著者
伊藤 智子 加藤 真紀 梶谷 みゆき 常松 さゆり 諸井 望 金築 真志 Tomoko ITO Maki KATO Miyuki KAJITANI Sayuri TSUNEMATSU Nozomu MOROI Masashi KANETSUKI
出版者
島根県立大学短期大学部出雲キャンパス
雑誌
島根県立大学短期大学部出雲キャンパス研究紀要 (ISSN:18824382)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.51-58, 2007

生活の場が変化することでエンパワメントの維持が困難になりやすいと考えられている特別養護老人ホームで生活をする高齢者の施設入居前後の社会関連性の変化を把握した。そして、その変化の理由を本人へのインタビュー、家族への質問紙調査、施設内既存資料で得られた結果から事例検討により分析した。その結果、特養で生活する高齢者のエンパワメント支援として1.本人の施設入居受け入れ支援2.特養生活の中で役割を創る3.家族とのほどよい距離感を感じる支援4.本人の落ち着く居場所づくり5.視聴覚機能を補う支援の5点が明らかとなった。今後、事例別の結果を現在のケア内容と照らし合わせ、エンパワメントを支援するケアの改善が必要である。
著者
梶野 洸
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

原子価を守った分子グラフを常に生成可能なグラフ文法とそのデータからの学習方法を提案する。

3 0 0 0 OA お茶の話

著者
梶田 武俊
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.51-59, 1992-02-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
37
被引用文献数
1
著者
野村 千枝 昌山 敦 佐久間 大輔 梶村 計志
出版者
日本食品化学学会
雑誌
日本食品化学学会誌 (ISSN:13412094)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.56-62, 2019 (Released:2019-04-26)
参考文献数
5

In 2016, in the Osaka Prefecture (Japan), a food poisoning case occurred due to consumption of the fruiting bodies of Chlorophyllum molybdites (Ooshirokarakasatake in Japanese), a toxic species of mushroom. When food poisoning is suspected to have been caused by toxic mushrooms, it is necessary to quickly identify the causative species. If a sufficient amount of unconsumed, pre-cooked mushroom sample exists, identification of the species can performed via examination with an optical microscope; it is also possible to identify the species using DNA sequence analysis. However, when the remaining amount of unconsumed mushroom is small, or has been cooked or highly processed, species identification using these methods is difficult. Here, we describe a new method of mushroom species identification using real-time PCR based on previous PCR methods, and we demonstrate that this new method is effective at identifying samples that are very small, cooked, or highly processed.
著者
粟屋 敏雄 長谷部 直幸 梶野 浩樹 石谷 麻里子 山田 武宏 小野 尚志 大滝 康一 山下 恭範 三好 敏之 田崎 嘉一 松原 和夫
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.35, no.9, pp.615-621, 2009 (Released:2011-01-14)
参考文献数
11

After an overdosing incident at our hospital,we developed an upper limit alert system that checks doses of injection drugs for individual patients as the physician uses the computerized order entry system.Based on each patient’s converted body surface area (BSA),the upper limit for an injection is estimated through comparison with the standard upper limit in a patient with a BSA of 1.6 m2.This is done automatically in accordance with a compensation formula provided by our hospital’s safety committee.Standard upper limits for each injection are based on past records of actual injection dosages administered in our hospital and discussion with clinical departments.When a physician tries to enter an order for an injection at a dose over the upper limit,the computer system issues the alert“non-enterable”and the order cannot be placed.In the case of a regimen for which there is a legitimate reason for using a dose higher than the upper limit,the physician must explain this to the pharmacist who will then unlock the alert system using a secret password that he or she has designated.Passwords are only valid for one day.As far as we know,this is the first computerized injection dosage upper limit alert system in the world.On doing a search of our database,we found that there had been 742 overdose alerts (0.47% of all injection prescriptions) during the 3 months following its introduction.Owing to the alerts,physicians altered 155 prescriptions (21.1% of all alerts).Our computerized alert system for checking injection dosages has proved to be very necessary in ensuring medication safety.
著者
今井 綾 山口 美佳 坂本 純子 田中 弓子 水谷 朋子 中田 理沙 小守 裕子 郡司 郁子 米澤 理加 菖蒲 順子 菊池 夏子 大川 あおい 一島 あゆみ 梶 幹雄
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004年秋の大会
巻号頁・発行日
pp.28, 2004 (Released:2004-11-19)

