著者
伊藤 潔 廣瀬 伸良 前川 直也
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.246_2-246_2, 2016

<p> 柔道の投技により有効なスコアを取得するためには、施技者が最高のパフォーマンスを可能にするための組手の確保、すなわち如何に相手を両手でコントロールできるのか、が重要な鍵となる。柔道発祥の地である我が国においては、柔道着の「袖」と「襟」を両手で掴んでの施技が最も合理的であり有効とされ、それゆえスタンダードな組手戦術行動と考えられてきた。しかしながら、現在、柔道は国際化を遂げており、技術・戦術行動が急速に進歩している現状が、近年の国際大会における様々な国の選手のメダル獲得により推測される。そこで本研究ではオリンピックや世界選手権への出場選手と同等な競技レベルの選手が出場するGrand Slam Paris 2016の男子競技を研究データとし、組手戦術行動を1)施技時の組手部位、2)組替戦術の有無、3)クロスグリップ戦術の有無、の3項目を検討項目としてスコア取得に至る有効な組手戦術行動を解明し、我が国の柔道の組手研究およびコーチングの一助としたい。本研究の結果および考察については大会当日の発表とする。</p>
著者
孫 富順 新田 裕史 前田 和甫 金 潤信 柳澤 幸雄
出版者
Japan Society for Atmospheric Environment
雑誌
大気汚染学会誌 (ISSN:03867064)
巻号頁・発行日
vol.25, no.5, pp.334-342, 1990-09-10 (Released:2011-11-08)
参考文献数
29

1989年1月に韓国で一酸化炭素 (以下CO) の室内濃度と個人曝露濃度の測定を行った。同時に室内汚染と個人曝露濃度に影響を及ぼす家庭特性を調べるための質問紙調査も行った。室内濃度は台所と居間で, 個人曝露濃度は最近開発されたパッシブCOサンプラーを用いて, 主婦に対して測定を行った。調査対象は都市地域であるソウルと地方である忠清南道Togoから, 暖房形態として伝統的オソドル又はオンドルポィラーを使用する世帯を選んだ。その結果, 日平均で室内CO濃度は台所23ppmと居間12ppm, 個人濃度はその中間の18ppmに及んでいた。室内濃度と個人曝露濃度には家庭特性, 特にオンドルのタイプの影響が認められた。さらに, 家庭での換気設備および対象家庭の社会経済的水準が室内CO濃度に影響を与える重要な要因であることが明らかになった。
著者
前田 寿之 石川 理 羽生 康浩
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.33, pp.1-5, 2001-05-24

提供CGを作成するには、多数の提供ロゴ(企業ロゴ)を管理し、そのロゴを提供社数に合わせて組み合わせをする作業があるため、多くの人手を要する。少ない人数で効率的に運用するため、EDPSで複数の提供ロゴとテンプレートを指定することにより、提供CGを自動で作成できるシステムを構築した。最近は動きのついたロゴも多く存在するので、提供CGはHDで3Dのアニメーション動画も可能にした。自動で作られた提供CGはマスターのAPC制御によって送出されるので、ほとんど人の操作を介さずにすむ。
著者
前田 一之
出版者
北陸先端科学技術大学院大学
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2017

