2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1907年10月21日, 1907-10-21

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1930年03月28日, 1930-03-28
著者
今野 道勝 豊田 章
出版者
The Japanese Society of Physical Fitness and Sports Medicine
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.173-180, 1971-12-01 (Released:2010-09-30)
参考文献数
10

I. Aim and MethodThe cause of the stabbing pain in the side during exercise is not definitely known for the physiologist cannot be sure its appearance when he is prepared to study it. Therefore, in order to reveal the cause of this abdominal pain, the authors carried out first an investigation, then, on the basis of the result of the investigation, made attempt to induce the pain in the two series of experiments without any drug, balloon and so on.In the investigation, the questionnares were distributed to the 200 young male athletes to know about their experience of the abdominal pain during exercise and about the relations between the pain and weather, physical condition, kind of exercise and eating-exercise time interval.In the first series of experiments, eight healthy male students have not the history of an alimentary disorder were selected as the subject. Each subject came to the laboratory after fasting for eight and over hours, then they were loaded one of the two intensities of running on a treadmill in accordance with the procedure as showed in Tab. 1.In the second series of experiments, six of the eight subjects of the first series of experiments were selected as the subject for they complained the pain during running which carried out immediately after drinking or eating. Each subject was loaded walking on a treadmill and cycling on a bicycle ergometer in accordance with the procedure as showed in Tab.2. And this cycling requires about the same oxygen cost as the running at 240meters per minute.The test meal was consisted of baked egg (200g), fish ham (50g), raw cabbage (50g) and boild rice, and before the drinking or eating, each subject was advised to take water or boild rice as much as possible.When the subject complained the pain during exercise, the exercise was stopped about one minute later.II. Result and Conclusion.The pain was found 24 cases during running and only one case during cycling. In 72% of these 25 cases, a great deal of abdominal gas and excreta was found, and in 42% of 31 cases which were not found the pain, a great deal of abdominal gas and excreta was also found. Most of regions of the pain were middle and lower abdomen (80%), and specially in the experiments carried out relatively short time after eating, most of regions of the pain were left side abdomen (86%) .As for the time interval between the eating and exercise, the shorter the time interval, the higher rate of the pain was found.In every case, the pain stopped within seven minutes after exercise and any effect on the body was not found.From the result described above, it may conclude that the staple causes of the abdominal pain during exercise are (1) the abdominal gas or excreta is concentrated locally in the stomach or intestin by the movement of the body during exercise and distends the diaphragm or intestin, and (2) the stomach or intestin which is enlarged by the substances is rocked and tossed by the movement of the body during exercise and stimulates physically or chemically (local anaemia) to the mesentery or interior organs and so on.
著者
近藤 祐昭
出版者
四天王寺大学
雑誌
四天王寺大学大学院研究論集 (ISSN:18836364)
巻号頁・発行日
no.10, pp.23-58, 2016-03-20

日本のハンセン病療養所は、明治以後欧米から日本に布教にやってきたカトリックの神父およびプロテスタントの宣教師などによって始められた。日本における患者のおかれた過酷な現実に出会い、患者への強い共感を持ち、救済と共生を求めていった。 その後、法律が制定され、公立療養所の設立へとつながっていった。しかしその中で、「共感・共生」は後退していき、「国民への感染予防」が主となり、「隔離撲滅」や「民族浄化」が強調されていった。 日本のハンセン病療養所の原点であった「共感・共生」について、綱脇龍妙と「身延深敬病院」を主として振り返ってみることにした。
著者
植竹 桃子 松山 容子
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.83-91, 1994-01-15 (Released:2010-03-10)
参考文献数
15
被引用文献数
1

