著者
萩原 昭夫
雑誌
臨床とウイルス (ISSN:03038092)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.156-163, 1995-03-30
参考文献数
15
被引用文献数
5
著者
北村 四郎
出版者
日本植物分類学会
雑誌
植物分類・地理 (ISSN:00016799)
巻号頁・発行日
vol.29, no.6, 1978-11-30
著者
篠宮 幸子 酒井 勝司
出版者
日本動物分類学会
雑誌
動物分類学会誌 (ISSN:02870223)
巻号頁・発行日
no.54, pp.38-43, 1995-12-25

徳島市の魚市場で得たMetapenaeopsis sinica LIU et ZHONG,1988の形態について検討した.本種は日本ではこれまでに高知県からの報告がある(CROSNIER,1994).LIU&ZHONGの記載とは雌の第3顎脚,雌雄の第3歩脚の長さ,およびペタズマの先端部の突起数にわずかな違いがあった.CROSNIERの記載とはペタズマの形態ではインドネシア産の標本とよく似ているが,Maldivesの標本とはわずかに違いがみられた.発音器の隆起数は高知県産のものと一致した.
著者
成清 善一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.662-665, 2008-05-01 (Released:2010-05-01)
参考文献数
5
被引用文献数
1
著者
児玉 啓浩 森本 康彦 中村 勝一 横山 節雄 宮寺 庸造
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.453, pp.151-156, 2011-02-25

大学における研究活動では,発生する多様な情報を蓄積・活用することが重要である.しかし,研究初学者にとって,これらの蓄積された情報を効率的に活用することは容易ではない.そこで本研究では,ユーザの活動場面に適応的な情報抽出と視覚的提示手法を搭載した研究活動支援システムを開発する.これを達成するためにオペレータモデルを開発する.このオペレータは,活動場面と視覚提示制約によって,適応的な情報抽出と視覚的提示,促進メッセージ提示を行う.これにより,ユーザの活動場面に則した研究情報の抽出と,それらの効果的な活用を支援することが期待できる.本稿では,オペレータの定義と支援システムの開発について述べる.
著者
Tsukamoto Chiaki
出版者
京都工芸繊維大学
雑誌
京都工芸繊維大学繊維学部学術報告 (ISSN:03685896)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.39-57, 2005-03

京都工芸繊維大学 繊維学部学術報告(2004) 第29巻コンパクト・エルミート対称空間上のベクトル束のドルボー=ラプラシアンの固有値の計算は表現論的な計算に帰着することを示し、複素射影空間上の線束の場合にその固有値の全体とその固有空間の次元を求めた。この情報から解析的トーションを直接計算するために、ディリクレ級数のカルレッティ=モンティ・ブラディガンによる計算式の改良版を示し、それに基づく計算を実行して、ウェンによる数論的リーマン=ロッホ公式による計算と比較した。
著者
佐藤 アヤ子
出版者
明治学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

Identity Politicsが声高に叫ばれていた90年代、マイノリティ作家と呼ばれていたカナダ先住民作家及びアジア系カナダ人作家の文学をグローバルとローカルを融合させた「グローカル」性という新しい概念で分析した。白人優勢の社会で、従来の支配者、被支配者という二元的な構図で創作するのではなく、彼らの作品が、グローバルに普遍なるものへの同化と同時に、自らの出自である母語や伝統的なローカル文化を作品の中に取り入れ、個別と普遍を融合させた「グローカル」性という新しい文学理念に向かっていることに注目した。この分析法は、内外においても本研究が初めてであり、新しい文学分析として今後活用されよう。
著者
高橋紳吾
雑誌
臨床精神医学
巻号頁・発行日
vol.21, pp.1785-1792, 1992
被引用文献数
1
著者
高木 久 福田 俊 飯田 治三 佐藤 淳 佐藤 れえ子 内藤 善久
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.311-316, 1996-04-25
被引用文献数
4

