著者
鈴木 芳成 佐藤 守 矢内 清恭
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌ATOMOΣ (ISSN:18822606)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.41-45, 2018 (Released:2020-04-02)
参考文献数
11
被引用文献数
1

本稿(第9回)では,東京電力福島第一原子力発電所事故の農地及び農畜産物への影響の解明や,放射性物質の除去,低減及び吸収抑制技術の開発に関する福島県農業総合センターの取組みを,米等,果樹,畜産の各分野毎に紹介する。
著者
土屋 靖彦 鈴木 芳夫
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.231-234, 1962-02-25 (Released:2008-02-29)
参考文献数
12
被引用文献数
2

The authors determined the general chemical components of the ascidian, Cynthia roretzi V. DRASCHE collected at the Onagawa Bay in Miyagi Prefecture. The results obtained were as follows: 1. The height, width, total weight, test weight, muscle weight and viscera weight of the ascidian were 4.5-13.4cm, 2.7-8.lcm, 17-195g, 11-139g, 3-50g and 2-21g, respectively, (Table 2). 2. The contents of moisture, crude protein, crude fat, crude ash and glycogen were 75.12 ± 1.61%, 9.36 ± 0.85%, 2.35 ± 0.41%, 1.65 ± 0.21% and 11.56 ± 1.42% in the muscle, and 78.31 ± 1.64%, 13.19 ± 0.87%, 3.19 ± 0.44%, 1.75 ± 0.41% and 3.52 ± 0.93% in the viscera, respectively, (Table 3). It should be remarked that the ascidian contained a large amount of glycogen compared with other marine invertebrates such as mollusca and crustacea.
著者
糖尿病性腎症合同委員会・糖尿病性腎症病期分類改訂ワーキンググループ 馬場園 哲也 金崎 啓造 宇都宮 一典 古家 大祐 綿田 裕孝 繪本 正憲 川浪 大治 深水 圭 久米 真司 鈴木 芳樹 和田 淳 和田 隆志 岡田 浩一 成田 一衛 小岩 文彦 阿部 雅紀 土谷 健 加藤 明彦 市川 和子 北谷 直美
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.66, no.11, pp.797-805, 2023-11-30 (Released:2023-11-30)
参考文献数
20

わが国では2014年に改訂された糖尿病性腎症病期分類が広く用いられてきた.最近では,高齢化や肥満者の増加,糖尿病や高血圧症に対する新規治療薬の開発などを背景に,糖尿病患者に合併した腎臓病が多様化していることが指摘されている.そこで糖尿病性腎症合同委員会では,腎症病期分類を再度改訂する必要性を検討した.現時点では,アルブミン尿や推算糸球体濾過量に基づく2014年分類を変更する必要性を示唆する新たなエビデンスが発出されていないことから,今回の改訂では2014年分類の基本的な枠組みは変更しないこととした.ただし,日本腎臓学会のCKD重症度分類や国際的な表記との整合性を重視し,病期名を「正常アルブミン尿期(第1期)」,「微量アルブミン尿期(第2期)」,「顕性アルブミン尿期(第3期)」,「GFR高度低下・末期腎不全期(第4期)」,「腎代替療法期(第5期)」へ変更した.
著者
鈴木 芳道
出版者
鷹陵史学会
雑誌
鷹陵史学 (ISSN:0386331X)
巻号頁・発行日
no.30, pp.57-92, 2004-09
著者
片桐 麦 佐藤 良太 大池 正信 鈴木 芳人 鹿野 満 内田 龍男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.146, pp.1-4, 2009-07-16

スクリーン下側からのプロジェクタ光のみを観察者の存在する正面方向に拡散させるスクリーンを考案した。これにより明るい環境下における高いコントラスト比を有するフロントプロジェクションディスプレイを実現した。
著者
井上 頼数 渋谷 正夫 鈴木 芳夫
出版者
Japanese Society of Breeding
雑誌
育種学雑誌 (ISSN:05363683)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.202-206, 1955-12-25 (Released:2008-05-16)
参考文献数
13

