著者
柳澤 佳里 光来 健一 千葉 滋
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.82, pp.33-40, 2004-08-01

本稿は、OSカーネル内での経過時間などのログを取得するために我々が開発したアスペクト指向システムについて述べる。本システムを使うと、カーネルソースコードを手動で変更せずに、カーネルの各所で網羅的にログ出力を行うことが容易に出来る。しかし、ログ出力を行う箇所を変えるたびに、カーネルの再コンパイル、再起動が必要では、実用上好ましくない。そこで我々は、アスペクトを実行する位置で割り込みを発生させるように実行時にカーネルコードを書き換える方法で、動的にアスペクトを組み込む方法を提案する。関数の呼び出し部分ではブレークポイント割り込み、変数の読み書き部分ではページフォールト割り込みを用いて実現する。こうして実現することで困難な基本ブロックの解析やデータ構造の解析の必要性が無くなる。この実装では負荷が大きいように見えるが実験の結果より通信処理に300程度のブレークポイント割り込みを挿入してもスループットが低下しないことが確認された。This paper presents our aspect-oriented system for logging the time of events happening in an OS kernel. It enables to perform logging a large number of kernel events without modifying the source code by hand. However, previous implementation techniques have required recompiling the kernel and rebooting the system whenever the logged events are changed. We propose a new implementation technique for dynamically weaving an aspect into the OS kernel. In this technique, a software interrupt is issued when the program execution reaches the join points where an aspect should be executed. Our system substitutes a machine instruction for software interrupt for an original instruction if the join point is a function call. It uses a page-fault interrupt if the join point is memory access. Our technique can be easily implemented since it does not need complicated analysis of basic blocks and data structures. Although this technique might seem to involve heavy execution overheads, our preliminary experiments showed that the overheads do not significantly decrease the throughput if less than 300 software interrupts are inserted through the execution path for network communication.
著者
勅使川原 和彦
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.70, no.1, pp.1-113, 1994-07-30
著者
アサラット ルチパン 山本 潮 小野里 好邦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.81, pp.59-66, 2000-05-19

DS-CDMA方式に関して、通信のユーザ数減少時にデータ通信速度を改善するため、拡散符号の符号木の再構成方式[1]が提案されている。ただし、符号木の再構成は基地局とユーザの符号同期を引き起こすことがある。本論文では、再構成による符号同期数を下げるため、再構成延期方策を提案する。
著者
坪井 誠太郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.47, no.557, 1940-02-20
著者
小幡 康 亀田 洋志 系 正義 辻道 信吾 小菅 義夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.654, pp.79-86, 2000-02-25

近年, 多目標追尾のアルゴリズムとして.MHT(Multiple Hypothesis Tracking)が注目されている.MHTは観測データと目標との相関処理に関する仮説を複数維持して追尾処理を行う延期決定型の追尾アルゴリズムであり, 追尾開始機能を持っていることが一つの特長となっている.ただし仮説の扱いについては課題があり, 我々は改良版である航跡型MHTを開発した.この航跡型はMHTでは仮説は航跡を元に構成され, 追尾開始機能の向上が図られている.今回、航跡型MHTによる追尾開始方式の性能評価を、NN(Nearest Neighbor)アルゴリズムで追尾を行いゲート内での観測データの観測頻度により航跡確立の判定を行う追尾開始方式との比較シミュレーションにより行った。本稿ではその性能評価について報告する。
著者
川瀬 徹也 系 正義 小菅 義夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.271, pp.1-6, 2004-08-20