ビタミンAD_3E(V-AD_3E)の合剤, ビタミンA(V-A)あるいはビタミンD_3(V-D_3)の単剤を哺乳期の子牛へ生後7日齢から10日間大量経口投与し, 牛ハイエナ病の発症試験を実施したところ, V-AD_3E剤(日量V-A 300万I.U., V-D_3 30万I.U., V-E1, 200I.U.)を投与したV-AD_3E群(2頭中2頭), その半量を投与したHalf V-AD_3E群(2頭中1頭), およびV-A 300万I.U.を投与したV-A群(2頭中1頭)の計4頭に発症が認められたが, V-D_3 30万I.U.を投与したV-D_3群では観察されなかった. 発症子牛では, V-Aの過剰を示す血中のエステル型のV-A(レチニルパルミテート)が高値を示し, 長骨の成長軟骨板は狭窄や構造の変性などを示した. V-AD_3E群はV-A群と比較して, 発症年齢が早く, 体重増加率の低下および後肢だけでなく前肢の成長不全も重度であった. 以上, 牛ハイエナ病は, 子牛の成長軟骨板に対する過剰なV-Aの作用により発症し, さらにV-D_3によって発症が促進されるものと推測された.

1 0 0 0 OA 足利尊氏

著者
山路愛山 著
出版者
玄黄社
巻号頁・発行日
1909
著者
山田美妙 著
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
1891
著者
藤本 和則 賀沢 秀人 佐藤 浩史 阿部 明典 松澤 和光
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.61-64, 2000-01-01
被引用文献数
8

Decision Support for Internet Users, Called DSIU, is an area of research for providing decision support for Internet users by using information on the Internet. DSIU aims to provide decision support with logicalexplanation taking account of user's preference. By using information extraction techniques, DSIU handles the names of various substances, e.g., electronic products, persons, and places, and so on, and constructs the explanations in terms of their properties. This paper describes the DSIU particularly form a viewpoint of realizing the DSIU and giving contributions to society in the near future. The information of DSIU is available at http://www.kecl.ntt.co.jo/DSIU/.
著者
寺澤 卓也
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.666-669, 1996-04-15
被引用文献数
4

オンチップマルチプロセッサでは チップ内のキャッシュ間データ転送とチップ外の主記憶とのデータ転送の速度差が大きいため 主記憶との間の転送を極力避けることが望ましい. 本論文ではキャッシュラインのチップ外への追い出し量を減少させる手法として 追い出しの対象となるラインを一時的に保存しておくキャッシュ機構(Zキャッシュ)を提案する. 命令レベルシミュレーションによる簡単な評価の結果 アプリケーションによっては実行性能を最大20%程度改善できることが明らかになった.In future on-chip multiprocessors, the access frequency of the off-chip main memory must be minimized considering the large gap of latency compared with quick on-chip snoop cache. In order to reduce the number of replace, an extra small cache (Z-cache) which holds the replacing line is added. Instruction level simulation results demonstrate that the Z-cache improves the performance up to 20% in some applications.
著者
MATSUHISA Y.
雑誌
Geochim. Cosmochim. Acta
巻号頁・発行日
vol.43, pp.1131-1140, 1979
被引用文献数
38
著者
藤田 敏彦 並河 洋
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館専報 (ISSN:00824755)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.31-37, 2006
被引用文献数
1

トゲクモヒトデ科のOphiocnemis marmorataは,通常砂泥底に棲息しているが,インド・太平洋域で鉢水母のビゼンクラゲ類に付着している姿が稀ながら目撃されていた.最近,フィリピンのパラワン島で,多くのビゼンクラゲRhopilema esculentumの傘内や口腕に本種が1〜数個体付着しているのが潜水によって観察された.また,鹿児島で得られたビゼンクラゲにもこれが付着していることが判明し,ビゼンクラゲ類を分散の手段として利用している可能性が示唆された.1.クモヒトデ類の浮遊生物への付着現象はOphiocnemis marmorataのみで見られる珍しい現象であり,ビゼンクラゲへの付着を初めて報告した.付着母体となるのがビゼンクラゲ類に限られていることから,ビゼンクラゲ類に特有な強固な体や複雑な口腕といった形態的な特徴や,内湾性で上下運動を行うといった生態的な特徴が,付着母体になりうる要因であると考えられる.2.Ophiocnemis marmorataの鹿児島での出現は本クモヒトデの日本初記録である.日本国内では砂底での分布記録はなく,この個体が遠方よりビゼンクラゲに付着して運ばれた可能性もある.強い遊泳力を持たない海産底生動物の分散は,通常,生活史の一部である浮遊幼生の時期に行われるが,Ophiocnemis marmorataのビゼンクラゲ類への付着は,浮遊幼生以外での分散という特殊な役割を持っている可能性がある.