わが国に限らず, 近年の大学ガバナンス改革は, 上意下達型の官僚制モデルを組織の調整メカニズムとして用いる点に特徴がある. しかし, 組織の形態は多種多様でありヒューマンサービス組織である大学において官僚制モデルが有効に機能し得る根拠はない. かかる問題意識に基づき筆者が先に行った研究(奨励研究 課題番号16H00084)では, 選抜性で統制してもなお, 柔軟性と革新性を志向する組織文化が組織の運営効率に好影響を及ぼしている実態が明らかとなった. あわせて, この研究では, 集権型の組織構造が, 運営効率に対して効果を有していない事実も明らかとなった. 一方, この研究では, 単一の個人による認知を組織文化一般として, 取り扱っている点に限界があった. そこで, 本研究ではマルチレベル分析を用いることによって, 大学の運営効率を高めるメカニズムを解明することを目的として実施された. 設定した課題は二つある. 第一の課題は, 大学レベルでの組織文化及び学長リーダーシップが個人レベルの組織コミットメントや集団の協働意識に影響力を持ち得るのか否か検証を行うことである。第二の課題は, 形成された協働意識が運営効率に対して影響力を持ち得るのか否か検証を行うことである.本研究を実施するうえで, 分析の対象は私立大学, 専門領域は人文系学部に限定し, 調査方法としてWebのアンケートフォームを用いることとした. アンケート送付対象者は, 教員に関しては, 全私立大学のHPを閲覧し, 公表されているメールアドレスを収集した. 最終的に収集したデータ数は178大学, 4831人である. また, 職員に関しては公表されている全私立大学の担当者メールアドレス一覧を利用し, データを収集することとした. 大学の組織文化やリーダーシップの定量的調査において, マルチレベル分析がなされたことはなく, 本研究はその点に意義を有する. 現在, 調査は完了していないが, 解析が完了次第, 成果を公表する予定である.

1 0 0 0 IR あい風の正体

著者
前野 紀一 Norikazu MAENO 北海道大学名誉教授・藤女子大学非常勤講師 Professor Emeritus Hokkaido University and part-time lecturer Fuji Women's University
出版者
藤女子大学QOL研究所
雑誌
藤女子大学QOL研究所紀要 (ISSN:18816274)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.5-16, 2011-03

あい風という風が、日本海沿岸の各地で知られている。あい風はそれぞれの地の地形や気象で決まる局地的な風であり、風向も同じではない。しかし、各地のあい風には、A)海から幸せを運ぶ好ましい風、および、B)北前船のノボリの順風、という二つの共通な特徴がある。あい風の風向が、北海道から、東北、北陸、山陰と南下するにつれて、北寄りから東寄りの風にかわる事実は、特徴AとBによって説明される。あい風の典型例として、石狩のあい風が調べられた。石狩のあい風は、江戸時代初期、おそらく300年以上前から始まった物資の輸送や人々の交流、移住の歴史の中で、特徴AとBに沿うように生まれ、育まれてきた。石狩のあい風は、春、夏、秋に吹くさわやかな北寄りの風であるが、気象学的には、典型的な海風であることが、気象データの解析とドップラーライダーの観測から明らかにされた。
著者
米田 哲朗 前田 寛之
出版者
一般社団法人資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.124, no.12, pp.694-699, 2008-12-25 (Released:2011-02-15)
参考文献数
28
被引用文献数
1 4

Compositional and structural properties of clay minerals from hydrothermal systems show highly diverse and systematic variations related to their localities. The chemical compositions of chlorite, one of the most common clay minerals, are thought to have a close relationship with its formational environments such as geological conditions, temperature, chemistry of hydrothermal solution, etc. In this study two chlorite geothermometers were considered by using the chemical composition of chlorites from some hydrothermal ore deposits in Japan. The two chlorite geothermometers are the Cathelineau's thermometer giving an empirical temperature scale of chlorite formation in an active geothermal field, and the Walshe's thermometer giving a thermodynamic temperature scale based on exchange reactions of chlorite solid solutions. On the basis of a comparison of fluid inclusion geothermometry, it is concluded that the two geothermometers can be applied to different compositional types of hydrothermal chlorite. The Cathelineau's thermometer fits well for Mg-chlorite, and the Walshe's thermometer fits for Fe-chlorite, indicating that both two chlorite geothermometers can be used as exploration indicators for geothermal reservoirs and hydrothermal ore deposits. In addition, it must be emphasized that the impurities in the chlorite should be examined in applying the chlorite geothermometers to chlorites.
著者
山本 亮 大谷 弘行 松尾 直樹 新城 拓也 宇野 さつき 廣瀬 光 松原 龍弘 瀧川 千鶴子 前野 宏 佐々木 一義 茅根 義和 池永 昌之 森田 達也
出版者
Japanese Society for Palliative Medicine
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.192-201, 2012
被引用文献数
3

