著者
池田 光雪
出版者
千葉大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究は,画像化されている日本語資料に対するマイクロタスク型クラウドソーシングを用いた効率の良い文字起こし,いわゆるデジタル翻刻手法の設計及びシステムの構築を行うことにより,デジタルアーカイブの更なる利便化等に資することを目的としている.複数の形式や粒度のタスクを組み合わせることや,光学的文字認識の精度により一度に校正する文字数を動的に変化させることなどにより,少ないタスク数でより多くの翻刻を高品質に行うことを目指す.平成29年度の実施内容は次の通りである.(1)デジタル翻刻を複数の段階に分割する設計の検討:既存のデジタルコレクションに対し実際に行われた光学的文字認識の結果を検討した.それにより,まず図画部分のような偽陽性の要因となる部分を除去し,その後文字認識の結果を校正するという二段階にデジタル翻刻を分ける検討を行った.(2)マイクロタスクの粒度に応じたタスク設計:文字認識の校正において,選択式や入力式のタスクを組み合わせることにより少ないタスク数で多くの文字の校正が行えるようなタスクの設計を行った.また,スマートフォンやパソコンといった環境の異なる媒体へのタスクの配信を想定し,媒体それぞれに対するタスクの最適化の検討を行った.(3)試験的なデジタル翻刻システムの実装:(1)(2)の結果を踏まえたマイクロタスク型クラウドソーシングによるデジタル翻刻システムの実装を部分的に行った.
著者
池田 恵
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.14, no.6, pp.419-432, 1970-09-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
高田健次郎 池田清美著
出版者
朝倉書店
巻号頁・発行日
2002
著者
池田 敬正
出版者
一般社団法人日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.117-143, 1983-06-30

Social welfare means that every people are equal in the society, which shows that it is realized in the modern society We can prove this because the premodern society, which didn't have social welfare, is characterized by the control of the community and the distinction of the social position. But if we insist on the universal idea of social welfare, we can't help realizing the existence of social welfare in premodern society. It is the first purpose of this writing to clear up this contradiction theoretically and historically through the analysis of political relief and religeous charity in premodern period The second purpose is to clear up the quality of the political relief and religeous charity in Japan The most remarkable fact is that in Europe charity and relief are based on the principle of mutural aid, while in Japan they are not. For example, the word "cantas" in Latin which is the origin of the word "chanty" means "love of one's neighbors" And that shows the religeous practice of mutural aid. While in Japan charity of Buddhism means chanty given by from a person of high position to the common people. Thus in Japan the political relief and religious chanty had nothing to do with and opposed to the mutural aid. This is based on the Asiatic character of the Japanese society, and became the cause of disturbing of the mutural aid to have developped into the public system. Therefore in Japan the system of relieving the distressed in modern period has come to the charity grvin by a ruler, not the mutural aid.
著者
池田 一 吉田 真也 風間 宏 小渕 光昭 神野 忠広
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F6(安全問題)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.I_85-I_92, 2016

火山災害は,洪水災害等とは異なり発生頻度が低いため,災害経験がある行政職員や地域住民等はごく限られる.また,噴火に伴い発生する現象は多様でかつそれらの規模は大きいという特徴があるため,火山噴火時の災害状況をイメージすることは難しい.このため,火山災害のレジリエンス強化に向けては,災害状況の疑似体験ができるロールプレイング方式による,実践的な防災訓練が有効と考えられる.<br> 群馬県と長野県の県境に位置する浅間山では,周辺の関係機関により組織される火山防災協議会により,浅間山の火山噴火を想定したロールプレイング防災訓練を平成20年よりこれまでに9回開催してきた.本研究では,過去9回の浅間山ロールプレイング方式防災訓練の結果を分析し,火山災害に対してレジリエントな地域社会をつくるための課題を抽出するとともに,解決策を提案した.
著者
池田勇太著
出版者
山川出版社
巻号頁・発行日
2013
著者
池田 文人
出版者
北海道大学高等教育機能開発総合センター
雑誌
高等教育ジャーナル : 高等教育と生涯学習 (ISSN:13419374)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.147-154, 2007-12

Although the background for Finnish PISA (Professional for International Student Assessment) success has been discussed from various viewpoints, Finnish education’s view of knowledge has not been reported yet. Its view makes us aware of fundamental problems in Japanese education. In this paper, Finnish education’s view of knowledge and its knowledge acquisition processes are elucidated by comparing Finnish education and Japanese education. Based on this comparison, an improvement plan for Japanse education is discussed.
著者
永井 英明 池田 和子 織田 幸子 城崎 真弓 菅原 美花 山田 由美子 今井 敦子 遠藤 卓 大野 稔子 河部 康子 小西 加保留 山田 三枝子
出版者
Japanese Society of National Medical Services
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.62, no.11, pp.628-631, 2008

