1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1951年03月24日, 1951-03-24
著者
熊谷 正俊 伏木 匠 横田 孝義 君田 和也
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.98, pp.19-26, 2004-09-28
参考文献数
5
被引用文献数
2

先に開発した交通情報の長期予測手法である"特徴空間予測手法"の拡張技術を2つ紹介する.1つは複数リンクの交通情報を同一の特徴空間に射影し,特徴空間上でリンクごとに予測処理を行うことで,通常の回帰分析を用いた予測手法に比べ,予測精度を損なうことなく予測データベースのデータ量を1/10以下に削減する技術である.もう1つは,プローブカーデータのように時系列の大半が欠損した交通情報を予測に利用する技術であり,特徴空間射影に欠損値付き主成分分析を適用することで,時系列中8割が欠損した疎らな交通情報からでも高精度な予測を可能とする.This paper discusses about two extended methods of "Feature Space Forecast Method" for long-term traffic information forecasting. The first one is the method which decreases the size of a forecasting database one-tenth as large as that of usual regression analysis, by performing forecast process in the feature space shared by some links. The second one makes the best use of traffic information with a large number of missing data, by applying "Principal Component Analysis with Missing Data" for the process of feature space projection. It provides accurate forecast information even from probe-car data whose 80% of time series is missing.

1 0 0 0 OA 討論

著者
前田 高弘
出版者
日本科学哲学会
雑誌
科学哲学 (ISSN:02893428)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.89-93, 2001-05-30 (Released:2009-05-29)
著者
古田 富彦 小浪 博英 中挾 知延子
雑誌
研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.9, pp.1-6, 2013-02-21

本発表は東洋大学地域活性化研究所プロジェクトの一つである地域婚活の実態調査に基づくものである.2011 年より 3 年計画で 「ぐんま赤い糸プロジェクト (あいぷろ)」 を対象にして地域婚活活動を調査し,地域の活性化への方策について探ってきた.「あいぷろ」 は,群馬県少子化対策・青少年課が県内の企業,団体,自治体等を 「会員団体」,「個人登録」 を受け付ける社会福祉協議会,イベントを企画・運営する 「協賛団体」 により未婚者相互の出会いを促進しようとするものである.少子高齢化が進む日本では,数々の自治体に地域婚活課などが作られている.また,街をあげての婚活イベント 「街コン」 が行われている.イベントにおいて地域住民の積極的な参加を呼びかけるウェブサイトでの文言は,住民が情報にアクセスする際のしくみと同様に重要な役割を果たしている.本発表では,過去 2 年間の調査活動を通じて得たいくつかの地域情報の発信についての考察や提案を行いたい.This report is based on a research on regional marriage hunting as a project of the Institute of Regional Vitalization Studies, Toyo University. This project is planned for three years, and since 2011, we have been seeking for a better solution for vitalization in Gunma prefecture, focusing on the Gunma "Akai-Ito" Project, AIPRO. AIPRO is a project on marriage hunting, which is called KONKATSU, directed by some public sectors in Gunma, and aims at establishing contact among the unmarried. Recently in Japan, as the population ages and fewer babies are born, many local governments have organized the regional marriage hunting sector, which lead KONKATSU events. On the other hand MACHI-KON events organized by town restaurants are very popular recently. In KONKATSU events, information diffusion strategy over the targeted local people should play a very important role as well as an efficient information access for them. We would like to show our project activity for the past two years, and then propose some consideration for why KONKATSU became such a very popular event in a region from a viewpoint of information diffusion.
著者
玉置 了 若林 靖永 堀川 宣和
出版者
近畿大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究は,消費者のソーシャルメディア上の消費者のコミュニケーション行動をアイデンティティと倫理的消費の視点からの解明を目的としたものである。本研究は,(1)ソーシャルメディアにおける消費者のコミュニケーション行動をアイデンティティの視点から分析する手法を検討し,テキストマイニングにより感情と消費スタイルに基づくアイデンティティとの関係を解明した。(2)倫理的消費の動機及び意識のそれ自体の検討として,倫理的消費がアイデンティティと共感によって促進されることを明らかにした。(3)SNS上の倫理的消費に関する消費者発信の情報を抽出し自己表現と関係構築の視点から分析を行った。
著者
安田 佳那子
出版者
日本堆積学会
雑誌
堆積学研究 (ISSN:1342310X)
巻号頁・発行日
vol.71, no.3, pp.219-222, 2012-12-28 (Released:2013-02-25)
参考文献数
5
著者
岸 亮平
出版者
大阪大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

一重項縮環共役開殻分子系の電子構造と(非)線形光学スペクトルの相関関係を解明するための計算・解析手法の開発と実在系への適用を行った。ab initio MO 法に基づく量子マスター方程式を用いて動的二次非線形応答の計算・解析法の開発に成功し、第二高調波発生スペクトルの置換基効果や波長分散に対する構造特性相関を明らかにした。一重項縮環共役開殻分子系の多参照摂動論による励起状態計算を実行し、線形、二光子吸収スペクトルの実験値と比較することで構造特性相関を明らかにした。開殻分子系の派生として、キノイダルオリゴチオフェンやなど局在化ジラジカル系についても構造特性相関を明らかにした。

