著者
古富 猛
出版者
駒澤大学
雑誌
論集 (ISSN:03899837)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.89-101, 1980-09
著者
玉木 正人 下地 光好 久貝 忠男 大田 治 佐久田 斉 川畑 勉 鎌田 義彦 宮城 和史 赤崎 満 大嶺 靖 伊波 潔 国吉 幸男 古謝 景春 草場 昭 Tamaki Masato Shimoji Mituyoshi Kugai Tadao Ohta Osamu Sakuda Satoshi Kawabata Tsutomu Kamada Yoshihiko Miyagi Kazufumi Akasaki Mitsuru Ohmine Yasushi Iha Kiyoshi Kuniyoshi Yukio Koja Kageharu Kusaba Akira 琉球大学医学部外科学第二講座
出版者
琉球医学会
雑誌
琉球医学会誌 = Ryukyu Medical Journal (ISSN:1346888X)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.321-327, 1993
被引用文献数
3

A case of schwannoma originating in the right intrathoracic vagus nerve was reported. A 72-yearold woman had an abnormal shadow in the right upper mediastinum on a chest roentgenogram. A CT scan and MRI revealed a tumor in the upper mediastinum compressing the trachea, right carotid artery and right subclavian artery. An incisional biopsyof the mass in the right neck was revealed to be benign schwannoma. The mass was 55 ×42×29mm in size and originated from the right vagusnerve at the proximal level and extended to the branch of the recur-rent laryngeal nerve. There was no evidence of invasion of the mass into the surrounding organsand tissues were evident. Subcapsular ex tirpation was done preserving the nerve fibers. However, postoperative hoarseness due to dysfunction of the recurrent laryngeal nerve occurred. Mediastinal schwannoma originating in the vagus nerve is notso common ; 29 cases have been reported in Japanese literature.
著者
古坂 孝史 井田 昌之 田中 啓介
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.116-117, 1990-09-04

Lispで構築されたYYonXのクライアントであるYY-clientでの入出力の応答時間は、利用者にとって重要な要素である。この応答時間を調べ、実行モデルに対して最適な機能分担を検討する必要がある。この検討データを得るためYYonX version1.0(YY-client version1.0、YY-sever version1.0、YY-protocol 1.1で動作している)を利用して実験を行なった。実験では、[1]で述べられているPage実行モデルと、Viewport実行モデルに対して、全ての処理をYY-clientで行った場合の処理時間を測定した。また、比較のためにYY-serverでの出力実験を行なった。
著者
井田 畠之 古坂 孝史 田中 啓介
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.114-115, 1990-09-04

YYonxは、Common Lisp用ボータブルウインドウツールキットYYonX-window上の実現である。その概要は[1][2]などに発表した。YYonxは、YY-Protocolにより会話する二つのプロセスYY-sever,YY-clientにより実現されている。ここでは、このサーバ/クライアントによる実現とその上での実行モデル、機能分散について述ぺる。
著者
喜屋 武典 大城 進 亀谷 浩昌 藤本 勝喜 赤崎 満 古謝 景春
出版者
日本医療薬学会
雑誌
病院薬学 (ISSN:03899098)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.18-23, 1993-02-20

The use of a reagent for digoxin assay of fluorescence polarization immunoassay with TDX analyzer in the determination of serum deslanoside concentration was studied. Deslanoside calibrators with the concentration of 0.0-6.0ng/ml were prepared. The assay item for digitoxin was used for deslanoside after modification of the parameters. The coefficients of variation of within-run assay and between-run assay in this method were less than 9% at various concentrations tested. By use of a ultrafiltration method, the protein binding percent of deslanoside was determined to be zero or very small. In a patient with renal and hepatic failures, the half life (t1/2) and the apparent volume of distribution (Vd) were calculated to be 131 hours and 4.1l/kg after intravenous administration of deslanoside, respectively. On the other hand, an equation of Y=1.25X+0.08 was obtained from a correlation between digoxin concentration (X) given by normal digoxin assay and concentration of deslanoside (Y). Therefore, with a simple method, one can calculate the deslanoside concentrations.
著者
古田 一雄 前原 基芳 高島 亮祐 中田 圭一
出版者
社会技術研究会
雑誌
社会技術研究論文集 (ISSN:13490184)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.299-306, 2003 (Released:2009-08-19)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

