著者
上野清 編
出版者
積善館
巻号頁・発行日
vol.下, 1897
著者
上野忠義
出版者
農林中金総合研究所
雑誌
農林金融
巻号頁・発行日
vol.67(4), no.818, 2014-04-01
著者
田島 照子 栗山 亘代 角谷 和美 上野 脩 小川 幸志 畑埜 義雄
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.361-363, 2005 (Released:2005-07-29)
参考文献数
7

腰部脊柱管狭窄症 (lumbar spinal canal stenosis: LCS) による下肢痛の疑いで硬膜外ブロックの依頼を受けたところ, 帯状疱疹による下肢痛と判明した3症例を経験した. 3症例とも65歳以上で下肢痛の既往があった. 当院麻酔科の初診時には皮疹が出現した後であったため, 帯状疱疹の診断が可能であった. 腰神経領域における帯状疱疹の早期では, ほかの疾患との鑑別が困難な症例があり, 注意が必要である.
著者
安岡 絢子 上野 剛 宮永 俊之
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.230, pp.27-36, 2016-05-05 (Released:2017-05-05)
参考文献数
26

省エネに寄与する新たなエアコン選定方法を提案するため,従来のエアコン選定に関する調査とその課題を抽出した。その結果,「畳数めやすの基になっている冷暖房負荷の値は1964年から改正されていないため,現在の住宅特性に合わない」,「多様なライフスタイルが考慮できない」といった課題が抽出された。これらの課題を基に,生活者が「住宅特性」,「ライフスタイル」,「選好項目」を入力することで,多様な住まい方に合ったエアコンを自動で選定できる,エアコン選定ツールを提案した。戸建住宅を対象としたツールのプロトタイプを構築したところ,畳数めやすで選定するよりもツールで選定する方が,省エネとなることが試算された。
著者
上野 宏
出版者
日本酪農科学会
雑誌
ミルクサイエンス (ISSN:13430289)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.111-118, 2013 (Released:2013-12-26)
参考文献数
46

The supplementation of food products with iron is a useful approach to redressing its inadequate intake in many populations. The iron-lactoferrin complex (FeLf) is a common food ingredient because of its iron solubilizing capability in the presence of hydrogen carbonate ions. FeLf is a useful food product for iron and lactoferrin fortification, preventing anaemia with no risk of toxicity. This review focuses on the recent advances in FeLf regarding the structural features of the complexiation of FeLf, the thermal stability of FeLf in the applications to food products, and the suppressing effect of FeLf on the iron-catalysed off-flavor formation. The findings also encompass the beneficial effects on central nerve system, such as mental stress and the subjective symptoms associated with menstruation. The research stream of FeLf provides the beneficial findings in applications of FeLf to foods and neutraceuticals.
著者
上野 圭吾
出版者
国立感染症研究所
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

病原性真菌<i>Cryptococcus gattii</i>は、健常人に感染し予後不良なクリプトコックス症を引き起こす。申請者は、本感染症の予後を改善する樹状細胞 (DC)ワクチンを開発し、その作用機構を解析している。昨年度は、DCワクチンが肺常在性記憶型Th17細胞 (lung TRM17)を誘導することや、lung TRM17の分化維持機構に必要な因子について、国際誌に報告した (Ueno et al., Mucosal Immunol, 2019)。lung TRM17の誘導前期 (ワクチン後2週目) と誘導後期 (ワクチン後15週目)について、IL-17A欠損マウスでの挙動を評価したところ、IL-17A欠損マウスではどちらの時期もlung TRM17の数は有意に少なかった。特に、誘導後期のIL-17A欠損マウスでは、lung TRM17に発現するCD127の発現量が有意に低下し、lung TRM17の数はワクチン非投与群の場合と同等であった。このことは、IL-17Aがlung TRM17の発達や維持に関与することを示唆している。その他、DCワクチンを事前にMHC-II阻害抗体で処理するとlung TRM17の発達が阻害されたことから、DCワクチンによる抗原提示活性がlung TRM17の発達に必要であることも明らかになった。上記の論文では、lung TRM17が好中球の活性化を介して本感染症を制御するモデルを示した。その後の研究では好中球の殺菌機構や分化制御機構についても国際誌に報告した (Ueno et al., Med Mycol, 2019: Sci Rep, 2018)。初年度で開発した新規経鼻 (IN) ワクチンについて、DCワクチン同様に感染予後を改善することが明らかになった (上野ら, 第62回 日本医真菌学会総会, 2018年)。
著者
上野 貴史
出版者
広島大学大学院文学研究科
雑誌
広島大学大学院文学研究科論集 (ISSN:13477013)
巻号頁・発行日
no.79, pp.63-95, 2019-12-25

