著者
進 輝代
出版者
熊本大学
雑誌
熊本大学教育工学センター紀要
巻号頁・発行日
no.3, pp.117-129, 1986-03-15

一般的に手先の器用さに欠けると言われる精神発達遅滞児にも、素材として扱い易く、身のまわりの生活用品を数多く製作できるレザークラフトは、作業種としてふさわしい要素を持つと考え、これを作業学習の題材の一つとして導入し、実践を行った。もう一つの問題として「目標と評価の一体化」ということがある。過去の教育実践の中でも、生徒の自己実現をめざし、その実態を把握し、目標→指導→計画→実践→評価の指導サイクルで、くり返し行われてきたが、生徒の能力の把握、目標の分析、作業分析及び指導内容の検討、指導方法及びその評価に関してあいまいさが残された感はいなめない。そこで教育工学的手法により到達目標の考えを導入することにより、作業学習における「目標と評価の一体化」をめざした授業を考え、指導方法を工夫することにより、授業の改善をはかろうとした。

1 0 0 0 OA 鐵道電化

著者
綿谷 吉松
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電氣學會雜誌 (ISSN:00202878)
巻号頁・発行日
vol.47, no.463, pp.139-145, 1927 (Released:2008-11-20)

一、 我國有鐵道、地方鐵道等の産業鐵道は電化によりて鐵道經營の改善が得らるゝを實例を擧げて詳細に説明し二、 電氣運轉軌道が從來の蒸汽運轉軌道と異れる諸點を建設、改良の兩方面より説明し結局電化軌道たるべきを力説し三、 電化費額と電化營業收支の一般を述べ尚最も經濟的なる費額と營業收支の實例を擧げ四、 最後に鐵道電化は我國電氣事業の健全なる發達と送電網の完成を促し、旦つ地方産業の發展に資すること多大にして一般社會に及ぼす影響の重大なるを述べたり。
著者
山田 浩幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1033, pp.88-90, 2014-10-10

家で水道の蛇口をひねらない日は1日としてないだろう。給排水のトラブルは家の寿命を縮めるだけでなく、住まい手にとって大きなストレスとなる。意匠設計者も知っておくべき「やってはいけいない」配管の典型例を解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1222, pp.161-163, 2003-12-22

1990年代後半、SMEはヒット作品に恵まれず、音楽ソフト市場のシェアを下げ続けていた。そこで、立て直しを任されたのが丸山茂雄だった。しかし、99年3月期、SMEは営業赤字に陥ってしまう。翌期は持ち直すものの、大型新人が登場しないなど問題は残ったまま。丸山は会社の規模が大きくなったことが弊害と感じていた。そこで実力本位の給与体系を導入して社員に成果と責任を求めた。
著者
竹内 孝治 小川 英明 小田 達郎 今村 太朗
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住宅総合研究財団研究論文集 (ISSN:18802702)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.177-188, 2010 (Released:2018-01-31)

本研究は,戦時期日本において活躍した建築家内田祥文の「國民主宅」構想を対象として,設計提案および,思想内容の読解を通して歴史的意義を明らかにするものである。まず,内田の経歴および建築活動を概観し,内田が建築競技設計において提案した「國民住宅」案の内容を整理した。次に,「國民住宅」案に関連して発表された諸論考の内容読解により,科学性・合理性と日本精神の称揚が併存した内田の思想内容を明らかにした。また,計画案の図面内容の検討およびCADによる3次元復元により,内田の「國民住宅」提案にみられる,モダニズムの手法と日本文化の融合がもたらした歴史的意義を明らかにした。
著者
森川 清 木本 寅喜 阿部 良之助
出版者
The Chemical Society of Japan
雑誌
日本化學會誌 (ISSN:03694208)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.150-155, 1941

第一報に於て<sub>1)</sub>水素添加法に依る有機物中酸素の直接定量法を試み最適分析條件を決定した.本報では白金シリカゲル上の熱分解機構を實驗に依て解析的に檢討すると共に計算に依て化學平衡論的方面から精細に考察して本分析法の原理を明確にした.

1 0 0 0 OA 学習院一覧

著者
学習院 編
出版者
学習院
巻号頁・発行日
vol.昭和12年9月, 1938
著者
村田 浩平
出版者
養賢堂
雑誌
農業および園芸 (ISSN:03695247)
巻号頁・発行日
vol.94, no.6, pp.486-493, 2019-06
著者
酒詰 治男 Haruo Sakazume
出版者
同志社大学歴史資料館
雑誌
同志社大学歴史資料館館報 = Museum Report
巻号頁・発行日
no.19, pp.34-43, 2016-10-31

貝塚研究に専念した考古学者酒詰仲男は、英語・英文学を専攻する学生時代を経て英語教員となったが、マルクス主義シンパの嫌疑で教壇から拘引、逮捕された。失職の末、考古学者としての再出発を余儀なくされたのだが、そのおりにも、学生時代同様、同人誌の刊行を独自の研究手法の拠点とした。