1 0 0 0 OA 英国行政法

著者
高田早苗 著
出版者
高田早苗
巻号頁・発行日
1884

1 0 0 0 OA 貨幣新論

著者
高田早苗 著
出版者
東洋館
巻号頁・発行日
1884
著者
Takeshi Kawashita Mikio Nakajima Richard H. Kaszynski Masamitsu Shirokawa Tomotsugu Nakano Koji Ochiai Yoshitaka Inoue Hideaki Goto
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
Internal Medicine (ISSN:09182918)
巻号頁・発行日
pp.1041-18, (Released:2018-09-12)
参考文献数
12
被引用文献数
1

A 28-year-old man with type 1 diabetes mellitus was admitted for shock and coma due to diabetic ketoacidosis. Despite aggressive treatment and management of the patient's underlying clinical issues, the patient remained in a comatose state. Further investigations revealed an excess consumption of psychotropic agents; however, there was no evidence of an insulin overdose. Physicians should be aware that, in patients who are highly dependent upon insulin, an overdose of psychotropic agents can lead to hypoxic-ischemic brain injury.
著者
安田 八十五
出版者
関東学院大学経済経営研究所
雑誌
関東学院大学経済経営研究所年報 (ISSN:13410407)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.123-146,

2011年(平成23年)3月11日(金)に発生した東日本大震災によって日本の社会,ことに,東日本の地域社会は壊滅的な打撃を受けた。これには,「想定外」という想定を超えた大地震や大津波が発生したため,止むを得なかったという言い訳も見うけられる。しかしながら,地震学を中心とする現代の自然科学や工学のレベルでは,地震の予知や大津波の推測は,ほとんど不可能と言われており,自然科学や理工学を中心としたいわゆる理科系の学問のみに頼る大地震や大津波対策では対応は不可能と言っても言い過ぎではない。そこで,人文・社会科学や社会工学に基づく政策科学的なアプローチが今こそ求められている。筆者は,筑波大学在職中の1970年代から,1923年(大正12年)9月1日(土)に発生した関東大震災級の大地震が関東地方に発生した場合の,被害の予測及び復旧の方法の違いによるリスクシステム分析と政策シミュレーション分析等を研究し,オペレーションズ・リサーチ学会や地域学会等で発表して来た。例えば,約32年前に発表した安田八十五・土方正夫(1979)「第二次関東大震災のシミュレーション」(オペレーションズ・リサーチ学会誌,昭和54年9月)等を参照。そこで,今回の東日本大震災を主たる事例研究の対象として,阪神・淡路大震災,新潟中部大震災等も事例研究に加えて,大地震に伴う大津波や原子力発電所事故による被害の実態調査を行い,被害の最小化を実現するための地域社会システムの構築の仕方,及び復旧・復興・復活をスムーズに展開するための地域社会システムにおける政策の構築方法及び政策シミュレーション分析による政策代替案の評価等を実施し,政策分析と政策評価を行う。マクロエンジニアリング学会の循環型社会システム研究委員会にも協力してもらい,ことに,今回被害を受けた東北大学劉庭秀准教授(筑波大学安田ゼミ出身)と連携しながら,調査研究を進め,有効な政策提案を行う。
著者
山川 望 廣安 知之 三木 光範
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第21回全国大会(2007)
巻号頁・発行日
pp.3B61, 2007 (Released:2018-07-29)

本発表では対話型遺伝的アルゴリズムを用いてデザイン支援システムを構築する.本システムにおいてユーザが注目する色や形といった属性をクラスタリングにより抽出し,提示に反映させるアルゴリズムについて検討する.
著者
池田 宥一郎 飯塚 博幸 山本 雅人
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.1B1OS11a05, 2018 (Released:2018-07-30)

近年の情報科学の発展は,動物行動学の研究に大きく寄与している.我々は札幌市円山動物園において人工知能により動物を管理する負担の軽減を試みを行っている.我々の目標の1つは,健康管理と飼育環境の整備のためにチンパンジーのエソグラムを自動的に作成することである.エソグラムとはある特定の個体や種の全行動パターンの目録であり,動物の行動を研究するうえでもっとも基本的な記録である. エソグラムの作成には個体識別が必要があるため,本研究では画像認識分野で高い精度を出している畳み込みニューラルネットワークを用いて個々のチンパンジーを認識できるか検証した。 実験の結果,我々のシステムはチンパンジーの個体識別が可能であることを示した。
著者
西條 政幸
出版者
一般社団法人 日本血液学会
雑誌
臨床血液 (ISSN:04851439)
巻号頁・発行日
vol.59, no.10, pp.2255-2259, 2018 (Released:2018-10-10)
参考文献数
22

