出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.311, pp.48-53, 2008-10

人件費、食材高騰など、厳しい環境下にある外食業界の中で、大健闘。国内出店の抑制や、介護部門の好調、農業部門の赤字解消が寄与し、増益基調。業績、収益性でAランクを獲得した。
著者
田中 栄 馬渡 晃
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.395, pp.10-13, 2008-03

ここ数十年間、一貫して下がり続けてきた日本の食料自給率は、2006年度には台風などの天候不順もあり、ついに39%にまで低下した。これは先進国中、最も低い水準である。 右ページのグラフを見てほしい。米国やフランスなどの農業大国は、自給率は100%以上。自国でまかなう以上の農産物を作り、それをさかんに輸出している。
著者
村杉 寛子 永木 茂 大澤 眞木子
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.83, no.Extra, pp.E205-E211, 2013-01-31

医学部小児科学教室 大澤眞木子教授退任記念特別号
著者
林 泰司 矢田 英昭 Blair Malcolm Laughlin Kathryn A. Blanchard Gary Lee Tucek Paul C. Geil Robert G.
出版者
日本毒性学会
雑誌
The Journal of Toxicological Sciences (ISSN:03881350)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.177-197, 1994
被引用文献数
1

雌雄ビーグル犬にTAZ/PIPC 200, 400, 800 mg/kg/dayおよびTAZ 40, 80および160 mg/kg/dayを6ヵ月間静脈内投与し, その反復投与毒性ならびに回復性について検討し, 以下の知見を得た。1. 投与および回復期間を通じて, TAZ/PIPCおよびTAZ投与群に死亡例はみられず, 一般状態の観察, 体重測定および摂餌量には被験物質投与に起因した変化はみられなかった。2. 血液学的検査, 血液生化学的検査, 尿検査, 眼科学的検査, 生理学的検査および心電図検査では, 被験物質投与に起因した変化はみられなかった。3. 剖検および臓器重量では, 被験物質投与に起因した変化はみられなかった。4. 病理組織学的検査では, TAZ/PIPC 400 mg/kg/day以上の群およびTAZ 80 mg/kg/day以上の群で肝細胞内に著明なPAS陽性物質の蓄積がみられた。電子顕微鏡観察では, 肝細胞の細胞質内中にグリコーゲン顆粒および滑面小胞体の増加がみられた。5. 上記変化は, 1ヵ月間の回復試験によりいずれも回復あるいは回復傾向がみられ, 可逆性の変化であった。6. 肝の病理組織学的変化から判断し, TAZ/PIPCおよびTAZの無毒性量はそれぞれ200 mg/kg/dayおよび40 mg/kg/dayであった。
著者
酒井 健太郎 石関 哉生 森川 裕子 森川 秋月
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.291-297, 2021

<p>症例は81歳男性.自動車を運転中に口渇・発汗・動悸・構音障害を自覚し,近医総合病院を受診した.来院時は症状消失していたが,随時血糖53 mg/dLと低血糖を認めたため,精査加療目的に当科紹介となった.これまでインスリン使用歴はなく,低血糖時の高インスリン血症(1629 <i>μ</i>U/mL),インスリン抗体陽性,HLA-DR4を有しておりインスリン自己免疫症候群(IAS)と診断した.本症例はIASの発症に関与するとされているチアマゾールなどのSH基を持つ薬剤や<i>α</i>リポ酸の内服歴はなかったが,78歳時に肺結核の診断で,イソニアジドを含めた抗結核薬の多剤併用療法を約1年間施行されており,IASの発症に関与した可能性がある.</p>
著者
杉山 知之
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.667, pp.8-11, 2000-05-29

インターネットの世界,デジタルデザインの世界で,空間設計能力を持った建築の人間がもっと活躍すればいいのにと,杉山さんは古巣である建築界にたいして以前から指摘してきた。将来のインターネットの世界で,三次元空間のデザインがどの程度重要性を持ってくるのかを,まず知りたい。
著者
鈴木 貴仁 角 幸博 池上 重康
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.71, no.601, pp.183-189, 2006-03-30 (Released:2017-02-17)
被引用文献数
1

With the construction of streetcar line 'Yunokawa-Sen' in early Taisho era, the suburb, in the east area of Hakodate, had been developed. The men who had developed this area in early stage were philanthropists. Most of the residential areas were developed linearly along the road of the former field, which ran at right angles to 'Yunokawa-sen'. The establishment of Housing Unions in Hakodate started just before the peak of the rate of increase of housing areas. 'Hakodate-Jutaku-Kumiai' had a remarkable influence on the development 'Bunka-Mura'. In 'Midorimachi-Dori', dwellings by housing unions initiated the owner-occupation. Moreover the residents of housing unions built up sustainable community as mentioned on several newspapers.
著者
塩崎 文雄
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.55, no.4, pp.70-71, 2006