<b>【目的】</b>小冊子『看取りのパンフレット』を用いた終末期患者を看取る家族への説明の有用性を評価することを目的とした. <b>【方法】</b>緩和ケア病棟5施設, 在宅ホスピス4施設, 緩和ケアチーム1施設で, 終末期患者の家族との面談時に小冊子を用いた説明を行い, 死亡後6カ月以上が経過した遺族に対して郵送法による質問紙調査を行った. <b>【結果】</b>325名に調査票を発送し, 260名(回収率85%)から回答を得た. 81%が小冊子が「とても役に立った」「役に立った」と回答した. 家族の体験として, 「変化の目安になる」(84%), 「症状や変化がなぜ起きているのか分かる」(76%)などが挙げられた. 運用の工夫が自由記述から抽出された. <b>【結論】</b>『看取りのパンフレット』は, 配布する時期を患者・家族ごとに検討し, 渡すだけではなく十分にコミュニケーションをとることに注意して運用することで多くの家族にとって有用であることが示唆された.
著者
前野 義晴 森永 聡 松島 宏和 天谷 健一
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.27, no.6, pp.338-345, 2012 (Released:2012-10-02)
参考文献数
21
被引用文献数
1 2

This study presents a computer simulation model to analyze the risk of transmission of financial distress in a bank credit network and the knock-on defaults of banks. The impact is quantified, which is imposed on the number of defaults by the topology of the bank credit network, the balance sheet of banks including equity capital ratio, and the capital surcharge on big banks.
著者
志村 将 楢山 浩生 高國 憲二 中前 万奈美 山本 美帆 山本 祐司 河野 伸吾 本間 伸晴 中谷 祐子
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.34 Suppl. No.2 (第42回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.E0441, 2007 (Released:2007-05-09)

【目的】本研究では長期療養型である当院においてPTとして関わりのある移乗・移動能力がQOLにどの程度関与しているのか検討する。【方法】対象は当院入院患者様96名。年齢23~97歳。平均68.3歳。脳血管障害62名、脊髄損傷8名、その他26名。QOLの評価表はSF-36を用い、移乗・移動能力の評価にはFIMを用いた。SF-36は面接法にて測定し、同日にFIMの移乗・移動項目を病棟聴取にて測定した。統計処理は、SF-36下位尺度平均得点をFIM移乗・移動の自立・介助に分けT検定で比較した。SF-36 の下位尺度(身体機能、日常生活機能身体、体の痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能、日常生活機能精神、心の健康)とFIM移乗・移動での点数をスピアマン順位相関係数にて比較した。年齢別では、各年代別に分けて当院入院患者様と国民標準値のSF-36各得点をT検定にて比較した。認知面の検討では、認知症が診断されている者、過去のHDS-Rのデータから認知症が疑われる者の群(15名)とそうでない者の群(82名)に分け、両群のSF-36各平均得点とFIM移乗・移動の比較をT検定にて行った。【結果】SF-36下位尺度平均得点をFIM移乗・移動の自立・介助に分け比較をした結果、移乗・移動の自立・介助間で有意な差が認められた(P<0.05)。SF-36下位尺度の比較では、FIM移乗と身体機能(r=0.48,P<0.01)、FIM移動と身体機能(r=0.41,P<0.01)の比較にて相関が認められた。年齢別では、SF-36各得点の国民標準値との比較にて、有意な差は認めなかった(P>0.05)。認知の検討では、FIM移乗・移動得点とSF-36各平均得点の比較で、認知症が疑われない者で有意差(P<0.05)はあるが疑われる者で有意差は認めなかった(P>0.05)。【考察】FIM移乗、移動の自立・介助間で有意な差が認められたことから入院生活における移乗・移動能力は生活の質において重要な要素であることが示唆された。下位尺度においてもSF-36の身体機能得点とFIM移乗・移動得点との相関が認められたことから移乗・移動能力は身体機能得点に影響していることが示唆された。年代別での国民標準値との比較では、有意な差は認められなかったことから当院での入院生活においても全国的に平均なQOLが得られていることが示唆された。しかし国民標準値は70歳代までであり、それ以上の比較が困難であったことから当院入院患者様に合った評価表の検討も必要であると考える。認知面での検討では、認知力低下が疑われる者にQOLとFIM移乗・移動得点の有意差が認められなかった理由として自らの身体面、精神面を正確に把握できていなかったためだと考えられる。【まとめ】今回の研究では、移乗・移動能力という面の運動能力とQOLとの相関が認められました。今後の課題は、認知面の評価を十分に行い、精神面とのつながりを明らかにする。それを踏まえた上で介入前後の比較を検討し、PTとしての関わりに継げていきたいと考えます。

