著者
(株)フジテレビジョン広報宣伝部
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.703-706, 2020 (Released:2020-08-01)

「アンサング=褒められない」医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、誰より患者のことを考える薬剤師という存在に光を当てた新・医療ドラマです。普段は脚光を浴びることがありませんが、薬を処方する時は患者にとって『最後の砦』となります。ドラマチックであると共に視聴者に『知識』も提供できる社会的意義の高い作品です。

1 0 0 0 OA 台湾誌

著者
参謀本部編纂課 編
出版者
八尾新助
巻号頁・発行日
1895

1 0 0 0 OA 金沢市要覧

出版者
金沢市
巻号頁・発行日
1913
出版者
金沢市
巻号頁・発行日
1918
著者
進藤 順治 小林 寛
出版者
日本野生動物医学会
雑誌
日本野生動物医学会誌 (ISSN:13426133)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.79-81, 2003 (Released:2018-05-04)
参考文献数
11

フンボルトペンギンの舌骨装置を観察した。中舌骨はすべて軟骨で構成され舌組織に埋没し,舌と同様に矢尻型を呈していた。底舌骨は短く,後舌骨と癒合していた。舌骨角のうち,角は中舌骨後方で小さく突出し,鰓角は角鰓骨と上鰓骨から構成され,その比は約3:1であった。フンボルトペンギンの中舌骨はすべて軟骨から成り,底舌骨と後舌骨の癒合は,この種の特徴であると思われた。
著者
守岡 知彦
雑誌
じんもんこん2018論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.373-380, 2018-11-24

人文情報系データベースを長期間維持することの困難さが認識されるようになってきたが、実際にサービスが停止してしまったデータベースを復元しそのデータを将来にわたって維持することは必ずしも容易ではないといえる。ここでは、漢字字体規範史データベース(Hanzi Normative Glyphs; HNG) の分散型版管理の利用したデータセット化、研究者の所属機関や営利企業のプラットフォームに依存しないGit サービスの提供、データセット保存会といった漢字字体規範史データセットに関する取組みについて概説するとともに、人文情報系データベースの長期保存にかかわる問題についても併せて議論する。
著者
菅野 紘行 黒田 正明 金子 純一
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.37, no.10, pp.639-643, 1984-10-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
11

犬・猫の皮膚の縫合法のうち, 抜糸をする必要のない方法について, 避妊手術に用いることを目的として検討した.その結果, 従来より行われている埋没縫合法は, 術創で糸を結紮し切るため, 創の両側の創縁の接合が悪いと, 糸が創外へ出る欠点を経験した.そこで, 糸を術創で切らず, 創口より皮下へ入れてしまう方法を試みたところ, よい結果が得られ, とくに猫においてもっとも優れていた.
著者
藤田 純一 青山 久美 戸代原 奈央
出版者
一般社団法人 日本児童青年精神医学会
雑誌
児童青年精神医学とその近接領域 (ISSN:02890968)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.147-157, 2019-04-01 (Released:2020-02-28)
参考文献数
25

インターネット依存の概念が登場してからすでに20年以上が経過しているものの,果たしてこれが一つの社会現象なのか,治療的介入が妥当な医療対象となる疾患概念なのか迷う点が多かった。しかしながら,近年操作的診断基準が改訂される中で,インターネット・ゲーム依存の概念はますます医学的興味関心を集めるようになった。本稿ではそれを踏まえ,大学病院におけるインターネット・ゲーム依存に関する実態調査と事例報告を行った。都市部の大学病院において,インターネットの使用目的を主にゲームとする患者のうち約25%は問題使用群に,約8%は病的使用群に該当した。問題使用群や病的使用群に該当する患者には,不安・抑うつ症状,不登校,被虐待体験,喫煙や飲酒などの心理社会的背景をもつものが比較的高い割合で存在していた。また病的使用群は正常使用群と比較すると一日を通した日常生活機能全般と放課後の友人関係の問題が存在することが示唆された。このように,インターネット・ゲーム依存傾向のある患者は治療・支援にあたるべき心理社会的要素を抱えているが,治療・支援の実際としては患者や家族がもつ個々の特性に応じて地道に診療にあたることが現実的だと考えられ,本稿では大学病院での診療の実際を一部紹介した。
著者
堀尾 あづみ
出版者
青山学院大学
雑誌
青山フランス文学論集 (ISSN:09187952)
巻号頁・発行日
no.15, pp.1-17, 2006
著者
岡本 沙織 濱田 真輝 田鹿 安彦 川畠 弘子 岡田 芳和
出版者
一般社団法人 日本脳卒中学会
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.36, no.5, pp.351-355, 2014 (Released:2014-09-25)
参考文献数
12
被引用文献数
1

要旨:グリチルリチンと抑肝散併用で偽アルドステロン症を生じ,脳内出血と低カリウム性ミオパチーを合併した症例を経験したので報告する.症例は85 歳の女性.肝機能障害と認知症に対して半年以上前より両剤を併用していた.失禁と食欲低下,認知症悪化のため当院を受診し,四肢脱力と左同名半盲,CT で右後頭葉皮質下出血を認めた.血液検査ではカリウム1.6 mEq/l,レニン活性低下,心電図変化を認め,偽アルドステロン症と診断し,保存的加療を行った.入院後,血圧は高値で推移したが,カリウム値の正常化に伴い1 週間程度で安定した.甘草含有製剤である抑肝散は,偽アルドステロン症発生により薬剤抵抗性の二次性高血圧を来すことがあるため,効果を増強させ得るグリチルリチンなどの他剤との併用時には留意が必要である.また,脳内出血などの合併症を予防するために,定期的な血圧管理,電解質検査,心電図検査などが重要であると考えられた.
著者
渡辺 義愛
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.p577-593, 1989
著者
今野 喜和人
出版者
日本比較文学会
雑誌
比較文学 (ISSN:04408039)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.39-49, 1993-03-31 (Released:2017-06-17)

