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著者
松永 和介
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
日本造船学会誌 (ISSN:03861597)
巻号頁・発行日
no.659, 1984-05
著者
藤岡 正美 内田 敏夫 松永 武之
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会中国支部研究集録
巻号頁・発行日
no.26, pp.9-10, 1984-07-13

水稲安定生産の要(かなめ)としての苗は、昔から"苗半作"といわれるほどで、現在においても良苗を得るための種子選別法として塩水選が行われている。山口県では、昭和58年度はとくに内海沿岸を中心に籾枯細菌病が多発したが、籾枯細菌病は種子伝染するとされ、塩水比重が1.14以上の溶液で選別すれば防除上有効であるといわれる。これまで横井が水と食塩の重量によって塩水比重がどう変わるか報告した。その後現在に到るまでその値が引用されている。しかしながら、実際にその塩の量を用いて塩水を作るとかなり高い比重の塩水ができ、実用上問題があると考えられたので、種々の塩を用いて塩の量と塩水濃度との関係について検討した。なお、塩の提供等については専売公社山口支局及び山口県農業協同組合連合会ので協力があったので、ここに記して謝意を表する。
著者
村松 浩幸 杵淵 信 渡壁 誠 水谷 好成 山本 利一 川崎 直哉 紅林 秀治 松岡 守 関根 文太郎 田口 浩継 川原田 康文 松永 泰弘 吉田 昌春 大橋 和正
出版者
信州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

3年間の研究により,現実の技術開発を疑似体験させるロボット学習の教育システム(カリキュラム,関連教材)を開発した。技術観,職業観についても信頼性,妥当性のある尺度を開発できた。そして全国各地の中学校で複数の実践を行い,必修の授業での簡単なロボット学習であっても,現実の技術や技術開発と関連付けることで,生徒の技術観,職業観を向上させうる可能性を確認できた。
著者
松永 昭一 山内 勝也 小栗 清
出版者
長崎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本研究では統計的手法に基づき正常肺音と異常肺音を識別する手法の研究を行った.本手法の特徴は異常肺音を正確に検出するために,音響特徴を扱うための統計モデルと,呼気/吸気に含まれる音響的特徴セグメントの生起順序に関する統計モデルを用いる.また,韻律情報を用いて乳児の情動クラスを推定する手法の研究を行った.本手法の特徴は泣き声のセグメントと無音セグメントの継続時間の割合を韻律情報として用いることであり,従来のスペクトル情報を用いた手法より識別性能が大きく向上した.
著者
松尾 慎治 松永 亨
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1999, no.2, pp.572-573, 1999-03-08
被引用文献数
2

これまで光ネットワークでは主に一対一通信を効率よく転送することを目的に検討されてきた。それは現在ほとんどのアプリケーションが一対一通信を利用するものだからである。将来のインターネットの利用形態を考えたときネットワーク上に仮想空間(Cyberspace)ができ、その仮想空間上をユーザが自由に参加しデータを送受信できると言ったものがあげられる。このようなネットワークを考えた場合には一対多通信、多対多通信がトラフイックの多くの割合を占めてくる可能性がある。また、仮想空間を実現するための技術としては、容易にマルチキャストグループを形成でき、ユーザはマルチキャストグループへの参加/脱退や送受信が容易に行え、ネットワーク内のノードは膨大な量のマルチキャストパケットを処理でき、かつリンクはマルチキャストトラフィックの増大に対応できることが必要になる。このような背景から、これまでのユニキャスト主体のネットワークからマルチキャストを主体に考えたネットワークの研究が重要になってくると思われる。我々のグループではこれまで分配選択型WDMネットワーク(SECURE CAST)を提案して、マルチキャストに対する光によるブロードキャスト(Layer 1)の有効性を示してきた。しかしながら波長多重を用いたシステムであるSECURE CASTでは実現可能な波長多重数によりネットワークの規模が限られる。そこで、このような光によるブロードキャストネットワークを実際に敷設されている光ファイバ網の形態にそくしたリング網を用いて実現し、そのリング網を階層的に接続するスケーラビリティのある構成を提案する。このネットワークでのパケット転送は、パケットをフィルタリングしフオワーディングするノード(フィルタ)により行われる。
著者
松永 孝治 飯田 正博 西田 孝史 大久保 英彦
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, no.57, pp.9-12, 2002-09-06

「FIFA2002ワールドカップ」(日本,韓国共催)のスタジオパート,およびハイライト番組をバーチャルセットシステムを使って生放送した.3次元リアルタイムCGソフト「vizrt」(vizrt社製)とハイビジョン描画システム「AV-VS3000」(松下社製)を組み合わせたバーチャルシステムの構築は今回初めてである.ペデスタルカメラ用とクレーンカメラ用の2式のバーチャルシステムを1台の制御PCで制御する構成とし,カメラデータのフォーマット変換およびvizrtのシーンの外部制御のためのプログラムを開発した.
著者
馬場 彰子 鄭 紹輝 松永 亮一 井上 眞理 古屋 忠彦 福山 正隆
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.384-389, 2003-12-05
被引用文献数
2

