著者
Takamitsu TSUKAHARA Shin-ichi NAKAMURA Gustavo A. ROMERO-PÈREZ Makoto OHWAKI Takaharu YANAGISAWA Tatsuhiko KAN
出版者
BMFH Press
雑誌
Bioscience of Microbiota, Food and Health (ISSN:21863342)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.49-57, 2018 (Released:2018-07-26)
参考文献数
57
被引用文献数
8

It is well known dietary lactic acid bacteria (LAB) stimulates cell-mediated immunity such as natural killer (NK) activity in mice. Here, we aimed to assay the immunomodulatory effects of a cell preparation of Enterococcus faecalis strain KH-2 (CPEF). We further evaluated the possibility of antitumour activity caused by CPEF administration, because NK cells actively participate in the prevention of tumour formation. NK cell activity and gene expression of IFN-γ and Perforin 1, which were induced most likely by a synergetic action of their cytotoxic activity, were higher in splenocytes of CPEF-administered mice than they were in control mice. Moreover, unlike those of control mice, the splenocytes of CPEF-administered mice had significantly higher CD28+CD69+/CD4+ and CD28+CD69+/CD8+ ratios that resulted in a survival rate with a tendency toward improvement after 47 days of CPEF administration (p=0.1) in Meth-A fibrosarcoma-bearing mice. In conclusion, we showed that CPEF might be effective in treating Meth-A fibrosarcoma in mice, as it helped increase their survival rate via stimulation of an immune response in splenocytes, which involved systemic cellular immunity processes such as cytotoxic activity, and active T cells.
著者
Gorbachev Mikhail 佐藤 吉哉
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1398, pp.172-174, 2007-07-02

問 トヨタ自動車や日産自動車、さらにスズキと、ロシアへの工場進出を決める日本企業が相次いでいます。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の中で、遅れてきた牽引役の台頭に、いささか焦りも見えます。 答 ロシアは日本にとって信頼できるパートナーだと思います。天然資源が豊富で、経済成長が続いている。国民の知識レベルが高いのも特長です。
著者
河島 伸子
出版者
文化経済学会 (日本)
雑誌
文化経済学 (ISSN:13441442)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.1-19, 2017-09

1 0 0 0 OA 天保撰要類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[255] 第九十 中 橋之部 中,
著者
平田 未来
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.118-128, 2014

In the beginning of the twentieth century, the suffragettes campaigned strongly. Previous studies at home and abroad have focused on the campaign's political aspects of the history of feminism, gender and politics. However, few studies have adequately discussed the role of clothing in the suffragette movement. In this article, I will examine the details and the meaning of clothing during the movement. The main source is the Votes for Women which was published by the Women's Social and Political Union. As a result, it can be concluded that items such as banners and badges decorated with symbol colours had a role in developing a collective vision among the suffragettes and supporting the aim of achieving women's causes.
著者
山口 学
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.99-102, 2018-03-09 (Released:2018-05-18)
参考文献数
4

市町村立図書館では所蔵資料をデジタルアーカイブ化したいという希望が多いが、財政難のため実現できない図書館が多いので、低コストでデジタルアーカイブを構築できるようにするため、ユネスコが発展途上国の図書館向けに無償で提供しているオープンソースソフトウエアGreenstoneの日本語版の開発に着手したが、組み込まれているインデクサーが日本語の形態素分析ができないためメタデータの検索ができないという問題に直面したのでクラウドシステムのオープンソースのソフトウエアであるFess serverをGreenstoneと組み合わせGreenstoneのメタデータをクローリングさせてメタデータを検索可能にした。今後検索したメタデータにもとづいてGreenstoneのデータをユーザーがウエブ上で直接利用できるよう計画中である。図書館員が主体的に低コストで構築できるオープンソースのデジタルアーカイブをめざす。
著者
牧田 利枝 永田 智子
出版者
日本家庭科教育学会
雑誌
日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.77, 2011

