著者
梅本 通孝 熊谷 良雄 小林 健介 石神 努 渡辺 実 室崎 益輝 大西 一嘉
出版者
地域安全学会
雑誌
地域安全学会論文報告集
巻号頁・発行日
no.7, pp.228-233, 1997-11
被引用文献数
1

The Great Hanshin-Awaji Earthquake Disaster caused an LPG leak incident at a plant in Higashinada ward, Kobe city. Kobe municipal authorities announced evacuation recommendation to 72,000 inhabitants. A questionnaire was conducted to know when, where and how the inhabitants received the information of evacuation recommendation. Results of the questionnaire are as follows : ・In the day the evacuation order was announced, 9.9% of inhabitants in the recommendation area concerned did not receive the information of the recommendation. ・The farther from the plant where the incident happened, the more lately inhabitants received the information of the recommendation. ・Though about 80% of people who received the information of the recommendation become aware of the cause of it, many of them didn't know the further information.
著者
伊藤 嘉奈子 工藤 吉猛
出版者
鎌倉女子大学
雑誌
鎌倉女子大学紀要 (ISSN:09199780)
巻号頁・発行日
no.18, pp.61-69, 2011-03-31

The purpose of this study is to investigate the effects of employing collages and a career matrix in career education for third graders in a junior high school. First, the teacher asked students to use a career matrix. Next, the students were divided into several groups and asked to make a collage about a job and then to talk about various jobs based on the collages. The Career Maturity Attitude Scale questionnaire was implemented before and after the learning process. The results show that the students awareness of the importance of a career choice changed positively after the lesson.
著者
Hossain Tania
出版者
国際基督教大学
雑誌
教育研究 (ISSN:04523318)
巻号頁・発行日
no.51, pp.125-132, 2009-03
著者
竹村 友貴 上岡 英史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.122, pp.19-24, 2009-07-02

振動通信は固体振動(バイブレーション)の伝搬を用いた近接データ通信であるが,従来のフォトセンサを受信モジュールとして用いた方式では,微小な高低で得られるデータが異なるため通信環境が限られていた.3軸加速度センサを用いる本方式では,受信モジュールを直接接触させるだけで通信環境が整い,将来的に携帯電話に置き換えて考えることも可能となった.本稿では,3軸加速度センサを用いることによる振動通信の長距離化,および高速化の可能性について報告する.
著者
椎尾 一郎 増井 俊之 塚田 浩二
出版者
社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.1661-1670, 2005-07-15
参考文献数
24
被引用文献数
1

だれもがいつでもどこでも情報を操作できるユビキタスコンピューティング環境を実現するための各種の研究がさかんになっている.しかし,高価な位置センサや入出力デバイスを多くの場所に正確に設置する必要があるものや,単純な機能しか提供しないものが多く,ユビキタスコンピューティング環境で必要とされる,安価/頑丈かつ必要十分な機能を提供する装置は従来あまり提案されていなかった.本論文では,動きセンサとID認識装置を組み合わせた入力装置"MouseField"を提案する.RFIDなどを内蔵する物体をMouseFieldの上に置いた後で動かす操作を行うことにより,マウスを用いたGUIでコンピュータを操作するのと同じ機能をユビキタスコンピューティング環境で実現することができる.Although various interaction technologies for handling information in the ubiquitous computing environment have been proposed, some techniques are too simple for performing rich interaction, and others require special expensive equipments to be installed everywhere, and cannot soon be available in our everyday environment. We propose a new simple and versatile input device called the MouseField that enables users to control various information appliances easily without huge amount of cost. A MouseField consists of an ID recognizer and motion sensors that can detect an object and its movement after the object is placed on it. The system can interpret the user's action as a command to control the flow of information. In this paper, we show how this simple device can be used for handling information easily in ordinary environments like living rooms, kitchens, and toilets, and show the benefits of using it in the ubiquitous computing environment.
著者
渡邉 斉志
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.536-541, 2007-11-01
被引用文献数
1

ドイツには国立図書館が三館存在しており,単一の巨大な国立図書館が全国の図書館をリードする形にはなっていない。ドイツは連邦制国家であり,教育・文化行政は州の所掌となっている。そのため,国立図書館は他の図書館を指導する立場にはなく,現在進められている図書館振興策においても国立図書館の存在感は希薄である。また,国立図書館は,図書館法がないドイツにおいては例外的に法律に根拠を持つ図書館であり,振興の対象としては,優先順位が高いわけではない。しかし,国立図書館自身も,自ら改革を進めることで,国立図書館としての機能の強化に努めている。
著者
山田 耕作
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.87, no.6, pp.926-934, 2007-03-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
板倉 数記
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.148-156, 2004-03-05
被引用文献数
1

