著者
上野 優 今井 祐二
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2019-IOT-44, no.15, pp.1-7, 2019-02-28

サーバ運用の手順書を Jupyter Notebook を用いて記述し,作業内容 ・ コマンド ・ 実行結果を一つの 「実行可能な手順書」 にまとめることで,作業の省力化と同時に,運用ノウハウの共有を円滑にするアイディアが提案されている.しかし,遠隔サーバを運用対象とする場合,従来の対話型端末と比べコマンドの記述形式を大きく変える必要があり,適用の妨げとなっていた.そこで筆者らは,この問題を解消する Jupyter 拡張である 「SSH Kernel」 を開発し,トライアルユーザへのアンケートにより提案手法の有効性を確かめた.
著者
上野 照剛
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電氣學會雜誌 (ISSN:00202878)
巻号頁・発行日
vol.104, no.2, pp.87-89, 1984-02-20 (Released:2008-04-17)
参考文献数
10
被引用文献数
1
著者
山本 成一 中村 遼 上野 幸杜 堀場 勝広 関谷 勇司
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.3_46-3_57, 2015-07-24 (Released:2015-09-24)

インターネット接続が普及し,さまざまな場面でネットワーク技術が利用されるようになった.しかしながら,その運用形態は進化していない.機器毎の固有の設定を個別に実施する旧来からの手法にとどまっている.研究レベルでは,いくつかの提案がされているが,現在のネットワーク利用に対し,実用的な運用レベルの要求を満たすものではない.本研究では,新しい運用管理アーキテクチャGINEW (General Integrated Network EngineeringWorkbox)を提案した.そのプロトタイプ実装の適用結果を報告する.
著者
松木 美貴 竹村 浩之 上野 剛 脇田 満 久野 豊 堀井 隆 田部 陽子 大坂 顯通
出版者
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
雑誌
医学検査 (ISSN:09158669)
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.586-589, 2014-09-25 (Released:2014-11-10)
参考文献数
7
被引用文献数
1

尿中ケトン体測定は,日常検査法としてニトロプルシドナトリウム反応を使用した試験紙が用いられているが,本反応では薬剤による偽陽性が多く報告されている.特に抗リウマチ薬であるブシラミンなどスルフヒドリル基(SH基)を有する薬剤と反応し,偽陽性を示すことが問題となる.「ウロペーパーα III‘栄研’改良ケトン体試験紙」(改良KET試験紙:栄研化学)は,SH基を含む薬剤による偽陽性反応の回避を目的として開発された尿試験紙である.本検討では,従来の「ウロペーパーα III‘栄研’ケトン体試験紙」(KET試験紙:栄研化学)との比較を行い,改良KET試験紙の臨床的有用性について検討した.改良KET試験紙とKET試験紙による尿中ケトン体検出結果の完全一致率は89.4%(261/292)で,不一致を示した検体31件(10.6%)中25件は,改良KET試験紙が陰性,KET試験紙が陽性を示した.この乖離検体の尿中ケトン体を酵素法で測定した結果,全検体が陰性であり,ブシラミン服用中の関節リウマチ患者の尿検体であった.改良KET試験紙は,従来法のKET試験紙で認められたブシラミンによる偽陽性反応を回避し,より正確なケトン体検出が可能であると考えられた.
著者
上野 千鶴子
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, pp.31-50, 1980