目標に準拠した評価では、「めざす姿」(行動目標)として、到達規準を設定し、ルーブリックによって評価基準を明確にし、教育評価がなされている。しかし、「意欲・関心・態度」のような情意面の「見えにくい学力」は、行動目標として表すことに適さず、評価しにくいという問題が指摘されている。また、中村ら(2006)は調理実習おける教師の情意面での評価が行動観察に偏り、ワークシートの記載内容の判定については、指導者より、生徒を知らない教師が判定したほうが客観性が高かった事例があったことを報告している。本研究では、高等学校家庭科における調理実習に対する「意欲」を学習の意義認知という認知的な動機づけ理論にもとづいて、調理実習に強く関連している興味(内発的動機づけ)を自律的に発達させ、さらに活用力に繋がる高度な認知領域である「思考・判断・表現」の学力形成とともに「動機づけ」が継続される様な授業デザインを実証的に検討することを目的としている。1年目(08年度)は高等学校家庭科における実習―実習以外の学習における価値づけを「主観的課題価値(subjective task value)」理論にもとづいて調査し、「役立ち感」「有用感」を高めることで調理実習の意義を認知させ、価値の内在化を促すことで意欲向上が期待できるという仮説をたてた。2年目(09年度)はこの仮説にもとづき、自己評価と組み合わせる「意義認知ワークシート」を開発し、その効果を検証した。3年目(10年度)は「意義認知ワークシート」を改良し、調理実習の意欲を高める「意義認知ツール」としての生徒の記述活動を構造化しその全体像としての授業デザインに取り組んだ。「意義認知ツール」における「意義認知ワークシート」への記述の質の変化が確認され、意欲の向上とともに、家庭での実践的態度に結び付くと考えられるような記述も見られたことから、調理実習が授業だけでなく、日常生活にいかされていると考えられた。また、教師が評価基準表を作成し、点数化した「意欲」と「テストの点数をとる」こととは、必ずしも一致しないことが確かめられた。さらに、09年度と10年度の「授業評価(自己評価)」をそれぞれクラスター分析した結果を比較すると、09年度では、「授業規律class rule」は協調性や公共心とは独立しており、教師が行う提出物や忘れ物チェックといった外的な統制の影響をうけていたが、10年度は「授業規律」が「協調性」「公共心」と相関がみられた。このことは、10年度においてクラス・グループの関係性依存的な学習態度が形成され、その結果、生徒の実習に対する意欲が向上したためと推測された。以上のことから、調理実習の「楽しさ」は情意面で強く表れやすいが「意欲」が高まった生徒の姿は生徒の自己統制的かつ主体的な学習態度と重なっており、「楽しい」といった初発の内発的興味を持続・発達させるためには、クラス・グループの関係性に依存した学習形態であることに配慮した授業デザインが望ましいことが確認された。また、「意義認知ツール」では生徒が1学期末の成績以降、意欲を減退・消失するような問題が生じなかったため、「関心・意欲・態度」の向上を見通した計画的な指導―評価が可能となり、日常生活で活用するなどの活用型の学力向上が期待される等、「意義認知ツール」の有効性が示された。
著者
加瀬 滋男
出版者
一般社団法人 日本ゴム協会
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.12, pp.1024-1031, 1957-12-15 (Released:2013-03-05)
参考文献数
96
被引用文献数
1
著者
乾隆敕輯
出版者
浙江重刊
巻号頁・発行日
vol.第55-56冊, 1000
著者
立花 京子
出版者
校倉書房
雑誌
歴史評論 (ISSN:03868907)
巻号頁・発行日
no.497, pp.p50-62, 1991-09
著者
浅沼 信治 臼田 誠 安藤 満 松島 松翠 渡辺 俊一 近藤 武 田村 憲治 櫻井 四郎 陳 雪青
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.124-131, 1999-07-20 (Released:2011-08-11)
被引用文献数
1 1

石炭燃焼に由来するフッ素症を調査するため, 日中共同研究を行った。研究は1994年から5年計画で, 日本農村医学会のメンバーと中国衛生部予防医学科学院との問で, 屋内フッ素汚染の調査と健康影響に関する共同研究として実施した。大規模な中国現地調査期間は1995年から1997年の3年間である。調査地域は, 汚染のない対照地域1か所と汚染地域2か所の3地域である。いずれも飲料水にはフッ素汚染のない地域である。調査は, フッ素暴露集団における健康状態を把握し, フッ素症発生と健康状態を検討することを目的に, 屋内外大気汚染濃度の測定と, 小学生高学年50人, 中学生50人, その親100人, 患者50人をそれぞれの地域で選び, 尿中フッ素濃度の測定, 尿中成分分析, 歯牙フッ素症と骨フッ素症の確定診断を実施した。その結果, 水のフッ素汚染がない地域で, 石炭燃焼に由来するフッ素症発症の確認がされた。しかも, その発症は, 石炭燃焼によって汚染された屋内大気中フッ素を直接吸入することによるものではなく, 屋内大気で汚染された穀物の摂取によるものであった。フッ素は石炭だけでなく, 火力調整用に混ぜられる土壌にも多く含まれ, 汚染に大きく寄与していた。汚染の代表的な作物は唐辛子, トウモロコシ, ジャガイモであった。また, 汚染地区住民の尿中にフッ素が大量に検出された。

1 0 0 0 OA 南撰要類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[135] (第四十四) 諸問合之部,
著者
菅沼 崇
出版者
相模女子大学
雑誌
人間社会研究 (ISSN:13494953)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.39-42, 2016-03
著者
山内 慶太
出版者
慶應義塾大学湘南藤沢学会
雑誌
Keio SFC journal (ISSN:13472828)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.8-22, 2014

特集 「スポーツ」の多様性を探る#招待論文#スポーツと慶應義塾福澤先生は, 「身体健康精神活発」の書幅が象徴するように, 健康を重視し, 自らも運動を熱心に行う人であった。それだけに慶應義塾は, 草創期から塾生の健康と運動に留意して来たが, 明治25年に体育会を創立, 各部は日本のスポーツの発展にも大いに貢献して来た。また, 野球の早慶戦は日本のスポーツ文化と早慶両校の学生文化の醸成に大きな役割を果たして来た。慶應義塾のスポーツは, 小泉信三ら社中の尽力によって守られ, 発展して来たが, 今日では, 研究・教育機関なども拡充しており, その果たすべき役割は更に大きくなっている。