著者
川又 俊則 Toshinori KAWAMATA
雑誌
鈴鹿国際大学紀要Campana = Suzuka International University journal campana (ISSN:13428802)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.87-98, 2007-03-20

It never necessarily goes well at pastors' old age. In each sect of the Christianity, the retirement system is introduced, and the retirement allowance is provided for the retirement pastors. There are some sects which pension system is prepared for, too. However, after it retires from the duty of pastor, they concerned are opposite to an economical, healthy difficulty. However, there is a retirement from active life pastor who publishes the person and the writing that keeps parting from the sect and being missioned, and is sending it with the web etc. in no small way, too. It will be able to be thought that the aged society is not caught in the minus but the field of a new mission for the Christianity extended.
著者
川又 俊則 Toshinori KAWAMATA
出版者
鈴鹿国際大学
雑誌
鈴鹿国際大学紀要 (ISSN:13428802)
巻号頁・発行日
no.13, pp.87-98, 2006

It never necessarily goes well at pastors' old age. In each sect of the Christianity, the retirement system is introduced, and the retirement allowance is provided for the retirement pastors. There are some sects which pension system is prepared for, too. However, after it retires from the duty of pastor, they concerned are opposite to an economical, healthy difficulty. However, there is a retirement from active life pastor who publishes the person and the writing that keeps parting from the sect and being missioned, and is sending it with the web etc. in no small way, too. It will be able to be thought that the aged society is not caught in the minus but the field of a new mission for the Christianity extended.
著者
清水 真木
出版者
広島大学
雑誌
広島大学総合科学部紀要. III, 人間文化研究 (ISSN:09187782)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.65-94, 2002-12-25

Die von Derrida 1972 vorgelegte Frage nach dem Sinn von einem ratselhaften Fragment 'ich habe raeinen Regenschirm vergessen', das Nietzsche im Herbst 1881 in ein seiner Notizbiicher eingeschrieben hat, ist zugleich die nach dem Grundcharakter des gesamten Diskurses von Nietzsche. Nietzsche halt (gleich wie Freud) das Vergessen als etwas Positives, dessen primare Bedeutung aber im 'Uberwinden' oder im 'Fertigwerden' liegt; und was der gesunde Mensch vergiBt, ist nichts anderes als das, was Nietzsche als (ebenso intellektuelle wie leibliche) 'Krankheit' bezeichnet, dessen Zeichen der von Nietzsche (wohl in Genua) vergessene Regenschirm sein muB. Dass der Regenschirm fur Nietzsche ein Zeichen der Krankheit ist, womit er fertig wurde oder wenigstens fertig zu werden wunschte, kann man es in bezug nicht nur auf seine Kondition, sondern auch auf sein Denken rnit dem Biographischen parallel bestatigen. In jenem Sommer hatte er zum erstenmal den Begriff der 'ewigen Wiederkunft des Gleichen' fur sich explizit dargestellt, eine experimentalphilosophische Hypothese und Probierstein, womit man gesundste und stiirkste Menschen aussieben soil: wenn fur Nietzsche 'seinen Regesnschirm vergessen' 'mit seiner Krankheit fertig werden' heisst, wiirde doch seine Kondition es ihm nicht erlauben; und das Fragment (und sein gesamter Diskurs) konnte man als ein Ausdruck der freudigen Hoffnung auf die zu kommende leibliche 'Genseung' verstehen.
著者
笹野 遼平 黒橋 禎夫
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.49, no.11, pp.3765-3776, 2008-11-15

本稿では大域的情報を用いた日本語固有表現認識手法を提案する.提案する手法では,SVMを用いた固有表現認識手法を基とし,構造的な解析などから得られる大域的な情報として,先行文における同一形態素の解析結果,共参照関係にある表現の解析結果,係り先から得られる情報,固有表現情報を付与した格フレームを用いた格解析から得られる情報の4つの情報を新たに導入する.CRL固有表現データ(5分割交差検定),IREXテストセット,および,ウェブテキストに固有表現を付与したデータを用いた評価実験の結果,従来手法より高い精度が得られ,手法の有効性が確認された.
著者
木庭 乾
出版者
国立研究開発法人理化学研究所
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

2型自然リンパ球(ILC2)は、アレルゲンによる組織損傷に伴い産生されるIL-25やIL-33に反応し、迅速かつ多量に2型サイトカインを産生することでアレルギー性炎症を誘導する。申請者は多様な免疫細胞を比較したRNAシークエンスデータを解析し、ILC2が神経伝達物質であるセロトニンの受容体を特異的に発現していることを見出し、セロトニンがILC2の増殖やサイトカイン産生を抑制する因子であることを明らかにした。本研究では、アレルギー性炎症におけるセロトニンの新たな生理的役割を、ILC2の抑制という観点から明らかにし、その抑制機構の破綻とアレルギー疾患の因果関係を解明する。
著者
菅原 知宏 山本 周平 曽我部 敦
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.20, no.5, pp.195-202, 2020 (Released:2020-05-09)
参考文献数
16
被引用文献数
1

