riality by using Friend Park taht provides the information of the sence of smell in virtual space and the input device which user can use by the natural behavior.Human percept the important infomation through tne sense of smell that cannot be perceiced through other senses.So we propose the general idea of ``Aroma'', the area of ``aroma aura''. and the method of transmitting the actual smell from a virtual space to real world.By entering the aroma aura, the user can attain the aroma.In addition, to perform a natural way of input in virtual space,we focused on the action of ``blowing''.we propose the techniqu of operating the virtual object by blowing onto the screen and measuring a force of the wind with a special device.we design a special device that can set below the display,thus the user can naturally make direct input without being too aware of the device.The system evaluation demonstrated that we have gained a better result on transmitting olfactory infomation,input device, and whether users can get riality by them.
著者
西岡 玄次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.315, pp.61-68, 2004-09-10

Adversarial random oracle(以下,ARO)を用いた既存の(IND-CCA2の意味で安全な)公開鍵暗号スキームヘの攻撃方法について説明する.また. AROのフォーマルな定義を与え、AROモデル上での安全性概念,さらにそのための条件,等について議論を行う.