IMM(Interacting Multiple Model)フィルタは,様々な運動モデルを持つカルマンフィルタより構成される追尾フィルタである.複数の異なる運動モデルの残差ベクトルより尤度を算出し,運動モデル毎の尤度比から得られるモデル信頼度により,モデル毎の平滑値の重み付けを行っている.しかし,高サンプリングレート追尾においては,準最適化による平滑値のミキシングにより,モデル毎の尤度に差がつきにくく,追尾精度精度が劣化する問題がある.本報告では,サンプリングレートが高い場合に,モデル毎の尤度に差が生じるまで,一定期間混合処理を延期させる高サンプリングレート追尾に対応したIMMフィルタについて提案する.
著者
小幡 康 亀田 洋志 系 正義 辻道 信吾 小菅 義夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.655, pp.79-86, 2000-02-25

近年, 多目標追尾のアルゴリズムとして, MHT(Multiple Hypothesis Tracking)が注目されている.MHTは観測データと目標との相関処理に関する仮説を複数維持して追尾処理を行う延期決定型の追尾アルゴリズムであり, 追尾開始機能を持っていることが一つの特長となっている.ただし仮説の扱いについては課題があり, 我々は改良版である航跡型MHTを開発した.この航跡型MHTでは仮説は航跡を元に構成され, 追尾開始機能の向上が図られている.今回、航跡型MHTによる追尾開始方式の性能評価を、NN(Nearest Neighbor)アルゴリズムで追尾を行いゲート内での観測データの観測頻度により航跡確立の判定を行う追尾開始方式との比較シミュレーションにより行った.本稿ではその性能評価について報告する。
著者
北村 強 飯塚 真規 佐久田 誠 西野 嘉之 笹瀬 巌
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.85, no.8, pp.1382-1393, 2002-08-01

マルチキャストトラヒック下におけるWDMシングルホップネットワークにおいて,競合する目的アドレスの少ないマルチキャストパケットを優先して送信することにより,平均パケット遅延特性及びスループット特性の改善を図るスゲジューリングアルゴリズムを提案する.提案アルゴリズムでは,他のデータパケットと競合する目的アドレスを多くもつマルチキャストパケットの送信を延期させることにより,競合する目的アドレスの少ないマルチキャストパケットを優先して送信する.競合する目的アドレスの少ないマルチキャストパケットを優先して送信することにより,スケジューリングが完了する次のタイムスロットにおける波長利用効率を向上することが可能となる.マルチキャストトラヒック下における平均パケット遅延特性及びスループット特性について計算機シミュレーションにより特性評価を行う.その結果,提案方式は平均パケット遅延特性及びスループット特性を改善できることから,提案方式の有効性を示す.
著者
中山 悟志 萬代 雅希 渡辺 尚
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.437, pp.37-42, 2004-11-11

電力効率の高いルートを構築するアドホックネットワークルーチングアルゴリズムPERFECT(Power Efficient Routing based on Function of Energy Computing Time)を提案する。 PERFECTはRREQ (Route REQuest)の受信電力の大きさから待機時間を算出し、待機時間の間だけRREQの転送を延期することで電力効率の高いルートを構築する。関連研究との比較評価によって、PERFECTがわずかな制御トラヒックや計算量のコストで電力効率の高いルートを構築することを示す。さらに、PERFECTの待機時間を算出する関数を拡張し段階的にパワー制御を行う実際の状況への対応を検討する。
著者
秋田 真彦 増山 繁
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.361-362, 1992-09-28

