1 0 0 0 OA 現社会

出版者
現社会発行所
巻号頁・発行日
vol.第1号, 1888
著者
千本福隆 著
出版者
光風館書店
巻号頁・発行日
1913

1 0 0 0 OA 戦争と自由

著者
淡徳三郎 著
出版者
改造社
巻号頁・発行日
1941
著者
砂田 美和 石橋 晃
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.1117-1122, 2013-11

糖質(saccharides 炭水化物 carbohydrates Cn(H2O)m)は炭素の水和物の意味であるが,名前が示すような炭素の水和物というより本来は糖質というべきものである。現在ではこの糖質の他,誘導体やそれらの縮合物も含めて炭水化物または糖質と総称される。化学的には炭水化物=糖質であるが,日本の食品成分表では食品重量から,タンパク質,脂質,灰分と水分の量を差し引いた値を糖質の量,さらにここから食物繊維を差し引いた値を糖質の量としている。飼料の一般成分分析でも同様で,水分,粗タンパク質(CP),粗脂肪,粗繊維,粗灰分の分析値を差し引いた値を主に糖質からなる可溶無窒素 nitrogen free extract (NFE)の量としている。ここでは,糖質から繊維を除いたものを糖質とした。自然界にある糖質の種類,役割や構造も低分子量の単糖から複雑な多糖類まで範囲は広い。食品や飼料ではエネルギー源の他に,糖質の特性としてグルコース(ブドウ糖),スクロース(砂糖)のような単糖や二糖は素材に甘味を持たせる重要な素材である。一方,多糖類は形状を構成し,粘性やこしなどのテクスチャーを付与する機能などの様々な役割を担っている。
著者
弘末 雅士
出版者
東南アジア学会/山川出版社
雑誌
東南アジア -歴史と文化- (ISSN:03869040)
巻号頁・発行日
vol.1981, no.10, pp.142-173, 1981-06-30 (Released:2010-03-16)

At the end of the 19th century, the self-sufficient economy of the Eastern Toraja Society was disintegrating under the influence of commercial trade at Tomini Bay. Social stratification among the members of the village took place and many fell into debt.In this situation, the village chief had to redeem the villagers' debts and at the same time maintain law and order in the village despite frequent contact with the outside world. It was this period when Christian missionaries started to work. To respond to the above mentioned problems, the chiefs approached the missionary who was sent from Dutch Missionary Society and was on close terms with a Chinese merchant at Poso. In due course, missionary schools were opened at such villages as Panta, Tomasa, Buyumbayo, and othors. Headmen of the villages expected the schools to reconstruct the social order.In 1901, the Dutch government abandoned it's policy of non-intervention and after 1905-1907, Eastern Toraja was put under its direct rule. Various policies such as head tax, wet-rice cultivation and moving to the lowland were introduced through chiefs. It was these headmen who supported the Dutch rule. On matter of missionary work, the church as a result, did not dare to oppose the chiefs. At first, the missionaries did not prohibit the polygamy of the chief and other social custom with the exception of headhunting.Moreover, in these undertain situations tadu or prophets attracted many people who were dissatisfied with existing state of things. Then in 1902 and 1908, large religious movements called mevapi arose. The participants of the movements attempted to escape existing circumstances by concentration on heavenly release.While these religious movements arose, the young generation which had graduated from school attempted to participate in commercial trade and plant coffee or coconuts. Under the support of those who were on the rise, the church was entitled to recetive independent authority. Ultimately, in 1910 the church attacked the traditional customs which went against Christianity and prohibited Toraja christians from mowurake, molobo and motengke.But when the new order was established, the Dutch govermnent returned the authority, which was taken away form the headmen during the first few years, to the active hands. Consequently, It was difficult for church to gain independence over the headmen.
著者
松浦 彩
出版者
龍谷大学
雑誌
國文學論叢 (ISSN:02887770)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.76-92, 2010-02-01
著者
磯部 成志
出版者
東洋大学社会学部
雑誌
東洋大学社会学部紀要 (ISSN:04959892)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.49-107, 1996-07
著者
高村 大也 笹野 遼平
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