東海事業所広報チーム「スイートポテト」は、原子力を身近にわかりやすくするために女性の視点や感性を活かし、広報活動に反映することを目的に平成8年女性職員により結成された。主な活動の1つとして若年層にエネルギーや原子力、放射線などに対して正しい知識や関心を持ってもらい原子力への理解促進を図ることを目的として、近隣小中学校への出張授業を実施した。
著者
石川 達也 犬飼 道雄 森元 真理江 田中 真紀 藤田 久美子 西山 武 西山 剛史 梶谷 伸顕
出版者
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
雑誌
日本静脈経腸栄養学会雑誌 (ISSN:21890161)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.1203-1206, 2017 (Released:2017-08-25)
参考文献数
13

【目的】高負荷運動療法施行が困難である超高齢者のサルコペニアに対して、栄養療法+低負荷運動療法を行い、プロトコールの安全性と身体に与える影響について検討した。【対象及び方法】栄養状態良好でサルコペニアと診断された76名のうち、高負荷運動療法施行が困難と判断し、栄養療法+低負荷運動療法を実施した23名を後方視的に検討した。週3回3か月間栄養療法+低負荷運動療法を行い、栄養状態や身体能力の評価を行った。【結果】完遂率91.3%、運動療法中断率5.2%、運動療法後栄養療法不能例はなかった。歩行速度、Timed Up and Go (TUG) 、Short PhysicalPerformance Battery (SPPB) で有意に改善した。【結論】栄養療法+低負荷運動療法は安全に行えたが、効果は限定的であった。
著者
本田 正美 梶川 裕矢
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:21888906)
巻号頁・発行日
vol.2018-DPS-176, no.6, pp.1-6, 2018-09-06

自由に二次利用可能な形式でデータを公開するオープンデータの取り組みが広がりを見せている.日本での取組済の自治体数は,2018 年 7 月時点で 300 を超える.そのような中で,実際に提供されているオープンデータについては,その量や内容に相違が存在している.本研究では,かような自治体におけるオープンデータの取り組みにつき,自治体としてどのような契機でその着手に至り,その結果としてどのような自己評価を行っているのか事例分析を通して明らかにする.
著者
有井 敬治 三ツ井 貴夫 川村 和之 橋 逸郎 梶 龍兒
出版者
独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部)
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

最近、太極拳がパーキンソン病の症状を改善させることが報告されている。我々はパーキンソン病をはじめとした神経難病に対する独自のリハビリテーションを開始した。その中で、パーキンソン病のための独自の太極拳メニューを考案し、入院患者のリハビリテーションに取り入れている。本研究は、入院患者のみならず外来患者も自宅で容易にトレーニングできるようにするための太極拳DVDを作成することを計画した。その結果、前回作成した初級編DVDと平行してして、比較的軽症で自立度の高い患者を対象にした上級編パーキンソン病太極拳DVDを製作した。これにより個々の障害程度に合わせた太極拳運動のセルフトレーニングが可能になった。
著者
梶原 智之
出版者
大阪大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2018-08-24

2020年の東京五輪に向けて、機械翻訳の精度向上が急務である。従来の機械翻訳は、翻訳文と正解文の単語単位の一致率を最大化する訓練を行ってきたが、この正解文は数ある正しい翻訳の表現の一例に過ぎない。本研究では、マルチモーダル品質推定によって正解文の表現に依存しない訓練を行い、機械翻訳を高度化する。本研究の背景には、対訳などの大規模なテキストとテキストの対応データが一部の言語でしか利用できない一方で、SNSの普及により画像とテキストの対応データが多くの言語で大規模に利用できるという利点がある。
著者
廖 宸一 廣井 慧 梶 克彦 河口 信夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. UBI, [ユビキタスコンピューティングシステム] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.13, pp.1-7, 2015-05-04