重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome, SFTS)は新規ブニヤウイルス(SFTSウイルス,SFTSV)による感染症として,2011年に中国の研究者らにより報告された。その報告によるとSFTSは中国の河南省,湖北省,山東省,黒竜江省等の山岳地帯の住民の間で認められ,マダニ(フタトゲチマダニ)が媒介し,発熱,消化器症状が出現し,さらに末梢血液検査で白血球減少と血小板減少が認められる,などの特徴を有する。2012年秋に,日本で海外渡航歴のない女性(50歳代)が多臓器不全,消化管出血,血球貪食症候群で死亡し,その患者がSFTSに罹患していたことが,後方視的明らかにされた。それにより日本でもSFTSが流行していることが明らかにされ,さらに韓国でもSFTSが流行していることも報告された。日本,韓国,中国以外の国でSFTS発生(流行)は報告されていない。現時点ではSFTSは東アジアで流行している感染症である。日本でSFTS流行が確認されてから約6年が経過した。日本では毎年40~100人の患者が国立感染症研究所に報告され,多くは西日本で発生している。SFTSの致命率は約20%と極めて高く,その高い致命率の背景には,SFTS患者では多臓器不全,血液凝固障害,血球貪食症候群等の病態がSFTSV感染によって惹起されていることが挙げられる。動物感染モデルを用いた研究で抗ウイルス薬ファビピラビルがSFTSに対する特異的治療薬として有効である可能性が示唆される成績が発表された。また,ワクチン開発も期待される。SFTS流行がこれからも続くことから,特異的な治療法,ワクチン等による予防法の開発が期待される。
著者
内藤 正典
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
地理学評論 Ser. A (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.70, no.11, pp.749-766, 1997-11-01 (Released:2008-12-25)
参考文献数
14
被引用文献数
1 2

本稿は山本健見による筆者の著書への批判に反論することを通じて,多民族・多文化の共生をめぐる諸問題に対する研究視角を検討したものである.冷戦体制の崩壊とともに,イスラムとイスラム社会を共産主義に代わる新たな脅威とする言説が西欧諸国に蔓延している.しかし,多くのムスリム移民が定住している西ヨーロッパ諸国において,この言説は多文化の共生を危機に陥れる危険をはらんでいる.宗教や民族の相違が直ちに対立や紛争をもたらすとする言説の問題点とは何であるのか.移民自身からの異議申立ては何を争点としているのか.異文化との共存をめぐるマスメディアの功罪とは何か.そして,移民によって国家の基本原理が問われていることをどのように評価すべきか.本稿では,ドイツにおけるトルコ人移民の問題を通して,これらの課題を検討する際に必要な視角を具体的に提示した.
著者
山内 晋次
出版者
神戸女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究課題では、10~16世紀頃のアジアにおける、火薬原料としての硫黄の国際的な流通構造の推移を、日本産の硫黄も含めて、全体的に考察することをねらいとした。その結果、10~13世紀頃のアジアにおいては、当時世界で唯一、火薬・火器技術を保持していた中国に向けて、その原料としての硫黄が一極集中的に流れ込んでいく、という国際的な流通構造がみられたことが明らかになった。そして、続く14~16世紀頃になると、中国による火薬・火器技術の独占が崩れ、アジア各地にその技術が伝播したことに伴い、中国も含めた複数の地域を流入の核とする多極的な国際流通へと、大きく構造が変化したことがわかった。

1 0 0 0 生活学会報

著者
日本生活学会 [編集]
出版者
日本生活学会
巻号頁・発行日
1974
著者
菅野 健太郎
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.106, no.3, pp.321-326, 2009 (Released:2009-03-05)
参考文献数
20
被引用文献数
1