本研究は4層ニューラルネット[5]を用いて2種類の楽器の単音の混成音から各楽器の単音を識別、分離し、音高を同定することを目的とする。では、ニューラルネットを用いた楽音識別の研究がなされている。ところが、音高の識別まで試みようとすると、そのままではネットワークの規模が大きくなり、多くの学習時間を要し、また、汎化できなくなる可能性がある。そこで、本研究ではニューラルネットの規模を縮小するため入力に対して主成分分析12,61を用いるアプローチをとり、以下の手続きでクラスター分割を容易にさせると同時に、入力情報を圧縮する。1.テンプレー卜のための音声データをメモリ上で合成し、一つの音声データに対し、10個の任意に定めた解析点から256点フーリェ変換する。2.一つの音声データを1行256列の行列に対応させると、(10×音声データ数)行256列の行列ができる。これに対し主成分分析を行ない、256行256列の固有ベクトルQ得る。また、Qを寄与率の高い順に並び変えたベクトルQ'を作っておく。3.一定の累積寄与率を定めておき、Q'のうちその累積寄与率を実現するまでに影響するQ'の行数nだけコピーしたn行256列の行列Q"を作る。4.Q"に1行256列の音声データの転置(256行1列の行列)を掛けると、1行n列の行列を得る。これは音声データ群を主成分分析し、(1-累積寄与率)×100%の誤差範囲内におさまる第n主成分までの座標である。5.こうして得られたn次元の座標を入力とし(入力素子は、素子)、ニューラルネットワークを組む。この結果、例えば2章に示すように、通常なら256入力のところを2入力に削減することができた。本稿では、第2章で単一楽器の単音から音高を識別する実験を示し、3章で2つの楽器の単音の混成音から楽器を分離、音高を識別する実験を示す。なお、類似した実験例では、阿部[1]らがニューラルネットを用いて単音からの楽器識別を行ない、片寄[3]はアコースティックアルゴリズムコンパイラを用いて音源分離および採譜を行なっている。また、田村ら[4]は4層ニューラルネットを用いて雑音抑制の解析を行なっている。本研究ではまず、実際の楽器音を用いず、メモリ上で合成した波形を用いて実行可能性を検討した。メモリ上での合成、各係数での解析、ニューラルネットワークのプログラムはすべてSun SPARC Station1上でC言語を用いて作成した。
著者
山本 昌生 山村 周史 久門 耕一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システム評価(EVA) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.26, pp.1-6, 2003-03-07

本論文では、Itanium 2やXeonの性能評価や比較および最適化ポイントについて、HPC(High Performance Computing)向けベンチマークの実測結果に基づいて述べる。ベンチマークにはHPC分野の性能評価で広く利用されている姫野ベンチマークを使用した。また、各CPUの性能モニタリング機能を利用して、CPUやメモリのアーキテクチャレベルでの性能分析も行った。実験の結果、両CPUともHPC向けにはプリフェッチによる最適化が非常に効果的であることがわかった。とくに、Itanium 2ではコンパイラが行うソフトウェアプリフェッチのメモリ最適化効果によって、その性能が0.5GFLOPS?1.4GFLOPSと大きく変化し、コンパイラの最適化により性能が大きく左右されることがわかった。In this paper, we describe the performance evaluation, the comparison and the optimization of Itanium 2 and Xeon, based on the result of the benchmark for HPC(High Performance Computing). For the evaluation, we used the Himeno-BENCHMARK, widely used in the HPC field for the performance evaluation. Moreover, we analyzed the performance from the viewpoint of microarchitecture by using the performance monitoring counters built into the processor. The experimental results showed that memory prefetch operations are very effective for HPC on the both CPUs. Especially on Itanium 2, the performance has changed widely from 0.5GFLOPS to 1.4GFLOPS by the effect of a memory optimization with prefetch instructions which are generated by the compiler. So, we found that the performance of Itanium 2 is more strongly controlled by the compiler's optimizations than the performance of Xeon.
著者
石川 裕 高橋 大介 朴 泰祐 佐藤 三久
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. HPC,[ハイパフォーマンスコンピューティング] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.92, pp.1-6, 2002-10-25
被引用文献数
1

4台の4 way Itanium(800MHz)プロセッサから構成されるクラスタ上にSCoreクラスタシステムソフトウエアを移植し、ItaniumによるSCoreクラスタの性能を測定する。Pentium-III(933MHz)プロセッサによるクラスタと比較した結果、姫野ベンチマークでは、単体性能でItaniumプロセッサはPentium IIIプロセッサの3倍の性能がある。NAS並列ベンチマークのCGの結果では、16プロセッサ構成までの比較で、ItaniumプロセッサはPentium IIIプロセッサの2.7倍〜1.3倍高速である。
著者
笹生 健 松岡 聡
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.29, pp.1-6, 2003-03-11
被引用文献数
2

