1 0 0 0 封内風土記

著者
田辺希文 奉君命撰
出版者
宝文堂出版販売
巻号頁・発行日
vol.第1巻, 1975
著者
村川 三郎 飯尾 昭彦 佐藤 光男 田辺 邦昭
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.31, pp.45-58, 1986-06-25
被引用文献数
1

本研究は,各種建物の使用水量を精度よく推定するため,幾つかの水使用要因を考慮した多元的な予測式の導出を目的としており,その第2報として,ホテル・旅館を対象に論述している.すなわち前報と同様に,全国の主要9都市で実施した水使用アンケート調査を基に,建物の諸特性・使用水量の関連分析により得た回帰式および建物管理者の水使用意識・節水対策の実状を示すとともに,建物特性・水使用意識・使用水量をアイテム・カテゴリーにとり,数量化理論第III類によって相互の関連を分析している.使用水量の予測は重回帰分析によって検討し,延べ床面積・従業員・宿泊可能人員あたりの使用水量を3〜4個の変数で説明する重回帰式を提案した.
著者
田辺 健 矢野 博明 岩田 洋夫
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.125-134, 2017 (Released:2017-03-31)
参考文献数
23

We here propose a device that can display a translational force and torque using two vibration speakers. Each vibration speaker generates an asymmetric vibration when a sound with an asymmetric amplitude is input. Asymmetric vibrations induce perceived forces that pull or push a user's hand in a particular direction. The user perceives a translational force and/or torque with his/her thumb and index finger based on the direction and amplitude of each speaker's force. We conducted four evaluation experiments to evaluate the mechanical properties and the proprioceptive sensations. As result, we confirmed that the proposed device can present the translational force with a maximum value of 0.5 N and the torque with a maximum value of 9.5 N·mm.
著者
西来 邦章 竹下 欣宏 田辺 智隆 松本 哲一
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.120, no.3, pp.89-103, 2014-03-15 (Released:2014-07-26)
参考文献数
28
被引用文献数
1

四阿火山において地質調査,K-Ar年代測定および全岩化学組成分析を行い,火山活動史の再検討を行った.本火山は噴出物の分布と地形の開析の程度差,活動年代および全岩化学組成から,3つの火山体(初期火山体,根子岳火山体,浦倉山火山体)からなる.本火山の活動は,約80万年前に開始した(初期火山体の活動).約70万年前には,根子岳周辺でデイサイトの火山活動が発生し(根子岳火山体の活動),数万年間で山体が形成された.初期火山体は約55万年前まで活動が継続したのち,5万年程度の活動休止期を挟み,約50万年前には,浦倉山周辺で安山岩の火山活動が発生した(浦倉山火山体の活動).この火山体の活動は約45万年前には終息した.そして,約30万年前には,四阿火山の北西方において小規模な火山体(鳴岩火山)が形成された.
著者
太田 里美 菅野 紀明 青木 秀俊 二瓶 和喜 前田 喜晴 田辺 達三 杉江 三郎
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.12, no.3, pp.280-287, 1980

左心および右心の弁の物性的要求条件,また生体弁,心血管補填graftとしての物性を検索するため,豚の大動脈弁,肺動脈弁,心膜,イヌの硬脳膜の新鮮組織およびBioprosthesis処理組織(0.2%GA,0.65%GA,1.3%DAS,98%Ethanol+DAS処理)の引張り強度,伸び率を測定した,また従来の生体弁処理法(4% Formalin,1%Betapropiolaction,70% Ethanol)の物性との比較も行つたその結果,新鮮大動脈弁に対する強度は肺動脈弁67%,心膜84%,硬脳膜52-72%,伸び率はおのおの134%,110~103%,114~86%であった.またBioprosthesis大動脈弁は強度は増すが,伸び率が低下してpliabilityに難のあること,Bioprosthesis肺動脈弁は左心弁への応用には疑問のあること,心膜では新鮮組織の右心の弁または補填材料としての利用は物性的に肯じられるが,Bioprothesisでは瘤形成の危険も考えられること,また従来の処理大動脈弁は物性的に弁破綻の可能性が大であり,Bioprosthesisとは物性的に有意の差のあることなどの知見をえた.
著者
田辺 義一
出版者
The Society of Chemical Engineers, Japan
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.21, no.10, pp.687-691, 1957