異常とは「集団が境界の定義のために創出する有標記号のうち、マイナスのサンクションを受け、かつ状況的に発生するもの、こと、ひと」であり、異常の成立する諸次元には、 (1) ユニット・レベル (個体内の自己防衛機制) 、 (2) 間ユニット・レベル (個体間の協働、共犯的な状況の定義) 、 (3) システム・レベル (集団アイデンティティの防衛と維持) の三つを区別することができる。<BR>異常の創出が個人および集団の自己防衛機制に関わっているなら、そのために解発される攻撃性のターゲットが何であるかによって、異常を類型化することができる。それには (1) 葛藤の当事者である (同位の) 他者、 (2) 攻撃性を転位した「身代わりの他者」、 (3) 自己自身の三類型がある。それは二つの葛藤回避型の社会、葛藤をルール化した多元的な競争社会と、社会統合を代償に葛藤を物理的に回避した離合集散型の社会とを両極にした、一元的でリジットな社会統合から多元的でルースな社会統合に至るまでの、統合度のスペクトラムを分節している。即ち、異常の類型は、集団の統合の類型と対応しており、現実の諸社会は、このスペクトラム上のいずれかの地点に分布している。だとすれば、異常の表現型をインデックスとして、それを創出する集団の特性を推論することができる。<BR>異常の一般理論は、異常を扱う諸学の間に対象と方法の一貫性を導入し、異常の通文化的分析を可能にする。
著者
嘉瀬 貴祥 上野 雄己
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
pp.28.2.7, (Released:2019-10-04)
参考文献数
12
被引用文献数
1

The present study investigated the cross-sectional and longitudinal predictability of mental health using Sense of Coherence (SOC) through a linear regression model (LRM) and generalized additive model (GAM). The estimation using LRM and GAM showed that SOC predicted mental health in both cross-sectional and longitudinal data. Moreover, the model fit index and analysis of deviance showed that the GAM fitted better with both data compared to LRM. These results suggest that SOC can be used as a predictor of the current and future states of mental health as well as the continuous and gradual changes in mental health.
著者
樋脇 治 上野 照剛
出版者
公益社団法人 日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:02850192)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.570-575, 1992-06-01 (Released:2013-01-11)
参考文献数
8
被引用文献数
2 2

This study focused on the properties of nerve excitation responding to pulsed electric fields induced by time-varying magnetic fields. We carried out magnetic stimulation of the human brachial plexus by localized and vectorial stimulation using a sequence of rectangular electric fields induced by trapezoidal magnetic fields. The results show that the nerve excitation is suppressed when plateau of trapezoid is shorter than a critical value. We introduced a model to explain this phenomenon. The nerve excitation elicited by magnetically induced electric fields was simulated. A computer simulation shows that the threshold for nerve excitation elicited by the trapezoidal magnetic field decreases with the increase of plateau of the trapezoidal magnetic field.
著者
渋谷 岳造 上野 雄一郎 小宮 剛 西澤 学 北島 宏輝 山本 伸次 齋藤 拓也 松井 洋平 川口 慎介 高井 研 吉田 尚弘 丸山 茂徳 ラッセル マイケル
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集 2015年度日本地球化学会第62回年会講演要旨集
巻号頁・発行日
pp.49, 2015 (Released:2015-09-03)

原生代前期には赤道域まで海洋が凍結したという全球凍結イベントがあったとされている。全球凍結の原因については、様々な仮説が提唱されているが、地質記録に基づく大気CO2分圧の推定からはCO2がそれ自体で地球を温暖に保つために不十分だったのかどうかが明らかになっていない。そこで、本研究では南アフリカ、トランスバール超層群のオンゲレック累層 (全球凍結時に海水中に噴出した玄武岩質安山岩) の地質調査・試料採取を行い、海洋底玄武岩の空隙を埋める熱水性石英に含まれている流体包有物の分析を行った。その結果、初生的流体包有物のCO2濃度は5.5 mmol/kg以下であることが明らかになった。また、計算の結果、大気CO2分圧は現在の約21倍以下であり、海水温を氷点温度以上に維持するのに必要なCO2分圧よりも低いと推定された。したがって、原生代前期全球凍結時の大気CO2分圧はCO2の温室効果だけで地球を温暖に保つには不十分であったことが地質記録から初めて明らかになった。
著者
近藤 滋 芳賀 永 秋山 正和 松本 健郎 上野 直人 松野 健治 武田 洋幸 井上 康博 大澤 志津江
出版者
大阪大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2015-06-29

