著者

Alexander BOWE アレクサンダー ボウ BOWE Alexander

出版者

総合研究大学院大学

巻号頁・発行日

2020-03-24

著者

Yukako Yoshida 吉田 ゆか子

出版者

国立民族学博物館

雑誌

国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology (ISSN:0385180X)

巻号頁・発行日

vol.46, no.2, pp.311-348, 2021-09-30

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本研究は,音楽の越境という現象を,新たなモノ(主に楽器)との出会いとしてとらえなおすものである。本稿では,日本におけるバリ・ガムラン音楽の演奏グループの上演や活動において,バリから運ばれてきた楽器が,さまざまに作用する姿を描き出した。ガムランはバリの信仰とも結びつきながら地域共同体のなかで育まれてきた音楽であり,楽器も現地の物理的社会的条件に適合的に作られている。そのため,それが日本に運ばれてきたとき,人々の生活や環境と齟齬をきたす。日本の演奏者たちは,周囲のモノの配置を工夫したり,新たな人間関係を築いたり,演奏内容を変化させたりしながら,楽器とそれを取り囲む日本の社会的物理的環境を調整し,なんとか楽器と折り合ってゆく。こうして楽器は,バリの人-モノのネットワークから部分的に切り離され,日本で新たな人やモノとの関係に入ってゆくのである。しかしながら本研究からは,バリ製の楽器が,モノらしいユニークなやり方でバリと日本を繋いでいるという面も明らかになる。

著者

垂井 健吾 吉村 昌子 白石 光昭 上野 弘義 菅野 泰史 布田 健

出版者

日本インテリア学会

雑誌

日本インテリア学会 研究発表 梗概集 (ISSN:24355526)

巻号頁・発行日

vol.23, pp.91-92, 2011 (Released:2022-06-01)

著者

荒川 千恵子 三沢 浩 新井 啓一 三浦 史郎 渡辺 政利 新井 英明

出版者

一般財団法人 住総研

雑誌

住宅総合研究財団研究年報 (ISSN:09161864)

巻号頁・発行日

vol.26, pp.203-214, 2000 (Released:2018-05-01)

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本研究は公的集合住宅の建替時に,居住環境の連続性を確保するため,居住者から各人の「エピソード記憶」を聴き,建替計画に生かす手法の提案である。ふるさとに等しい住み慣れた団地に,彼らが喜んで戻れる計画手法がないからである。そこで4団地を対象に調査を行ない,「生活用語」を手掛かりにして記憶を引き出し,かつ自由記述で暮らしの状況をみた。加えて住まいの「空間用語」を使い,空間の良し悪しを聴いた。結果として,今までの計画では普遍性がないとして排除された個人の記憶を,建替時に活用し得ることが分かってきた。この手法は馴染みある団地の再建が期待でき,かつ居住者に計画への参加を広げる可能性も持っている。

著者

赤堀峰吉, 赤堀道子 著

出版者

博文館

巻号頁・発行日

1912

著者

藤本 真代 横山 和輝

雑誌

オイコノミカ (ISSN:03891364)

巻号頁・発行日

vol.52, no.2, pp.1-15, 2016-03-01

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本稿の課題は,家族の絆に関する変数(合計特殊出生率,離婚率,婚姻率,自然死産率)が男女別の自殺率にどのような影響を与えているかについて統計的に検定することである.2001 年から2013 年の都道府県レベルのパネルデータを用いて,男女それぞれの自殺率を被説明変数とする連立方程式の同時推定を行なう.合計特殊出生率と婚姻率は,ともに男女の自殺率と負の相関関係にある.反対に自然死産率は男女の自殺率と正の相関関係にある.一方,離婚率は女性の自殺率にのみ負の効果が観察された.自殺抑止において家庭およびビジネス両面での対人関係が重要である,という主張に対し,本稿は定量的な根拠を提示するものである.

著者

島村 幸一

出版者

法政大学沖縄文化研究所

雑誌

沖縄文化研究 = 沖縄文化研究 (ISSN:13494015)

巻号頁・発行日

vol.22, pp.359-394, 1996-02-01

著者

渡部徹 秋定嘉和編

出版者

三一書房

巻号頁・発行日

1973

著者

秋定嘉和 桂正孝 村越末男監修 解放出版社編

出版者

解放出版社

巻号頁・発行日

1999

著者

東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復彫刻研究室編

出版者

求龍堂

巻号頁・発行日

2021

著者

佐藤 匡 瀬山 邦明 田島 健

出版者

順天堂大学

雑誌

基盤研究(C)

巻号頁・発行日

2020-04-01

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じる呼吸器疾患である。一方、近年本邦において急速に普及している加熱式タバコの毒性に関する評価は定まっておらず科学的実証の社会的ニーズが高まっている。本研究では、従来のタバコ煙に対する肺傷害の解析システムを用いて、加熱式タバコと従来のタバコ煙曝露との比較検討を行い、長期的な加熱式タバコ使用の呼吸器系に与える影響についての新しいエビデンスを創生することを目的とする。

著者

三浦浄心 著

出版者

雄山閣

巻号頁・発行日

vol.上, 1939

著者

西林 仁昭

出版者

東京大学

雑誌

挑戦的研究(萌芽)