Qui n’éprouve d’embarras devant les trois monologues contradictoires de «Yabu no naka» («Dans le Fourré») d’Akutagawa Ryûnosuke, dans lesquels chacun des trois personnages (Tajômaru, Masago, Takehiro) s’avoue auteur de la mort de Takehiro? Beaucoup de critiques-détectives se sont efforcés de trouver le coupable, mais aucune des solutions ne se révélant absolument convaincante, on commence à lire dans ces trois récits autant de drames psychologiques indépendants, et non pas des mensonges et la vérité. Nous adoptons nous aussi cette perspective, et la figure de Masago retient notre attention. Victime d’un viol par Tajômaru, elle n’en cause pas moins (volontairement ou non) la mort des deux hommes (Tajômaru qui n’échapperait pas à la peine de mort et Takehiro qui meurt de trois manières (!)). Elle s’impose à nous comme Femme fatale, thème favori de la littérature occidentale au XIXe siècle. Akutagawa s’est certainement inspiré de Théophile Gautier (l’image de Nyssia dans «Le Roi Candaule»), mais nous voulons faire remarquer l’influence éventuelle d’O. Henry. Les figures contradictoires de Masago—chaste et voluptueuse, froide et passionnée, féminine et masculine—retracées par ces trois narrateurs peuvent être interprétées, soit comme des variantes de la Femme fatale, soit comme les visages d’une femme telle que la dépeint la déposition de sa mère, placée avant les trois monologues. C’est dans cette ambiguité que réside l’originalité de l’oeuvre, et Masago apparaît comme l’un des personnages les plus énigmatiques produits par la littérature japonaise moderne.
著者
青木 裕子 古田 徹也 大谷 弘 片山 文雄 石川 敬史 佐藤 空 野村 智清
出版者
武蔵野大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究グループは科研費受給期間中コンスタントに研究成果を発表した。主な活動を四点挙げる。第一に「常識と啓蒙研究会」を年二回開催した。第二に、2018年3月に日本イギリス哲学会第42回研究大会においてセッション「コモン・センスとコンヴェンション―18世紀英米思想における人間生活の基盤」のコーディネイトと研究報告を行った。第三に、2019年10月に武蔵野大学政治経済研究所主催のオール英語の国際シンポジウムをコーディネイトし、本研究グループと米国の研究者が研究報告を行った。第四に、2020年2月には本研究プロジェクトの最終報告として『「常識」によって新たな世界は切り拓けるか』(晃洋書房)を出版した。
著者
松村 一男
出版者
和光大学表現学部
雑誌
表現学部紀要 = The bulletin of the Faculty of Representational Studies (ISSN:13463470)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.73-93, 2015-03-20

Archaeological excavations show the importance of iron swords: During the tumulus period, the power of the great king (later emperor) expanded. Myths and archaeological findings attest to the introduction of metallurgy from the continent and subsequent production of iron weapons which resulted in 1) the unification of the country by a great king, 2) the construction of huge tumuli by the ruling class to show their prestige, and 3) the worship of the iron sword and related myths about its power. Such worship of iron swords is told about the Scythians by Herodotus. In the Arthurian legends, the sword Excalibur is the source of the power and prestige of King Arthur. The worship of the ironsword as a divinity might have spread from the Scythians to both ends of the Eurasian continent, west to the Celts and east to the Japanese.

1 0 0 0 OA 算学教授書

著者
中条澄清 訳
出版者
中川藤四郎
巻号頁・発行日
vol.巻之1(答数附), 1882
著者
石橋 順子
出版者
名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻
雑誌
言葉と文化 (ISSN:13455508)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.51-67, 2010-03

今日働く母親の子育てや少子化といった問題は大きな社会問題である。歴史を振り返れば子育てに関して、日本だけでなく世界の多くの国が「乳母」という育児法を生み出している。日本では「乳母の制度」は王朝、貴族の時代、また武士の時代では権力と富を持つ者たちのためのものだったが、時代が下がるにつれて広がりを見せ、江戸時代には「御乳母日傘」で育つことは江戸っ子の条件でもあったという。貴族や武士の時代、乳母は権力者の傍にいたため、乳母の職は、自身や一族が権力を獲得する要石ともなった。乳母の養い君あるいは君主に対する姿勢は封建的な主従関係を脱するものではなかったが、権力者の近くにいることが横暴とも見える振る舞いを許すことになったことが「枕草子」や江戸時代,俗に言われた諺「船頭、馬方、御乳の人」などで知ることができる。しかしこのような乳母の制度は今日まったく見られない。本論は日本の乳母の制度がいつまで存在し、どのように衰退していったのかを明らかにしようとする。その原因を探るため明治期以降の乳母に関する言説を取り上げその変化を見ていきたい。
著者
内平 直志
出版者
研究・イノベーション学会
雑誌
研究 技術 計画 (ISSN:09147020)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.334-344, 2018-12-27 (Released:2020-01-31)
参考文献数
28

Innovation utilizing IoT (Internet of Things) provides various opportunities not only for large companies but also for medium- and small-sized companies. However, its realization is not easy for them. Engineering design methodology for IoT innovation is required especially for non-ICT experts. In this article, the engineering design that realizes IoT innovation is called "innovation design", and its requirements and issues are discussed with related researches. In addition, this article introduces a concrete innovation design method and describes the future research agendas.