酵母Pseudozyma tsukubaensisが生産するマンノシルエリスリトールリピッド-B(MEL-B)は,糖脂質型バイオサーファクタントとして研究が進められてきた。一方,優れたラメラ形成能と皮膚保湿作用といった機能性に加え,特徴的な使用感を付与する点が高く評価され,化粧品への採用が広がってきている。それに伴って,製剤化に関する研究も進展しており,MEL-Bの特性を活かした処方例の報告が増えてきている。本稿では,MEL-Bの皮膚に対する効果とメカニズムに関する基礎研究から,化粧品処方や使用感評価といった応用研究まで,化粧品用途を目指した研究事例を紹介する。
著者
畔蒜 和希
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集 2021年度日本地理学会春季学術大会
巻号頁・発行日
pp.44, 2021 (Released:2021-03-29)

東京大都市圏では依然として待機児童の解消が叫ばれており,保育所の増設とともに保育士の人材確保が喫緊の課題として認識されている.近年はこのような現状を背景に,養成校との関係に基づいた保育労働力の需給構造を明らかにした研究が蓄積されつつある(甲斐2020).他方で保育士の労働市場に関する議論は新卒保育士の就職部分に焦点化されており,就職後の職業キャリアや中途採用の状況については触れられていない.これを踏まえて本報告では,保育所で実際に働く保育士のライフコースを描き出し,職業キャリアの特性を検討する. 本報告では東京大都市圏郊外における対象事例として,東京都調布市の社会福祉法人運営の認可保育所を取り上げる.常勤保育士18人のうち12人に対してインタビューを実施し,養成校を卒業してからの職歴の詳細や,結婚・出産等のライフイベントとの関係を明らかにした. 対象者のうち10人は養成校を卒業することで保育士資格を取得しており,初職先の選択については先行研究で得られた傾向と類似していた.既卒で資格を取得した2人については,資格取得前より保育補助として勤務しており,現場での経験を蓄積する積極的な意思を持っていた. 次に調査対象者の職歴をみると,同一の保育所または法人内で勤続している者は1人しかおらず,多くの保育士は転職を頻繁に繰り返したり,一度保育士を辞めたのちに再度復帰したりと,自らのキャリアを流動的に形成する傾向にあった.主な転職理由に着目すると,職場内での人間関係,保育所側の運営方針への不満などが挙げられていたほか,特に営利法人の保育所については企業的な経営体制が内包する労働環境等の問題が多く指摘されていた. また,一時離職を経験した保育士については結婚や出産が離職の契機となる場合が多く,女性職としての保育士の特性を反映している.しかし意思決定の内実は多様であり,出産を契機とする退職は慣習であったと述べる者もいれば,第一子出産後に子育てとの両立が困難になったため,勤続を断念した者も見受けられた.これに対して勤続していた保育士は,親族による育児サポートや勤務シフトの柔軟性を理由に勤続が可能であったことを述べている. 個々の職歴をみる限り,保育士の職業キャリアは流動的に形成される傾向にある.しかし対象者の勤務地歴をみると,過去の就業地の空間スケールは狭域に収束している.さらに調査対象である保育所への就職経緯をみると,多くは知人による紹介や同僚の転職経験など,人づてによる情報から現在の職場を認知している.人材紹介サービスを用いて転職活動を行っていた対象者についても,通勤時間を重視しつつ自宅の近隣で転職先を探していた.以上を踏まえると,施設単位でみた場合の保育労働力は,新卒者に限らずローカルに供給される傾向が示唆される. なお,本調査は単一の保育所を事例に,保育士の職業キャリアや労働力供給の一端を明らかにしたに過ぎない.したがって,異なる地域間・運営主体間の差異に着目することで,本報告の調査結果を相対化することが求められる.
著者
大谷 直樹 吉野 篤緒
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.964-975, 2021-09-10

Point・減圧開頭術(DC)による転帰は内科的治療と比べて致死率は減少するが,機能予後は不変である.・重症頭部外傷で脳ヘルニア徴候や開頭術の適応がある症例,特に若年症例ではDCを施行してもよい.・DCを施行する場合には,大開頭による前頭側頭頭頂開頭(12×15 cm以上,あるいは直径15 cm以上)が勧められる.
著者
洞院公定
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
千葉 朝子
出版者
一般社団法人 日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.76, no.9, pp.524-532, 2020-09-01 (Released:2021-03-01)
参考文献数
20
著者
細井 晴代 増田 樹郎
出版者
愛知教育大学障害児教育講座
雑誌
障害者教育・福祉学研究 (ISSN:18833101)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.131-140, 2015-03

