著者
松浦 勉
出版者
八戸工業大学
雑誌
八戸工業大学紀要 (ISSN:02871866)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.81-101, 2018-03
著者
山﨑 真克 麻生 由紀 土居 裕美子 迫垣内 裕 頼 祺一
出版者
比治山大学
雑誌
比治山大学紀要 = Bulletin of Hijiyama University (ISSN:2188899X)
巻号頁・発行日
no.24, pp.274-268, 2017

平成二十八年度四月より、比治山大学研究助成を受け、「不動院と安国寺恵瓊に関する研究」を開始した。本研究は、不動院中興の祖とされる安国寺恵瓊に注目し、「不動院文書」の中にみられる恵瓊関係の書状をはじめとした関連資料、および全国に点在する恵瓊関係資料の調査・収集・解読・整理を行うことにより、十六世紀後半における日本の歴史の中で、特に不動院との関わりに焦点を当てつつ、安国寺恵瓊が果たした役割を明らかにすることを最終目的とする。平成二十九年度は、「安国寺恵瓊関係資料データベースシステム」の構築に向け、恵瓊関係資料の調査・収集・整理を継続的に行った。本稿は、その過程で見出した天正十一年(一五八三)六月廿六日付小早川隆景書状を中心とした報告である。蜂須賀小六宛の当該書状には、賤嵂岳の戦い後における毛利氏と秀吉方との領土問題についての交渉において重要な役割を果たす存在として、安国寺恵瓊の名がみえている。またこの書状は、これまであまり存在が知られていなかった時期の恵瓊の情報を示すものである。
著者
津野 駿幸 稲本 万里子 小長谷 明彦
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
JSAI大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.2K202, 2018-07-30

<p>近年,IT技術と芸術を融合した新しい研究領域の試みとして,日本美術の代表となる源氏絵のオントロジーを用いた研究および深層学習を用いた源氏絵の分析などの研究が進められている.本研究では仮想空間技術を利用して,平安貴族が鑑賞したと思われる時代屏風の再現を試みる.時代屏風は背景に金箔が貼られており,平安時代には照明器具として灯明が用いられていた.一般に,芸術作品を灯明のような燃焼を伴う灯りで鑑賞することは安全性の観点から困難である.この問題を仮想空間上で灯明の灯りと金箔からの光源反射を忠実に再現することで解決する.</p>
著者
中山 雄希 井山 裕文 山舘 順
出版者
サレジオ工業高等専門学校
雑誌
サレジオ工業高等専門学校研究紀要 (ISSN:18812538)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.121-123, 2008

We attemped the mutual theme on the human and the science studies throuth the component analysis of old Japanese coins about the sample of 9 Kan-ei Tsuhous. The analysis presents defferent contain percentage Cu from producing district Asio, Asakusa, Takatsu.
著者
大場 裕一
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-11-18

ホタルルシフェリンが、1分子のハイドロキノン(またはベンゾキノン)と2分子のL-システインから生合成されること実験により初めて明らかにした。また、毒性のあるハイドロキノンはそのままの形ではホタル体内には存在せず、そのかわりグルコースが付加したアルブチンの存在が認められた。このことはホタルが体内でハイドロキノンとシステインからルシフェリンを生合成していることを示している。
著者
野中 隆 福岡 秀敏 竹下 浩明 日高 重和 七島 篤志 澤井 照光 安武 亨 永安 武
出版者
日本腹部救急医学会
雑誌
日本腹部救急医学会雑誌 = Journal of abdominal emergency medicine (ISSN:13402242)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.491-493, 2010-03-31
参考文献数
11
被引用文献数
2

患者は50歳男性。性的嗜好にて肛門に長さ15cm,直径10cm程度の薬瓶を挿入。自身でペンチを用いて取り出そうとしたが摘出できず,ビンが割れて出血してきたため当院救急外来受診となった。腹部単純X線では小骨盤腔内にはまり込んだ破損したガラス瓶を確認し,腹部CTの3次元再構築画像でガラス瓶の破損部位などの詳細な状況を把握しえた。経肛門操作による摘出は困難と判断し,同日緊急手術を施行。肛門より破損したガラス瓶の入口部より自動吻合器(サーキュラーステイプラー)を挿入し,直腸RS部を切開し逆行性にガラス瓶を摘出した。直腸切開部は離断し人工肛門を造設し手術を終了した。直腸異物は,性的嗜好や事故により肛門から器具などが挿入され,抜去不可能となったものである。破損したガラス瓶摘出を行う際には,事前に形態や破損状況を確認し,状況に応じた適切な手段を選ぶ必要がある。
著者
水野 圭士
出版者
学習院大学
雑誌
学習院史学 (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.18-34, 2014-03
著者
染田 英利 石田 肇 米田 穣 橋本 正次 佐藤 泰則 小林 靖
出版者
防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

ヒト硬組織中に含まれる炭素、酸素及びストロンチウムの各安定同位体比は、遺骨の身元確認の前段階におけるスクリーニング法として有効な情報を提供できる。本研究では、戦没者遺骨鑑定への適応を想定しパプアニューギニア人と日本人の歯牙エナメル質中の炭素、酸素及びストロンチウム同位体比を計測し、先行研究である米国人データを参照し、判別分析による統計学的検討をおこなった。これらの3群から米国人の分別は高精度に可能であった。パプアニューギニア人と日本人については一部地域では正確な分別が可能であった。安定同位体比分析は、ニューギニア戦線におけるこれら3群の遺骨を分別する方法として有効となる可能性が示された。
著者
栗原 一貴 笹尾 和宏 山本 光穂 田中 秀樹 奈良部 隆行 國吉 雅人 会田 寅次郎 岡田 裕子 高須 正和 関 治之 飯田 哲 山本 博之 生島 高裕
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.223-224, 2014-09-12

本論文では,月および火星の衛星画像からあたかも知的生命体によって構築されたかのような構造物(擬似不自然構造物,pseudo-artificial structures)を自動検出する試みについて報告する.NASA Jet Propulsion Laboratory から公開されている観測データを対象として近年発展の著しいパターン認識手法である deep learning を採用し,顔認識技術として Deep Convolutional Network Cascade for Facial Point Detection,およびオブジェクト検出技術として 1000 種類の物体を検出可能な DeCAF (A Deep Convolutional Activation Feature for Generic Visual Recognition)を適用することで,興味深い結果を得た.
著者
竹内 洋
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
1995-03-23

新制・論文博士
著者
片岡 仁美 野村 恭子 川畑 智子 勅使川原 早苗 岩瀬 敏秀
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.365-375, 2014-10-25 (Released:2016-05-16)
参考文献数
20
被引用文献数
1

目的:女性医師の離職と復職及び育児休業の取得について現状を明らかにし,離職に影響を及ぼす要因について解析する.方法:岡山大学卒業生および同大学臨床系講座に入局した女性医師1403名に質問票を送付した.結果:回答者(n=420,回収率29.9%)のうち離職経験者は46.6% (n=191),離職時期は卒後10年以内が92.4%(n=171)であった.離職理由は「出産・育児」が51.5%(n=98),「夫の転勤」が21.1% (n=40)であった.初回離職時82%(n=151)が復職を希望していた.考察:柔軟な勤務体制の確立や育児休業の取得できる安定した勤務環境の整備がキャリア構築に重要である.
著者
伊藤 祐
出版者
久留米大学
雑誌
久留米大学商学研究 (ISSN:1342047X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.195-218, 2002-09
著者
山岡 耕春
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.3_88-3_90, 2018-03-01 (Released:2018-07-28)
参考文献数
2
被引用文献数
2