本研究ではヘテロな計算環境でのアルゴリズム研究を目的として,NAS Parallel BenchmarksのCG EP FT IS MGの5種類のカーネルベンチマークについて,通信の発生する頻度,データ分割法などの点から解析・分類した.そして,CPUヘテロなクラスタ上での負荷分散手法として,多次元配列データをブロック分割しているアルゴリズムについては,各PEの性能に応じて割り当てるブロックの個数を変えるという手法を用い,1次元配列データを分割するアルゴリズムについては,各PEの性能に応じて分割の幅を変えるという手法を用いて実装し,CPU性能のみヘテロなクラ スタ環境においてヘテロ対応手法の評価実験を行った.その結果,EP,IS,MGでは性能向上が見られたものの,CG,FTでは通信のオーバー ヘッドの増大により逆に性能低下を招く結果となった.In this study, we implemented the optimization of the Kernel Benchmarks of NAS Parallel Benchmarks for a heterogeneous cluster system and evaluated on the CPU heterogeneous cluster. We used the technique of optimization that load sharing by changing data size corresponding to a performance of each nodes. From the experimental results, our method achieves improvement of performance on EP, IS, and MG. But in the case of CG and FT, increase of a communicative overhead affects the performance, and the performance of our method less than original CG and FT.
著者
二宮 洸三 小林 ちあき
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.76, no.6, pp.855-877, 1998-12-25
被引用文献数
4

1991年アジア全域に於ける夏季モンスーンの降水の季節変動を全球予報モデルの24時間予報データに基づいて調べた。まず、モンスーン循環を構成する主要な循環系を850hPa10日平均場によって定義し、それらの変動と降水の季節及び季節内変動との関係を示した。インドモンスーン域の降水と最も密接に関係するのはチベット高原上の低気圧性循環系(CS-6)、インド洋赤道付近に中心を持つ時計回りの循環系(CS-3)及び地中海高気圧の循環系(CS-7)であり、東アジア域の降水と最も密接に関係するのはインド西風モンスーン(CS-3の西風)、オーストラリア高気圧から流れ出る赤道を横切る循環系(CS-4)及び太平洋亜熱帯高気圧の循環系(CS-5)である。これらの循環系はそれぞれの変動と相互作用を通じて降雨の変動をもたらす。春から夏への大きな変化は降雨極大域と対流圏中層の相当温位極大域の赤道からアジア大陸南部への移動である。即ち、6月初めCS-7の西方への変位、CS-6とCS-3の発達と共に、降水域・湿潤域は赤道域からアジア大陸南部に移動し、インドモンスーン西風と降雨の極大が出現する(1st onset)。それ以後インド洋西部は乾気・寒気移流域及び下降流域となり水蒸気量は減少し成層は安定化する。6月中旬、インド洋上の西風とインド近辺の降雨は弱まり(monsoon break)、7月中旬に再び極大となる(2nd onset)。東アジアの5月の降水はCS-4とCS-5の南西風によってもたらされ, 降水域・湿潤域は赤道からモンスーントラフ〜インドネシア・インドシナ半島に移行する。梅雨前線の降水帯は5月末〜6月初旬に明瞭となる。インドモンスーン1st onsetの西風は6月中旬太平洋の〜140°Eに達し擾乱を発生させ、太平洋高気圧の東方への変位をもたらす。この後(6月末〜7月初旬)西風域は西に後退し、同時的に太平洋高気圧の西方への変位が起こる。上記の太平洋高気圧の変位は、その南西縁及び北西縁のモンスーントラフ(南シナ海)及び梅雨前線帯の位置と降水量の変化をもたらす。2nd onsetのインドモンスーン西風は7月中旬に太平洋に達し擾乱を発生させる。同時に太平洋高気圧と梅雨前線帯は北東へ変位する。
著者
西田 智子 原島 徳一 北原 徳久 柴田 昇平 北川 美弥 山本 嘉人
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.555-562, 2004-02-15
被引用文献数
1