In order to study the effect of moisture on the vernalization of seed in Japanese radish, Rapfaaleus sativus L., some experiirnents, were held in 1951, usingi the stock seed of. Nerima-shiriboso variety. In each treatment, the seed was placed, in Petris dish which was put in desicator. Moisture treatments were as follows:,
著者
瀬能 美代子 鈴木 芳江 竹村 晶子
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会学術総会抄録集 (ISSN:18801749)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.265, 2006

<b><はじめに></b>日本の女性雇用者数は増加傾向にあり、働きつつ妊娠、出産、育児を続ける女性をサポートする法整備がなされている。しかし、これらのことが女性の就労の妨げとなっていることは少なくない。今回当院で分娩した褥婦の就業状況及び法制度の知識、利用状況を知り、看護者としてどのような援助が必要なのかを考えるため、アンケート調査を実施した結果、法的制度の周知度と利用状況などを知ることが出来たので、ここに報告する。<br><b><研究目的></b> <BR>当院産婦人科外来利用者を対象に労働基準法第6章の2の知識及び、利用状況について質問紙法を用いて調査し、その実態の把握を試みる。<br><b><研究方法></b><br> (1)期間<br> ・平成17年9月-平成17年11月の2ヶ月間<br> (2)対象<br> ・当院産婦人科外来に産後1ヶ月健診に訪れた褥婦100名<br> (3)方法<br> 労働基準法第6章の2の知識と利用状況を把握するためのアンケ?トを作成し、同意のもと記入後、手渡しにて回収。統計をとる。<br><b><倫理的配慮></b><br> アンケートは無記名とし研究目的と共にこの研究以外に使用しないことを説明し同意を得て実施。<br><b><結果></b><br>育児担当者は母(自分)97名であり、妊娠発覚時の就業者は73名である。<br>(1)雇用形態<br>正社員30名(41%)、準社員8名(11%)、パート21名(29%)、アルバイト7名(10%)、事業主(自営)3名(4%)、その他4名(5%)<br>(2)妊娠発覚後の就業状況仕事を辞めた46名(63%)、産後休暇をとり継続2名(3%)、産前・産後休暇をとり継続4名(5%)、産前・産後・育児休暇をとり継続18名(25%)、休暇をとらずに継続3名(4%)対象者全員に働く女性の妊娠・出産育児に関する制度について調査した(表1)利用状況(予定を含む)(表2)<br><b><考察></b><br>産前の就職状況は73%に対し、妊娠中及び産後仕事を辞めたのは63%であった。青木1)らは、「わが国においては、近年女性の社会進出が著しいものの、今なお男は仕事、女は家事、育児、という性(別)役割分担が根強いもの事実である」と述べている。育児の中心は母親であるとの結果からも、推測ができる。産前・産後休暇・育児休業の制度は6割強の周知度に対し、その他の制度に関しては1_から_2割程度の周知である。「産前休暇」「産後休暇」「育児休業」については制度を利用しようとする状況があるものの、利用者は周知度よりも低いことがわかる。(グラフ1)。つまり知っていても利用できない現状であるとわかる。正職員以外の就業者が5割以上いることから雇用形態によっては制度が利用できないことも考えられる。<br> <b><おわりに></b><br>今回の調査により法的制度の周知が進んでいない現状が明らかになった。そこで、私達看護者が法的制度の知識普及に努め、妊婦、産婦が働きながら安心して妊娠、出産、育児を両立できるよう支援していくことが今後の課題といえる。<br> <b><引用文献></b><br>1)助産学大系5 母子の心理・社会学 青木康子 加藤尚美 平澤美恵子p99、p39、<br><b><参考文献></b><br>1) 厚生労働省平成17年3月28日「平成16年版 働く女性の実情」<br>http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/03/h0328-7a.html#zu1-9<br>2) 国民衛生の動向2003年
著者
山田 一作 ソロビヨワ イェレナ 藤田 典昭 奥田 修二郎 川嵜 敏祐 成松 久 木下 聖子 松原 正陽 土屋 伸一郎 新町 大輔 藤田 晶大 青木 信幸 鹿内 俊秀 鈴木 芳典
出版者
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会
雑誌
ケモインフォマティクス討論会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.O10, 2014