社会的決定においては公衆の参加による社会的合意形成への要望が高まる一方,インターネットの急速な展開にともない,電子掲示板などを用いた電子会議が社会的合意形成に一定の役割を果たすようになった.本研究では,こうした電子会議を用いた合意形成における参加者の発言内容や会議の進行に対する理解を深め,円滑な合意形成を支援するために,会議発言録から話題を抽出し,要約を作成して参加者に提示する手法を開発した.さらに開発手法を組み込んだ電子会議システムTSS (Transcript Summarization System)を開発し,既存の会議発言録を用いて機能確認を行った.
著者
大西 英雄 網島 ひづる 金井 秀作 近藤 敏 今泉 敏 細羽 竜也 古屋 泉 細川 淳嗣 ONISHI Hideo AMIJIMA Hizuru KANAI Shusaku KONDO Satoshi IMAIZUMI Satoshi HOSOBA Tatsuya FURUYA Izumi HOSOKAWA Atsushi オオニシ ヒデオ アミジマ ヒヅル カナイ シュウサク コンドウ サトシ イマイズミ サトシ ホソバ タツヤ フルヤ イズミ ホソカワ アツシ
出版者
県立広島大学
雑誌
人間と科学 (ISSN:13463217)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.111-120, 2009-03

報告Reports本研究の目的は,ICT(information communication technology)を活用した効果・効率を高めた教育-学習システムを構築しその評価を行う。そのシステムは,教員が授業内容として作成したコンテンツをインターネット上にあるサーバーにuploadを行い,コンテンツを教員・受講生ともに各自のPCからインターネット経由でサーバーにアクセスを行う。同時にSkypeTMによるWebカメラとヘッドホーンを利用した双方向のリアルタイム音声・画像システムを利用して,対面授業を行う。授業内容は大学院(保健福祉学専攻)レベルとした。研究参加に同意した受講生を対象に本システムを活用した模擬授業を行い,その有効性及び特異性などについて質問紙調査を実施した。その結果,遠隔地からでも受講可能であること,対面授業による学生と教員のコミュニケーションの効果や受講生が自由にインターネットでコンテンツにアクセスすることで予習や復習ができることなどから学習意欲が高まるなどの評価が高かった。しかし,SkypeTM使用における通信スピードの低下などによう画像劣化や音声の劣化など今後の対策が求められた。The purpose of this study was to construct and evaluate a Web-based education and learning system, which enhances the effects and the efficiency of learning by the use of ICT (information communication technology). The system allows class contents to be uploaded to an Internet server, and to be simultaneously accessed by both the teacher and students using PCs. An interactive lesson could be held by means of a real-time audio and visual system using Skype™ with Web cameras and headphones. The class contents in our study were graduate-school level (Faculty of Health and Welfare). Having obtained consent for our research from the participants, we conducted a class utilizing the system and conducted a questionnaire survey about its efficacy and specific qualities. The results indicated a high evaluation of the system in that learning was facilitated by the capability of the system which allowed students to prepare and review lessons, to access contents even from distant locations, and to participate in interactive lessons with the teacher. However, future measures to deal with problems including image distortion, poor sound quality and slowness in Skype™ communication speed are required.
著者
沖永 希世 高橋 千太郎 津越 敬寿 工藤 善之 古谷 圭一 荒木 庸一
出版者
公益社団法人大気環境学会
雑誌
大気環境学会誌 = Journal of Japan Society for Atmospheric Environment (ISSN:13414178)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.12-20, 2000-01-10

地下生活環境における空気質の特性に関する知見を得るために,東京都の営団地下鉄銀座線の駅構内における空気中浮遊粒子状物質の質量濃度,化学組成,並びに粒子径分布について検討した。ダストカウンターによって測定されたSPMの質量濃度の近似値は,おおむね0.06〜0.12mg/m^3であり,いずれの駅でもビル管理法の基準値を下回る結果であった。地下鉄駅構内SPMの大気質量濃度の近似値には各駅ごとに顕著な変動が見られたが,その変動パターンは測定日にかかわらず比較的一定であった。一方,地下鉄駅近傍の地上部分の質量濃度には駅間の変動が認められず,各駅間でみられた質量濃度の差は,換気状態や空調システムといった各駅固有の要因によるものと推察された。SPMの粒子径分布の特徴は粒径範囲0.3〜0.5μmの相対濃度が測定したすべての駅構内で近傍の地上より低い値を示した。一方,粒径範囲0.5〜1.0,1.0〜3.0μmのSPMの相対濃度は駅講内の方が近傍の地上より高い値を示した。すでに大規模な地下街においても,同様な傾向が見いだされており,一般的な地下空間におけるSPMの粒子径分布の特徴と考えられた。駅構内で捕集されたSPMは,SEM-EDXおよび蛍光X線分析により地上で採取されたSPMに比べて相対的に金属ヒューム状粒子が多く,その主成分として鉄が多く含まれていることが示された。
著者
菊池 健太郎 宮川 浩 阿部 和裕 北澤 絵里子 藤川 博敏 川口 直美 永井 孝三 賀古 眞
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.39, no.8, pp.533-538, 1998-08-25
被引用文献数
16 7

