1 0 0 0 OA 首書源氏物語

著者
紫式部
出版者
巻号頁・発行日
vol.[36], 1640
著者
Zong Min Satoh Ayano Yu Mei Kuen Siu Ka Yu Ng Wing Yan Chan Hsiao Chang Tanner Julian A. Yu Sidney
雑誌
PLoS ONE (ISSN:19326203)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, 2012-01-18
被引用文献数
33

Background: The transport of endoplasmic reticulum (ER)-derived COPII vesicles toward the ER-Golgi intermediatecompartment (ERGIC) requires cytoplasmic dynein and is dependent on microtubules. p150<sup>Glued</sup>, a subunit of dynactin, hasbeen implicated in the transport of COPII vesicles via its interaction with COPII coat components Sec23 and Sec24. However,whether and how COPII vesicle tether, TRAPP (Transport protein particle), plays a role in the interaction between COPIIvesicles and microtubules is currently unknown.Principle Findings: We address the functional relationship between COPII tether TRAPP and dynactin. Overexpressed TRAPPsubunits interfered with microtubule architecture by competing p150<sup>Glued</sup> away from the MTOC. TRAPP subunit TRAPPC9bound directly to p150<sup>Glued</sup> via the same carboxyl terminal domain of p150<sup>Glued</sup> that binds Sec23 and Sec24. TRAPPC9 alsoinhibited the interaction between p150<sup>Glued</sup> and Sec23/Sec24 both in vitro and in vivo, suggesting that TRAPPC9 serves touncouple p150<sup>Glued</sup> from the COPII coat, and to relay the vesicle-dynactin interaction at the target membrane.Conclusions: These findings provide a new perspective on the function of TRAPP as an adaptor between the ERGICmembrane and dynactin. By preserving the connection between dynactin and the tethered and/or fused vesicles, TRAPPallows nascent ERGIC to continue the movement along the microtubules as they mature into the cis-Golgi.

1 0 0 0 OA 自讃歌註

著者
宗祇
出版者
中野道也
巻号頁・発行日
1636

歌集。注釈。宗祇著。寛永13年(1636)中野氏刊。新古今時代歌人の秀歌選『自讃歌』の注釈で、宗祇注と兼載注が知られるが、宗祇注の文明16年(1484)霜月奥書本が江戸初期に版本で流布した。本書の前に寛永10年(1633)刊の古活字本、後には慶安元年(1648)村上平楽寺版、寛文8年(1668)版、刊年不記柏原屋与左衛門版のほか、師宣の絵本に、延宝8年(1680)松会版、刊年不記松会版、湯島天神前書肆版(当館請求記号:京-32)、須原屋茂兵版(当館請求記号:837-21、857-33)の4点がしられており、大いに流行した。常正之印、加藤氏の印あり。(岡雅彦)(2018.2)

1 0 0 0 IR Analecta Indica

著者
松村 恒
出版者
大妻女子大学
雑誌
大妻比較文化 : 大妻女子大学比較文化学部紀要 (ISSN:13454307)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.61-84, 2007

平成17年度に大妻学院から許可されたスタディリーヴの後半(10月〜翌3月)はアフメーダバードのL.D.研究所に籍を置いて、もっぱらジャイナ教文献の解読に終始した。ジャイナ教文献の入手が必ずしも容易でないこともさることながら、こうした文献の読解はあわただしい日常の合間をぬってすることが困難であり、静かな環境のもとでないとなかなか遂行できない。こうした機会を与えて下さった大妻学院と不在による不都合を克服された同大比較文化学部、並びにL.D.研究所所長のジテーンドラ・B・シャー博士を初めとする同研究所のインド古典に通暁した諸先生、及び万事にわたり御高配を忝なくしたグジャラート大学のディナナート・シャルマ博士には限りない感謝を捧げたい。以下の小文中には、滞印中の作業の成果の一部が含まれており、これをもって報告の一環としたい。
著者
上田 洋 村上 晴美 辰巳 昭治
出版者
THE INSTITUTE OF SYSTEMS, CONTROL AND INFORMATION ENGINEERS (ISCIE)
雑誌
システム制御情報学会論文誌 (ISSN:13425668)
巻号頁・発行日
vol.22, no.6, pp.229-240, 2009 (Released:2011-04-22)
参考文献数
15
被引用文献数
1 2

Distinguishing different people with identical names is becoming more and more important in person searches on the Web. The aim of this research is to dispatch useful labels for identifying persons in “person clusters,” which are generated as a result of person searches on the Web. In this paper, we propose a method to label person clusters with “vocation-related information.” The vocation-related information includes broader terms that may be considered as vocations, and terms that are useful to infer vocations, not only those rigorously defined as vocations. Our method is based on (a) extracting candidates of vocation-related information by using HTML structures and simple heuristics, and (b) generating vocation-related information by using term frequencies,synonym clustering, and Web search engines. Experimental results revealed the usefulness of the proposed method.
著者
池田 美桜
出版者
国際学院埼玉短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02896850)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.39-44, 2007-03

