- 著者
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             岸野 泰恵
             
             柳沢 豊
             
             松永 賢一
             
             須山 敬之
             
             納谷 太
             
             坂田 伊織
             
             北川 忠生
             
          
- 雑誌
- 研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)
- 巻号頁・発行日
- vol.2014-UBI-43, no.11, pp.1-7, 2014-07-21 
        希少魚の保護は生物多様性維持の観点から重要な課題であるが,生息環境が十分に明らかにはされておらず,経験的な知識をもとに保護されている場合も多い.無線センサネットワークを用いて希少魚の生育環境をモニタリングすることで,生息環境や繁殖の条件を明らかにできれば,生物多様性の保護に貢献できる.そこで本研究では,ニッポンバラタナゴ (絶滅危惧 IA 類) の保護池に無線センサネットワークを構築し,溶存酸素量,水温,温度,湿度,照度のモニタリングを行っている.本稿では,2013 年 3 月から開始したニッポンバラタナゴ生息環境モニタリングの実験について報告する.