成人に至る以前のどの時期に, 近年著しくみられるスリム志向が成立してくるのかを明らかにするために, 小学4年生から高校2年生までの男女の児童・生徒, 合計2,673名に対して, 肥り痩せの意識についての質問紙調査を行った.主な結果は, 以下の通りである.1) 女子では, 身長が高く体重が軽いことを望むスリム志向が, 中学生以降に明確になる.男子では, 女子よりも遅れてスリム志向が現れるが, その度合は女子ほど強くなく, 内容的にも体重よりも身長が高いことを望む高身長志向の傾向が認められる.これらの志向には, 身長, 体重はもとより, 身体の様々な部位に対する意識も関与している.2) 身長・体重に対する留意度と衣服の選択法との関係から, 若年成人と同様に, 肥り痩せの意識と自分の外観を重視するおしゃれ感との結びつきが認められた.3) 成人にみられるような肥り痩せについての偏った意識をもつことを予防するためには, スリム志向が成立するまでに至っていない小学校の比較的早い学年時に, スリム志向を見直す機会を与えることが必要だと考えられる.
著者
川名 好裕
出版者
The Japanese Group Dynamics Association
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.67-76, 1986-08-20 (Released:2010-11-26)
参考文献数
19
被引用文献数
5 5

本研究の目的は, 対話状況において聞き手が話し手に与える相づちや, うなずきと言った社会的強化が, 相互の対人魅力にどのような影響を及ぼすものであるかを調べることであった。40人の大学生が, 自分の作った話をする話し手の役割か, その話を聞く聞き手の役割のどちらかを演じた。話し手と聞き手との対人的認知の違いを対照するために, 各々の被験者は, 終始それぞれの役割を演じた。話し手は二人の別の聞き手に, 同じ話を同じ調子でした。聞き手のうちの一人は, 相づちや, うなずきなどの社会的承認を与えて話し手の話を聞いた。もう一人の聞き手は, そうした社会的強化を話し手に与えずに話を聞いた。聞き手の方も, 二人の話し手の話を聞いたが, 一人の話し手には社会的強化を与え, もう一人の話し手には社会的強化を与えなかった。実験の結果, 明らかになったことは次の4点である。1. 話し手は, 相づちのある聞き手の方を, 相づちのない聞き手より好意的に評定した。2. 聞き手は, 自分が相づちを打った話し手の方を, 相づちを打たなかった話し手より, 好意的に評定した。3. 相づちの有無の違いによって変化する対人魅力特性は, 感情的・社交的魅力であり, 知的・道徳的魅力ではなかった。4. 対話状況においては, 話し手の方が, 聞き手より対人感受性が敏感であることも明らかになった。また, 多次元展開法が多変量の従属変数を全体的にかつ視覚的に表わすのに有用であることが示唆された。
著者
中島 裕夫
出版者
Journal of Radiation Research 編集委員会
雑誌
日本放射線影響学会大会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.166, 2011

東日本大震災により発生した福島原発事故は広範囲の放射能汚染を引き起こした。この汚染状況については近々文科省・大学連携調査による詳細な汚染マップが作成されることになっているが、この汚染がどれくらい続くかの予測は非常に難しく実際には時間経を待たなければ正確にはわからないのが現状である。しかし、今後の除染作業や避難指定期間などを検討する上では重要な因子の1つと考えられることから、<SUP>137</SUP>Csの生体内動態を調べるとともに今までに報告されているデータを基に福島原発事故汚染地域に棲息する動物を中心とした当初の生態学的半減期の推測を試みた。<BR>【方法】<B>生体内動態</B>1.マウスに1kBq/g体重の<SUP>137</SUP>CsCl水を単回経口投与した群、10ならびに100Bq/mlの<SUP>137</SUP>CsCl水溶液を8ヶ月間自由摂取させた群において<SUP>137</SUP>Csの摂取条件(高濃度急性、低濃度慢性摂取)のちがいによる<SUP>137</SUP>Csの経時的体内動態の差異を調べた。2.植物葉の汚染状況の経時的変化を調べ、動物の摂取状態と摂取量の変化を予測した。<BR><B>生態学的半減期の推測</B> 今までに得られている1960年代の大気圏内核実験ならびに1986年のチェルノブイリ原発事故による日本への放射性降下物に由来する<SUP>137</SUP>Csホールボディーカウントの半減期(Uchiyama,M. et al.1996)、ノルウェー(Jonsson,B. et al. 1999)とイギリス(Smith,JT. Et al. 2000)の湖のマス体内の<SUP>137</SUP>Cs量の半減期、以前、本学会で報告した1997年から2005年におけるチェルノブイリ汚染地域動物体内の<SUP>137</SUP>Cs減少率(Nakajima,H. et al. 2006)などのデータを基にして、今後、新たに放射性物質の広範囲な放出がないという条件で福井原発汚染における当初の生態学的半減期(動物体内)の推測を試みた。<BR>【結果】生態系での初期では葉表面に付着した降下<SUP>137</SUP>Csを直接摂取する形で大量の<SUP>137</SUP>Csを体内へ取り込んだと考えられ、時間の経過と共に雨などで洗い流された<SUP>137</SUP>Csが土壌に浸透し、植物等の根からの吸引により植物体内へ移行したものを摂取していると考えられる。また、<SUP>137</SUP>Csの生態学的半減期(動物体内)は、おおよそ1.5年と推測された。
著者
臼井 颯汰 栗野 盛光 大藤 剛宏 繁野 麻衣子
出版者
公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌 (ISSN:13498940)
巻号頁・発行日
vol.65, pp.1-21, 2022 (Released:2022-03-04)
参考文献数
26

