1 0 0 0 OA 11:グリア細胞

著者
大野 行弘 金星 匡人
出版者
一般社団法人 日本てんかん学会
雑誌
てんかん研究 (ISSN:09120890)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.51-56, 2016-06-30 (Released:2016-06-29)
参考文献数
19

グリア細胞は膠(にかわ)のように神経細胞(ニューロン)の隙間を埋めながら、脳内組織の恒常性を維持する受動的な役割を担っていると考えられてきた。しかし、近年、グリア細胞は神経細胞の活動をより能動的に調節していることが明らかとなり、脳機能の生理的なメカニズムや神経疾患の病態を理解する上で、神経細胞の必要不可欠なパートナーとなっている。中枢神経系に存在するグリア細胞は、アストロサイト、マイクログリアおよびオリゴデンドロサイトに分類される。それぞれの細胞について性質と機能に加えて、てんかん病態における役割を概説する。
著者
多々見 和子
出版者
文化学園大学
雑誌
文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究 (ISSN:0919780X)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.169-180, 1993-01

V字ウエスト切り替えのワンピースドレスは舞台衣裳, ウエディングドレス,イブニングドレスなどに多く見られ, 又, 学生も好んで製作してきた。V字ウエスト切り替えのフレアースカートのワンピースドレスについて, これまで何回か製作を行なってきたが, 的確な製図方法はなかった。つまり, 従来の方法では, 身頃よりスカートのつけ寸法が大きく, 縫い合わせる段階でつけ寸法を調整したり, 感覚的に補正することが多いことに疑問を持ち, V字の傾斜のポイントが変化しても, 身頃とスカートのつけ寸法が合い, フレアーがきれいに落ちつくような, 補正の少ない正確な製図を出せないものかと思い, 理論的に解決すべく, 研究することにした。その結果, V字ウエスト切り替えのワンピースドレスのフレアースカートの製図について, ひとつの製図の方式を作り出すことができた。又, ギャザースカートへも同じ理論づけを得ることができ, これをヒントに, 円裁ちスカートの製図について, 全円のみでなく, 色々な角度のフレアースカートとギャザーフレアースカートに応用発展させていくことはできないものかと考え, 数値化を試み, 最終的には, フレアースカートとギャザーフレアースカートの製図半径を算出し, 表にまとめ, 色々な角度の円裁ちスカートを, これまでよりも容易に製図できるようになった。

1 0 0 0 OA 研究部会要旨

出版者
一般社団法人 人文地理学会
雑誌
人文地理 (ISSN:00187216)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.204-209, 2000-04-28 (Released:2009-04-28)
著者
神宮 英夫
出版者
日本味と匂学会
雑誌
日本味と匂学会誌 (ISSN:13404806)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.157-162, 2012
参考文献数
6

香りによって行動が改善される可能性を明らかにするために、情意との関係を考えた3つの研究を紹介する。これらは、認知症の高齢者への音楽療法と徘徊を抑える試み、および言語治療場面の研究である。各々の研究において、香りの強さは、刺激閾から認知閾程度の弱いものを使用したが、弱い香りにおいても行動改善の効果が認められた。このことから、認知症の高齢者や赤ちゃんなどのように、言語によるコミュニケーションが難しい場合に、官能評価以外で香りの効果を評価する方法として、行動変化を利用できる可能性が示唆された。
著者
加瀬 裕子 久松 信夫
出版者
日本介護福祉学会
雑誌
介護福祉学 = Research journal of care and welfare (ISSN:13408178)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.157-165, 2012

[背景]認知症高齢者の在宅生活維持のためには,認知症の行動・心理症状(behavioural and psychological symptoms of dementia;BPSD)に対するケアマネジメントが不可欠である,[目的]本研究は,BPSDに対し効果的であった介入・対応行動を特定し,認知症ケアマネジメントの要点を明らかにすることを目的としている.[方法]質問紙調査により収集した在宅介護のBPSD改善事例72を,多重コレスポンデンス分析を用いて分析した.[結果]BPSDの内容と効果的な介入・対応行動は,5群に分類された.第1群では,「昼夜逆転」「介護への抵抗」に,「服薬の調整と管理」が効果的であったことが示された.第2群では,「不穏な気分と行動」の改善に,「サービス利用の促進」「家族・介護者への教育」「本人が自分でできる課題の遂行」が関連していた.第3群には,「暴言」のみが含まれ,「課題を簡単なものにした」ことが介入行動として示唆された.第4群と第5群からは,主に妄想・幻覚・暴力にかかわるBPSD改善の関連が示されたが,特定の介入行動は示されなかった.[結論]明らかになった知見は,先行研究の結果と一致しているだけでなく,さらに特定のBPSDとの関連を示すことができた.改善事例の量的分析研究は認知症ケアマネジメントの開発に繋がる可能性が示唆された.
著者
花沢 明俊 中村 克樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.227, pp.39-42, 2012-09-27
参考文献数
7

