著者
土居 隆宏 程島 竜一 福田 靖 広瀬 茂男 岡本 俊仁 森 純一
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp._1A1-B14_1-_1A1-B14_3, 2010

A 1/20 scaled electric-powered test model robot of the quadruped walking construction robot TITAN XI has been developed to conduct experiments and trainings in lower cost and easier. The legs are driven by RC servo motors and have the same D.O.F. configuration and proportion. Suspension tether winded by motor-driven winches are force-controlled by newly developed tension sensors for steep slopes. A robot controller which consists of the same numbers of joysticks and switches was developed for manual control. Test model is controlled by three SH-2 (SH7047) microcomputers and they are communicating via CAN interface. By automatic and manual control, the robot climbed up a steep slope model and step over obstacles.
著者
広瀬 幸雄 HIROSE Yukio
出版者
名古屋大学文学部
雑誌
名古屋大学文学部研究論集
巻号頁・発行日
vol.35, pp.61-76, 1989-03-31 (Released:2007-12-12)
著者
峯松 信明 津田 圭一 広瀬 啓吉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.726, pp.9-16, 2001-03-23
被引用文献数
3

周知のように,従来の音声情報処理においては「音声の生成過程では,韻律的特徴と分節的特徴は独立して制御される」との仮定の下でその処理体系が構築されてきた。しかし昨今の研究例に目を向けると,音声医学,音声科学,音声工学の分野において,F_0とスペクトルの依存性を仮定した方法論の有効性が報告されている。音声の分析に焦点を絞った場合,F_0とスペクトルの依存性は,フォルマント周波数をベースとした分析例が多い。しかし,音声工学の立場からは,フォルマント周波数によるスペクトル記述は必ずしも得策とは言えない。筆者らの一部は,既に日本語音声を対象としてF_0変化に起因するケプストラム係数変動を定量的に分析し,そのモデル化を行っている。本研究では,この分析方式をまず有声子音音声に拡張する。更に,無声子音についても前後の有声区間から求まる補間F_0との依存関係について分析する。その結果,有声子音においても母音同様のF_0依存性が観測された他,無声子音の一部においては,有声子音と同等のF_0依存性が観測された。本研究ではこれらの分析に基づいてケプストラム係数の変動予測モデルの構築を試み,更に,予測モデルの工学的利用について予備検討を行なったので報告する。
著者
岸本 研志 米村 貴裕 広瀬 健一 長江 貞彦
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.55, no.6, pp.917-919, 2001-06-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
4
被引用文献数
5 11

障害者福祉として, 視線を利用した入力装置が, さまざまな研究機関で開発されている.しかし, 特殊な機器や複雑な設定が必要であり, 瞳の微動に対応し難い等の問題点がある.そこで本研究では, これらの改善を試み, 普及しやすいシステムを試作した.
著者
広瀬 竜郎 大杉 立
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.67, no.2, pp.129-135, 1998-06-05

光合成産物の主要な輸送形態であるショ糖の転流機構に関わる研究は, 近年の分子生物学の発展とともに急速な進展をみせている.本稿ではショ糖転流の場である師部にショ糖が入る過程(ローディング), 師部から出る過程(アンローディング)およびその後のシンク細胞までの移動経路と, それぞれの過程で働く酵素, 輸送タンパク等に関して最近の知見をもとに概説した.
著者
広瀬 信義 新井 康通 稲垣 宏樹 小島 俊男
出版者
日本脂質栄養学会
雑誌
脂質栄養学 (ISSN:13434594)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.19-31, 2008 (Released:2009-02-17)
参考文献数
6

In order to know how to live longer and healthy, we conducted centenarian study with multidisciplinary approach since 2000. We presented here the results of our study. The characteristics of centenarians are 1) low prevalence of diadetes mellitus, 2) frequency of illness is 97%,3) prevalence of dementia free and independent centenarian is 18%, 4)low level of albumin, 5) low-grade activation of inflammation, 6) high level of adiponectin. We proposed aging-inflammation hypothesis. Since centenarian is not the model of healthy longevity, we began to study semisupercentenarians (SSC). SSC are considered to be a real model of human longevity. Whole genome scan of both SSC and control group, is now in progress. We hope that longevity genes will identified within a few years.
著者
久保 周一郎 八木 康一 小山 次郎 広瀬 恒夫 高橋 迪雄 伊沢 久夫
出版者
北海道大学
雑誌
総合研究(B)
巻号頁・発行日
1987