臓器移植は,他の救命手段のない患者に,他者の健康な臓器と取り替えて機能を回復させる医療である.臓器移植は治療のための最終手段であり移植数を増やすことは重要な課題であるが,臓器を提供するドナーがいても医学的制約と社会的制約により移植不可能なことがある.社会的制約の克服方法の一つに交換移植(ドナー交換移植)があり,交換移植のシステムを導入している国も複数ある.交換移植のなかでも,レシピエントとドナーの2組の間でドナー交換をする循環型は非2部グラフ上のマッチングとして表現できる.移植数を増やすという目的に従うと,安定性の概念を大域的に拡張して要素数の多いマッチングを含むポピュラーマッチングによる交換が一つの方法となりえる.そこで,本研究では,交換移植のシステムとしてポピュラーマッチングのなかで要素数が最大のドミナントマッチングに着目し,ドミナントマッチングを求める発見的解法を示し,その方法を用いて肺移植を対象にシミュレーションをおこなう.
著者
陳 根発
出版者
立命館大学
雑誌
立命館国際地域研究 (ISSN:09172971)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.25-36, 2013-10
著者
野口光一
出版者
日本アニメーション学会
雑誌
アニメーション研究 (ISSN:1347300X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.31-44, 2017

2000年以降、アニメーション作品の人気1は『ポケットモンスター』、『ドラえもん』、『名探偵コナン』などの作品に固定化していた。しかし、ゲーム主導のコンテンツである『妖怪ウォッチ』がTVアニメーション化され、2014年1月から放映されると、ゲーム、映画、漫画、玩具などを連携させたメディアミックスを一挙に進めることで、人気コンテンツの仲間入りを果たした。 日本のコンテンツ産業における「メディアミックス」については、マーク・スタインバーグらの研究によって国内外に周知されているところだが、本稿では、『妖怪ウォッチ』を取り上げて、近年の進化に注目する。日本のメディアミックスは、アメリカのトランスメディア・ストーリーテリングとは異なり、キャラクター中心のフランチャイズであることは指摘され、議論されている。本稿では、レベルファイブによる『妖怪ウォッチ』のメディアミックスはこれを踏襲しつつも、近年のメディア変革を受けた1970年代半ば以降の角川春樹によるメディアミックスのアップデート・バージョンであると提案する。同じゲーム主導の『ポケットモンスター』と比較し、また角川春樹の戦略との類縁性も再確認しつつ、『妖怪ウォッチ』における新たなメディアミックスの展開を、ハードウェア、ソフトウェア、そして市場面から分析し、考察する。
著者
部田 和美
出版者
筑波大学一般・応用言語学研究室
雑誌
言語学論叢 オンライン版 (ISSN:18826601)
巻号頁・発行日
no.2, pp.33-47, 2009-12-31

授受動詞「ヤル・クレル・モラウ」文において従来言われている「位置・所有権の移動」という意味特徴に疑問を呈し、現象の観察からより包括的な意味素性の抽出を試みた。本稿では主に「彼は私に勇気をくれた」のような、抽象的な事物を対象とした授受動詞文を中心に考察を行い、その検証を踏まえて「ヤル・クレル・モラウ」文の意味は(位置・所有権の)「移動」ではなく「変化」であることを導き出した。