学習療法は,認知症に対する非薬物療法の1つであり,読み書き計算などの単純な課題を行うことにより,認知症の改善,進行抑制効果が報告されている.学習療法による認知機能回復は,知能テストと類似した方法によって測定され,療法の効果測定や課題の難易度調整に用いられている.認知症では,認知機能だけでなく,情動機能も低下し,表情や音声による喜怒哀楽の表出が失われていく.学習療法では,情動機能の回復も報告されている.しかし,表情や音声といった情動表出の定量的計測が困難なため,最近笑顔が増えた,といった介護者の観察による定性的あるいは印象レベルの知見にとどまっている.本研究では,学習療法のシステムやプロセス改善に役立てるため,笑顔画像計測による情動機能回復の定量的化を試みた.
著者
橋立 博幸 島田 裕之 潮見 泰藏 笹本 憲男
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.159-166, 2012

【目的】本研究は生活機能低下の危険のある高齢者において筋力増強運動を含む機能的トレーニングが生活機能に及ぼす影響を検証することを目的とした。【方法】二次予防対象者に選定された地域在住高齢者68人(平均年齢77.4歳)を,下肢粗大筋群の重錘負荷運動およびマシンを用いたトレーニングを行う筋力増強運動群(n = 40)と,下肢粗大筋群の重錘負荷運動とともに姿勢バランス練習,歩行練習を行う機能的トレーニング群(n = 28)に群別し,運動介入を3ヵ月間行った。介入前後には,下肢筋力,姿勢バランス能力,歩行機能(timed up & go test(TUG),最大歩行速度(MWS)),活動能力,主観的健康観を評価した。【結果】介入前後において機能的トレーニング群は筋力増強運動群に比べてTUG,MWS,主観的健康観の成績の有意な改善を示した。【結論】二次予防対象者における3ヵ月間の筋力増強運動を含む機能的トレーニングは,筋力増強運動のみの実施に比べて,歩行機能,主観的健康観の向上が得られる有用な介入である可能性が示唆された。
著者
加瀬 裕子 久松 信夫 横山 順一
出版者
一般社団法人 日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.3-15, 2012

認知症の行動・心理症状(Behavioural and Psychological Symptoms of Dementia ;以下,BPSD)が改善した204事例を収集し,行われた介入・対応についての記述データをカテゴリー化することで,BPSDへの効果的アプローチの構造を探索的にモデル化することを試みた.[介護側のコミュニケーションの改善][健康面への介入・対応][環境面への介入・対応][能力を維持するための課題への介入・対応][家族・介護者状況への介入・対応][事業マネジメントの改善]の6つのカテゴリーが生成された.効果が認められたBPSDの心理社会的要因へのアプローチでは,利用者の役割や社会性を強化するための「場」を調整することの重要性が示唆された.
著者
常盤 嘉一 倉田 彰 宮坂 佳男 橘 滋国 矢田 賢三 大和田 隆 菅 信一 向野 和雄 高木 宏
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.128-132, 1993
被引用文献数
2

視野障害をきたす特徴的な水頭症の所見を得るために,後頭蓋窩腫瘍にて閉塞性水頭症をきたした28例の画像を検討した.視野障害群(n=6)と視野正常群(n=22)で,計測を含めたCTの検討を行った.第3脳室幅の著明な拡張と,同脳室の著明な下方進展が視野障害をきたす特徴的な所見であった.すなわち,両群間で,側脳室の拡大の程度に有意差はなかった.視野障害群では第3脳室幅(平均12 mm)が有意に嵩値を示した.また第3脳室の著明な下万伸展(トルコ鞍内への陥入)例が視野障害群(4/6例)で有意に多かった. MRIは2例中1例で視交叉と第3脳室および内頚動脈との関係を明瞭に描出した.今後,視野障害の責任病変の把握に有用となることが期待された.
著者
針生 進
出版者
白鴎大学
雑誌
白鴎大学論集 (ISSN:09137661)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.1-23, 2015-09
著者
坂口 豁 小林 力夫
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.386-390, 1985-04-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
29

においを高感度に別識するセンサ一の出現が期待されているが,センサー開発のためのはっきりした手がかりすらつかめていないのが現状である.ここでは,嗅覚受容器を構成していると思われるたん白質,脂質の役割について,現在までに明らかになっていることを整理しながら,将来つくられるべきにおいセンサーを予測し,筆者らの試作方針について述べた.
著者
福田 宏之 川井田 政弘 大木 和明 加納 滋 川崎 順久 辻 ドミンゴス浩司 甲能 直幸
出版者
The Keio Journal of Medicine
雑誌
The Keio Journal of Medicine (ISSN:00229717)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.102-105, 1990
被引用文献数
2

The phonatory examination was performed while monitoring vocal fold vibration by laryngostrobovideography. Vocal fold vibration was video-taped by a laryngostroboscope and flexible laryngofiberscope inserted through the nasal cavity. Simultaneously, the phonatory examination was conducted with a phonation analyzer. The data were entered into a personal microcomputer via an A/D converter and analyzed to obtain the parameters of sound pitch, sound intensity and mean expiratory air flow volume, which were superimposed on the color video monitor screen.

1 0 0 0 OA 葛西晴信書状

出版者
岩手大学情報メディアセンター図書館
巻号頁・発行日
2007-10-29

中世末期の東北地方の豪族、葛西家の一族である浜田家伝来の永正18年から寛文9年に至る文書36点。