獣医学は本来,総ゆる動物に係る医学である. 今日の獣医学は幾多の曲析を経て多くの学際領域をもつ. このことは獣医学の多様性と表現され,多様化の傾向は諸外国に比ベ我が国で著しい. 本研究の目的は,獣医学の在り方について獣医学およびその関連領域の研究者が議論し,21世紀に対応できる獣医学の未来像を構築することである. このため,検討すベき領域および分担者を以下のように決め,各領域から見た獣医学の内容を調査分析し,その成果を昭和62年8月25日北海道大学学術交流会館において全国から参集した獣医学会員(約350名)を対象に公開シンポジウムを開催した. 1.久保,伊沢班員(北大・獣),高橋班員(東大・農),広瀬班員が(帯畜大)は獣医学の現状を分析し,比較医学および比較生物学としての獣医学および臨床分野における高度情報化システムの確立の重要性を強調した. 2.深沢利行班員(九大・農),羽田野六男班員(北大・水産),八木班員(北大・理)は動物性タンパク質確保とその生産動物の疾病防除に関し,畜産学・水産学および獣医学の研究組織の連帯の確立を指摘した. 3.日高敏隆班員(京大・理)は伴侶動物および産業動物の精神衛生について動物行動学の関与の必要性を強調した. 4.加藤巌班員(千葉大・医),小山班員(北大・薬)は実験動物あるいは動物実験の分野の発展に対する獣医学のより一層の貢献を要望した. 5.伊藤浩司班員(北大大学院環境科学)は環境科学および生態学の立場から獣医学における動物の生命倫理の確立を提案した. 6.葛西道生班員(大阪大・基礎工)は21世紀の獣医学の発展のため,獣医学領域における生物工学の研究体制の早期確立を強調した.以上の成果を総合し, その詳細を昭和62年度科学研究費総合研究(B)成果報告書(様式1, 冊子)に紹介すべく準備中である.
著者
安藤 聡彦 古里 貴士 平塚 眞樹 高橋 正弘 小栗 有子 関 啓子 宮北 隆志 境野 健兒 土井 妙子 高田 研 岩川 直樹 原子 栄一郎 石井 秀樹 片岡 洋子 広瀬 健一郎 小寺 隆幸
出版者
埼玉大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、①1960年代以降世界各国において教育の「環境化」過程が生じてきたが、日本の公害教育運動は他国の社会批判的な環境教育運動と比較して、教育の目的・内容及び担い手の面でユニークであること、②チェルノブイリ原発事故後ベラルーシ共和国では放射線生態学教育が組織的に取り組まれ、日本でも福島原発事故後放射線教育が活発だが、公害教育運動の経験をふまえたアプローチも求められること、③ベラルーシ共和国において見られるリハビリ健康増進施設が日本においても有効であり、そのために公害教育研究の対象の拡大が求められること、④公害教育論の社会批判的アプローチの批判的再構築が求められること、が明らかとなった。
著者
中澤 勇夫 雨宮 将稔 清水 裕之 秦 正治 広瀬 敏之 佐藤 英昭 木村 滋 小寺 隆三 阿部 宗男 杉田 邦博 水谷 太蔵 光武 雄一郎 工藤 栄亮 野原 学 吉川 憲昭 鈴木 文雄 関 和彦 小川 博世
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.568, pp.141-148, 2000-01-20
被引用文献数
1

第三世代移動通信システム(IMT-2000)は、世界各国で使用可能なグローバルサービスを目指す位置づけから1992年ITUにおいて世界共通の周波数(2GHz帯)の割当が行われた。国内のIMT-2000の2GHz帯導入に際しては、既存システムとの干渉特性を明らかにする必要がある。このため、(社)電波産業会(以後ARIB)では平成8年度より調査検討会を設置し、導入が期待されているCDMA方式による移動無線と、IMT-2000に割り当てられた周波数帯を用いている既存の固定無線との周波数共用の可否、及び周波数共用を可能とする条件を明らかにするために、計算機シミュレーションおよびフィールド実証試験について調査及び試験分析を行ってきた。本報告はこの内、フィールド実証試験についての調査及び試験結果の報告であり、相互干渉モデル、試験システム、広帯域伝搬路特性、電界強度特性等について述べる。
著者
和田 周佳 広瀬 茂男 新井 雅之
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp."2P1-K02(1)"-"2P1-K02(2)", 2007-05-11

The camera mechanism for Souryu-V is developed in this research. 4 cameras are installed at Souryu-V. Front cameras are fixed and get a front clear view. Rear cameras are revolved and get a view of 360 deg. Souyu-V inspects narrow and winding spaces. Therefore, cameras may check advance. Then, at the time of advance, it is made the structure from which cameras do not check advance. Furthermore, it is made the mechanism in which cameras can circle. Consequently, the stick which supports a camera was made into the thing of an elastic body, and the axis of rotation is prepared into the stick. Consequently, sufficient vision to manage a Souryu-V was got.
著者
広瀬 洋子
出版者
放送大学
雑誌
放送大学研究年報 (ISSN:09114505)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.89-102, 2011

ICT活用は世界の大学のあり方を大きく変えようとしている。放送大学においても、従来の放送授業から、インターネットによるオンデマンド型配信授業で学習する学生が増加しており、印刷教材のデジタル化も検討課題になりつつある。 日本でこうしたICTによる学習の変革を一番切実に必要とし、ここ20年、パソコンを最も先鋭的に活用し学習に役立ててきたのは視覚障がい学生である。2011年現在、放送大学に学ぶ視覚障がい者は142名。全国の高等教育機関に学ぶ視覚障がい者の20%を占めている。 放送大学では第一期卒業生の杉山和子氏がボランティア組織「菜の花の会」を立ち上げ、視覚障がい者が抱えていた印刷教材を読むことの困難さに支援がなされた。放送大学がこの地道な活動を継承し、ICTを活用した活動として発展させるために、「菜の花の会」のこれまでの活動を振り返り、記録しておきたい。
著者
広瀬 茂男 塚越 秀行 米田 完
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.16, no.8, pp.1076-1082, 1998-11-15
被引用文献数
10 23

We discuss some suitable stability margin concepts for walking robots which are expected to walk around on irregular terrains. Several stability margin ideas have been proposed before, but those can be roughly divided into three kinds.We came to the conclusion that a stability margin concept based on energy considerations is the most practical to adopt and that its validity could be recognized through simple experiments. But the existing energy stability margin is inadequate for practical use because this margin varies with the weight of the robot which can't affect its resistance to tumbling caused by slipping from steps or the sudden stop. Therefore, we'll propose an improved one here, called the normalized energy stability margin, the NE stability margin for short. Considering this margin, we'll introduce a novel tool called the SNE contour which connects the points on the slope which have the same NE stability margin, so as to derive a stable gait for walking robots. In the final part of this paper, we focus on the features of the SNE contour which shed new light on the solution for the stable posture.