1 0 0 0 征韓論再考

著者
石田 徹
出版者
早稲田大学大学院政治学研究科
雑誌
早稲田政治公法研究 (ISSN:02862492)
巻号頁・発行日
no.65, pp.227-256, 2000
著者
高橋 秀直
出版者
史学研究会 (京都大学文学部内)
雑誌
史林 (ISSN:03869369)
巻号頁・発行日
vol.76, no.5, pp.673-709, 1993-09-01

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著者
宮川 晃尚 岡田 哲男
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.68, no.8, pp.549-558, 2019

<p>超音波−重力複合場は粒子の粒径にはよらず,密度と圧縮率などの音響物性に応じて,粒子を異なる位置に浮揚させる.本論文では,粒子の表面あるいは内部で起こる反応によって粒子の音響物性に変化を誘起し,浮揚位置から高感度計測や反応評価を行った研究について述べる.たとえば,反応を介してマイクロ粒子に金ナノ粒子(AuNP)を結合することでマイクロ粒子の密度変化を誘起できる.マイクロ粒子の浮揚位置と,結合したAuNP数の間には直線関係があり,その結果,浮揚位置は反応に関与した分子数に対して直線的に変化する.マイクロ粒子とAuNPの結合にかかわる反応の適切な設計により,タンパク質,補酵素,DNA,RNAなど広範な物質の高感度計測が可能である.また,イオン交換反応はイオン交換樹脂の密度及び圧縮率を変化させる.イオン交換樹脂粒子の浮揚位置の経時変化を追跡することで,樹脂粒子内部で起こるイオン交換反応の評価が可能である.本総合論文では高感度計測法及び反応の動的評価法について,著者らの研究結果を中心に述べる.</p>
著者
高橋 真聡 冨松 彰
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.46, no.10, pp.835-842, 1991
被引用文献数
3

クエーザーやセイファート型銀河などに分類される活動的銀河は, 中心核領域から相対論的速度でプラズマのジェット流を放出するなど, 非常に激しい活動性を示しています. この活動性のエネルギー源を説明するものとして, 超大質量のブラックホールの存在が強く示唆されています. その強重力はプラズマを集積し, 磁気圏を形成しますが, この磁気圏はブラックホールの回転エネルギーを抽出する窓口として重要な機能を担っていることが理解されるようになってきました. 本解説では, ブラックホール磁気圏の構造とはどのようなものか, ブラックホールと電磁場とプラズマの相互作用によってどのような物理過程が起こるのかについて解説します.
著者
山内 誠
出版者
宇宙科学研究所
雑誌
宇宙科学研究所報告 (ISSN:02852853)
巻号頁・発行日
no.63, pp.p1-48, 1989-03

セイファート銀河の物理的状態を明らかにするために, 2つのI型セイファート銀河, MCG-6-30-15とNGC4051が「ぎんが」衛星に搭載された低バックグラウンドの大面積比例計数管により観測された。今回の観測により, 以下に記すような3つの新しい結果を得ることが出来た。(1) 50%を越えるような大きな振幅の変動が100&acd;300秒の短時間でも見つかった。これは今までの観測結果と比べ最も短時間での変動である。(2)両方の天体でスペクトル変動が見つかった。これはX線強度が増すとそのスペクトルの傾きが急になるというものである。このスペクトル変動は2-10keVの光度が約3&acd;4倍増加するのに相関して, 光子スペクトル指数がα&ap;1.7の付近で△α&ap;0.4&acd;0.5増加するということで説明できる。(3)MCG-6-30-15のX線スペクトルは, X線源の約60%を覆うような, 非常にコラム密度の高い(N_H&ap;6・10^<24>cm^<-2>)吸収物質が存在するということを小している。このような物質は, 多分, 中心核の近くにあると考えられる。資料番号: SA0166281000
著者
山内 誠 Yamauchi Makoto
出版者
宇宙科学研究所
雑誌
宇宙科学研究所報告 (ISSN:02852853)
巻号頁・発行日
vol.63, pp.1-48, 1989-03

セイファート銀河の物理的状態を明らかにするために, 2つのI型セイファート銀河, MCG-6-30-15とNGC4051が「ぎんが」衛星に搭載された低バックグラウンドの大面積比例計数管により観測された。今回の観測により, 以下に記すような3つの新しい結果を得ることが出来た。(1) 50%を越えるような大きな振幅の変動が100&acd;300秒の短時間でも見つかった。これは今までの観測結果と比べ最も短時間での変動である。(2)両方の天体でスペクトル変動が見つかった。これはX線強度が増すとそのスペクトルの傾きが急になるというものである。このスペクトル変動は2-10keVの光度が約3&acd;4倍増加するのに相関して, 光子スペクトル指数がα&ap;1.7の付近で△α&ap;0.4&acd;0.5増加するということで説明できる。(3)MCG-6-30-15のX線スペクトルは, X線源の約60%を覆うような, 非常にコラム密度の高い(N_H&ap;6・10^<24>cm^<-2>)吸収物質が存在するということを小している。このような物質は, 多分, 中心核の近くにあると考えられる。