著者
竹内 由則 大西 ゆみ 松永 悟 中山 裕之 上塚 浩司
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.529-532, 2008-05-25

11歳8ケ月齢,雄のチワワにおいて,顆粒細胞の増殖を伴う髄膜腫が認められた.大脳右半球のクモ膜下において,微細顆粒状〜泡沫状の好酸性細胞質を有する小型〜大型の多角形細胞が充実性無構造に増殖していた.また,一部の腫瘍細胞の細胞質がPAS陽性を呈した.また,この腫瘍細胞は免疫染色においてVimentinおよびS-100に強陽性であった.電顕観察下では,腫瘍細胞は細胞質に小胞および小型円形の構造物を有していた.我々は,本症例を「顆粒細胞様変化を有する髄膜腫」と診断した.
著者
古川 芳孝 貴島 勝郎 茨木 洋 池田 渉 松永 祐樹
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
日本船舶海洋工学会論文集 (ISSN:18803717)
巻号頁・発行日
no.1, pp.151-158, 2005-06

Navigational safety is highly demanded in order to prevent marine accidents. However the reduction of personnel expenses is enforced recently to reduce total transportation cost and it means that the securement of crew who have an excellent skill becomes difficult. So the increase of sea disaster accident originated with the degradation of skill of sailors is concerned in the future and the introduction of an automatic navigation device is the one of the solution of such a problem. In this paper, the improved algorithm to avoid colliding with a stopping ship is proposed. The effect of parameters on evasion navigation is examined by numerical simulation. Furthermore, model experiments were carried out using Real-time Kinematic GPS (RTK-GPS) at pond to verify the effectiveness of the algorithm for automatic collision avoidance. It is shown that the collision avoidance system functions well both on numerical simulation and model experiments.
著者
松永 裕方
出版者
社会主義協会
雑誌
社会主義 (ISSN:09120602)
巻号頁・発行日
no.563, pp.24-31, 2009-05
著者
松永 麻里 アサノ デービッド K 河野 隆二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-09-18

近年、情報の意味や内容に立ち入り、人間にとって必要な情報のみを送信しようとする知的通信が研究されている。知的通信において人間にとって重要な情報を重点的に誤りから保護することを知的誤り制御という。知的誤り制御において情報の重要な部分を重点的に誤りから保護するには、重要度に応じて誤り保護能力を変化させる方法が必要である。本稿では重要度によって誤り訂正能力の異なる畳込み符号を用いて符号化し、符号ごとに異なる信号点配置を当てはめることによって、重要度の情報なしに送信できる不均一誤り特性を持つ符号化変調法について述べる。
著者
松永 麻里 河野 隆二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, 1997-08-13

近年、情報の意味や内容に立ち入り、人間にとって必要な情報のみを送信しようとする知的通信が研究されている。知的通信において人間にとって重要な情報を重点的に誤りから保護することを知的誤り制御という。知的誤り制御において情報の重要な部分を重点的に誤りから保護するには、重要度に応じて誤り保護能力を変化させる方法が必要である。 これまでに重要度によって誤り訂正能力の異なる畳込み符号を用いることで重要度に応じた誤り保護を実現する不均一誤り保護符号を考案した。この方法では、復号側で符号化と異なる復号器で復号してしまう復号器選択誤りが起きることがある。本稿ではこの誤り率の上界式を導き、またこの誤りを減らす方法についても述べる。そして、計算機シミュレーションによりその性能を評価する。
著者
松永 公隆 潮谷 有二
出版者
長崎純心大学・長崎純心大学短期大学部
雑誌
純心人文研究 (ISSN:13412027)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.133-151, 2007-03-01

本研究では、イギリスの障害者の就労支援に焦点を当てて、その状況を概観していったが、その結果、障害者就労施策は、ワークフェアとして、就労意欲を高めながら一般雇用を創出するための施策であり、その主要機関が利用者の身近な地域に存在するジョブセンタープラスであり、障害者雇用専門のアドバイザー(DEAs)が配置され、障害者の就労の専門的援助に当たっていること、(2)障害者のニューディールNDDPでは、ジョブ・ブローカーたちがネットワークを作り、各地域で雇用訓練プログラムなどを実施していることなどが明らかとなった。また、イギリス障害者差別基本法(DDA)の導入により、これまでの割当雇用制度による「結果の平等」から、「機会の平等」へと主要政策が切り替わっていることなどが明らかになった。イギリスにおける障害者雇用は比較的安定した状況にあるが、イギリスのようなワークフェアの政策には批判もあり、例えば、その代替策としてベーシック・インカムという政策の議論があることも確認した。
著者
松永 麻里 アサノ デービッド K. 河野 隆二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論
巻号頁・発行日
vol.95, no.591, pp.37-42, 1996-03-19
被引用文献数
7

