著者
天正 市蔵 山田 春雄
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.22, no.6, pp.311-315, 1973

今年のスキーシーズンは終ったが,久しぶりにスキーをしようと,スポーツ店をのぞかれた方は,まずスキー板のデザインがはでになったことに驚かれたことだろう。さらに,もし注意深くスキーの内部構造を数年前のそれと比較されたら, もっとびっくりされたことだろう。スキーの材料といえば, かつては木材に決まっていたが,現在では木材を全然使わないスキーが出現している。スキー靴についてもしかりで,天然皮革を全然使っていないプラスチック製の靴が店頭を飾っている。かように,ここ数年の運動用具の変化はとくに激しいものがある。マラソンのはだしの王者アベベのような例外は別として,スポーツ用具を使わないスポーツは皆無といっても過言ではない。そしてスポーツ用具の進歩は,記録の向上やスポーツの進歩に一役買っている。たとえば,グラスファイバー製の棒高とびのポールは, 記録を大幅に更新してしまった。ここではプラスチックが, スポーツ用具にどのように利用されているかを中心に話を進める。
著者
Barbara Marconi Ivan Bobyr Anna Campanati Elisa Molinelli Veronica Consales Valerio Brisigotti Marina Scarpelli Stefano Racchini Annamaria Offidani
出版者
バイオ&ソーシャル・サイエンス推進国際研究交流会
雑誌
Intractable & Rare Diseases Research (ISSN:21863644)
巻号頁・発行日
pp.2015.01014, (Released:2015-07-06)
参考文献数
94
被引用文献数
3 72

Pseudoxantoma elasticum (PXE), also known as Groenblad-Strandberg syndrome, is a rare heritable disease with an estimated prevalence of 1:50,000 in the general population. PXE is considered a prototype of multisystem ectopic mineralization disorders and it is characterized by aberrant mineralization of soft connective tissue with degeneration of the elastic fibers, involving primarily the eyes, the cardiovascular system, and the skin. Cutaneous lesions consist of small, asymptomatic, yellowish papules or larger coalescent plaques, typically located on the neck and the flexural areas. PXE is caused by mutations in the ABCC6 (ATP-binding cassette subfamily C member 6) gene that encodes a transmembrane ATP binding efflux transporter, normally expressed in the liver and the kidney; however, the exact mechanism of ectopic mineralization remains largely unknown. The histological examination of cutaneous lesions, revealing accumulation of pleomorphic elastic structures in middermis, is essential for the definitive diagnosis of PXE, excluding PXE-like conditions. PXE is currently an intractable disease; although the cutaneous findings primarily present a cosmetic problem, they signify the risk for development of ocular and cardiovascular complications associated with considerable morbidity and mortality. The purpose of this review is to present a comprehensive overview of this rare form of hereditary connective tissue disorders, focus on the pathogenesis, the clinical manifestation, and the differential diagnosis of PXE. Emphasis is also placed on the management of cutaneous lesions and treatment perspectives of PXE.
著者
青木 昌三 宮崎 英一
出版者
香川大学
雑誌
香川大学教育実践総合研究 (ISSN:1345708X)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.9-16, 2005-09

2004年4月より運用が続けられている休講通知掲示Webアプリケーションシステムに,休講通知情報を電子メールにより配信する機能を付加実装した。実現したメール配信機能では,メール文の作成・配信やメール配信希望の登録・登録削除を含め全てに自動化が図られ,また,携帯電話端末でのメール受信に対応するよう文字化け防止等の対策もなされている。本研究で付加した機能は,マルチプラットフォームに対応し,Windows系OS以外でも容易に実装可能である。休講通知掲示システムの機能が補完され,システムの有用性や利用者の利便性が一段と高まることが期待される。
著者
近藤 金助 林 常孟 松下 〓
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.354-361, 1927

以上論述した事柄を要約すれば次のやうである<br> 1. 私等はRice-glutelin No. 1.及びNo. 2.に就て其の最適雪出點に及ぼすNaCH<sub>3</sub>COO, NaCl, KCl及びLiClの影響に就きて研究した<br> 2. 其の結果によれば是等の鹽類の存在はRice-glutelinの最適雪出點を等しく酸性の側に變移せしめるそして其の程度は鹽類の濃度によつて一定しない醋酸曹達に就ても同樣であるこのことはMichaelis氏の所論とは一致しないのみならず最適雪出は完全雪出を意味しない<br> 3. 私等はこの事實を此等鹽類より由来する正負兩イオンの蛋白質イオン化力の優劣の差によつて説明し得た但しこの力は鹽類の種類と濃度及び蛋白質の種類によつて特殊なものである<br> 4. 從つて難溶性蛋白質の見かけ上の等電點は試用する鹽類の種類及び濃度によつて不同でてると私等は思ふ
著者
羽田圭介著
出版者
河出書房新社
巻号頁・発行日
2011
著者
恵下 斂 西島 真一 岩切 康治 木村 英二
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.10-13, 1996
被引用文献数
1