28年度の総括班では、既に、班としてのシステムの構築がほぼ終わっているために、既存の共有装置の維持管理が主なものになる。2機の3Dプリンターは、全班員の研究に有効に使用されている。28年度に、総括班費で購入した機器は、顕微鏡用の共焦点レーザーユニット(北海道大学:999万円)と、ズーム顕微鏡(基礎生物学研究所:299万円、原子間力顕微鏡の一部として購入)である。いずれも、他の資金で購入したパーツと組み合わせることで、購入金額の節約をしている。両装置とも、3D形態の計測に必須であり、共同利用が進んでいる。班会議は北大で、5月23,24日に行った。理論系と実験系の交流を目的とする夏、冬の合宿は、9月4,5,6日と、3月28、29日に、淡路島、琵琶湖で行った。いずれも、学生の旅費の補助を総括班費から支出している。これまで、合宿は主に比較的少人数で行ってきたが、2016年度は、公募班員からの希望が多かったために、冬の合宿では会場を変えた。非常に活発な議論が行われたが、参加者が多くなりすぎたため、プロジェクトごとの議論の時間が逆に短くなり、やや、食いたりない面もあった。この点の解消が、今後の課題として残された。北海道大学の秋山は、定期的に、数学と3Dソフトの講習会を行っており、そのための実費(交通費、宿泊費)の支援を行った。その他、HPの更新に約30万円を支出している。
著者
近藤 滋 武田 洋幸 上野 直人 松野 健治 松本 健郎 芳賀 永 井上 康博 秋山 正和 大澤 志津江
出版者
大阪大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2015-11-06

主な活動は以下の4点である。1:7月10,11日にアメリカ合衆国カリフォルニア大学アーバイン校と合同で、3D形態形成に関するシンポジウムを開催し、同時に、今後の技術協力体制の拡大に関して話し合いを行った。アメリカ側の主催者であるKen Cho博士は分子発生学の世界的な権威であり、今後も、交流を続けることを確認した。2018年の本研究班の班会議にKen cho博士を招き特別講演をお願いすることが決まっている。また、上野研究室との共同研究も現在進行中である。2:河西通博士をHarvard Medical School のSean Megason研究室へ派遣し、ゼブラフィッシュ胚における組織の3次元構造の発生機構の研究を共同研究で行っている。これは前年度からの継続である。昨年度より、細胞レベルでの挙動を定量的に解析しており、特に、In toto imagingなどの観測技術を武田研究室に移植している。河西通博士の派遣は、2018年度で終了する予定。3:近藤班の3名が、前年に引き続き、コスタリカでツノゼミサンプルの採取を行った。今年度は、プロジェクトの目的がはっきりしており、特にヨツコブツノゼミの幼虫、ヨコツノツノゼミの幼虫、の2種に絞り、採集を行った。結果として、それぞれ70匹、200匹のサンプル採集に成功し、エタノール固定ののち、コスタリカ大学ポールハンソン教授の仲介で、日本に送付していただいている。今後の近藤班の研究は、このサンプルの解析が中心となる。4:近藤研究室の学生、松田佳祐を3D形態の計算で世界的に有名なプルシェミック研究室に約2か月滞在させ、原基の折り畳みソフトの高速化技術を学び、昨年作った展開ソフトを改良した。
著者
山本 浩基 上野 順也 平沢 良和 藤盛 嵩広 宮本 定治 好井 覚
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.37 Suppl. No.2 (第45回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.C4P1144, 2010 (Released:2010-05-25)

