著者
小林 和夫
出版者
北海道地理学会
雑誌
北海道地理 (ISSN:02852071)
巻号頁・発行日
vol.1979, no.53, pp.27-39, 1979-01-30 (Released:2012-08-27)
参考文献数
43

1 0 0 0 OA 徳川実紀

著者
内藤耻叟 校訂標記
出版者
徳川実紀出版事務所
巻号頁・発行日
vol.巻91−100, 1899
著者
船木 祝
出版者
人体科学会
雑誌
人体科学 (ISSN:09182489)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.13-23, 2017 (Released:2018-03-01)

私たちは独立した個人としてだけではなく、さまざまな共同体の成員として生活している。私たちの共同体の中には、老い、病、障害、失業、死別などさまざまな困難に遭遇する人たちがいる。とくに一人暮らしの高齢者は、心身面、経済面のそうした困難を複合的に抱えている。一方、現代社会においては、いついかなる運命が押し寄せ、自らも社会的弱者に位置づけられるのではないかという不安、恐怖が蔓延している。そこで本稿は、個人と共同体という観点から、周囲の者は悲嘆に苦しむ人たちに寄り添っていくための姿勢をどのように見出していけばいいのだろうかという問題に取り組む。個人と共同体の問題については、ドイツの二人の現象学の哲学者マックス・シェーラー(Max Scheler)とエディット・シュタイン(Edith Stein)が注目すべき考察を展開している。両者は、近代文明以降個人主義が台頭してきた中、それに危機感を感じ、正面から共同体のあり方の問題に取り組んだ。個人を重視する社会と、共同体の成員であることを重視する社会の狭間にあって、そのバランスをとるための共同体論を目論む。本稿は、「自分との関係」に関するシェーラーの哲学的分析、及び「他者との関係」に関するシュタインの哲学的分析に注目し、そこから悲嘆者に寄り添うための姿勢を私たちが持つための示唆を得ることを目的とする。
著者
福永 浩司 松崎 秀夫 川畑 伊知郎 篠田 康晴
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

自閉症スペクトラム症(ASD)の頻度は約1%で、男性有意に発症する難治性小児疾患である。対症療法以外に根本的治療法はない。病因の一つにミトコンドリア機能異常が知られており、ミトコンドリア関連遺伝子の変異も明らかにされている。本研究では(A)ミトコンドリア機能改善薬5-アミノレブリン酸(5-ALA)のASDマウスにおけるミトコンドリア機能および社会性行動改善の機序を明らかにする。(B) TAAR1受容体アゴニストのASDマウスの社会性行動改善作用とその機序を解明する。(C) 自閉症者リンパ球のミトコンドリア機能がバイオマーカーになるか検証する。

1 0 0 0 OA 本草学論攷

著者
白井光太郎 著
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
vol.第4冊, 1936
著者
森岡 正博
出版者
日本生命倫理学会
雑誌
生命倫理 (ISSN:13434063)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.141-145, 1994-10-20 (Released:2017-04-27)

妥当な脳死判定基準をどのように決めればよいかについての生命倫理の議論は、ある前提に基づいて行なわれてきた。それは、脳幹に深刻な障害のある人間の、上位脳の機能を蘇生させたり維持しておくような決定的な医療技術は、存在しないという前提である。しかし将来は、「人工頭蓋」「人工血液ポンプ」「脳血管の人工血管化」などの人工臓器技術を、脳外科手術に導入することができるようになるだろう。これらのテクニックを使うことで、脳の一部は死んでいるのに、上位脳の一部は生き続けている状態を作り出せるかもしれない。このようなケースでは、現行の脳死判定基準は再考を余儀なくされるはずである。
著者
松田 豪
出版者
日本磁気共鳴医学会
雑誌
日本磁気共鳴医学会雑誌 (ISSN:09149457)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.96-102, 2018 (Released:2018-12-10)
参考文献数
23

Proton magnetic resonance spectroscopy (MRS) is widely used to detect alterations in cerebral metabolite levels in various neurological disorders. Data acquisitions with a short echo-time (TE) are recommended. Subsequently, provided that time permits, it is also recommended to apply long TE with shimming/adjustment of radiofrequency pulses and careful setting of voxels of interest. In those cases where contrast agents are administered, it is preferable to perform short-TE acquisitions using non-ionic media. Advanced systems with higher static magnetic field enable the detection of low-concentration metabolites, particularly when using short TE. MRS data acquisition and processing can be performed semi-automatically; however, sufficient knowledge and skills are needed to obtain high quality spectra.
著者
太田 悟 田島 伸一 佐藤 信 長野 純一 篠宮 紀彦 勅使河原 可海
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.543-544, 2013-03-06

インターネットサービスやサーバを使用不可能にするDDoS攻撃が問題となっている.DDoS攻撃は送信元IPアドレスが偽装されているため,一般的なフィルタリングによる防御が困難であるという特徴がある.一方で, OpenFlowが注目されている. 本研究では,OpenFlowスイッチを用いて,パケットの統計情報を用いたDDoS攻撃フィルタリング手法での対策を実装する.OpenFlowを用いることで,パケットの情報を簡単に得ることができ,その情報を用いた攻撃検知ルールを作成する.OpenFlowはスイッチの機能が制御部とスイッチ部に分かれており,パケット転送の集中管理ができる.そのため,攻撃検知ルールをスイッチに動的に適応することが可能であり,瞬時にDDoS攻撃を検知することが可能になる.
著者
肥後 温子 大久保 路子 島崎 通夫
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.178-184, 1981-04-20 (Released:2010-03-10)
参考文献数
9
被引用文献数
1

1) マイクロ波と伝熱とで加熱したパンの性状を試験した結果, マイクロ波加熱によって硬化したパンおよびパン粉体は, 次のような特色を示した.(1) 膨潤度がかなり高く, α-化度もわずかに高い.(2) でんぷん成分, とくにアミロースの溶出率が高く, その一部は膜化している.(3) でんぷん粒の変形や破損が大きいが, 粒径はむしろ伝熱加熱の場合より小さい.2) でんぷん-水モデル系をマイクロ波加熱した場合の硬度は非常に高く, またその粉体の分析結果はパン粉体の結果と類似していた.したがって, パンをマイクロ波加熱するとでんぷん成分に特有の変化がおこり, 硬化現象をもたらすものと考えられる.

1 0 0 0 自警

著者
警視庁警務部教養課 編
出版者
自警会
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, 1978-05
著者
松崎 照明
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文報告集 (ISSN:09108017)
巻号頁・発行日
vol.406, pp.141-151, 1989-12-30 (Released:2017-12-25)

This paper is the first part of thesis "A Study on The Style of Kakezukuri in Japan", and consists of following chapters. Preface I. The naming of "Butai" and "Kakezukuri". II. From the Heian to the Momoyama period §1. From the middle of Heian to the early Kamakura period ; KAKETSUKURU (懸つくる) §2. From the early Kamakura to the Momoyama period ; KAKETSUKURI (懸つくり) III. During the Edo period §1. The early Edo period ; KAKEZUKURI (懸・掛・棧・惣づくり) §2. After the middle of Edo period ; GAKEZUKURI (崖・岨づくり),BUTAIZUKURI(舞台造) IV. Conclusion