1 0 0 0 OA 受像機

著者
野添 敏郎 丹松 克男
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.38, no.7, pp.629-633, 1984-07-20 (Released:2011-08-17)
参考文献数
48
著者
福士 圭介
出版者
金沢大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2013-04-01

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に起因して、福島第一原子力発電所が水蒸気爆発を起こし、大量の放射性物質が原発周辺に放出された。放出された放射性物質の中で、総放出量と半減期から、原発周辺の土壌汚染の主な原因は放射性セシウム(Cs)であるといわれている。原発周辺の広範囲で放射性Csが土壌表層の細粒物質に濃集していることが確認されており、土壌に普遍的に含まれている層状粘土鉱物がCsの主な取り込み媒体と指摘されている。 福島県の土壌は阿武隈花崗岩を母岩としており、その風化生成物である層状粘土鉱物のであるスメクタイト、バーミキュライト、イライトの存在が確認されている。層状粘土鉱物は層状の結晶構造を持っており、層間に保持される陽イオンは溶液中の陽イオンと交換可能である。Cs+はこれら粘土鉱物への親和性が特に高いため、原発事故により放出されたCsは層状粘土鉱物の層間に強固に保持されていることが予想されている。しかし溶液中の主要陽イオンが高濃度である場合、強固に保持されたCs+であっても他の陽イオンとの交換によりCs+は溶脱する可能性がある。自然界において粘土粒子が接触する天然水は主要陽イオンを様々な濃度で含んでいる。したがって天然の土壌に吸着した放射性Cs+が天然環境に溶出することが懸念される。環境中における放射性Csの動態の理解には、天然土壌からの主要陽イオンによるCs溶脱挙動の理解が必須である。本研究は福島県第一原発周辺に分布する土壌粘土を用いて、主要陽イオン(Na+, K+, Mg2+, Ca2+, NH4+, Li+)添加によるCs(133Csおよび137Cs)の脱離挙動を系統的に検討した。また標準的なスメクタイトに保持されている微量セシウムを対象に主要陽イオンによる脱離実験も行った。
出版者
日本赤十字社
巻号頁・発行日
1927
著者
服部 美奈 西野 節男
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

研究成果を以下の4点に要約する。第一に、インドネシア・マレーシアのイスラーム高等教育機関では近年、イスラーム法学やイスラーム教育などのイスラーム諸学に、非宗教的な学問諸学である法学や教育学を統合する試みが進められている。さらに、イスラーム高等教育機関は様々な価値が混在する多元化社会に対応し、同時に非宗教系高等教育機関とは異なる人材の輩出、つまり宗教と非宗教といった二元的な学問類型を越えたイスラーム指導者を養成しようとしている。一方、マレーシアのイスラーム高等教育機関は1980年代からアラビア語と英語を教授用語とするマレーシア国際イスラーム大学の設立など、グローバル化に対応した教育改革を行い、国内外のイスラーム指導者を養成している。また各州における独自の取り組みも注目される。第二に、イスラーム高等教育機関における研究の進展は顕著である。多くのイスラーム高等教育機関には女性研究センターPusat Studi Wanita、イスラーム研究センターが設けられ、イスラーム諸学の研究が進められていると同時に、現代の諸問題に照らした教義の再解釈や社会科学の手法にもとづく実証研究が推進されている。この意味で、各国のイスラーム高等教育機関における研究の蓄積と発信が今後のイスラーム研究の重要なリソースとなりつつある。第三に、しかしながら異宗教間対話という観点からインドネシア・マレーシアのイスラーム高等教育機関をみると、イスラーム諸学と非イスラーム諸学との学問的統合あるいはより広い分野での就職・活動の機会を学生に提供しているという点において、価値多元化社会への対応は確実に進んでいるといえるものの、諸宗教間の対話を現在のイスラーム高等教育機関が積極的に提供していると結論づけることはできない。第四に、2011年に開催した国際シンポジウムにおいて、各国(インドネシア、マレーシア、ブルネイ、オランダ、ヨルダン)のイスラーム高等教育機関に所属する研究者を招聘し、東南アジア、ヨーロッパ、中東地域におけるイスラーム高等教育機関の価値多元化社会への対応を直接議論することにより、国際的な研究交流を促進した。また、この国際シンポジウムの開催により、東南アジア地域のみならず、ムスリムがマイノリティとして居住するヨーロッパにおけるイスラーム高等教育機関の現状と課題を共有し、より普遍的な課題の検討と問題提起が可能となった。
著者
脇坂 崇平
出版者
独立行政法人理化学研究所
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

本研究実施者らは、認知心理実験装置・代替現実(SR)システムの第二世代版を作成した。基本的機能の大幅な改善に加え、幾つかの基礎的な機能を追加した:1)視線追跡装置(2)床振動再現(3)Open Sound Protocolに準拠した体験シナリオ制御システムやその他外部機器との連動等。また、いくつかの応用を実施した:(1)『MIRAGE』(理化学研究所と日本科学未来館共催)(2)『没入快感研究所』(SONY)など。また2012年度デジタルコンテンツエキスポにてInovative Technologiesに採択。成果の一部は先端技術館@TEPIAにて体験することができる(2014年5月現在)。