著者
近藤 宣昭
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:07272997)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.463-468, 2007-06-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
岡本 伊作 塚原 清彰 佐藤 宏樹 本橋 玲 近藤 貴仁 岡田 拓朗 清水 顕
出版者
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
雑誌
頭頸部外科 (ISSN:1349581X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.223-229, 2017-10-30 (Released:2017-11-22)
参考文献数
8
被引用文献数
3

頭頸部癌に対する手術の中で,最も重要な術式の一つに頸部郭清術があげられる。では,どのようにこの頸部郭清術を中心とした頭頸部癌に対する手術手技を,安全かつ効率よくトレーニングしていけばよいのかに関しては明確な指標はなく,施設によって異なっている。われわれの施設では,ドライラボで十分にトレーニングを行った初期・後期研修医,若手医師を対象に,cadaverやアニマルラボを用いた手術トレーニングを行っている。しかし,頭頸部領域でアニマルラボトレーニングを行っている報告はない。今回は,過去に施行したアニマルラボトレーニングにおいて,トレーニングの前と後で参加者による自己習熟度評価と,指導医による習熟度評価について検証した。それにより,頭頸部領域におけるアニマルラボトレーニングの有効性を検討した。アニマルラボとレーニングは手技の向上に関して有意に有効な結果であった。技術の向上は医療安全の観点からも非常に有用となると推察された。
著者
島田 一雄 若林 良二 鈴木 弘 武藤 憲司 浅井 紀久夫 結城 皖曠 近藤 喜美夫 田中 健二 渡辺 正子 美濃 導彦
出版者
東京都立航空工業高等専門学校
雑誌
研究紀要 (ISSN:03871355)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.47-69, 1998-09

現在, 国内の大学, 高専等の高等教育機関が教育・研究に利用しているディジタル衛星通信システムは, 自主的に組織されたUnSAT(University's Joint Study Group for Digital Satellite Communications)と文部省が推進しているSCS(Space Collaboration System)の2つに分けられる.本論文では, 平成9年5月と10月に航空高専で開催された「高等技術教育フォーラム'97」と「第5回衛星設計コンテスト最終審査会」をUnSATとSCSの接続により, 終日, 全国の高等教育機関に配信する実験を行った結果をまとめたものである.最初にUnSATとSCSの概要を述べ, 続いてフォーラムの内容, 予備実験と本実験について述べる.さらに, コンテストの内容ならびに配信実験について述べる.次いで, 両実験の参加者へのアンケート調査で得られた主観評価結果を示す.さらに, 1ホップと2ホップの場合の画像劣化の比較を行うために試みたフォーラムの際に得られた画像の客観評価の結果についても言及する.最後に考察を行い, 問題点の分析ならびに解決の指針を示し, 衛星通信の教育利用に対する知見を示す.
著者
近藤 義広 松下 伸二 森山 隆志 大橋 繁男
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2000, pp.171-172, 2000

We have developed a method of cooling high-power-density CPU modules within a bending duct. The method uses a jet-duct system made of an air duct and axial fans. This system has slit orifices upstream from the CPU modules. Pressure drops in this system are calculated as four values : wringing loss in the chamber, friction loss in the duct, extrusion loss from the duct, and wringing loss in the slit orifice. These loss values agree with the experimentally measured losses to within an error of ±10%. The calculation showed that when the duct width is small, the wringing loss in the chamber account for the major part of the total loss.
著者
近藤 広孝 坂下 悠 村上 彬祥 小野 貞治 小沼 守
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.69, no.11, pp.691-693, 2016
被引用文献数
1

