著者
元吉 進
出版者
昭和女子大学
雑誌
學苑 (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
vol.891, pp.31-39, 2015-01-01
著者
堀 進悟
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.573-576, 2016 (Released:2017-05-15)
著者
山吉 智久
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.95, no.2, pp.145-170, 2021-09-30 (Released:2021-12-30)

旧約聖書において、疫病は自然現象としてではなく、専ら神ヤハウェと結び付けられて、神から人間や動物にもたらされるものとして描かれている。神の力の表れとしての疫病は、古代イスラエルの人々にとって災いの中で最も深刻な出来事の一つであり、戦争、飢饉と並んで、災いの典型と見なされるようになる。ヤハウェを唯一の神とする一神教の展開に伴って、災いとしての疫病も、それを被った人間自身が犯した罪の結果として捉えられるようになった。それは専ら、神ヤハウェの律法を忠実に守らなかったことに対する処罰とされた。それと同時に、この因果応報が持つ根本的な問題についても、旧約聖書は無自覚ではなかった。疫病がわれわれ人間の限界を思い知らせる存在であり続ける中で、疫病の蔓延によって社会的な弱者がより苦しめられるのは無視すべからざる現実である。この社会的な不平等は、それを生み出している人間自身の力で解決されなければならない。
著者
芦刈 政治
出版者
大分県地方史研究会
雑誌
大分県地方史 (ISSN:02876809)
巻号頁・発行日
no.9, 1956-09

p.13に翁早子氏執筆の記事掲載
著者
中野 正隆 村川 弘城
出版者
日本福祉大学全学教育センター
雑誌
日本福祉大学全学教育センター紀要 = The Journal of Inter-Departmental Education Center, Nihon Fukushi University (ISSN:2434706X)
巻号頁・発行日
no.8, pp.55-62, 2020-03-31

本稿の目的は, 日本福祉大学が文部科学省「地(知) の拠点整備推進事業」の採択を受けて取組んだ「持続可能な『ふくし』社会を担う『ふくし・マイスター』の養成」に係る地域でのフィールドワークの実践をもとに, 社会構成主義の視点から地域連携教育におけるフィールドワークのモデル化を試みることにある. また, モデルの適用について, 昨今の教育改革のテーマの1 つである「教育の質保証」の観点から示唆を加えるものとする.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1913年01月29日, 1913-01-29
著者
徳原 直子 青池 亨
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.s3, pp.s210-s213, 2022 (Released:2022-11-02)
参考文献数
7

令和3年度、国立国会図書館は、二つのOCR関連事業を外部委託にて実施した。一つは、国立国会図書館が保有するデジタル化資料約247万点(2億3000万画像)のOCRによるテキスト化であり、もう一つはオープンソースで公開可能なOCR処理プログラムの研究開発である。令和4年3月から5月にかけて、OCR関連事業の成果物の一部を使った実験サービスをNDLラボ上で公開した。NDLラボは、次世代の図書館システムの開発に資する要素技術の実証実験を行うウェブサイトである。令和4年9月現在、NDLラボ上の実験サービス「次世代デジタルライブラリー」及び「NDL Ngram Viewer」は、著作権保護期間が満了した図書約28万点の全文テキストデータを対象としている。本発表では、OCR関連事業の概要、実験サービスの特徴を紹介するとともに、沖縄に関連するキーワードを用いた検索結果から、本文テキストデータの地域史研究等への活用可能性を探る。
著者
金 甫榮
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.383-388, 2022-12-18 (Released:2023-01-27)
参考文献数
9

本発表では,『渋沢栄一伝記資料』の別巻第1,2に収載されている渋沢栄一の日記および予定表である「集会日時通知表」のテキストデータを,TEIを用いて再構築した事例研究の成果について論じる.『渋沢栄一伝記資料』は,日本近現代史研究において重要な資料とされているが,そのテキストデータが可視化・分析されたことはまだない.本研究では,テキストデータの信頼性向上と多様なデータ分析を可能にするための構造化を行い,その成果をウェブサイト「渋沢栄一ダイアリー」で公開した.この研究過程で,TEIによるテキストの構造化が何をもたらしたかを考察する.