著者
Masami Abe
出版者
Global Business Research Center
雑誌
Annals of Business Administrative Science (ISSN:13474464)
巻号頁・発行日
pp.0181206a, (Released:2019-01-21)
参考文献数
13
被引用文献数
3

In a review of the existing literature dealing with organizational change, Weick and Quinn (1999) asserted that the contrasting organizational changes of episodic change and continuous change reflect the perspective of the observer. That is, an organizational change can be explained and described as being an episodic change or a continuous change; however, no specific examples were given. The example of change in the Rakuwakai Otowa Hospital discussed in this paper is explained by a leader as being an episodic change, but the same situation is described by a staff member, who is a follower, as being a continuous change.
著者
大迫 茂人 坂本 平守 浅井 英世 佐野 光仁 愛場 庸雅 近藤 千雅 北尻 雅則 坂下 啓史 東川 雅彦 村本 大輔 奥村 隆司
出版者
日本小児耳鼻咽喉科学会
雑誌
小児耳鼻咽喉科 (ISSN:09195858)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.10-15, 2009

&nbsp;&nbsp;大阪府における新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査結果を過去 5 年間にわたり検討し,本事業の評価を試みた。<br/>&nbsp;&nbsp;対象児は聴覚スクリーニング後に要検査児として大阪府下の36精密聴力検査施行病院耳鼻咽喉科に紹介された新生児達である。<br/>&nbsp;&nbsp;調査項目は10項目であるが,今回は上記の目的に関係の深い 3 項目について検討した。<br/>&nbsp;&nbsp;精密聴力検査医療機関を受診した児数は平成14年度159名より年々増加し,平成18年度は372名と順調にのびていた。また,精密聴力検査を受けた児数も平成14年134名から増加し平成18年度は318名であった。<br/>&nbsp;&nbsp;その受診児に対する精密聴力検査の結果の中,難聴児の検出数とその率は平成14年度では63名47%であったがその後,年々増加し平成18年度では194名61%であった。他方,両側性高度難聴児の検出は平成18年度でも受診児中精密検査を受けた318例中29例であった。<br/>&nbsp;&nbsp;スクリーニング検査結果と精密聴力検査結果を比較して両検査結果が一致している割合は平成14年度の35.4%から年々上昇し平成18年度には63.5%と高まっていた。この事実から両検査施行者の検査技術の向上などがうかがわれる。<br/>&nbsp;&nbsp;上述調査の結果は耳鼻咽喉科の観点からみると大阪府における本事業は順調に歩んでいることを示す一面と考えられる。
著者
玉井 那奈 松永 和秀 榎本 明史 村本 大輔 森川 大樹 向井 隆雄 内橋 隆行 土井 勝美 濱田 傑
出版者
近畿大学医学会
雑誌
近畿大学医学雑誌 = Medical Journal of Kindai University (ISSN:03858367)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.91-95, 2016-12-20

[抄録] 上顎正中過剰埋伏歯と同時に鼻腔内過剰歯を認めた小児の1例を経験した.【症例】患者:9歳,男児.主訴:歯列不正(無症状).既往歴:特記事項なし.【現病歴】近在歯科にて上顎正中過剰埋伏歯を指摘され,当科紹介となった.【現症】歯牙欠損および萌出に異常所見は認めなかった.CT画像にて,上顎右側中切歯歯根の口蓋側に逆生過剰埋伏歯ならびに,左側鼻腔底粘膜内に過剰歯を認めた.【処置および経過】歯科口腔外科および耳鼻咽喉科と共同で,全身麻酔下にて鼻腔内過剰歯は鼻腔から,上顎正中過剰歯は口腔からのアプローチで抜歯を施行した.鼻腔内過剰歯は犬歯様形態を呈していた.【考察】今回,1990年以降に報告された鼻腔内過剰歯の33文献46例と自験例を併せた47例について検討した.鼻腔内過剰歯の初発症状は鼻症状が多いため,耳鼻咽喉科領域からの報告が多く,歯科領域からの報告は比較的少ないとされているが,歯科・口腔外科からも耳鼻咽喉科とほぼ同数の報告がなされていた.10歳以下が最も多く,そのほとんどが鼻症状よるものであった.抜歯した鼻腔内過剰歯の過半数が犬歯様形態を呈していた.47例のうち上顎正中過剰埋伏歯と同時に鼻腔内過剰歯を認めた症例は自験例も合わせて4例であった.4例はいずれも口腔外科からの報告で,鼻腔内過剰歯は経鼻から,上顎正中過剰歯は経口からのアプローチで抜歯が施行されていた.
著者
根岸 宗一郎
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
中国研究 (ISSN:18825591)
巻号頁・発行日
no.7, pp.53-72, 2014