「陽子は3つのクォークからできている」という一般的な"常識"は,強い相互作用の基礎理論である量子色力学(QCD)に根差した現在の理解からすると,甚だ曖昧で不正確なものである.実際,非常に高いエネルギーでの散乱で弱結合理論になるQCDは,この素朴な"常識"からはほど遠い陽子の姿を予言する.すなわち,高エネルギーの極限では,陽子は「グルオン」というクォークとは異なる構成要素が高密度に飽和した状態になり,この現象は陽子に限らず,如何なるハドロン(陽子,中性子などのバリオンと中間子の総称)にも,原子核にも現れる普遍的なものである.この状態は,あたかもガラスのようにゆっくりと変化するランダムな「色」の荷電分布を背景にして,「色」を持つグルオンがボーズ凝縮のように高密度に凝集したものであるので,「カラーグラス凝縮」と呼ばれている.本橋では,この「カラーグラス凝縮」の生成過程と性質,記述方法,実験的証拠の有無などについて,最近の理論的発展を解説する.

4 0 0 0 OA 食を考える

著者
石岡 靖
出版者
日本顎口腔機能学会
雑誌
日本顎口腔機能学会雑誌 (ISSN:13409085)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.75-81, 2008-02-28
参考文献数
14

神に食を供えて,神と共に戴く神人供食,食を介した隣人交流が,食の原点と考える.食には人類の進歩と社会の構造・機能と連携して形成される必然性があるので,その世代の住民生活を表現している.食に感謝するお祭り,五節句,四季の24節等は,自然が教える諸々の情報で,季節のおせちを戴く風習が伝承されている.季節の葉に包んで保存食,香味を付けた桜餅,柏餅など先人の知恵は伝えたい.現在,世界の40%は手づかみの食事というが,日本には古くから箸文化がある.機能的,衛生的は勿論であるが,箸には食事の作法を確立した大きな功績が評価される.特に茶道,禅修行僧の食の作法は,広く食の礼儀と心,さらに,禅の心を伝えた要素として現在に伝えられている.料理は理(ことわり)を料(はか)る.食べる人が食べやすい心配り,心遣いが基本であることを示している.これが日本料理の心である.食初(くいぞめ)膳や歯固めの儀式は伝えたい食文化と考える.戦後の経済交流は食に大きく影響を及ばし,日本の食文化を混乱させる現象も見られたが,21世紀には,これらの風習を包含した情報の食文化がくると考える.
著者
山本 幹男 小久保 秀之 古角 智子 原口 鈴恵 張 トウ 田中 昌孝 パルホムチュク デミトリ V. 相馬 隆郎 河野 貴美子
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.437-452, 2001-09-01

「遠当て」と呼ばれる現象では、武道や気功熟練者(送信者)が非接触で離れた相手(受信者)を激しく後退させる。当研究グループは、送信者と受信者のペアを離れた別室に隔離して、通常の感覚伝達を遮断した無作為・2重盲検実験で、暗示等の心理効果を取り除いても、この現象や生理変化が見られるかを、多数回試行し、実験してきた。日常「遠当て」的訓練をしてきた最初のペアでは、(受信時刻-送信時刻)の時刻差の頻度分布に、0秒付近で大きなピークが形成され、本現象が、統計的有意に生起することを、脳波や皮膚伝導度などの生理変化を含め、1996年以来本誌などで発表してきた。本報では以下を報告する。襲う者は殺気を感じさせない、襲われる者は事前に殺気を感じ防ぐ、という訓練を日常長年してきた上記と別の武道熟達者のペアによる、同様な「遠当て」実験を行った。その結果、時刻差の頻度分布に、時刻差が-41(p=3.7%)、0(13.4)、+36秒(1.3)付近に3つの大きなピークが形成された。ポアソン上側検定結果を括弧内に示す。両側の2つのピークは5%有意である。これらの形成は、本実験前には予想が困難であった。未知な情報伝達機構の存在が示唆される。本実験で行われた、脳波、心拍、手の温度、皮膚電気伝導度に関しては、本号中の本報の次に、5編が続いて掲載されている。