本研究は,店舗のホームページやブログからクーポンやキャンペーンなどのイベント情報を抽出する方法を提案する.この方法を利用してユーザはをひとつひとつの店舗のホームページの閲覧を必要とせず,イベント情報抽出の網羅性と効率性を支援できる.本提案は Web ページブロック分割およびイベント情報認識の二つのタスクから構成される.一つ目のタスクでは Web ページをタイトルや説明文や日付などのイベント情報を含むブロックに分割する.従来の研究は特定なタグ,画面構成あるいはブロックの機能などを特徴量として Web ページを分割することが多く,半構造化データのイベント情報抽出が難しかった.本研究では HTML 構造解析に基づいて Web ページをブロックに分割する.二つ目のタスクとは分割されたブロックから不用な情報を取り除くため,イベント情報を識別する.本研究では機械学習の手法を用いてイベント情報の識別を実現する.名古屋駅地下街 「エスカ」 と 「ユニモール」 にある店舗 96 軒を対象として行った検証実験とその結果を示す.
著者
梶村 太一郎
出版者
前夜
雑誌
前夜 第1期
巻号頁・発行日
no.5, pp.125-131, 2005
著者
岩﨑 崇宏 梶原 瑠衣 木下 博貴 竹内 嘉与子 平野 かおる
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.165-168, 2018-04-01 (Released:2018-04-01)

九州大学附属図書館では,2018年10月にグランドオープン予定の新中央図書館に対する利用者の期待感創出等を目的として,2017年6月から附属図書館公式Instagramアカウントの運用を開始した。運用開始にあたっては,運用ガイドラインを定めると同時に,動作検証を重ねて投稿要領を作成した。情報の拡散のため,Instagramへの投稿内容は,附属図書館公式Twitter・Facebookアカウントとも連携させている。投稿前には,図書館広報室内で内容を精査し,適切かつ効果的な広報となるよう調整している。新中央図書館の建物等だけではなく,図書館移転全般に関わる内容をコンスタントに投稿することにより,2018年1月時点で約240人のフォロワーを獲得している。

3 0 0 0 OA 国会法の制定

著者
梶田 秀
出版者
日本政治学会
雑誌
年報政治学 (ISSN:05494192)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.1_183-1_207, 2009 (Released:2013-02-07)
参考文献数
37

Parliamentary reform between 1945 and 1947 was one of the key policies implemented in Japan during the Allied occupation. It brought a fundamental change to the institutional arrangement of the Japanese legislature. This article finds that it was truly a by-product of the U.S. congressional reform around that time. The newly established National Diet of Japan bore a significant resemblance to the U.S. Congress reorganized by the Legislative Reorganization Act of 1946. Some novel institutions proposed by congressional reformers were struck down at home but survived on the opposite side of the world. Although the main content of the reform was not optimal for Japan, it was the best choice from the subjective view of GHQ/SCAP in Tokyo. The author also contends that GHQ/SCAP expected the House of Councillors to be an obstacle to the democratization of Japan. Thus it was rational for GHQ/SCAP to provide the House of Representatives with veto power that would infringe the autonomy of the upper chamber.
著者
梶間 幹弘 岩﨑 正幸 小川 ゆい 久田 梨香
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 第14回情報プロフェッショナルシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.1-6, 2017 (Released:2017-11-01)
参考文献数
3

昨今、「IPランドスケープ」として、企業に属する知財部員が他社の知的財産を中心に分析し、M&Aなど自社にとって重要な意思決定の場面で貢献する手法が注目されており、従前の知財部員の業務が大きく変容する局面にさしかかっている。 そこで、経験の浅いメンバーが調査分析スキルを獲得することを目的に、過去のM&A事例を題材とした知財デューディリジェンス(DD)に取り組んだ。知財情報を中心に「なぜM&Aが必要か」「何ができるようになるのか」「他に候補はないのか」の3つの論点で分析した結果と、それら実践を通じて、複数担当者で分担しながら効率的に知財DDを進めるためのポイントについて報告する。