著者
岸 弘子 清水 治
出版者
群馬県蚕業試験場
雑誌
群馬県蚕業試験場研究報告 (ISSN:13412981)
巻号頁・発行日
no.7, pp.29-32, 2001-03

染料を混合した壮蚕用生桑葉ペースト飼料を5齢期に給与することにより、多様なカラー繭を作出することができた。有効な染料はニュートラルレッド、ローダミンFB〓、チオニン、ダイロンネイビー〓、ダイロンディープブルー〓、ダイロンエメラルドグリーン〓であった。色繭品種を用いると染料との混合色を得ることができた。カラー繭の繰糸により繭色に応じたカラー生糸を得ることができた。

1 0 0 0 OA 因伯昔話

著者
因伯史話会 編
出版者
横山書店
巻号頁・発行日
1911

1 0 0 0 OA 安芸国昔話集

著者
礒貝勇 著
出版者
岡書院
巻号頁・発行日
1934
著者
牧野 智和
出版者
大妻女子大学人間生活文化研究所
雑誌
人間生活文化研究 (ISSN:21871930)
巻号頁・発行日
vol.2019, no.29, pp.162-167, 2019-01-01 (Released:2020-01-24)
参考文献数
24

戦後学校建築のはじまりにおいて,「鉄筋コンクリート造校舎の標準設計」(1949)のモデルスクールとして建設された西戸山小学校(1950)は,学校建築の質的向上を図ろうとしたエポックメイキングな建築だという評価と,従来的な学校建築を踏襲したものだという評価が相半ばしている.このような評価の混在はどのように理解することができるのか.本報告では,戦後から1960年代までの学校建築計画研究の展開を参照して,当時の学校建築の評価を分ける「計画性」の合格ラインがどのように引かれていたのかを考察する.
著者
Kazuya Morimatsu Hiroshi Takahashi
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会第二種研究会資料 (ISSN:24365556)
巻号頁・発行日
vol.2021, no.BI-019, pp.01, 2021-10-30 (Released:2021-11-09)

無形資産のみで売上を構成するものとした場合、企業は人材の獲得ならびに能力開発により能力を蓄え、各市場への配分の仕方において、その成果の違いが表れるだろう。その際、意思決定者は、ビジョンを元に行動の指針となる制度を設計する必要があるが、制度は通例に基づいて設計されることが多く、また、この制度設計の手法やその効果について定量的な観点からみた研究は少ないため、研究が望まれている。そこで、本研究は、産業と企業行動をエージェントベースモデルを通じてモデル化し、人材の流動性を鑑みた制度設計を通じて、優秀な業績を上げるために重要な意思決定の解明を目指す。
著者
鳥住 和民 間畠 宏文 安井 昌之 上好 昭孝 清水 映二 岡本 幸春 津田 忠昭 大田 喜一郎
出版者
Japan Radioisotope Association
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.203-208, 1988

脳神経あるいは脳血管障害による痴呆症では経口摂取の不規則さから低Mg血症になり易い。これらの症例では, 血中PTHの分泌は血中のMg上昇に伴って亢進し, しかもそのうちの低Mg群は正常群に比べ低値となる傾向であった。また, 血中Caが正常での低Mg血症は2次性副甲状腺機能低下症の状態であることが示された。
著者
林 鐘声 早野 尚志 岡本 力 石原 義紀
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.22, no.11, pp.1290-1296, 1990-11-15 (Released:2013-05-24)
参考文献数
22

心室中隔欠損が自然閉鎖した小学1年生の女児にRubenstein II群の洞不全症候群を認めた.下大静脈欠損・奇静脈結合を合併していたが,気管の分岐,心耳の形態,肺動脈の走行は正位でleft isomerismはなかった.日中の心電図は洞性不整脈,房室解離のみであったが,夜間睡眠中に洞停止が頻回に出現し,最長洞停止は4.48秒であった.電気生理学的検査では,最大自動能回復時間は5,100msecと著明に延長していた.しかし,運動に伴い心拍数は良好に上昇し自覚症状はなかった.下大静脈欠損に洞不全症候群や洞機能低下の報告は文献的に7例あった.left isomerismがあったのは1例,不明6例で,ないことが明らかとなったのは本例が最初であった.発生学的に考えると,下大静脈欠損が生ずる際に,同時期に形成される洞結節にも異常が及ぶ可能性があり,本例はそのために洞不全症候群となったものと推察した.
著者
加藤 茂博 佐藤 彰洋
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第11回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.C-4-5, 2020 (Released:2020-11-21)