一. ギリシア神話解釈 : ラングからハリソンへ二. ハリソンのギリシア研究と周作人むすび 周作人のギリシア像とハリソン、ニーチェ
著者
木村 忠司 村本 大輔 徳野 潔 村田 清高
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 (ISSN:00326313)
巻号頁・発行日
vol.98, no.6, pp.477-482, 2005-06-01
参考文献数
15
被引用文献数
3
著者
秋庭 正人 佐伯 英治 石井 俊雄 山本 茂貴 上田 雄幹
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獣医学雑誌 (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.371-377, 1991-06-15
被引用文献数
2

マウスの Babesia rodhaini 感染の免疫学的変化を追求できるモデル系を, まず, 薬腺 Diminazene diaceturate (DD)を使い確立した. R. rodhainiの腹腔内(i. p.)接種で有胸腺(nu/+)および無胸腺(nu/nu) BALB/cマウスは急死した. 感染早期にDD処置すると両マウスともに急性死から免れた. 耐過マウスの一部は虫血症を再発したが, 致死的再発は nu/nuマウスのみにみられた. 回復マウスを28日目に10^5感染赤血球(PE)でi. p.に再攻撃すると, nu/+マウスは抵抗したが, nu/nuマウスは防御しなかった. 以上から防御機序に胸腺が関与することが示唆された. 次にnu/+, nu/nuマウスに10^4PEをi. p.接種しDD治療を行い, 28日目に10^5PEをi. p.再攻撃して免疫学的変化を調べた. nu/+マウスは, B. rodhaini可溶性抗原足蹠注射による即時型反応および, 同抗原とプロテインAを用いたELISAによる血清抗体でみた抗体応答が, 10日以降から出現し, 再攻撃後は強い応答がみられた. 一方, nu/nuマウスの血清から抗体は検出されなかった. 遅延型足蹠反応はnu/+マウスに14日目以降に見られたが, 再攻撃後は抑制された. DD注射-再攻撃のnu/+マウスの脾細胞(再攻撃後8日)を, nu/nuマウスに移入し10^4PEでi. p.に攻撃すると, 5匹中3匹のnu/nuマウスは一時的な低い虫血症を示し耐過したが, 残り2匹は重篤な虫血症を伴い早期に死亡した. このモデル系はバベシア免疫に有効な細胞の解析を可能にするものと思われる.
著者
山岡香苗 岩井啓輔 田中秀磨 黒川恭一
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.623-624, 2014-03-11

近年,兵器割当問題に関してさまざまなアプローチによる解法が提案されている.兵器割当問題とは,敵国による複数攻撃に対して,自国の保有する武器を最適に割り当てる問題である.本稿では,時間の経過とともに,敵国の攻撃機と自国の武器の残存数,互いの距離による武器の射撃範囲や命中率など刻々と変化していくダイナミックな問題を取り扱う.この時, T機の攻撃機に対してW箇所に配置した武器を割り当てるT×W個のバイナリニューロンから成るホップフィールド型のニューラルネットワークを用いて,戦況に応じた武器の割当を決定するアルゴリズムを提案し,シミュレーションにより最適解を評価する.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1050, pp.52-56, 2000-07-17

8日の福岡での蔵相会談、12、13日の宮崎外相会談に続き、沖縄・名護市で21〜23日にかけて先進国首脳会議(サミット)が開催される。1975年の仏ランブイエサミットから始まるサミットは、冷戦構造の崩壊を経て、西側陣営の結束という政治的色彩から先進国間で対立する経済的利害の調整の場へと性格が変質。

1 0 0 0 OA 古暦

出版者
巻号頁・発行日
vol.[4],
著者
齋藤 由美子
出版者
現代文芸論研究室
雑誌
れにくさ : 現代文芸論研究室論集
巻号頁・発行日
vol.2, pp.162-180, 2010-12-27