絵本とは文字表現と絵画的表現から成る本を指すのが一般的な通念であるが,中にはそれに当てはまらないものもある。物語中に文字の記載のない「文字なし絵本」はその-類型である。「絵が語る」「絵を読む」とは,絵本を鑑賞するひとつの方法として常套的に言われることである。文字なし絵本では「絵を読む」ことが鑑賞の中心であり,それこそが醍醐味となる。本論では「文字なし絵本」に焦点をあて,「みえないさんぽ このあしあとだれの?」と「くさむら」の2作品を介して,絵本における文字表現と絵画的表現の機能分析を試みている。また,文字なし絵本として一度出版したものを,後年になって文字を添えて改めて発表し直した田島征三の絵本「くさむら」に注目し,文字なし版と改訂版とを比較することにより,絵本における文字表現が読者の作品解釈を限定する可能性について分析している。
著者
菊川 美代子
出版者
同志社大学
雑誌
基督教研究 (ISSN:03873080)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.91-104, 2011-12

論文(Article)矢内原忠雄(1893-1961)は、無教会主義の創始者である内村鑑三の弟子である。これまでの神学における先行研究では、内村や矢内原の「日本的基督教」構想を分析することで、国家に対して無批判に迎合せず、批判的な距離を保つことのできるキリスト教土着化の望ましいあり方が探られてきた。しかし、本稿では矢内原のそのような「日本的基督教」を分析し、一見超国家的なものとして意識されている、キリスト教という「世界宗教」が、実はいかに国家に根ざしたものであったのかということを明らかにする。Tadao Yanaihara was a disciple of Kanzō Uchimura who founded the Non-Church Movement. In subsequent studies of theology, Uchimura and Yanaihara's "Japanese Christianity" was studied as one of the best hints on how to indigenize Christianity in Japan without justifying a state without any check on its power and on how to keep an appropriate distance from state. Therefore, I analyze the term "Japanese Christianity" and consider how Yanaihara was able to take "Japan" as an object of theology. However I want to prove that Christianity, regarded as one of the world's great religions and super-national, actually arises thorough studying of his idea of "Japanese Christianity."

1 0 0 0 OA 訓閲集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[12],
著者
新垣 智也 末廣 豊 平口 雪子 玄 茉梨 吉野 翔子 熊谷 雄介 海老島 優子 大和 謙二 尾辻 健太 近藤 康人
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.66, no.10, pp.1240-1243, 2017

<p>症例は10歳女児で既往に鶏卵アレルギーがあった.4歳時,鍋料理のエノキタケを摂取後に口腔内の痒みを訴え,以降はエノキタケを摂取していなかった.10歳時に学校給食でエノキタケの入ったすまし汁の汁のみを飲んだところ,口腔内の違和感と痒みが出現し20分間程度持続した.精査のために当科で実施したprick to prick testではエノキタケの生,加熱,茹で汁がいずれも陽性であった.</p><p>患者血清を用いてアレルゲンの同定を試みた.western blottingを行ったところ,75kDaで特異的な反応がみられ,本症例のアレルゲンと考えられた.</p><p>過去に報告のあったエノキタケアレルギーとは症状の程度,他のキノコ類への感作,抗原のタンパク質分子量などで違いがあり,新規のアレルゲンが関与しているものと推定された.</p>
著者
武田 翔一郎 亀田 明男 磯貝 愛 木全 英明
雑誌
研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:21888582)
巻号頁・発行日
vol.2019-AVM-104, no.9, pp.1-5, 2019-02-21

ビデオマグニフィケーションは,ヒトの視覚では捉えることが困難な映像中の微細な変化を強調 ・ 可視化する技術だが,被写体に素早く大きい変化があると,強調後の映像にノイズが発生するという課題を抱えている.これまでに,時系列データの滑らかさを評価する躍度という指標を用いることで,素早く大きい運動を無視しながら,微細な変化のみを強調する新たなビデオマグニフィケーション手法が提案されている [9].この手法は,定性的および定量的評価を通じて,従来発生していたノイズを著しく抑制できることが確認されているが,強調された映像がユーザに与える体感品質については明らかにされていない.本稿では,微細な変化の強調率に応じた,変化に対するユーザの気づきやすさと自然さの関係性について主観評価を行い,その結果を報告する.
著者
松村 誠明 亀田 明男 磯貝 愛 能登 肇 木全 英明
雑誌
研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:21888582)
巻号頁・発行日
vol.2018-AVM-101, no.10, pp.1-5, 2018-05-31

スタジアムやアリーナではスポーツを観戦する観客に対し,より試合に熱中いただくため,会場では様々な演出が行われる.これら演出は,熱中度低い観客に対しては楽しみ方の気付きを与えるような演出が望ましく,熱中度が高い観客に対してはより会場全体と一体になれるような演出が望ましい.本研究では,観客の熱中状態を判断する材料として興奮 ・ 緊張状態に着目し,観客の挙動を波と捉え,周波数変換したデータを基に興奮度や緊張度を推定する技術を構築したので報告する.