永年草地の多年生雑草であるワルナスビについて,その播種時期とワルナスビの播種当年4月に播種したオーチャードグラスとの競合が出芽および生育に及ぼす影響について調査した。プラスティックコンテナを使い,ワルナスビ種子を4-8月までほぼ1ヶ月おきに裸地条件(裸地区)とオーチャードグラスとの競合がある条件(OG区)で播種した。裸地区では,7月播種区を除いて80%以上の出芽率であった。一方OG区では,5月播種区までは45%以上の出芽率となったが,それ以降はほとんど出芽しなかった。播種翌年の5月末における萌芽数は,裸地条件4-6月播種区では,播種当年に出芽した個体のほぼ全部が萌芽したと考えられたが,OG区ではほとんど萌芽しなかった。播種当年9月および翌年5月におけるワルナスビの生育は播種月が早いほど優っており,裸地区ではそれが顕著であった。OG区の生育は裸地区に比較して非常に少なく,生育量の傾向は播種翌年の5月における萌芽数の傾向と良く一致した。以上の結果から,OGが繁茂した草地でのワルナスビ実生の定着は困難なものと推察された。
著者
大久保 功子
出版者
神戸大学
雑誌
神戸大学医学部保健学科紀要 (ISSN:13413430)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.85-93, 1996
被引用文献数
4

This paper describes the lived experience of the four couples and two mothers who had their first baby. The research used a qualitative method in which in-depth interviews based on a phenomeno-logical approach. The first theme emerged was that their daily life began to revolve around the existence of their baby. They have responsed to thier baby. There were distinctions between father and mother. Mother sacrificed herself to live her own baby. Consequently she might have the conflict between living for the baby and for herself. On the other hand, father had inferiority complex toward breast feeding, and realized limited ability for the baby. Instead, father had to search for his ability for the baby on his own will. The second theme was how to understand their baby. It was started from having met the part of unknown baby, so they wanted to know baby's mind. Three patterns were identified; 'reading the baby's mind (Sassuru)', 'reading the context of the baby's on time and space that parents have coexisted with their baby', and 'putting themselves in the baby's place'. Parents were encouraged by themselves as founding out thier own baby's as a human being, growth and development, and possibility. It brought about a pleasure in discovery such things.
著者
森下 正明
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.269-289, 1996-04-25
被引用文献数
26

The influences of sample size on the index values of species diversity were examined for various indices which have been used hitherto in community studies, together with several indices newly proposed in this paper. Samples of various sizes ranging from 50 to 4,000 individuals were taken randomly from each of nine types of artificial communities which were set up using paper tips, each representing an individual, and the calculated index values of these samples were compared with each other for each community. The paper tips were made by cutting a card board in about 1×1 cm size. The indices which were least affected by sample size were divisible into three groups. The first group included the β index and allied ones. The indices of the second and third groups had values corresponding to the square root and the logarithm of the respective index values in the first group. The first and the second group satisfied the following quantitative relationship, which has preferable characteristics of diversity index : diversity=richness×evenness. A new method was proposed for estimating the total number of species in the mother community from a sample. The results of comparison between the estimated and actual numbers of species in artificial communities showed that the method might be effective for practical use. The samples of artificial communities were compared with the samples of natural communities, and a number of examples which showed fairly good similarity of structure were found in both communities. It is suggested that not only in artificial communities but also in natural ones, the number of species found in a sample would not reach half the number of species in the mother community when the sample size is smaller than 100 and the value of the β index is larger than 10.
著者
井口 治夫
出版者
同志社大学
雑誌
同志社アメリカ研究 (ISSN:04200918)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.1-26, 2008-03

論説(Article)