Human Immunodeficieny Virus (HIV)感染者の中で, HIV感染症は安定しているが中枢神経系の後遺症のために長期療養が必要な患者の増加が予想されている. 彼らを受け入れる可能性のある施設として, 介護老人保健施設, 特別養護老人ホーム, 療養型病床保有施設, 障害者施設等入院基本料の施設基準取得病院の4施設に対してHIV感染者の受け入れについてのアンケート調査を行った. 11, 541施設中3, 723施設(32.3%)から回答が得られた. HIV感染者を受け入れる基準を決めている施設は1.6%にすぎず, 75.5%は受け入れを考えていなかった. 受け入れられない主な理由としては, 院内感染のリスク・不安, 診療経験がない, 職員不足, 設備・環境が整っていない, 医療費の問題などが挙げられた. HIV感染者の受け入れを可能にするためには, 職員に対する積極的な研修活動が最も重要と思われた. さらに診療報酬の面からの支援および医療面での拠点病院の支援が必要であることが明らかになった.
著者
伊藤 和之 加藤 麦 中村 仁洋 池田 和久 幕内 充 水落 智美 岩渕 俊樹
出版者
国立障害者リハビリテーションセンター(研究所)
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

重度の中途視覚障害者の手書き行動が学習に影響を与えるかを検証するため,新規外国語単語学習課題を手書き有り無しの2条件で行う行動実験及びMRI撮像を行った.その結果,聴くだけの学習は短期記憶で,手書きとの併用は長期記憶で有効との示唆を得た.また,視覚障害者群で,両側の運動野を含む前頭頭頂葉から後頭葉に亘る広い領域で,晴眼者に比して強い神経活動が見られた.特に,左前楔状回を中心とする視覚領域では,手書き条件で,非手書き条件より強い神経活動が観察された.重度の中途視覚障害者の手書き行動は,長期記憶に有効であり,視覚心像に関わる視覚連合野を中心とする神経活動を介して学習促進が起こることが示された.
著者
池田 達昭 村岡 誠 向井 直樹 高橋 英幸 高松 薫
出版者
社団法人日本体育学会
雑誌
体育學研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.783-791, 2006-11-10

本研究では,同一の競技チームに所属し,日常的に同様な筋力トレーニングを実践している集団を対象にし,1RMの個人差の小さい等質的な集団であるか否かを確認した上で,(1)1RMと3種の%1RMにおける繰り返し回数およびI-N slopeとの関係を検討すること,(2)N_<total>とI-N slopeの相違を神経-筋機能と筋の組織化学的特性の面から検討することを目的とした.検討に際して,1RMの個人差の大きい異質集団を対象とした著者らの先行研究(池田・高松,2005)との比較を行った.上述の目的を達成するために,健康な男子大学生サッカー選手(1年生)15名(年齢:18.8±0.4歳,身長:174.3±3.4cm,体重:66.1±2.9kg)を対象として,等尺性最大膝伸展力(Isom.max)とIsom.max発揮中における力の発揮速度(RFD),動的最大膝伸展力(1RM)と1RMの90%,70%,50%での負荷強度における繰り返し回数(N_<90>,N_<70>,N_<50>),大腿四頭筋の筋断面積(CSA)および筋の組織化学的特性を測定した.なお,本研究における1RMの変動係数は,著者らの先行研究と比較して低値を示したこと,およぴ,2つの研究における1RMの分散は異なることが認められたことなどから,本研究の被験者は1RMの個人差の小さい等質集団であることを確認した.本研究における主な結果は以下の通りである.(1)著者らの先行研究では1RMとN_<90>,N_<70>,N_<50>およびN_<total>との間にいずれも有意な負の相関関係が認められたが,本研究では1RMとN_<90>との間にのみに有意な負の相関関係が認められた.(2)著者らの先行研究ではN_<total>とI-N slopeとの間に有意な正の相関関係が認められたが,本研究では2つの指標間に密接な関係は認められなかった.(3)本研究では,N_<total>とRFDとの間に有意な負の相関関係が認められ,I-N slopeと%Fiber area (TypeI)との間に有意な正の相関関係が認められた.以上の結果から,1RMと3種の%1RMにおける繰り返し回数,N_<total>およびI-N slopeとの関係は,対象とする被験者の1RMの個人差の大きさによって影響を受けること,N<total>とI-N slopeは,それぞれ繰り返し回数に関わる異なる能力を評価していること,などの可能性が示唆された.
著者
池田 光男
出版者
繊維学会
雑誌
繊維学会誌 (ISSN:00379875)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.P633-P639, 1991-11-10 (Released:2008-11-28)
参考文献数
5
著者
池田 京子 大谷 真 香山 瑞恵 東原 義訓 山下 泰樹 谷塚 光典
出版者
信州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

通常,正しい発声法は,熟達したプロのヴォイストレーナーによる個別訓練によってのみ習得できるとされており,このことが教育現場において,歌唱指導の壁となっていた。そこでこれまで研究代表者らが開発してきた「声の見える化技法」を応用したソフトウェアを開発し,改良を重ねた。また、それを用いた指導法を構築し、附属学校園での「歌唱指導」の授業実践を重ねてきた。これにより,児童・生徒たち自身が自分の声を評価し,友だち同士の相互評価ができ,プロのヴォイストレーナーがいなくても,自分たちが目的を設定することで,主体的な学びに発展させるシステムの端緒を構築した。