1 0 0 0 翻訳百景

著者
越前敏弥 [著]
出版者
KADOKAWA
巻号頁・発行日
2016
著者
尾崎 晋作 和田 俊和 前田 俊二 渋谷 久恵
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.382, pp.211-216, 2011-01-13

本報告では,プラントに取り付けたセンサの出力(センサ情報)をもとにして,異常やその兆候を検出する手法を提案する.センサ情報に含まれる異常には,1)複数センサの出力値の組み合わせの異常(統計的異常),2)各センサ出力の時間的変化の異常(時系列異常),の2つがあり,これら両方を分析しなければ異常の検出感度を十分高めることができない.また,通常のプラントでは,運転・停止など,センサ情報に急激な変化をもたらす人為的操作を伴うため,これとシステムの異常とを区別する必要がある.我々はすでに,独立成分分析と線形予測とを組み合わせた異常検出法を提案しているが,この手法では人為的操作が起きた時刻を認識しマスキングしているため,操作中に起きた異常は検出できないという問題点があった.本報告では,非線形予測アルゴリズムの一つであるGaussian processesのトレーニングおよび運用方法を工夫することで,統計的異常と時系列異常の両者を統一的に扱いつつ,人為的操作に対する頑健性を持つ異常検出が実現できることを示す.実験では,実際のプラントのデータを解析し,異常および予兆の検出が行えることを示す.
著者
木下 敏夫 前澤 裕行 増井 光幸
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.377-378, 1990-09-04

ソフトウェアの開発ではチームが大型化し、初級設計者の割合が増大している。これに伴い担当者間での連絡ミス、初心者のケアレスミスに起因する設計不良を防止することが重要になっている。これらの設計不良の作り込み防止と設計不良の早期検出を目的として、設計を誘導することを特徴とした誘導型ソフトウェア設計支授システムを開発した。
著者
前田 利之 丹羽 寿男 吉田 和美 萱嶋 一弘 前田 祐司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.420, pp.59-64, 2002-10-24
被引用文献数
1

本報告ではネットワーク機能をもつ高齢者福祉用ペット型ロボットシステムについて報告する.ペット型ロボットシステムはロボットと情報センターから成り立っており,ペット型ロボットは自律的にユーザと対話するとともに,インターネット常時接続をしており,他者との通信を直接あるいは情報センター経由で可能としている.モータ駆動の可動部により感情表現も可能であり,これは本研究にとって本質的なものとなっている.本報告では実証実験の結果を踏まえて,システムの有効性を検証する.
著者
堅田 千種 今井 みはる 野崎 一徳 川本 昌幸 前田 芳信 島 優子 大星 直樹 玉川 裕夫
出版者
Japan Association for Medical Informatics
雑誌
医療情報学 = Japan journal of medical informatics (ISSN:02898055)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.231-238, 2006-03-03