糖鎖研究において産出された糖鎖データには様々な表現方法が存在しており、このことは近年のウェブ技術を利用したライフサイエンスデータベース間の連携の妨げとなっていた。そこで我々は、糖鎖構造に対する新たな表記法としてWURCS(Web3 Unique Representation of Carbohydrate Structures)を開発した。WURCSは、曖昧さを含むあらゆる糖鎖構造を一意に表せる線形表記法であり、URIとして利用可能である。併せて、糖鎖データベースの構造データからWURCSに変換するソフトウェアを開発した。これにより共通の糖鎖構造を含む分子の横断検索が可能となる。また、WURCS普及促進のためのWURCSWorkingGroupを組織し、国際標準化に向けた活動を行っている。
著者
鈴木 芳道
出版者
鷹陵史学会
雑誌
鷹陵史学 (ISSN:0386331X)
巻号頁・発行日
no.21, pp.69-92, 1995-09-30
著者
大舘 淳 岩原 光男 鈴木 芳 長松 昭男
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.72, no.718, pp.1751-1758, 2006-06-25 (Released:2011-03-04)
参考文献数
12

Recently, solving vibration problems in the prediction step is strongly required to shorten the development time. The purpose of this research is to clarify and improve vibration characteristics of products such as sporting goods by experiment and calculation. A familiar tennis racket was chosen and its vibration characteristics were investigated by actual impact test and experimental modal analysis. It was clarified that the largest vibration was generated at the first mode. Structural optimization of the simplified plate could diminish the peak by shifting the node of the mode to the excitation response point. Design variables were the masses given to the circumference or the thickness of elements.
著者
鶴永 陽子 高林 由美 西 万二郎 鈴木 芳孝
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.437-444, 2011-07-15 (Released:2013-08-29)
参考文献数
21

We investigated the contents of ascorbic acid, astragalin and polyphenols, and the 1,1-diphenyl-2-picrylhydrazyl (DPPH) radical scavenging activity of 22 commercial persimmon leaf tea products. There were marked differences in the ascorbic acid content among the products (0-1,300 mg/100 g dry weight (DW)).The astragalin content of the products ranged from 0 to 219 mg/100 g DW, the polyphenol content ranged from 900 to 6,070 mg of catechin eq./100 g DW, and the radical scavenging activity ranged from 12 to 41mmol Trolox eq./100g DW. We determined the effects of water content, roasting temperature, and roasting time on the ascorbic acid content, polyphenol content, and DPPH radical scavenging activity to clarify the reasons for the differences among these persimmon leaf tea products. The results suggest that the optimum conditions for retaining the ascorbic acid content, polyphenol content, and DPPH radical scavenging activity were a water content of 5% or less and non-roasting. A low temperature of approximately 150°C was the most suitable for a roasting treatment.
著者
鶴永 陽子 高林 由美 鈴木 芳孝 西 万二郎 松本 真悟
出版者
日本食品保蔵科学会
雑誌
日本食品保蔵科学会誌 = Food preservation science (ISSN:13441213)
巻号頁・発行日
vol.35, no.6, pp.309-314, 2009-11-30
参考文献数
22

柿葉茶の浸出方法および浸出液の保存方法が、アスコルビン酸、アストラガリンおよび総ポリフェノール含量に及ぼす影響を検討した。その結果、成分により効率よく浸出するのに適する入れ方は異なった。アスコルビン酸は、5℃の冷水の場合は10〜60分間、60〜100℃の熱水の場合は、3〜10分間程度置く方法が適していた。一方、アストラガリンおよび総ポリフェノールは、半量になるまで煮詰める方法や加圧浸出などの方法を用いることによって浸出効率は高まった。また、浸出液中のアスコルビン酸は5℃程度の低温下で保存する方法が最も含量が保持された。しかし、アストラガリンおよび可溶性ポリフェノールは高温条件下の保存でも安定性に優れ、90℃で24時間保存した場合でも、アストラガリン含量の減少は約10%の減少にとどまり、総ポリフェノール含量はほとんど減少しなかった。