非ステロイド消炎薬(NSAID)ならびに低用量アスピリン(LDA)による消化管障害が,全国的に重篤な合併症を引きおこしていることが,日本消化器病学会における発表や各地域の論文で報告され,とくにNSAIDやLDAが消化管出血のリスクを高めることはわが国でも確認されている.これらの薬剤による重篤な消化管合併症をきたす患者の多くは高齢者であり,その予防対策が喫緊の課題となっている.この問題の重要性に鑑み,現在NSAIDやLDAの消化性潰瘍発症に対する予防試験が進行中である.本総説では,NSAIDならびにLDAによる消化管障害と予防に関するわが国の現状を述べ現段階で可能な対策について考察する.
著者
渡辺 敬介 金子 知適
雑誌
ゲームプログラミングワークショップ2017論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.158-162, 2017-11-03

本論文は,将棋における勾配ブースティング木を用いた局面評価関数を実証する.現在,殆どの将棋プログラムでは線形モデルを用いた評価関数が使用されている.一方で,機械学習分野では様々な非線形モデルを用いた手法が提案されており,これらの手法をうまく将棋に適用できれば既存手法より正確な評価関数を作成できると期待される.本研究は,勾配ブースティングを用いることにより評価関数の改善を試みた.1手当たりの探索局面数を固定して対局実験を行った結果,提案手法は基本手法に対して勝率6割以上で勝ち越し,提案手法が有力な手法であることが示された.しかし探索速度では提案手法に従来手法に大きく劣り,さらなる改善が必要であると考えられる.
著者
北村 温
出版者
日本平滑筋学会
雑誌
日本平滑筋学会雑誌 (ISSN:03743527)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.15-20, 1975-03-01 (Released:2010-07-21)
参考文献数
13

The author developed a new electromyography of the detrusor muscle which is applicable also for clinical examinations and obtained the following results:1. In the normal bladder no action potential appeared when the organ was not full yet.2. When the intravesical pressure was raised by introducing saline into trie bladder, spikes appeared.3. Spikes of high frequency appeared with the onset of voiding.4. In the normal bladder no action potential appeared by administration of 5 to 7 mg mecholyl.5. From some muscles of the dome of the bladder was obtained spontaneous spike potential consisting of spike burst of about 10 spikes. In an animal experiment using adult dogs the spikes of the simple type appeared. The discharge interval was about 5 seconds.6. In the bladder with damaged peripheral nerve, spikes appeared during veridical quiescence.7. In the bladder with damaged peripheral nerve, spikes of high frequency appeared by administration of 5 to 7 mg mecholyl.
著者
小山 省三 小口 国弘
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科医学会雑誌 (ISSN:03869776)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.511-516, 1980-05-01 (Released:2009-03-31)
参考文献数
11

ホルマリンによる腐蝕性胃炎は極めてまれであるが,養蚕用消毒液としてのホルマリンを誤飲した2例を経験した.症例1は67歳の男性で,誤飲後一時的にショック状態を呈したが,ショック状態より離脱後,第17病日の胃X線検査では小弯の短縮,浮腫,胃粘膜の不整,乱れ,不整形のバリウム斑,さらにトライッツ靱帯近くの十二指腸と空腸の拡張低下部を認めた.さらに第31病日には幽門狭窄症状が出現し,胃X線検査では胃壁の拡張は悪く,ノウ胞状の形態を示しさらに胃内視鏡検査では,発赤,出血,浮腫,ところどころに白苔さらに著明な凹凸と多彩な所見を呈し幽門狭窄が高度のため,胃亜全摘術と胃空腸吻合術を施行した.症例2は66歳の男性で,誤飲後12時間目に胃内視鏡検査を施行された.胃内腔全体が,凝固壊死に陥つた白苔で被われており,この白苔はわずかな刺激ではがれ,その白苔下には広汎な浮腫と充血を認めたが,誤飲後2週間目には軽度の浮腫を残すのみであつた.このようなホルマリンによる腐蝕性胃炎は,本報告例では清酒との誤飲で発症しており,ホルマリンの保管管理を充実する必要がある.さらにホルマリン誤飲例に対しては,急性期のショック状態に対する処置と同時に蛋白等による中和剤での胃洗浄を十分施行する必要があり,さらに長期観察中にホルマリンによる蛋白凝固作用で幽門狭窄の発生した場合や胃粘膜欠損による低蛋白血症が生じる様な際には,積極的な外科的処置が必要であり,やむなく残胃に病変が残存するような場合にも,病変を有する残胃と正常な空腸との間に,十分良好な創傷治癒が期待できると思われる.