<p>家庭飼育下のシマリスが顕著な精巣の腫大を示した.外科的に摘出された精巣腫瘤について病理組織学的に検索したところ,腫瘤は多角形細胞のシート状増殖より構成されており,精上皮腫と診断された.奇怪な単核もしくは多核巨細胞や異常有糸分裂像などの明らかな異型性を示しており,また,腫瘍細胞は精巣被膜を越えて周囲組織へ浸潤しており,潜在的に悪性の腫瘍と考えられた.リス科動物における精巣腫瘍の発生報告は乏しく,筆者らの知る限り,本例はシマリスにおける精上皮腫の初めての報告である.</p>
著者
増村 健冶 松浦 晶央 高橋 誠 秦 寛 中辻 浩喜 近藤 誠司
出版者
日本家畜管理学会
雑誌
日本家畜管理学会誌 (ISSN:13421131)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.127-134, 2004 (Released:2017-10-03)
参考文献数
9

質問紙法の一つである日本版POMS(Profile of Mood States)を用いて乗馬運動前後間で騎乗者の気分の変化を測定した。被験者は大学生22名であり、供試馬は8頭の乗用馬であった。試験は4回実施し、乗馬実習時で練習内容に違いがある3試験のほか作業実習時にも試験を行った。常歩運動を主とした軽度な乗馬運動を行った場合、被験者の緊張-不安、抑うつ-落ち込み、怒り-敵意、混乱、疲労の5尺度に減少が見られた(P<0.05)。このことから、軽度な乗馬運動には、騎乗者の気分に対する良好な効果と疲労感を軽減させる効果がある可能性が示された。また、トレッキングを行った場合、活気と疲労の尺度に増加が見られた(P<0.05)。乗馬運動を実施する際に環境も含めたプログラムを工夫することで、乗馬運動が騎乗者の気分に与える効果に違いが生じる可能性が示された。
著者
近藤 明人 中川 剛 臼井 郁敦 杉田 真一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告
巻号頁・発行日
vol.37, pp.17-20, 2013

多くの機械式フェーダやハードスイッチ、出力状態を表示するモニタから構成されていた調光卓、及び、負荷回路制御卓、照明バトン制御卓等を、一つのタッチパネル・ディスプレイに集約して開発することに成功した。これまで既に、TBSの看板番組「輝く!日本レコード大賞」で、メイン調光卓として使用した実績があり、限られたスペースでの多チャンネル制御の実現を証明している。
著者
加藤 久美子 近藤 厚生 長谷川 総一郎 斉藤 政彦 山田 幸隆 村瀬 達良 三宅 弘治
出版者
社団法人日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科學會雑誌 (ISSN:18847110)
巻号頁・発行日
vol.83, no.4, pp.498-504, 1992
被引用文献数
5 6

骨盤底筋訓練は, 腹圧性尿失禁の非手術的治療の中心となるものであるが, これを効果的に行うためには, 骨盤底筋群の正しい収縮法を習得しなければならない. 今回私達は膣内コーンを使用して, 軽度の腹圧性尿失禁を有する30名の成人女性を対象に, 5週間の骨盤底筋訓練を行った. 1日2回15分ずつコーンを膣内に挿入し, 重みで落ちるのを骨盤底筋群の収縮で阻止するよう指導した.<br>30名中27名 (90%) は, 5週間継続して訓練を施行できた. 訓練前後で, 尿失禁の頻度, 重症度は有意に減少した. 訓練後の尿失禁の自覚的改善度は, 消失および改善 (50%以下に軽減) したものが70%あった. 1分間保持できるコーンの重さ, ペリネオメーター (膣圧計) 測定値は有意に増加し, 骨盤底筋群の筋力の増強を示した.<br>膣内コーンはタンポン状の形態をしており, 日本女性でも心理的抵抗感なく受け入れられ得る. この器具は骨盤底筋群の収縮法の習得に役立ち, 毎日の訓練の動機付けになるため, 腹圧性尿失禁の治療に有用と考えられた.
著者
長畑 守雄 近藤 礼 毛利 渉 佐藤 慎治 山木 哲 長畑 仁子 齋藤 伸二郎 嘉山 孝正
出版者
特定非営利活動法人 日本脳神経血管内治療学会
雑誌
Journal of Neuroendovascular Therapy (ISSN:18824072)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.156-161, 2013