要約技術の開発に必要となる大規模要約データを自動構築する技術、またそれを効果的に利用する技術を開発した。また、入力文書に対し、文分割、文圧縮、文融合などの演算を施した上で要約を生成する技術、およびウェブページの推薦システムにおいて、ユーザにカスタマイズしたスニペットを生成する技術を開発した。また、野球のイニング速報を自動的に生成する技術を開発した。さらに、ニューラルネットワークに基づく文要約手法において、出力長を制御する技術を開発した。また、日本語の文圧縮のための大量のデータを自動的に抽出する手法を開発し、実際にこの手法を用いて大規模データを構築し、文圧縮モデルの学習を行った。
著者
大野 誠寛
出版者
東京電機大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では、話し言葉や、即興で生成された書き言葉を入力とする言語アプリケーションのための基盤技術として、読みにくい語順を持った文に対する高性能な係り受け解析器を開発する。平成29年度は、以下の4項目を実施した。(1)これまでに開発済みの語順整序・係り受け解析の同時実行手法を、節内部と節間の2段階に分けて適用する解析器の開発を推進した。具体的には、その前処理として、読みにくい文に対する節の始境界検出手法を開発した。昨年度構築した読みにくい文のデータを分析した結果、読みにくい文には埋め込み節が頻出することが分かり、節ごとに分割実行するには、節の始境界の検出が必須となることが判明したためである。(2)本研究では、人が漸進的に係り受け構造を把握する過程を分析し、その振舞に関する知見の獲得を試みる。その分析用データとして、これまでに作業者1名が漸進的係り受け解析を実行したデータを構築していたが、本年度は昨年度に引き続き、当該データの増築を実施した。具体的には、異なる別の作業者1名によるデータ構築を推進し、3,639文に対する作業が完了した。(3)漸進的係り受け解析では、入力に対して同時的に処理を行う必要があり、処理の正確さを保ちつつ、遅延時間を抑えることが求められる。そのため、意味的なまとまりをもつ文が今後どれだけ続くかという情報は重要な手がかりとなりうる。そこで、漸進的係り受け解析の関連研究として、文節が入力されるごとに残存文長を推定する機構の開発に取り組んだ。(4)読みにくい文に対する係り受け解析の関連研究として、昨年度に引き続き、法令文に対する並列構造解析手法の開発を推進した。本年度は、ニューラル言語モデルを用いた法令文の並列構造解析技術の精緻化を新たに実施した。昨年末時と比較して、適合率は65.2%から66.1%に、再現率は62.5%から65.2%に、それぞれ向上した。

1 0 0 0 OA 『蘆刈』余影

著者
塩崎 文雄
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.41, no.12, pp.48-61, 1992-12-10

『蘆刈』は谷崎潤一郎と根津松子の恋のゆくたてとその昂りを契機とする<女性崇拝>の物語として読まれてきた。あるいは『吉野葛』『少将滋幹の母』『夢の浮橋』等に貫く<母性憧憬>の水脈の一つとして位置づけられてもきた。さらには大和物語・増鏡・遊女記・江口・撰集抄等の借用された古典の吟味を経て、夢幻能的な世界に収斂されてゆく技法が評価されてきた。それに対して本稿は、<くにざかひ>からのまなざし、仮設された<十五夜>、作品の年立て、淀川河川改修史、巨椋池干拓史、京摂間諸川通航史、橋本遊廓沿革史の諸視角から、『蘆刈』に補注を施してみた。その際、作者の意図に添ったことがらも、必ずしもそうでないことがらもひとしなみに取り上げた。作品が書かれた<一九三二年現在>の京・大阪間の境界領域に『蘆刈』を浮べ、『蘆刈』の読みの可能性を励起してみようとの意図による。
著者
中塚 慧 松岡 由幸
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第55回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.19, 2008 (Released:2008-06-16)

近年,ニーズの多様化や市場のグローバル化に伴い,人工物を取り巻く場は多様化している.ここで場とは,製品を取り巻くヒト,モノ,環境に含まれる全ての要素および要素間の関係である.例えば,椅子の例では,従来考慮されてきた平均的な体格や着座姿勢だけではなく,体格,着座姿勢,および使用目的の多様性を考慮する必要がある.このため,多様な場に対応可能な製品を開発する方策が求められている.一方,上記の問題を解決する方策としてロバストデザインが注目されている.ロバストとは,「頑強な」または「頑丈な」という意味であり,ロバストデザインとは,場の変化による製品の様々な変動に対して,機能の安定性(頑強性)が確保された製品を作ることを目的としたデザインである.本研究では,ロバストの意味,ロバストデザインの概念,およびロバストデザイン法を紹介することにより,本デザインにおける概念を説明した.
著者
高橋 良彦 坪内 乙城
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2000, pp.62-63, 2000

お風呂の天井からワイヤーで吊るして自動的に壁面を掃除するロボット。ワイヤーの張力制御を行い壁面の掃除が行いやすいようにしている。
著者
吉田 真美 高橋 恵美
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 = Journal of cookery science of Japan (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.41, no.5, pp.358-361, 2008-10-20
参考文献数
14

世界の料理書を資料として,豆を使用した料理を検索し,その内容から各国の豆料理の豆の種類,調理法,調味法,完成料理の種類などを精査した。世界には,国民1人当たりに日本よりも多量の豆類が供給される国が多く存在し,それぞれの国に伝統的な特徴のある豆料理が存在し,食文化の一端を担っていた。その中から,インド,トルコ,メキシコ,ヨーロッパ(イタリアとフランス)を選択し,豆料理の特徴について記し,その特徴をもったレシピを紹介した。
著者
東 あかね
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.38-39, 2015

2013年12月,「和食;日本人の伝統的な食文化」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。料理そのものではなく,人々の自然の尊重の精神や風俗・風習に根差した食文化が,世界から注目され,次世代に継承されるべきものとして認められたのである。一方で,わが国の食の現状は大きく変化しつつあり,改めて「和食」を文化や科学の視点で見直す必要に迫られている。本稿では,「和食」の特徴について述べるとともに,日本人化学者によるうま味の発見の経緯や日本人の健康と栄養の課題について概説する。わが国の健康を支えてきた「和食」を,一層健康的なものにするとともに,その食事と食文化を子供たちと世界に伝え,すべての人々に健康な生活がもたらされることを願っている。