This paper aims to define the form and function of Old Japanese copular sentences containing the NP-da predicate. It is a commonly held that the Old Japanese copula was -n(i)ari, but the zero copula (-ø) was frequently used. This paper analyzes the syntactic structure "A-pa B-ø/-n(i)ari" as a small clause structure, and examines the functions of copular sentences. To this end, we organize the functions of copular sentences in Modern Japanese for comparison with the functions of copular sentences in Old Japanese. Furthermore, Old Japanese had a kakari musubi structure using a kakari particle -zo. In order to verify whether this kakari musubi structure was a copular sentence, we analyze the syntactic structure of (pseudo-) cleft sentences. After understanding the syntactic and functional property of copular sentences and (pseudo-)cleft sentences, we show that the kakari musubi structure "A-zo B" is not a copular sentence, but a cleft sentence similar to English it-clefts in which a marker -zo appears in the head of ForceP indicating a particular illocutionary force.
著者
高尾 憲司 濱口 幹太 上野 弘聖 松生 香里 伊坂 忠夫
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.67, no.3, pp.227-235, 2018

<p>The purpose of this study is to considerate the prediction formula for marathon time based on 20-m shuttle run test and training indexes in recreational runners. 100 male and 111 female recreational runners who have experienced one or more marathon races were measured. Each participant was measured with regard to physical characteristics, 20-m shuttle run test, and answered questionnaires about his/her training (monthly running distance, frequency of training, and years of experience of running training). Moreover, participants self-reported their best marathon time. Additionally, to examine the validity of the prediction formula, 14 male and 13 female recreational runners were measured using the 20-m shuttle run test and they answered the questionnaires about his/her training. The marathon time was significantly correlated with the participant's BMI, the times of 20-m shuttle run test, the monthly running distance, the frequency of training and the years of experience of running training for both male and female runners. Subsequently, multiple regression analysis generated the prediction model for marathon time by the measurement items. Furthermore, in the examination of the validity of the prediction formula, predicted marathon time was significantly highly correlated with measured marathon time. This study suggested that the marathon time can be predicted by the 20-m shuttle run test, the monthly running distance, and the years of experience of running training and the predicted marathon time may be useful for the marathon race and training in recreational runners.</p>
著者
鍋谷 圭宏 永田 松夫 齋藤 洋茂 滝口 伸浩 池田 篤 貝沼 修 早田 浩明 趙 明浩 外岡 亨 有光 秀仁 栁橋 浩男 河津 絢子 實方 由美 掛巣 孝則 羽田 真理子 福原 麻后 近藤 忠 佐々木 良枝 前田 恵理 吉澤 直樹 内山 友貴 上野 浩明 高橋 直樹 山本 宏
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.29, no.6, pp.1299-1305, 2014 (Released:2014-12-20)
参考文献数
12
被引用文献数
2

食道がん外科治療は「高リスク患者に対する高度侵襲手術」であり、特に高齢者では、日本外科代謝栄養学会ESSENSEプロジェクトの基本理念である「侵襲反応の軽減」、「身体活動の早期自立」、「栄養摂取の早期自立」、「周術期不安軽減と回復意欲の励起」を心掛けた手技と管理が必要である。近年、高齢食道がん患者に対する根治切除術も低侵襲化され、「身体に優しい」治療になりつつある。しかし、70歳以上の高齢者では、術後合併症が多い傾向で、食事開始後退院まで時間を要し、経腸栄養継続の意義が高いことが示唆された。高齢者では、oncological(がん治療としての有効性を踏まえた手術選択)、physical(肉体的)、mental(精神的)、social(社会的)な援助が適切に行われ、全人的支援があってこそ、「心にも優しい」術後早期回復が可能になると思われる。そのためには、NST・精神科医や医療ソーシャルワーカーなどを含めた多職種連携が必須である。
著者
上野 俊一
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館専報 (ISSN:00824755)
巻号頁・発行日
no.14, pp.p117-132, 1981-12
被引用文献数
2