【目的】機械的血栓回収療法(mechanical thrombectomy;MT)導入前後で,当院における急性期脳梗塞に対する治療動向と治療成績の変化を検討する.【方法】MT導入前(pre-MT期)10ヵ月とMT導入後(post-MT期)19ヵ月で,発症から6時間以内の急性期脳梗塞患者数,期間中の全脳梗塞患者に占める割合,施行された再灌流療法毎の重症度(National Institute of Health Stroke Scale;NIHSS)と転帰(modified Rankin Scale;mRS)を検討した.【結果】急性期脳梗塞症例数はpre-MT期が97(全脳梗塞症例の44.3%),post-MT期が250(同52.2%).これらに対するt-PA静注療法(intra-venous tissue-plasminogen activator;IV-tPA)の施行率はpre-MT期が12.4%,post-MT期が25.2%であった.Pre-MT期における局所線溶療法の施行率は5.2%,post-MT期におけるMTの施行率は11.6%であった.IV-tPAによる30日後mRS 0-2はpre-MT期で50.0%,post-MT期では48.0%であった.MTによる90日後mRS 0-2は37.9%であった【結論】Post-MT期にIV-tPAの施行率が上昇したのは,早期受診の重要性を訴えてきた当院の社会的啓発活動の効果で,より早期の来院例が増えた影響が大きいと思われた.当院においてMTは急性期脳梗塞患者の11.6%に対して施行され,4.4%で90日後mRS 0-2の転帰が得られた.

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著者
近藤信一 著
出版者
文求堂
巻号頁・発行日
1906
著者
清水 智弘 吉川 眞 瀧浪 秀元 御崎 哲一 髙橋 康将 中山 忠雅 内田 修 近藤 健一
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F3(土木情報学) (ISSN:22489622)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.I_45-I_53, 2013 (Released:2014-03-19)
参考文献数
11
被引用文献数
9

適切に橋梁構造物を維持管理していくためには,各種データを一元管理する必要がある.JR西日本では通常のメンテナンスは展開図を参照することによって検査,補修が行われている.しかし,変状もしくは補修の位置や形状を記録する維持管理用の展開図は,寸法のない模式図である.さらに,検査と工事で共通に使用できず,時系列管理を行いにくいという課題がある.そこで,著者らは,3Dモデルを活用した橋梁維持管理システムを開発した.また, 点検や修理を管理するための展開図を簡単に作成できるシステムを開発した.さらに,本システムの有効性を確認した.
著者
石川 諭 近藤 孝広 松崎 健一郎 榎元 啓允
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.80, no.814, pp.DR0166-DR0166, 2014 (Released:2014-06-25)
参考文献数
10
被引用文献数
1

A pressure wave generated by a compressor propagates in an air-conditioner piping system and causes a noise problem. The flow condition in the air-conditioner piping system becomes often a one-component two-phase flow, and attenuation of the pressure wave in the one-component two-phase flow is larger than the two-component two-phase flow because of the effect of the mass transfer. It is also important for the safety of nuclear reactors to understand the characteristic of pressure wave problems in the one-component two-phase flow. In this paper, we propose a concentrated mass model to analyze the pressure wave problems in the one-component two-phase flow. This model consists of masses, connecting springs, connecting dampers, and nonlinear base support dampers. The connecting spring and the connecting damper are derived from the compressibility of the gas phase and the effect of the mass transfer when the phase-change occurs. And the nonlinear base support damper is derived from the pipe friction. Additionally, an experiment on an air-conditioner piping system is performed, and the experimental results are compared with the numerical result in order to confirm the validity of the model. The numerical computational results agree very well with the experimental results. Especially, the attenuation of the pressure wave generated by the phase-change is numerically reproduced. Therefore, it is concluded that the proposed model is valid for the numerical analysis of the pressure wave problem in the two-phase flow.
著者
近藤 典彦
出版者
成城大学
雑誌
成城文藝 (ISSN:02865718)
巻号頁・発行日
no.116, pp.61-93, 1986-08