著者
中村 純
出版者
玉川大学ミツバチ科学研究施設
雑誌
ミツバチ科学 (ISSN:03882217)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.136-138, 2005
著者
林 俊郎 石丸 梓
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集
巻号頁・発行日
vol.22, pp.252-257, 2007

The news about the attempted poisoning of Ukrainian presidential candidate with dioxin was given wide coverage in the world media. The author attempted to calculate the amount of dioxin with which the candidate was poisoned,taking into consideration his toxic intake from the viewpoint of the Yusho investigation previously reported in Japan. The candidate's toxic intake was calculated at 1.75-2.20 mg-TEQ. Thi value fairly agrees with the maximum incubative amount that exhibits toxic symptoms,mainly chlor-acne.

1 0 0 0 OA 和歌御会

巻号頁・発行日
vol.[34], 1000
著者
中村 佳古
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.349, pp.120-124, 2004-12

きな武者絵の幟が立つ入り口のレジカウンターで「いらっしゃいませ!」と、明るい声が響く。千葉市稲毛にある「ティア 四季のさんぽ道」店は、近郊で穫れる旬の無農薬・有機野菜をメインに使った家庭料理をバイキング形式で提供するお店だ。大皿に盛られた料理が湯気をたてて並んでいる。すべての食材が有機栽培で、調味料も無添加のものと、徹底している。
著者
山下 脩二
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2014, 2014

グローブとは「Global Learning and Observations to Benefit the Environment](環境のための地球学習観測プログラム)のことである。1994年の地球の日(4月22日)当時のアメリカの副大統領アル・ゴア氏が世界に向けて提唱したプログラムで、児童生徒が学校において自らの環境を観測し、インターネットを使ってグローブ本部に送信し、世界から集まったデータを科学者が解析し、地図化、図表化し、再び学校はそれら資料を受信し、教育に役立てる。大気、水、土壌、土地被覆、生物季節を世界で同じ基準・方法・観測器で観測する。そのためのプロトコルを定め、それをマスターするためのトレーニングワークショップを開いて、指導者も同じレベルにし、科学研究に活用できる精度を持ったデータを取ることが義務付けられている。世界112ヶ国が参加している。実際の活動は1995年から始まり、日本も最初から参加し、活動してきた実践を報告する。 
著者
桜井 茂男
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.29-35, 1989-03-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
16
被引用文献数
1

The purpose of this study was to investigate the effects of the instruction of evaluation (Experiment1) and the expectation of extrinsic rewards (Experiment2) on children's intrinsic motivation.In Exp.1, subjects were divided into evaluative and non-evaluative instruction groups.The former group was instructed to add the outcome to their academic achievement.After doing tasks in both groups, the method of free task choice (Sakurai, 1984a) was conducted.Four kinds of tasks were constructed in two dimensions: difficulty (easy-difficult) and curiosity (old-new). Evaluative instruction group preferred new tasks while the other group had a tendency to prefer difficult tasks.Between the groups, there was significant preference in curiosity of tasks but no significant preference in difficulty. In Exp.2, subjects were divided into expected and non-expected reward groups. The former group was instructed to give the performance-contingent rewards during doing tasks.In the situations of free task choice, both groups preferred difficult tasks, and only expected reward group preferred new ones.Between the groups, there was significant preference in curiosity of tasks but no significant preference in difficulty.Most of these results supported the Self Evaluative Motivation (SEM) Model proposed by Sakurai (1984a).
著者
池田 文人
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.271-274, 2006

人間には少ない情報から結果を推論できる能力がある。この能力のために「思いこみ」が生じ、日常生活で様々な「失敗」が生まれる。しかし、「思いこみ」は多様な個性を生み出し、社会の活力になる。こうした「思いこみ」の二面性について企業における事例を紹介するとともに、個々人の「思いこみ」を生かしながら「思いこみ」による失敗を回避するような大学教育における取り組みを紹介する。
著者
山嵜 輝 猪原 健弘 中野 文平
出版者
公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
日本オペレーションズ・リサーチ学会論文誌 (ISSN:04534514)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.286-301, 1999
参考文献数
7
被引用文献数
1

党派が形成されるような社会集団での投票による意思決定状況は, 従来, 協力ゲームの特別な形であるシンプルゲームで記述され, 社会選択へのゲーム理論的アプローチとして様々な研究がされてきた. 本論文では, 今まで考慮されてこなかった「意思決定主体の意見の柔軟性」を扱うために「投票者の許容範囲」という概念をシンプルゲームの枠組に導入し, また, 「意見調整ゲーム」や「敗因分析ゲーム」という, 投票状況の新たなモデルを用いることで, 「意思決定主体の意見の柔軟性」が意思決定に与える影響を調べる. 分析の結果, 1)従来のシンプルゲームを用いたモデルは, 本論文で提案する「意見調整ゲーム」の特別な形であること, 2)直接の投票では決定が得られない場面でも, 調整可能な意見が存在しうること, 3)複数の党派の意見の相違は十分な情報交換を行うことで解消できること, そして特に, 4)シンプルゲームの解概念として提案されているコアと決定案の間には「シンプルゲームのコアは各意思決定主体が後悔のない許容範囲を取ったときの安定した代替案の集合である」という関係が成立すること, が明らかになる.

1 0 0 0 OA 鶴のさうし

出版者
鱗形屋

室町物語。異類婚姻譚。慈悲深い宰相右兵衛督は家を出て庵暮らしをしている時、猟師に捕らえられた鶴を黄金作りの刀と交換に助ける。翌日訪ねてきた美女と契りを結び、女の千両の持参金で豊かに暮らす。守護の宮崎が女を見染めて恋文を届けるが拒絶され、女を奪おうと軍勢で攻め寄せるが、女が扇で招き寄せた異類のものに撃退されて、改心し頓世する。女は右兵衛督を親の住む隠れ里に案内し歓待した後、庵に帰って後素生を明かし、生を変えて一緒になりたいと云って去る。三条内大臣が天に祈って姫君を儲ける。姫は生まれつき左腕が体に付いて離れなかったが、14歳の春に腕が上がり、下に和歌の下の句を書いた短冊が現れる。帝に奏上し調べると事情が判明し、姫と宰相は再会する。宰相は左大臣となり子孫繁盛した。版本に寛文2年婦屋仁兵衛版の3巻3冊本があるが、本書は鱗形屋刊の江戸版で師宣風の挿絵を持つ。(岡雅彦)