自閉症児とその母親の関係は一般的に築かれにくい。自閉症児が侵襲的な世界にいることから〈安心〉を得にくく,甘えを発達させるのに時間がかかるからである。一方,母親は自らと同一視して子どもの行動の意味すなわち〈語り〉を読み取ろうとするものであるが,自閉症児の場合,その独特の感性から母親は子どもの〈語り〉を捉えにくく,子どもが〈わからない〉と感じがちである。それが母親に子どもの〈語り〉を理解しようとする姿勢を失わせ,母子の一体感を失わせる。「自己」は母親との一体感からつくられるため,自閉症児は「自己」が脆弱になり刺激に敏感になっている。母子の一体感を支援することが自閉症児の母子には必要である。そのためには,自閉症児の〈語り〉の意味を理解しようとする母親の姿勢を支えることが必要である。この姿勢から,母親が自閉症児の〈語り〉を理解し,自閉症児が〈安心〉できるかかわりをすることができる。同時に〈語り〉と向き合う方法が見えてくることで,母親も〈安心〉し,母子関係は改善していく。また,母子関係の維持には甘えが必要である。自閉症児療育での母子支援には,自閉症児の甘えに母親が気づけるような支援も必要である。
著者
中野 航基 澤田 秀之
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.62, no.10, pp.1737-1747, 2021-10-15

シャボン膜に音波を照射すると,表面張力波が発生する.本稿ではこの現象を利用した音波の可視化と,音楽を視覚的に理解し楽しむための新しい手法を提案する.本稿では,シャボン膜上に生じる表面張力波の理論的考察をもとに,音の可視化実験から得られたデータと理論値とを比較,考察する.また,シャボン膜を撮影した映像から,膜に照射された音波の音高周波数を自動的に認識するアルゴリズムを実装し,実験により有効性の検証を行う.
著者
亀井 美和子
出版者
一般社団法人 日本薬局学会
雑誌
薬局薬学 (ISSN:18843077)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.122-125, 2021 (Released:2021-10-22)
参考文献数
10

わが国では低用量経口避妊薬が避妊法として選択される割合が低いことなど,状況に応じた適切な避妊法が選択されにくい環境がある.人口あたりの人工妊娠中絶数は近年顕著な減少はみられず,望まない妊娠・出産は社会的な問題となっている.2017 年に厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」において,緊急避妊薬の OTC 化について議論がなされたが,性教育の浸透等,課題があることを理由として見送られた.そうした中,「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が改訂され,緊急避妊薬の調剤に関する記載が追記された.この指針において緊急避妊薬を調剤する薬剤師には研修を受けることが求められており,2021 年 7 月末時点で約 9 千名が研修を修了し,厚生労働省が氏名等を公表している.オンライン診療は緊急避妊薬へのアクセスを改善する有効な手段と考えられるが,それを機能させるためには薬局で調剤できるかどうかが鍵となる.現在,コロナ禍における時限的・特例的措置(いわゆる 0410 対応)として,緊急避妊薬の調剤が行われている可能性もあるが,薬剤師が避妊や緊急避妊薬の知識を持ち,薬剤の特性を踏まえ,患者に適切な対応をすることが求められる.
著者
片平清昭
雑誌
実験動物技術
巻号頁・発行日
vol.29, pp.127-131, 1994
被引用文献数
4
著者
吉冨 克則 古川 裕之 宮本 謙一
出版者
一般社団法人 日本臨床薬理学会
雑誌
臨床薬理 (ISSN:03881601)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.99-104, 2008 (Released:2009-02-04)
参考文献数
4

Protocols and case report forms are different among clinical trials, however adverse events (AEs) occur in every trial and need to be assessed in the same way. Therefore, we conducted a survey to examine the actual condition of the information of AEs. We surveyed choices and criterions of items for AEs of 59 trials which were performed in Kanazawa University Hospital. As a result of the survey, it became clear that choices currently used for each item were varied and different in each trial. Criteria of severity and outcome were also varied; there were even contradicting criteria among trials. There were also contradictory judgments of adverse drug reactions (ADRs), and the definition of “Probably not” expressed as an ADR differed. Moreover, in these trials, the criteria for “Probably not” was not markedly different. From these results, it was suggested that current the collection and assessment of the information of AEs were different in each trial and thereby assessments could also be different. Pharmaceutical companies, regulatory agenceis, and medical institutions should be in discussion to determine standardization of the expression of choices and criterions of AEs.
著者
新井 久爾夫
出版者
尚美学園大学
雑誌
尚美学園大学総合政策研究紀要 (ISSN:13463802)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.35-51, 2001-03-31

2000年6月25日に投票が行われた第42回衆議院議員総選挙は、自民、公明、保守の与党3党が揃って大きく議席を減らしながらも、衆議院での絶対安定多数を維持するという微妙な結果に終わった。自民党は東京、名古屋などの大都市圈の選挙区で有力議員を含む多くの候補者が落選したばかりか、「1区現象」といわれたように県庁所在地の選挙区の1区でも苦戦をした。その一方で、農村部の選挙区ではこれまでどおり多くの議席を確保した。また、比例でも前回に比べてかなり議席を減らした。都市住民の批判が自民党を敗北させた、都市では有権者の政党離れが進み、いわゆる「無党派層」が増えており、その「無党派層」の自民党への反乱がこのような選挙の結果をもたらしたというのが選挙後のマスメディアなどの論調である。