HBV genotype A初感染後キャリア化した夫より夫婦間感染した妻の急性B型肝炎の1例を経験した. 症例は43歳, 家婦で, 1994年4月にトランスアミナーゼの高値を指摘され入院となった. HBs抗原は陽性, IgM-HBc抗体cut off indexは8.1で, 急性B型肝炎と診断した. 一過性の経過で肝障害は改善し, HBs抗原は陰性化した. 感染源と考えられる夫は1991年1月, 急性B型肝炎に罹患し, 以降トランスアミナーゼは正常化しているが, HBs抗原, HBe抗原はともに消失せず, HBV-DNA ponymerase活性の高値が持続し, HBVキャリアとして経過観察していた. 夫婦のHBs抗原のsubtypeはともにadwで, HBV-DNAの解析でも完全に一致し, 日本人で報告のないHBV-genotype Aと最もhomologyが高く, さらに, ユニークな4つの点突然変異を認めた.
著者
梶原 栄二 重田 暁子 堀内 浩幸 松田 治男 古澤 修一
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.607-614, 2003-05-25
被引用文献数
21

鶏ではファブリキウス嚢(BF)がB細胞の分化に重要な組織であるが,一部の哺乳動物では回腸バイエル氏板(PP)などのgut-associated lymphoid tissue(GALT)が嚢相当組織であると考えられている.鶏GALTにはPPも存在するし,また盲腸扁桃(CT)などの存在も知られている.しかしながら,これらの組織とBF濾胞でのB細胞発生の関係は検討されていない.そこで本研究では胚発生におけるPP,CTとBF濾胞形成を免疫組織化学的染色により比較した.その結果,BFでは13日胚でMHC class II陽性細胞のリンパ濾胞への移入開始と少数のB細胞の集族が,15日胚以降でB細胞のさらなる濾胞移入が観察されたが,同じ13日胚でMHC class II陽性細胞の集族,Bu-1陽性細胞およびIgM陽性細胞の出現(PPとCTの原基)が腸管で初めて観察された.15日胚ではMHC class II陽性細胞,Bu-1陽性細胞およびIgM陽性細胞の数も増加した.これらの胚発生時期のPPの出現は,メッケル憩室付近と盲腸・回腸分岐部付近の2箇所に限定されていた.さらに,BF濾胞形成を完全に阻害させた場合でもPPとCTの原基が観察された.本研究により,鶏のPPやCTの形成はBF濾胞形成や外来抗原の刺激に依存することなく,胚発生の段階でBF濾胞形成と平行して行われている事が明らかになった.
著者
原田 路可 古川 薫 笹井 知子 鈴記 洋子
出版者
日本新生児看護学会
雑誌
日本新生児看護学会誌 (ISSN:13439111)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.34-40, 2004-02