管楽器奏者に口唇外傷予防を目的としたミュージックスプリントを装着すると,音色も変化することが知られており,我々の臨床でもしばしば経験しているが,音色変化を定量的に解析,評価した研究は少ない.そこで,プロのトランペット奏者の協力を得て,スプリント装着時と非装着時の音色を,音響解析による物理的比較,自然音の一対比較法による聴覚比較,そしてデジタルフィルタリング法を用いた合成音比較の3方法で比較した.<br/> 物理的比較では,long-tone録音後に高速フーリエ変換を行い,スプリント装着時に高周波倍音成分の音圧が高くなっていることが示せた.聴覚比較では,音楽経験にかかわらずスプリント装着時の音をより好む被検者が多いことを明らかにできた.そして,低周波数部分を共通にし倍音成分のみを入れ替えた合成波形比較では,基音に対して13次から20次の倍音が,音色の好みに影響を与えていることを示せた.
著者
若森 和彦 カザウラ カムギシャ 鈴木 敏司 大前 和憲 松本 充司 高橋 浩一 松本 秀樹 村上 匡亮 有本 好徳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C, エレクトロニクス (ISSN:13452827)
巻号頁・発行日
vol.91, no.1, pp.28-37, 2008-01-01
被引用文献数
16

無線システムにとって,光ファイバ網との間でインタフェースを意識させない相互接続環境の実現は究極の目標の一つである.本論文では,光無線方式によるファイバ-空間-ファイバの間を一貫して光信号のまま伝送するフル光接続を提案し,その実現に向けた実験的検討,特に大気揺らぎの影響及び装置設計について述べる.ファイバと無線区間を意識させず,伝送する光信号に何ら変更を加えない,フル光接続を実現する次世代光無線システムを実現するためには,空間光をシングルモードファイバヘ安定して導光する技術を確立する必要がある.そのためには,大気揺らぎによる受光強度変動の制御が必須である.そこで,我々は大気揺らぎの特性を長期の実験により評価し,次世代光無線システムの設計に有効な性質や指標を明らかにした.そして,大気揺らぎによる到来角度変動を制御し,空間とシングルモードファイバを効率的に結合する受光光学系を導入した光無線装置を開発した.この装置を使い,10Gbit/s 伝送やDWDM伝送というこれまで実用化されている光無線システムでは実現できなかった大容量通信を安定的に実現できることを示した.この結果は,次世代光無線システムが,ビットレートや伝送プロトコルに依存しないファイバと等価な伝送路を提供できる可能性があること,更に光と無線システムの融合をファイバ中のみならず無線区間においても実現できる可能性を示唆している.

1 0 0 0 松前町史

著者
松前町史編集室編
出版者
松前町
巻号頁・発行日
1974
著者
濵口 郁枝 安達 智子 大喜 多祥子 福本 タミ子 前田 昭子 内田 勇人 北元 憲利 奥田 豊子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.13-24, 2010-01-15 (Released:2013-06-13)
参考文献数
16
被引用文献数
7

A disorder of dietary condition in recent years is concerned with the dietary habit of engorgement.We thus believe that dietary education is necessary for university students. This study examines the consciousness and behavior in the dietary condition, sense of taste, and daily life of university students.The influence of a student's family on this dietary behavior and consciousness is also assessed. An analysis was conducted of the results of a questionnaire survey taken from 229 university students.Structural equation modeling was applied to study the consciousness which influences the dietary behavior, living activities and influence of the family. This analysis shows the influence of the family on the consciousness of dietary condition, sense of taste, and daily activities related to a healthy life style.The results suggest the importance of university students having experience of cooking, promoting consciousness of their dietary behavior, and that the family recognizes its influence.
著者
前田 英昭
出版者
駒澤大学
雑誌
法学論集 (ISSN:04393287)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.125-154, 1996-01-31