化学工業の進歩発達につれて化学機械方面の改良されたものはかなりみられるが,なかんずくこの方面の発明にも注目されるものが出現してきている。戦後約10年間の発明を回顧してみるに,その一端を充分に察知することができる。<BR>化学機械の分野においては種々の有名な発明が多くみられるが,吸湿ならびに吸収の操作に関してここ数年間の発明中特に目新しいものについてその特徴とする点を抽出してみたい。
著者
田中 創大 田儀 和浩 藤原 健 高橋 浩之 上坂 充 草野 譲一 中村 直樹 山本 昌志 菅原 浩一郎 田辺 英二
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

腫瘍追尾型X線がん治療に用いることを想定して、ビームの線量、位置と形状をリアルタイムに計測できるガス検出器とデータ処理システムを開発した。GlassGEMで電離した電子を増幅し、二次電子の電流を測定することで線量を、電子雪崩の際のシンチレーション光をCCDカメラでとらえることで位置と形状の情報をリアルタイムで統合的に取得可能なシステムを開発した。
著者
松本 高利 田辺 和俊 佐伯 和光 天野 敏男 上板 博亨
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.483-489, 1999-05-05
被引用文献数
8 12

プラスチック廃棄物のリサイクルには不可欠なプラスチックの非破壊判別手法を開発するために, 近赤外分光測定とニューラルネットワーク解析を組み合わせた手法を検討した. 最近のリサイクル法の施行で必要になっている多種類のプラスチックを迅速に判別するために, 収集した51種類のプラスチックの約300点の試料について波長1.3〜2.3μm領域の近赤外反射スペクトルを測定し, 二次微分処理したデータを3層構造パーセプトロンモデルのニューラルネットワークに入力してバックプロパゲーション法で学習を行った. 10種類のプラスチックについて2〜4個のデータを入力して判別テストを行った. その結果, 極めて少数の学習データを用いたにもかかわらず平均的中率として80%近い結果が得られ, 多種類のプラスチックを迅速に判別する手法を開発することができた. 本研究の手法を用いればプラスチック廃棄物のリサイクルに実用可能なプラスチック判別装置を開発できる可能性があることが分かった.

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著者
田辺茂一著
出版者
紀伊國屋書店
巻号頁・発行日
2014
著者
田辺 瑠偉 鈴木 将吾 イン ミン パパ 吉岡 克成 松本 勉
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.57, no.9, pp.2021-2033, 2016-09-15

マルウェアには,攻撃対象ホスト上のネットワークサービスの脆弱性を突いてその権限を奪取するリモートエクスプロイト攻撃や脆弱なパスワードが設定されている機器へ不正侵入を行うことで感染を拡大するものが存在し,インターネット上の重大な脅威となっている.こうしたマルウェアに感染したホストは,その脆弱性を修正しない限り感染中もさらなるリモート侵入を受ける可能性がある.一部のマルウェアは自らが侵入する際に悪用した脆弱性を感染後に修正することで他のマルウェアによる侵入を防ぐことが知られているが,マルウェア感染ホストへのリモート再侵入の可能性についてはこれまで詳しく検証されていない.そこで本稿では,実マルウェア検体を用いた動的解析実験によりマルウェア感染ホストへのリモート再侵入の可否を検証し,マルウェアに感染したホストへのリモート再侵入により感染の拡大を阻止する手法を提案する.検証実験では,ハニーポットを用いて収集したリモートエクスプロイト攻撃を行う294検体のうち,181検体においてリモート再侵入が成功した.同様に,ハニーポットを用いて収集した組み込みシステムを狙うマルウェア18検体のうち7検体においてリモート再侵入が成功した.リモート再侵入が成功したマルウェア感染ホストについては,侵入に用いたサービスや感染拡大を行っているプロセスの停止,通信の制限を行うことができた.提案手法を用いることで,保護対象ネットワーク内で発生した感染拡大活動を観測し,マルウェア感染ホストへのリモート再侵入により感染が拡大するのを阻止する,マルウェアへの早期対応を目指す.
著者
小曳 昇 齊藤 茂 青山 剛史 梁 忠模 赤坂 剛史 田辺 安忠
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
宇宙航空研究開発機構研究開発報告 (ISSN:13491113)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.1-23, 2008-02