ヨウザワメクラチビゴミムシ Trechiama tamaensis A. YOSHIDA et S. NOMURA の存在は, 東京都下奥多摩の養沢鍾乳洞で, 1951年8月31日に見つかった, 死体の破片に基づいて予告された。8年後にようやく生きている個体が採集され, 正式に記載されたが, 雌のみに基づく命名だったので, 正確な類縁関係は明らかでなかった。一方, 1953年に大磯で, また1972年に小田原で, それぞれ海岸に打ち上げられた, 洪水のごみの中から採集されたメクラチビゴミムシは, ヨウザワメクラチビゴミムシに近縁のものだ, ということだけはわかっていたが, 本来の生息地が発見できないので十分な材料が得られず, 腫名が未確定のままになっていた。死体の発見後13年めに初めて雄が採集された結果, 当初から予想されていたように, ヨウザワメクラチビゴミムシは, ハベメクラチビゴミムシ群のものであることが確認された。また, この種が洞窟に特有のものではなく, 関東山地南東部の地中に広く分布していることもわかってきた。近年, 地中環境にすむ動物の調査法が進むにともなって, 全国各地で多くの懸案が解決されるようになったが, 小田原の海岸で採集された種は箱根湯本の廃坑で見つかり, 大磯海岸で採れた種の本来の生息地は, 実に27年ぶりに丹沢山地で確認されて, いずれも実体が明らかになった。この論文では, ヨウザワメクラチビゴミムシの雄を記載するとともに, 箱根および丹沢の種をそれぞれ新しく命名した。それらの名称と既知の分布域は次のとおりである。1)ヨウザワメクラチビゴミムシ T. tamaensis A. YOSHIDA et S. NOMURA-関東山地南東部(養沢鍾乳洞, 大岳鍾乳洞, 御岳山, 御前山, 高尾山, 大垂水峠)2)タンザワメクラチビゴミムシ T. varians S. UENO-丹沢山地東部(ヤビツ峠);ほかに大磯海岸で採集された1個体がある3)ハコネメクラチビゴミムシ T. pallidior S. UENO-箱根山東部(白石地蔵の穴);ほかに小田原市御幸ヶ浜の海岸で採集された1個体がある以上の3種はたがいによく似ていて, 雄交尾器を検討しないかぎり正確に同定することはむずかしい。しかし, ハベメクラチビゴミムシ群のほかの既知種とは明確に区別され, とくに上翅の剛毛式や交尾片の特異な形態がいちじるしい特徴になる。興味深いのは, 箱根山に固有のハコネメクラチビゴミムシが, 富士山や伊豆半島のものとはまったく異なる, という事実である。富士山南東麓の溶岩洞群にはコマカドメクラチビゴミムシ T. lavicola S. UENO が, また伊豆半島東部の溶岩洞と廃坑には近縁のオオルイメクラチビゴミムシ T. ohruii S. UENO がそれぞれ分布し, ハベメクラチビゴミムシ群のうちでも特殊化のもっともいちじるしい一亜群を形づくっている。この亜群とヨウザワメクラチビゴミムシ亜群とは, 前胸背板後角の形態や後角毛の有無, 上翅の肩部や基縁部の構造, 上翅亜端溝の長さや曲がり方, 交尾片の形状などの点で大きく異なり, ごく近い過去に同じ祖先から分化したものとはとうてい考えられない。よく知られていることだが, 箱根の動物相と富士や伊豆の動物相とは, たがいによく似た点が多く, 同じチビゴミムシ類でも, ヨウザワメクラチビゴミムシなどとは系統の異なるフジメクラチビゴミムシ Kurasawatrechus fujisanus S. UENO は, 富士山麓の溶岩洞と箱根湯本の白石地蔵の穴とに分布し, それ以外の地域からは知られていない。したがって, ナガチビゴミムシ属 Trechiama のものだけが, この分布型からはずれた類縁関係を示すのは, 注目に値する事例だといえよう。その理由を説明するのは容易でないが, ハベメクラチビゴミムシ群の分布域が, 本州中央部の太平洋岸に沿ってひじょうに細長く延びていることと, ヨウザワメクラチビゴミムシ亜群の既知の3種のうちの2種までが, 河川の洪水に流されて, 本来の生息地から遠く離れた海岸で採集されている, という事実は暗示に富んでいる。ハベメクラチビゴミムシ群の甲虫類の祖先は, おそらく過去のある時期に分布をいったん分断され, いくつかの原型に分かれたのだろう。それぞれの原型は, その後ふたたび分布を拡げるとともに細分化を起こして, ヨウザワメクラチビゴミムシ亜群に見られるような同胞種をつくったのではなかろうか。長肢型のメクラチビゴミムシ類の拡散が現在もなお行なわれつつあり, それを助ける要因として河川の洪水が大きく影響していることは, これまでにもなん度か指摘してきたが, タンザワメクラチビゴミムシやハコネメクラチビゴミムシの例も, この推論を裏づけるものである。
著者
澁谷 拓郎 平原 和朗 上野 友岳
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第2輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.61, no.Supplement, pp.199-207, 2009-07-31 (Released:2013-11-21)
参考文献数
38
被引用文献数
2

Receiver function analyses have been developed since the late 1970s. Receiver functions are calculated by deconvolving the vertical component from the horizontal components of teleseismic P waveforms in order to remove the complexities of the source time functions and to extract the structural information beneath seismic stations. The receiver functions are sensitive to impedance discontinuities of the earth’s interior, especially to the shear wave velocity discontinuities. Therefore, the receiver function analyses have advantages in estimating the shear wave velocity structure and imaging the shear wave velocity discontinuities. In this paper we introduce several basic topics of the receiver function analyses. Firstly, we discuss the method of the calculation of the receiver functions, pointing out weaknesses in the water level method and the multitaper method and introducing the extended-time multitaper method. Secondly, we describe the inversions of the receiver functions for the shear wave velocity structure. We show two examples with the genetic algorithm. Thirdly, we introduce the way and several examples to image the shear wave velocity discontinuities with the use of the receiver functions. Finally, we discuss issues in the receiver function analyses which have not been addressed yet but should be in the near future.

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著者
上野 景平
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.207-214, 1959-03-05 (Released:2009-06-30)
参考文献数
1
被引用文献数
2