巻号頁・発行日

2018-06-29

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窒素ガスと水からの触媒的アンモニア生成反応が極めて効率的に進行することを明らかにした。この反応ではSmI2を還元剤として利用する必要があった。電気化学反応を適用し、反応に使用したSmI2の使用量を低減することができれば、実用化が可能になる。SmI3からSmI2への還元反応を検討したところ、イオン性液体を電解質として存在させた電気化学的還元手法を用いることで、SmI2が82%収率および81%ファラデー効率で得られることを明らかにした。本手法でSmI3から得られたSmI2を還元剤として利用した触媒的アンモニア生成反応を検討したところ、触媒当たり最高48当量のアンモニアが生成することが確認できた。

著者

加藤 義臣

出版者

日本鱗翅学会

雑誌

やどりが (ISSN:0513417X)

巻号頁・発行日

vol.2010, no.225, pp.58-66, 2010-06-30 (Released:2017-08-19)

参考文献数

25

著者

井口 雄介 松本 佳宣

出版者

一般社団法人 電気学会

雑誌

電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌) (ISSN:13418939)

巻号頁・発行日

vol.129, no.10, pp.363-364, 2009-10-01 (Released:2009-10-01)

参考文献数

2

被引用文献数

1 1

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High curvature micro lens array of 240-570 μm diameters and 110-270 μm heights has been fabricated by using UV-LED lithography and imprinting technique. Curved SU-8 structures were fabricated by backside exposure through thin glass substrate because UV-LED array light source has wide directivity characteristics of UV dose. The structure was transferred to Polydimethylsiloxsane (PDMS) mold. Micro lens array of photosensitive acrylic resin was fabricated by using the mold.

著者

秋山 裕亮 岡田 睦 鈴木 浩文 難波 義治 三村 健 古南 典正

出版者

公益社団法人 精密工学会

雑誌

精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会秋季大会

巻号頁・発行日

pp.15-16, 2016-08-20 (Released:2017-02-20)

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マイクロレンズアレイは従来、射出成形が主流であるが,加工に熱収縮を伴うため、寸法精度が確保しにくい.紫外線(UV)硬化樹脂成形では,紫外線照射で硬化するため,転写精度の向上が期待される.本研究では,Rバイトで無電解Ni製金型を超精密切削し、高精度が得られることを示した.さらに,この金型を用いたUV成形実験を行い,マイクロレンズアレイが精密成形でき、硬化時に空気圧を与えることで、精度が良好になった。

著者

永井 滋郎

出版者

日本西洋古典学会

雑誌

西洋古典学研究 (ISSN:04479114)

巻号頁・発行日

vol.15, pp.52-62, 1967-03-23 (Released:2017-05-23)

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It is the object of the present article to analyze and understand the characteristics of peace consciousness of Polybius who lived in the Hellenistic age of chronic wars and wrote a world history in the true sense. We can see in his book, especially in IV. 31. 3-8 and IV. 74. 3, what kind of attitude he took toward the problem of peace. There he wrote as follows: "That war is a terrible thing I agree, but it is not so terrible that we should submit to anything in order to avoid it. ......Peace indeed, with justice and honour is the fairest and most profitable of possessions, but when joined with baseness and disgraceful cowardice, nothing is more infamous and hurtful." Thus, Polybius insisted that liberty and justice were indispensable conditions for peace. We can also recognize the same idea of connecting peace with liberty and justice in many other Greek politicians and historians such as Thucydides. The Greek thought of peace, however, was metamorphosed gradually by historical conditions in the development of the ancient world. Thucydides advocated the war for justice and took a rather aggressive attitude against other city-states such as Sparta, putting stress on Athenian hegemony, although he admitted that peace was naturally desirable. His conception of peace could never depart far from the narrow idea of ομονοια within a πολι&b.sigmav;. The Greek idea of peace was widened by Isocrates to Panhellenistic homonoia, but he had a strong antagonism against Barbaroi. In the historical development of peace theory, the Hellenistic age played a very important role, giving birth to the cosmopolitan pacifism. This kind of pacifism, however, could not become a historical force to attain world peace, because it had a tendency to escape from reality. Though Polybius was influenced by Stoicism he was able to reach a sort of realistic pacifism and wanted to cooperate with Rome, cherishing the idea of a united and organic world consisting of the cultural Hellas and the political Rome, where the common freedom of Hellas should be fundamentally respected. Moreover, he evaluated highly the value of unions of city-states such as the Achaean league. He had not merely a Stoic, philosophic and abstract idea of cosmopolitanism, but a positive, ego-involving and realistic attitude of international cooperation. Thus, the freedom of Hellas as a condition of peace was connected by him with a kind of internationalism and with a Hellenistic idea of one organic world founded on the principle of equality among races and nations. In this sense, we may recognize that Polybius was indeed a pioneer of realistic pacifism, that is of internationalism, though of course in an ancient pattern, which has its limitations for us. It was regrettable after all that the ancient world could not develop this kind of pacifism, but had to seek for a key to solve its problems in Pax Romana and eventually in Pax Dei.

著者

加藤 義臣 里中 正紀

出版者

日本鱗翅学会

雑誌

やどりが (ISSN:0513417X)

巻号頁・発行日

vol.2014, no.242, pp.12-15, 2014-09-30 (Released:2017-08-19)

著者

鉄道省運輸局 編

出版者

鉄道省運輸局

巻号頁・発行日

vol.大正11年中, 1925

著者

津幡 笑 津幡 笑 津幡 笑

出版者

北海道大学大学院法学研究科21世紀COEプログラム「新世代知的財産法政策学の国際拠点形成」事務局

雑誌

知的財産法政策学研究 (ISSN:18802982)

巻号頁・発行日

vol.24, pp.97-116, 2009-09