【目的】大胸筋不全断裂は比較的稀な疾患である。今回、大胸筋不全断裂の理学療法を経験し良好な結果が得られたので考察を加え報告する【方法】症例は60歳代、男性、製造業、バレーボール指導者、左利きである。勤務中にローラーに右腕を巻き込まれ、右尺骨骨幹部骨折、前腕筋断裂と同時に腋窩皮膚裂創、大胸筋鎖骨部繊維遠位の筋腱移行部に近い筋腹の不全断裂を受傷した。手術は断裂部を2号PDS糸でマットレス縫合した。術後より固定は三角巾とバストバンドにて肩関節内転、内旋位とし患部以外の運動を開始した。術後2週より肩関節内転、内旋位での他動屈曲運動開始、術後4週で固定を除去し自動介助での水平内転運動を開始、術後8週より鎖骨部繊維を含む大胸筋への積極的な筋力増強運動を開始、術後12週で可動範囲および筋力に改善を認め理学療法終了となった。筋力改善の指標として、乳頭部胸囲と超音波画像診断装置SONOLINE G60S(SIMENS社製)を使用し、鎖骨内側2/3の直下で大胸筋鎖骨部繊維の筋厚を健側と比較した。【説明と同意】本発表の内容を詳細に本人に説明し同意を得た。【結果】肩関節可動域は術後4週で屈曲140°、伸展40°、外転80°、水平伸展5°、第1肢位外旋60°、第2肢位外旋20°、肩関節屈曲90度での外旋(以下、第3肢位外旋)5°。8週で屈曲175°伸展50°外転180°水平伸展30°第1肢位外旋60°、第2肢位外旋60°第3肢位外旋10°。12週で正常可動範囲を獲得、乳頭の位置に左右差を認めず、胸囲は4週の101.2cmから12週で103.7cmと2.5cmの拡大を認めた。超音波画像診断装置による大胸筋鎖骨部繊維の筋厚は12週で健側6.9mm患側6.8mmとなった。【考察】大胸筋不全断裂は稀な疾患である。我々が渉猟しえた限りでは不全断裂の手術例についての報告はなく、完全断裂の症例についての報告が本邦で26例あった。26例の報告の中で術後の後療法について述べられた報告は1例のみであった。大胸筋断裂は特に若年者のスポーツによる受傷が多く、断裂部については、筋腱移行部、停止部に頻度が高いと報告されている。高齢者における報告は少ないが、受傷前の活動が低い場合は保存療法でも日常生活に制限をきたすことが少ないとされ保存療法を選択されることが多い。手術例ではpeak torqueが健側比99%まで改善するが、保存例では56%の回復に留まると報告されている。大胸筋断裂は初診時に見逃されることも多く陳旧例となりやすい。陳旧例では断端の瘢痕化や癒着、筋萎縮などの理由から可動範囲、筋力の改善に時間を要する。今回の症例は、腋窩皮膚裂創があり早期に大胸筋断裂と診断され手術を行った症例であり、早期から疼痛を避けて大胸筋鎖骨部繊維を弛緩させた状態で可動域訓練を行った事により可動範囲を確保することができた。筋力の改善においては大胸筋に対してだけでなく、大胸筋の作用と拮抗する筋への筋力維持を行い筋力の不均衡を起こすことのないよう注意する必要があると考えられる。本症例においては橈尺骨骨折及び前腕の筋断裂の治療は継続しておりスポーツへの参加は果たせていないが、更衣動作など大胸筋断裂による日常生活における問題は解消された。【理学療法学研究としての意義】大胸筋不全断裂術後に対する理学療法を経験した。大胸筋不全断裂に対しては早期より安全な肢位で肩関節可動域を確保する為に早期からの理学療法が必要であると考えられる
著者
藤田 喜久 上野 大輔 鈴木 廣志 渡久地 健
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
CANCER (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.33-36, 2019

<p>Three stygobiotic atyid shrimps, <i>Halocaridinides trigonophthalma</i> (Fujino & Shokita, 1975), <i>Caridina rubella</i> Fujino & Shokita, 1975 and <i>Caridina</i> sp., are recorded firstly on the basis of specimens collected from an anchialine cave in Yoron-jima Island, central Ryukyus, Japan.</p>
著者
上野 和之 鷲見 裕太 田坂 昂大 内山 順史
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
航空宇宙技術 (ISSN:18840477)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.25-30, 2013 (Released:2013-02-20)
参考文献数
15

