著者
吉井 敏尅
出版者
Tokyo Geographical Society
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.94, no.7, pp.648-655, 1986-01-25 (Released:2009-11-12)
参考文献数
8
著者
日和 悟 廣安 知之
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第8回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.A-1-1, 2017 (Released:2018-02-18)

Mindfulness is one of the most effective approach to promote our well-being. It is the state where one has been observing nonjudgmentally and focusing intentionally on one's current experience such as physical sensation. In this paper, for the purpose of supporting meditation practice, we quanti ed the resting and meditative states using brain activity data measured by functional nuclear magnetic resonance imaging. The difference between the meditation novices and experts has been revealed by our proposed method.

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著者
本井 公夫 [モトイ キミオ]
出版者
第五高等學校龍南學徒報國團
雑誌
龍南
巻号頁・発行日
vol.251, pp.46-59, 1942-07-15
著者
塩出 貴美子
出版者
奈良大学文学部文化財学科
雑誌
文化財学報 (ISSN:09191518)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.21-44, 2009-03

本稿で紹介する富美文庫蔵「ふしみときは」は、上下二冊からなる絵入りの写本である(以下、富美文庫本と称する)。内容は、平治の乱の後、源義朝の愛妾常盤御前が今若、乙若、牛若の三兄弟を連れて都落ちする途次、伏見の老夫婦のもとに逗留するというもので、これは舞の本のうちの一つである。舞の本というのは、室町時代後期から江戸時代初期にかけて流行した幸若舞の語り台本を読み物用に転用したもののことである。慶長年間には古活字版が、また寛永年間には製版本が刊行されており、その後も版行が繰り返されていることから、かなり広く普及したものと思われる。また、舞の本は絵巻や「奈良絵本」と通称される絵入本の題材にもなっており、多数の作例が伝存する。「ふしみときは」についても既に十数件の存在が確認されているが、富美文庫本はその新たな一例となるものである。本稿では、この富美文庫本の概要を紹介し、本文を翻刻するとともに、その特質について若干の考察を加えることにしたい。なお、富美文庫が所蔵する絵入本及び絵巻については、別に報告書を作成するので、そちらも併せて参照されたい。
著者
新田 卓也
出版者
北海道大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

目的:アスタキサンチンによる網膜神経節細胞(RGC)保護効果を調べるために、正常眼圧モデル動物であるGLASTノックアウトマウスに、アスタキサンチンを経口投与し、網膜神経節細胞死の抑制効果を調べた。アスタキサンチンは用量依存性にRGCの保護作用を示し、投与されたマウス網膜において酸化ストレスのマーカーである4-hydroxy-2-nonenal (HNE)の減少がみられた。しかしNF-kBの抑制はみられず、抗炎症作用についてはみられなかった。アスタキサンチンは緑内障の有力な治療薬の候補であり、その神経保護作用は抗酸化作用によって生じていることが、今回明らかになった。
著者
安藤 幸一 Koichi ANDO
出版者
大手前大学
雑誌
大手前大学論集 = Otemae Journal (ISSN:1882644X)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.21-31, 2010-03-31

FD (Faculty Development)とは、19世紀初頭の、ハーバード大学における有給長期研究休暇 (サバティカルリーブ)にその起源を求めることができると言われている。これは、大学教員の資質を担保するための研究活動支援と言い換えることもできるだろう。しかし、アメリカでは、第二次大戦後、大学の数が急増し学生が多様化することによって、また、不況により学生数の減少が顕著になると、教員は研究活動にとどまらず、広く教育活動、ことに授業におけるプロフェッショナルとしての資質を問われることになる。アメリカにおいては、各職業専門分野の資質は、プロフェッショナル・ディベロップメント (PD)という、極めて自主・自律的な活動によって保証されてきたが、大学におけるFDも、研究活動支援の枠を超え、このPDの一環としてその重要性が認識され、教育のプロフェッショナルとしての資質向上をめざす集団的自己教育活動としての道を歩むことになる。しかし、90年代以降、こうした異なった社会的・教育的環境の中で発達したFDが、日本においては政府主導で「輸入」され、2007年にはついに義務化されることになった。本来、極めて自主的な自己教育活動であったFDが「義務化」されることは、それ自体大きな矛盾である。あえて、これを「日本型FD」とよぶならば、私たちは、この事態にどのように対処したらよいのか、あるいは、むしろ大学改革の好機として積極的に捉えることも可能なのではないか、という思いをこめて記したものが、この研究ノートである。
著者
Ogai Keiko Kimura Yoshihide Shimizu Ryuichi Ishibashi Kouji Aoyagi Yoshinobu Namba Susumu
出版者
社団法人応用物理学会
雑誌
Jpn J Appl Phys (ISSN:00214922)
巻号頁・発行日
vol.30, no.11, pp.3272-3276, 1991-11-20
被引用文献数
6