西南暖地向けに育成されたダイズ新品種サチユタカの生育特性を明らかにするため,フクユタカと比較しその乾物生産特性について調査を行った.両品種を2001年7月9日および2002年7月4日に播種し,生育,乾物生産,収量および収量構成要素を測定した.その結果,サチユタカはフクユタカに比べて開花期,成熟期ともに早く栄養成長量は小さかったが,収量には有意な差はなかったため,粒茎比が高くなった.葉面積指数(LAI),個体群成長速度(CGR),地上部全重,茎重については開花期まではサチユタカの方が高かったが,開花期以降サチユタカではあまり増加がみられず,最大値はフクユタカのほうが高かった.なお,両品種の光合成速度,純同化率(NAR)には差異はみられなかった.一方,莢実重は,サチユタカでは増加開始時期は早いが成長速度には両品種間に差はみられなかった.茎重は成熟期に近づくにつれて減少した.さらに,茎中の非構造性炭水化物含有率は開花期においては両品種に差がなかったが,成熟期に近づくにつれて大きく低下し,その低下率はサチユタカで65%,フクユタカで40%であった.これらのことから茎中に蓄積された炭水化物が子実肥大期に莢実に再転流されたことが考えられた.以上の結果から,栄養成長量の小さいサチユタカがフクユタカに匹敵する収量を得られたのは,開花までの成長速度がやや高く,栄養成長の停止が早いため栄養成長と生殖成長の間の同化産物の競合が弱く,さらに茎中の非構造性炭水化物の再転流が多いことで同化産物の利用効率が高まったためであると考えられた.
著者
高島 大三郎 大脇 幸人 渡辺 重佳 大内 和則 松永 準一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス
巻号頁・発行日
vol.96, no.225, pp.43-49, 1996-08-22

DRAMの超高密度, 超高バンド幅化に伴って, 寄生インダクタンス起因の電源ノイズ (逆相, 同相ノイズ) が深刻な問題となってきた. 本論文では, 第1に, LSI内部の消費電流ピークにもかかわらず, 外部電源Pinの電流をほぼ一定に保つ事が出来る「定電流降圧回路」を提案している. 逆相電源ノイズを1/5に低減出来る. 第2に, 出力データを部分的に反転することにより, 同相ノイズを1/4〜1/8に低減出来る「部分反転データBUS方式」を提案している. 16〜32GB/sの超高バンド幅を実現出来る.
著者
松永 圭司 平川 豊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.7, pp.129-134, 2008-01-25

インターネットの普及に伴い、ネット上には莫大な知識が蓄積されている。このため、近年ではわからないことはネット上で調べるというのが常識化してきている。ネット上には、専門家向けばかりではなく、一般利用者向けに物事の解説を行っているサイトも少なくない。このような解説では、従来、テキストと画像による解説が主であったが、利用者層の広がりに応じて、よりわかりやすいアニメーションを用いた解説も増えつつある。アニメーションの作成では、Flash が広く利用されている。しかし、Flash によるアニメーション作成のためには修得すべき事項が多く、初心者にとって意図するアニメーションを作成することは容易ではない。本稿では、一般利用者を対象に、Flash 作成を平易に行える場を、ネットワーク上の共有の場として提供する手法について論ずる。この目的達成のために、Flash 作成で用いる部品を再利用する枠組みについて提案する。提案手法の評価として、実際の家電製品の操作説明書のアニメーション化を行い、良好な結果を得た。With popularization in the Internet, huge knowledge is accumulated on the network. Utilizing the huge knowledge, a web search becomes a popular method to find hints for solving questions. Also, there are many manual like documents in the Internet, such as explaining how to replace an old battery with a new one. These documents are increasing and becoming to be used widely. In such manual like documents, texts and figures are used conventionally. But, aiming for more easily understanding, animations are becoming to be used in explanations. Flash is widely used for animations. However, to create flash, it requires technical skills. It is not easy for inexperienced person. This article discusses a sharing place, on the network, where general users easily create Flash animations. A framework to reuse parts of Flash description to create a new animation is proposed. Also, animations of home electronics operations are experimentally described, and the advantage of the proposed method is demonstrated.
著者
松永 裕介
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術
巻号頁・発行日
vol.96, no.201, pp.1-8, 1996-07-26

6月3日から7日にかけて米国ラスベガスにて開催されたDesign Automation Conference(DAC)について報告を行なう.
著者
松永 裕介
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムLSI設計技術(SLDM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.37, pp.57-63, 2000-05-11
被引用文献数
10

本稿では,与えられた論理関数に対して直交でない関数分解を求める効率の良いアルゴリズムについて述べる.このアルゴリズムは著者が以前開発した二分決定グラフを用いて直交分解を行うアルゴリズムを利用したものである.通常,直交でない関数分解は多数存在するので無制限に関数分解の列挙を行うことは難しいので,重複した変数の個数が規定値以下の関数分解のみを列挙する様になっている.7入力程度の論理関数に対して適用したところ,ナイーブなアルゴリズムに比べて5?6倍の高速化が達成されている.This paper describes an efficient algorithm enumerating all the non-disjunctive decomposition of a given function. The algorithm utilizes the disjunctive decomposition algorithm using binary decision diagrams that the authors have previously developed. Since, in general, there exist too many non-disjunctive decompositions for ordinary logic functions, the algorithm restricts to enumerate only decompositions whose duplicated variables are less than the given limit. Comparing to the existing naive algorithm, about 5 or 6 times acceleration has been observed for a case of applying to 7-inputs functions.
著者
三浦 剛史 松本 常男 野村 敏 田中 伸幸 清水 建策 粟屋 ひとみ 塚本 勝彦 松永 尚文
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.361-367, 1999-08-20
被引用文献数
4

当科に入院したIII,IV期肺癌患者73例に対する病状説明の過去2年間の内容を検討した.肺癌であるということは全体の71%で患者本人に伝えられていたが,予後について説明されたのは11%に過ぎなかった.入院時のアンケート調査では患者本人の91%が告知希望であったが,52%の家族は反対していた.患者,家族ともに告知を希望していた群では全例で病名が伝えられていた。本人の希望はあるものの当初は告知に反対であった家族の59%で説得に成功して病名告知がなされた,非告知の症例では腺癌およびPS2以上の症例が比較的多かった.