Airships with small horizontal cross-section and tall height are proposed. Such vertical airships have a remarkable advantage with respect to available locations for landing and mooring. Flight tests and wind tunnel tests of vertical airships were carried out using scale models. Drag coefficient of vertical airships is discussed.
著者
森 聖治 橋本 温 上野 純子 内海 俊明 谷岡 博昭
出版者
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.36, no.10, pp.2337-2340, 1990-10-20 (Released:2011-07-25)
参考文献数
35

The authors recently experienced a plastic surgery (Bernard's method) for extensive defect of lower lip due to self-mutilation. The patient is a 7-year-old girl suspected Lesch-Nyhan syndrome.The prognosis is now good with no recurrence and no problems. The authors will discuss the treatment after operation and countermeasure of self-mutilation in this paper.
著者
上野 善道
出版者
The Japan Academy
雑誌
日本學士院紀要 (ISSN:03880036)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.215-250, 1985 (Released:2007-06-22)

This paper is an entirely revised version of the author's article“The Geographical Distribution of Japanese Accents”in S. A. Wurm and Shiro Hattori (1983). The geographical distribution is made more accurate, and his hypothetical view on the genealogical relationships among Japanese accents is expounded this time.In part (1), the following three accent types are treated: Ibuki-jima dialect (1/2/3/4/5), Manabe type dialects (1•5/2/3/4) and Sanuki type dialects (1•3/2/4/5). After their accentual systems and the geographical dis-tribution are described, proto-Manabe accent and proto-Sanuki accent are reconstructed as table 2 (p. 229) and table 25 (p. 244), respectively. Ibuki-jima is the only dialect that preserves all the oppositions supposed to have existed in the protolanguage of all dialects, but the tonetic substances (tone values) are considered to have changed somewhat from the proto-accent.
著者
西田 義人 田中 成典 和泉 紘介 上野 友里恵
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.65, no.7, pp.983-993, 2011-07-01 (Released:2011-10-01)
参考文献数
25

Recently, the government of Japan has been working on creating a society in which people enjoy participating in sports whenever, wherever, and at any age. To create such a society, there needs to be more players of all kinds of games. However, at present, more than half the public and private gyms in Japan lack instructors. In this research, we focused on the game of tennis doubles and have developed a system for improving tactics using a digital video camera even when no instructors are available. The position of each player when stroking the ball is obtained to track the player and the ball in a dynamic image. A tactic that is right for the situation and based on the positional relations of each player is presented to both the offensive and defensive side. This system can be used to encourage more people to learn to play tennis even when they cannot learn from an instructor and to build a lifelong sports society.
著者
上野 秀樹 玉井 顯
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第29回全国大会(2015)
巻号頁・発行日
pp.2M4NFC04b1, 2015 (Released:2018-07-30)

認知症においては、認知機能低下に基づくコミュニケーション能力の低下が、様々な生活上の支障の大きな原因となっている。当院では認知症における行動観察シート(AOS)を開発し、認知症の人を支援するさまざまな場面で専門職、家族、本人の共通言語として活用している。認知症ケアにおけるコミュニケーション支援に関して報告する。
著者
岩崎 高介 久本 欽也 鹿子 生和夫 上野 潔
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.84-88, 1954-10-25 (Released:2010-02-25)

We investigated the patients of spinal injuries which occured according to labour accidents in Fukuoka Prefecture from August 1948 to May 1954. Results were as follows;1) In the each year, the number of the spinal injured were about 400 persons. The patients of spinal cord injury occured in about 30-40 persons, Fractures and dislocations of vertebral bodies happened on about 250 persons.2) Causes of accidents were much happened in the pit and 71.5% of cases occured according to the accidents in the coal-mine similarly.3) The injuries of vertebrae were the most frequent in the vertebra thoracica XII and lumbalis I.4) Fractures of processus costarius were most injured in vertebra lumbalis III and in the left side.5) The duration of treatment were 6 monthes in many people who had fracture and dislocation of vertebrae, except the spinal coal injured.