JAXA と川田工業株式会社が、独自のヘリコプタ騒音低減技術開発のため2002 年より実験・解析の両面から共同研究で実施しているアクティブ・タブについての研究結果について報告する。実験結果より、アクティブ・タブが約3dBの騒音制御能力を有しており、ヘリコプタ騒音低減技術として有望であることを実証した。同時に、ホバ及び前進飛行条件におけるアクティブ・タブのブレード揚力、翼端渦、騒音に対する効果を数値解析により評価した。数値解析には3 次元非定常オイラーCFD コード及びFW-H 式のformulation1 に基づく音響解析コードを用いた。アクティブ・タブの動きに対応するため、CFD 計算の各時間ステップで計算格子を時々刻々切り直している。解析結果から、下反角を付したアクティブ・タブがBVI (Blade/Vortex Interaction) 発生時にブレード揚力を変化させることによるブレード/ 渦間距離の増大を可能とし、BVI 騒音低減に十分な効果のあることが明確に示された。
著者
星野 立夫 田辺 光子 大塚 裕子 清水 文子 山下 幸枝 坂下 清一 大濱 正 宮崎 博子 三浦 賢佑
出版者
JAPAN SOCIETY OF NINGEN DOCK
雑誌
健康医学 (ISSN:09140328)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.152-155, 2002
被引用文献数
1

禁煙指導の一助とするため,男性の喫煙率と年齢および職種との関連性を人間ドック受診者で調べた。受診者数の多い5職種を選び,その職種の2000年度の男性受診者全員を対象とした。男性の喫煙率は,若い年代で高く,年代が進むにつれて低下する傾向を示したが,年代だけでなく職場環境も喫煙率に影響している事が示唆された。生活習慣病予防のためには若い年代に対する禁煙指導の強化が望まれるが,職場環境を考慮したたばこ対策が必要と考えられた。
著者
若吉 浩二 高橋 豪仁 今枝 和与 岸田 珸 長谷川 芳彦 石川 元美 田辺 正友
出版者
奈良教育大学
雑誌
奈良教育大学紀要. 自然科学 (ISSN:05472407)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.39-47, 2005-10-31

The purpose of this study was to investigate the changes in physical fitness and exercise habits of elementary school children over two years, and to compare the physical fitness and exercise habits of children who had not participated in the sports class with those of children who had. In addition, this study aimed to obtain basic data to make a physical fitness program to be held over the long term. A total of 622 children, from the 1st to the 6th grade, participated in the physical fitness test. 102 children had participated in a sports class held twelve times and for approximately 18 hours in total over twelve weeks. The physical fitness of the children in this study was lower than the average for Japanese children. However, the improvement rate of the scores in the physical fitness test over two years was higher than that of the average for Japanese children. In the comparison of the children who had not participated in the sports class with the children who had, there was no significant difference in the results of the physical fitness tests. When the results about the child's physical fitness were fed back to parents to investigate the parents' attitude, approximately 95% of parents answered, "I am interested in my child's physical fitness and exercise habits". However, there was a tendency for parents of children in the upper grades not to be interested in their child's physical fitness and exercise habits in comparison with parents of children in the lower grades, even though the physical fitness of the children in the upper grades in this study was remarkably lower than the average for Japanese children. Therefore, it is thought that it is necessary for the physical fitness test and the sports class to continue to be held over a long period of time so that daily exercise and sports may influence the improvement of physical fitness.
著者
吉武 裕美子 勝身 俊之 南口 誠 西川 雅美 宮 正光 近藤 みずき 白仁田 沙代子 田辺 里枝 山本 麻希
出版者
北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
雑誌
科学技術コミュニケーション (ISSN:18818390)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.31-42, 2016-07

科学技術へ関心の低い女性に科学技術を伝えるツールとして、かわいいと感じる要素を取り入れた科学実験・工作を考案し、その効果を調べた。女性が男性よりもより強く感じる感情である「かわいい」は、対象と関わりたい、仲良くなりたいという共感性や、社会的交流を求める感情に関連している。実験・工作を体験した中学生に対し「実験を体験していない人にも話したいか」というアンケート調査を行ったところ、普段の理科の授業や実験はあまり人に話さないのに対し、かわいいと感じる要素を取り入れた実験は特に女性にとって誰かに話したくなる実験であることがわかった。「かわいい」と科学の組み合わせは、実験実施者から体験者だけでなく実験体験者からその知人へと波及していく効果があり、より多くの人へ体験を伝えるという意味で、特に若い年代の女性にとって科学技術コミュニケーションの強力なツールになると思われる。