本研究の目的は,在胎28週末満で出生した超早産児の体位とストレス反応の関連について探索することである.保育器内のマットレス上にシーツを平面に敷き児を寝かせた状態(平面位)とシーツの周囲のローリングと抱き込み枕により,児の周囲を囲み正中位指向の軽度屈曲姿勢とした状態(ポジショニング)を,超早産児6事例に対し各事例1回ずつ行った.2分毎20分間,Alsの早産児行動評価より自律神経系,運動系,状態系の各項目のストレス微候を観察した.観察により得られたストレス徴候の出現に関してwilcoxonの符号つき順位和検定を用いて平面位とポジショニング間で比較検討を行った.自律神経系,運動系,状態系の各項目において,平面位にあったストレス徴候がポジショニングにより減少し有意差が認められた.これらにより,超早産児のストレスを緩和するためのケアとしてポジショニングは効果があると示唆された.We studied the relationship between positioning and stress signs in extremely premature neonates. Six subjects were first laid down on a flat mattress (no positioning) and then in fured position (positioning). In positioning, their bodies were surrounded by sheets and a pillow and were placed in fixed midline position. During each period, the neonates were observed for 20 min with a 2-min interval, and the occurrence of stress signs in autonomic, motor, and state organizational systems, as listed in Assessment of Preterm Infant's Behavior (Als, 1982), was counted. The numbers of stress signs found during two different positions were compared using the Wilcoxon paired rank sum test. The numbers of stress signs observed in fured position were significantly smaller than those observed in flat position in all three systems. These results indicated that positioning was useful for relieving stress in extremely premature neonates.
著者
古山 正雄
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.113, no.1424, pp.32-33, 1998-07-20
被引用文献数
2
著者
溝口 理一郎 來村 徳信 笹島 宗彦 古崎 晃司 林 雄介
出版者
大阪大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2006

本研究では,Webコンテンツの中から製造業における技術ドキュメントに焦点を絞り,工業製品に関する工学知識の融合とオープンな相互運用を実現する実用的な枠組みを開発することを目的とした.製造業の現場において爆発的に生産されデータベースなどに格納される工業製品関連知識の,記述コンテキストや独自概念体系への暗黙的依存性を,人工物に関する基盤的なオントロジーを核とした融合とオープンな相互運用性によって解決することを目指した.特に,平成18年度においては,製品ライフサイクルにおける製造と使用のフェイズに注目し,製造プロセスモデル,機能発揮プロセスモデル,ユーザ使用プロセスなどの関連性をプロセス間関係として捉え,オントロジー工学的に考察することを行った.まず,人工物の製品機能発揮プロセスと製造プロセスについて,両者の関係を,機能発揮の主体である人工物製品が製造プロセスの客体としての役割を果たすという役割(ロール)の違いとして定式化した.一般的なプロセス間関係を捉え,その特殊化として定義した.さらに,情報学研究で扱ってきた不具合プロセスとの関係を同様に定式化し,さらに関係を一般化した.また,ユーザ操作プロセスモデルとの関係性を分析し,ロールモデルとしては分散化されることを明らかにした.これらをまとめて,人工物関連プロセスの統合的モデル枠組みを構築した.また,それを支える人工物プロセスオントロジーを概念的に構築した.プログラム実装については,アノテーション枠組みの基礎的検討に加え,3次元的な人工物プロセス統合モデルビューアのプロトタイプを開発した.また,機能に関する一般オントロジー(一般機能オントロジー)を既存の機能定義をマッピングするための「参照オントロジー」として用いて,他の概念体系との具体的なマッピングとモデル構造の変換について検討した。
著者
安部 武雄 古村 福次郎 戸祭 邦之 黒羽 健嗣 小久保 勲
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.64, no.515, pp.163-168, 1999
被引用文献数
16 12

The mechanical properties of high strength concrete at high temperature have been studied experimentally. The compressive tests were carried out on three grades of concrete with standard design compressive strengths of 21,42 and 60MPa, respectively. The stress-strain curves for high strength concrete are quite different from those of normal strength concrete. For higher strength concrete under heating conditions below about 300℃, the initial slope is steeper, and the limit of linear response shows a higher percentage of the compressive strength. Also, the compressive strength decreases below 100℃ during heating, increases up to about the same strength of room temperature below 200℃ and gradually decreases with further increase of temperature.
著者
山中 浩明 古屋 伸二 野澤 貴 佐々木 透 高井 剛
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.60, no.478, pp.99-105, 1995
被引用文献数
7 2

Array measurements of vertical microtremors were done at Koto-ku, Tokyo in the Kanto plain, Japan, to deduce an S-wave velocity profile down to the top of seismic bedrock. The array consists of 13 sites with spacings of 0.2 to 4 km. Rayleigh wave phase velocities at periods from 0.8 to 5 sec were determined from a frequency-wave numeber spectrum analysis of the records. The observed phase velocities were inverted to an S-wave velocity profile by an inversion based on genetic algorithms assuming a four-layer model. The inverted profile has a sediment thickness that is thinner than those deduced by seismic refraction survey and a deep borehole near the array. We included Love wave phase velocity data determined from an earthquake array observation into the inversion of the phase velocity data from microtremor measurements. The resultant new structure is in a better agreement with deep borehole data than that inverted only from microtremor data.