Le beau-frère à Bordeaux a été tout d'abord écrit en allemand puis a été traduit en japonais. L'héroïne Yuna essaye de retranscrire tous les événements qui se sont passés autour d'elle en écrivant un caractère chinois pour chacun de ces événements. Une longue histoire naît de chacun de ces signes une fois qu'ils ont été défragmentés. Et comme si son dessein se réalisait, un caractère chinois marque le début de chaque partie relatant la journée passée à Bordeaux puis les faits passés, événements qui se succèdent au hasard. On ne peut pas identifier Tawada dans cette héroïne, mais j'ai l'impression que Tawada exprime d'abord ce qu'elle veut écrire au travers d'un caractère chinois, lequel défragmenté, servira de point de départ à la construction du texte. Quel sens revêt cette défragmentation dans l'opération de l'écriture du texte? Alors qu'il serait plus simple de rédiger le texte directement en japonais, pourquoi Tawada passe-t-elle tout d'abord par l'allemand? Que lui apporte cette étape préliminaire? Je considère le passage du caractère chinois à l'allemand comme une sorte de première traduction, puis le passage de l'allemand au japonais comme une seconde traduction. A la lumière des dernières avancées dans le domaine des études sur la traduction, la supériorité de l'original sur la traduction peut être remise en cause. Cependant, la recherche, reste encore indifférente envers la question de la double traduction. La double traduction est loin de l'original et, souvent, elle est cause de malentendus. Du point de vue de la transmission de l'information, la double traduction est considérée négativement. Or c'est précisément par ces caractéristiques qu'elle donne la possibilité de franchir ses propres limites dans le processus de superposition de langues différentes. Une aventure qu'on ne peut prédire, que l'auteur lui-même ne prévoit pas, se réalise.
著者
坂田哲彦編著
出版者
ポット出版
巻号頁・発行日
2010
著者
杉浦 芳夫 石崎 研二 加藤 近之
出版者
東京都立大学都市研究センター
雑誌
総合都市研究 (ISSN:03863506)
巻号頁・発行日
no.49, pp.p47-66, 1993-09
被引用文献数
1

本稿は、東京区部とその周辺に位置する親水性の8公園(井の頭恩賜公園、水元公園、有栖川宮記念公園、葛西臨海公園、上野恩賜公園、日比谷公園、浮間公園、和田堀公園)を対象とし、都市公園の選好構造を解明しようとした。175人の大学生・院生に対し、1公園につき1セット4枚の写真からなる合計8セットの写真を呈示し、8公園の選好順位データをえた。この175人 x 8公園の選好順位行列に対しMDPREF(選好データを分析するためのベクトル・モデル型ノンメトリックMDS)を適用し、2次元のジョイント空間を求めた。葛西臨海公園と上野恩賜公園が正の大きな値をとり、有栖川宮記念公園と和田堀公園が負の大きな値をとるジョイント空間の第1軸は、「調和がとれた自然環境」を表わす選好次元、同じく日比谷公園と上野恩賜公園が正の大きな値をとり、水元公園が負の大きな値をとるジョイント空間の第2軸は、「開放性」を表わす選好次元と解釈された。選好の個人差は、この二つの軸に対する各人の重みづけの違いによって生じているのである。This paper is concerned with a preference analysis of eight city parks with waterside landscape in and around Tokyo City (Fig.2). Eight sets of photographs,each of which consists of four landscape scenes for one park(see Appendix 2),were presented to 175 undergraduate and graduate students as the sample. Then they were asked to see the photographs to rank the parks in term of their preference. A preference ranking data-matrix thus obtained serves as the input for MDPREF (Chang and Carroll, 1968),a non-metric MDS algorithm applied to preference data,to represent the preference structure in a two一dimensional joint space. Interpreting the recovered joint space (Fig.3),based on external information or individual respondents' reasons for their evaluations,leads to a conclusion that the two dimensions of "harmonious natural environment" and "openness" underlie the respondents' preference judgements of city parks: for the former dimension,Arisugawanomiya Memorial Park and Wadabori Park are highly evaluated and Kasai Seaside Park and Ueno Park low evaluated; for the latter dimension,Mizumoto Park is highly evaluated and Hibiya Park and Ueno Park low evaluated. Inokashira Park and Ukima Park,in a sense,appear to lack distinguishing features since they are ambiguously evaluated for the both dimensions. These results suggest that the parks covered with green and/or those full of an open atmosphere are preferred while the parks impressing respondents artificially are less preferred.