本稿では, 複数の誤り訂正能力の異なる畳込み符号を, 情報の重要度に応じて使い分けて符号化することによって, 重要な部分にはより多くの誤り保護をする符号化復号法を提案する. また, 同じ符号化率の1つの符号器で均一に誤り保護をした場合と比較した性能評価を行う.
著者
塚本 研一 戸枝 一喜 船木 勉 大久 長範 松永 隆司
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.7, pp.313-319, 2007-07-15
被引用文献数
1 1

秋田県産のはたはたずし製品について秋田県内3地域の代表的製品の製品形態,各種化学成分,遊離アミノ酸,有機酸,遊離糖類,微生物について検討した結果,以下の特徴を明らかにした.<BR>(1)沿岸北部の製品は原料にハタハタ,米,野菜を主に使用し,熟成期間が短く乳酸発酵がない早ずしである.主に食酢処理による酢酸の浸透により微生物を抑制していた.<BR>(2)沿岸中央部の製品は原料にハタハタ,米,米麹,野菜を主に使用し,乳酸発酵があるなまなれずしである.使用原材料ではいずしに近く,米麹,野菜を使用し乳酸発酵を促進するなまなれずしの伝統的な製造法に近かった.<BR>(3)沿岸南部の製品は原料にハタハタ,米飯,米麹,野菜を主に使用し,米飯の米麹による糖化を十分に行っているが,乳酸発酵はない早ずしである.使用原材料ではいずしに近いが,食酢処理による酢酸の浸透および米飯の米麹による十分な糖化と砂糖添加による水分活性低下で微生物を抑制していた.<BR>これらの結果から秋田県のハタハタずし製品は乳酸発酵があるなまなれずしタイプと早ずしタイプの2つに分類された
著者
山本恵子 宮川健治 野々佳子 原口輝美 松永あけみ
出版者
九州看護福祉大学
雑誌
九州看護福祉大学紀要 (ISSN:13447505)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.103-111, 2006-03

日本の高齢者施設は、高齢化・重度化・認知症の増加が問題視されている。そのような状況で、施設利用者の安全を確保するのには、職員の協働は不可欠であるといえる。また多くの文献で職員数や知識の不足が、転倒要因として列挙されている。しかし、その実態や対策について研究したものは少ない。そこで本研究では、自身で危険回避が困難な方が多い高齢者施設における転倒予防策のうち、多職種の協働による転倒予防の必要性を先行研究より明らかにすることを目的とした。 文献検索の結果、連携の実態と転倒予防効果については、国内外問わず数は少なく、実態調査が殆どであった。それによると多職種が情報共有・アセスメント・評価の過程で協働することは、転倒予防に効果的であると報告している。海外文献では、情報共有の有効性や、リスクマネジメントの視点で協働の重要性をあげ、医療事故のエラーの原因として高齢者自身の問題以外に環境要因をあげ、その中に職員の知識・技術の差や、情報伝達の不備なども指摘されていた。 職種間協働の不備は、業務の問題点でありかつ、高齢者の転倒要因であることは言われているが、望ましい協働の方法やその効果について具体的に研究されたものは殆どなかった。職種間協働は、転倒予防の視点で重要であり、今後、増加する認知症高齢者の安全を守る上でも職種間協働の研究は不可欠であるといえる。高齢者施設での転倒予防では、協働の方法やその効果の検証は急務であり、重要な研究テーマとなることが示唆された。The purpose of this research is making the necessity for the fall prevention by collaboration of many occupational descriptions clear from precedence research. Because, by dementia, many of users are difficult to avert a risk by themselves. Most researches which did not ask domestic outside but were concretely verified about the method of desirable collaboration or its effect suited. As for the research verified concretely, about the method of desirable collaboration, or its effect, in and outside the country was very slight. lt being able to say at present is that the defect of communication of information causes an accident. Moreover, there were also two or more reports that it was effective for fall prevention that many occupational descriptions collaborate in the process of an information share, assessment, and evaluation. It was suggested from these things that maintenance of collaboration between occupational descriptions is pressing need
著者
松永 俊男
出版者
桃山学院大学
雑誌
総合研究所報 (ISSN:03850811)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.45-61, 1983-06-30
被引用文献数
1