This document describes that the study of economic efficiency has focused too much on demand estimation, not sufficiently examined the possibility of procuring human resources, which is a key success factor of business, and also explains the usefulness of mesh data for social issues caused by the uneven distribution and concentration of human resource demand and supply.
著者
大内田 史郎 豊島 麻由佳 本橋 仁 渡邉 舞 中川 武
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.23, no.54, pp.711-714, 2017 (Released:2017-06-20)

The purpose of the study is to reveal the full picture of the relocation and reconstruction of the Former Imperial Hotel (1923-1968) designed by Frank Lloyd Wright (1867-1959) and to investigate the “preservation of the architectural style” proposed by Yoshiro Taniguchi (1904-1979), the first director of the Museum Meiji-Mura. This paper considers the documentary materials concerning the pre-dismantling survey conducted by Shindo Akashi laboratory of Waseda University and the “preservation of the architectural style” as seen in the dismantling and reconstruction materials from the relocation of the Former Imperial Hotel’s entrance lobby.
著者
寺出 道雄
出版者
慶應義塾経済学会
雑誌
三田学会雑誌 (ISSN:00266760)
巻号頁・発行日
vol.100, no.3, pp.865(283)-877(295), 2007-10

1 はじめに2 形式主義文学論争と感染理論3 機械と新しい美4 アメリカとロシアの間で研究ノート
著者
阪井 俊文
出版者
北九州市立大学
巻号頁・発行日
2012-09-24

当論文は、雑誌の内容分析を通じて、現代における恋愛の特徴を、「消費社会化」「ジェンダー」「社会階層」を切り口にしつつ解明することを目的としたものである。
著者
渡邉 将 金内 貴文 ムン ジョンウォン 田邉 匡生 轟 直人 和田山 智正
出版者
公益社団法人 日本表面真空学会
雑誌
表面科学学術講演会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2018, 2018

固体高分子形燃料電池(PEFC)のカソードでは酸素還元反応(ORR)が進行する。現在、カソード反応促進のためにカーボンブラック上にPtナノ粒子を担持したPt/C触媒が広く用いられている。本研究ではPtナノ粒子とカーボン担体との相互作用の影響を明らかにするため、多層グラフェン及び欠陥を導入したグラフェンモデル担体上PtのORR特性について調査した。
著者
千木良 雅弘
出版者
一般社団法人 日本応用地質学会
雑誌
応用地質 (ISSN:02867737)
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, pp.200-209, 2015-12-10 (Released:2016-01-23)
参考文献数
31
被引用文献数
8 6

深層崩壊は,急激な動きと長距離移動を伴い,甚大な災害を引き起こすため,その災害軽減には,場所を予測することが第一に必要である.本論では,深層崩壊の実績に基づいて,発生場所の地質・地形的特徴,および発生危険度についてとりまとめ,最後に今後の研究について展望した.降雨による深層崩壊は,大抵の場合それに先行して重力斜面変形が生じていることから,重力斜面変形のタイプを分類し,これに斜面上部の小崖の有無,斜面下部の崩壊の有無などの地形的特徴を加味して発生危険度を4段階に区分した.地震による深層崩壊には,発生前の斜面不安定化過程がいくつか認められる.1つ目は化学的風化,2つ目は重力斜面変形,3つ目は事前に地すべりが対岸に衝突し,その後下部を侵食などによって切断され,不安定化している場合,4つ目は地震時に水が地下から噴出して発生する地すべりである.深層崩壊に関連して,今後次のような研究の展開が期待される.重力斜面変形の地震時不安定化,ハロイサイトに富む土の動的性質,さらに,粘土や岩石のせん断強度の速度依存性,降雨の高解像度計測とリンクした斜面内部の水の挙動と斜面の不安定化の解明である.
著者
森下 はるみ
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.132-136, 2002
参考文献数
9
被引用文献数
2

本論は,伝統芸能,バレエなど型や様式の決まっている舞踊について,身体訓練,身体意識,基本的な姿勢,跳躍・歩行・手や足使いの特徴をのべた.また演舞の生理的・運動的・心的階層を呼吸や心拍数・舞踊動作・自己意識との対応から考察した.対象は憑依舞踊から名人による至芸にわたる.さらに舞踊における「美しさ」とはなにかを論じた.