A novel type of electron blprism was made using a microprocess technique. This electron biprism is composed of several filaments lined in parallel on a silicon nitride membrane. Using this type of multi-biprism, we observed an electric field by electron interferometry and confirmed the potentiality of extending this technique to a local electric field.
著者
鈴木 敏和 茅暁陽 今宮 淳美
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.78, pp.49-54, 2000-09-07
参考文献数
6

印象的で,綺麗な模様を作り出す伝統的技法であるマーブリングは,芸術的な作品だけでなく,我々が日常よく目にするような包装紙などの工業デザインとしても重用されている.現実のマーブリングにおける溶液の流動は,本来的に不可逆操作であり,一度できてしまった不本意な模様を元に戻すようなことはできない.そこで,所望の模様を得るには,試行錯誤が繰り返しおこなえるコンピュータ上での処理が有用である.本稿では,マーブリング製作に必要な様々な要素を考慮して,マーブリングという特有な問題についてナビエ・ストークス方程式を数値的に解くことによりCGマーブリングテクスチャを生成する手法を提案する.For centuries, marbling has been loved by peoples all over the world both as an art and a useful texture generation technique. Today, we can see marbled designs on everything from jewelry and scarves to greeting cards and tissue boxes. This paper proposes a new technique for generating marble textures with computer graphics. Marble textures are generated as the results of moving colored particles along the 2D vector fields obtained by numerically solving the Navier-Stokes equation of the marbling process. A simple user interface is also provided for allowing users to interactively design their combs and apply marbling operations.
著者
桝 太一 呉 承鎬
出版者
日経BP社 ; 2002-
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.14, no.10, pp.28-30, 2015-09

──桝さんは入社6年目に〝日本テレビ史上最年少〟で、看板番組と言える「ZIP!」(朝の情報番組)の総合司会に抜擢されました。選ばれるために、どんなことをアピールしたのでしょうか。 僕は朝の番組どころか、「この番組をやりたい」とアピールしたことは…
著者
栗山 正光
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.60, no.12, pp.489-494, 2010-12-01 (Released:2017-04-25)
参考文献数
45

主に図書館界における世界各国および国際レベルでのメタデータに関する取り組みについて概観する。最初に国際的な取り組みの例としてダブリン・コア,次に国レベルというより国際レベルと考えられる米国議会図書館のメタデータ標準維持管理活動について述べる。さらに,イギリス,ドイツ,フランスの各国立図書館のプロジェクトを紹介し,EUの電子図書館ユーロピアーナ,オーストラリアおよびニュージーランドの活動についても紹介する。最後に日本の国立国会図書館と国立情報学研究所の活動について述べる。
著者
山岡 明子 阿部 弘 渡邊 庸平 角田 文彦 梅林 宏明 稲垣 徹史 虻川 大樹 柳田 紀之 箕浦 貴則 森川 みき 近藤 直実 三浦 克志
出版者
日本小児アレルギー学会
雑誌
日本小児アレルギー学会誌
巻号頁・発行日
vol.25, no.5, pp.801-809, 2011
被引用文献数
10

【目的】アレルギー疾患を有する小児が東日本大震災によってどのような影響を受けたかを調査し,今後の対応を検討する.<br> 【対象と方法】対象は,宮城県立こども病院総合診療科,仙台医療センター小児科,森川小児科アレルギー科を定期受診した402名のアレルギー疾患の小児の保護者.口頭で同意を得た後,外来の待ち時間にアンケート記入を行い,診察時に回収した.<br> 【結果】困った事で最も多かった回答は,それぞれ,気管支喘息では「停電のため電動式吸入器が使用できなかった」,アトピー性皮膚炎では「入浴できず湿疹が悪化した」,食物アレルギーでは「アレルギー用ミルクやアレルギー対応食品を手に入れるのが大変だった」であった.<br> 【まとめ】大震災に対する今後の対応として,気管支喘息では停電の時でも吸入できるような吸入薬や吸入器の備え,アトピー性皮膚炎では入浴できない時のスキンケアの指導,食物アレルギーではアレルギー用ミルクを含めたアレルギー対応食品の備蓄や避難所などの公的機関で食物アレルギーへの理解を深める啓蒙活動が必要と考えた.<br>
著者
秋草 直之 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1170, pp.96-100, 2002-12-09

問 電機各社は9月中間決算で、V字回復シナリオに基づき黒字転換しましたが、富士通は1社だけ出遅れました。何が誤算だったのですか。 答 誤算と言えば誤算かもしれませんが、「しまった」という感じではないんです。不謹慎な言い方かもしれませんけれど。