小学校あるいは中学校における理科の教材として活用することを目的に,身のまわりにあって簡単に手に入る文房具などの小道具を使って安価で高感度な天秤を組立てた。そしてそれらを用いて,円周率πとやはり無理数である√2の値を測定し,それぞれ真の値と比較した。さらに,質量に関して基準となるものを利用して活用範囲を広げる一例を示した。
著者
山村 きよ
出版者
日本幼稚園協會
雑誌
幼兒の教育
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.42-42, 1943-05
著者
柏樹 博信 鈴木 慎治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.2, 1997-08-13

通信装置などの信頼性が要求されるシステムではPLLが二重化構成をとっており、PLLの警報出力によって後段にある選択回路で系選択をさせている。しかし、PLLの入力に瞬時の雑音があった場合、正常であるのに警報を検出してしまう(誤検出)。また、同期外れ(ドリフト)発生時、過渡的に正常範囲に入るため、警報検出しなければならないのに正常と見なしてしまう(不検出)が問題となっている。本稿ではこれらの誤検出、不検出を低減させたPLLの警報信号制御方式について報告をする。
著者
深川 岳志
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.576, pp.97-100, 2009-04-27

アドレスは「;」で区切る/日本語でも送れちゃった/「とさけん」がお気に入り/正本は本命、副本はついで/いつものCCグループ
著者
蔭山 佳輝 斎藤 英雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.2, 1996-03-11
被引用文献数
5

「感性工学」とは,「人間が持つイメージをモノの設計要素に翻訳する技術と定義されている.「感性工学」の実践例として,「かわいい」・「豪華な」といった曖昧なイメージから画像を検索するシステムが考案されている.しかし,こうしたシステムはSD法と重回帰分析を用いて得られる統計量と感性とを対応付けしているため,十分に個人性を考慮できていないという問題があった.そこで本稿では,逆誤差伝播法によるニューラルネットワークを用いてユーザの感性の個人差に対応できる画像検索システムを提案する.
著者
岩井 洋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.273, pp.37-42, 2002-08-15

LSIの消費電力は増加の一途を辿ってきた。チップの消費電力もそろそろ本当の限界に到達しつつあるというのが大方の見方となっており、CMOSLSIの低電力化技術が真剣に検討されている。本論文では最近の低消費電力技術とその問題点を紹介するとともに、低消費電力技術にとって重要なゲート絶縁膜薄膜化技術の最近の動向を紹介する。
著者
佐藤 嘉一
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.35-44,129*, 1986-06-30

日常経験、日常知、日常生活を改めて見直す動きが、近年社会学、哲学、言語学などの諸専門的学問分野で盛んである。社会学の分野では、とくにエスノメソドロジー、象徴的相互作用論、現象学的社会学などの<新しい>社会学が日常生活を問題にしている。本稿で問題にしている事柄は、次の三点である。<BR>一、 社会学の内部で日常経験の世界に関心をむけさせる刺激因はなにか。日常経験へと志向する社会学が<新しい>と呼ばれるのはなぜか。日常経験論とシステム理論とはどのような問題として相互に関連するのか。<BR>二、 一で明らかにした<科学の抽象的現実>と<生活世界の具体的現実>との<取り違え>の問題を、シュッツ=パーソンズ論争を例にして検討する。<BR>三、 ルーマンのシステム理論においても、<科学の自己実体化>の角度から二の問題が論じられている。ルーマンの論理を検討する。

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出版者
大阪商工会議所
巻号頁・発行日
no.279, 1975-05
著者
福本 恵美子 川崎 浩二 飯島 洋一 高木 興氏
出版者
有限責任中間法人日本口腔衛生学会
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.298-306, 1997-07-30

乳臼歯隣接面初期齲蝕に対して,フッ化ジアンミン銀を塗布した後の象牙質への齲蝕進行抑制期間と,それにかかわるリスク要因を比例ハザード統計を用いて検討した。昭和61年4月〜平成7年4月までの間に長崎大学歯学部附属病院予防歯科外来を受診し,平成9年1月まで追跡した患児52名,130歯(第1,第2乳臼歯間隣接面に初期齲蝕を有する歯牙)を対象として咬翼法X線写真を用いて調査を行った。齲蝕進行にかかわる要因については,診療録や質問表などの資料から6項目を選択した。その結果,フッ化ジアンミン銀塗布によりエナメル質から象牙質への齲蝕進行は1年後で91%,2年後で71%,3年後で65%,4年後で54%が抑制されることが推測された。歯種における齲蝕進行抑制の違いは認められなかった。要因別では「フッ化ジアンミン銀塗布時の齲蝕深度1/3以上」「寝る前の飲食の有無」「デンタルフロス使用の有無」「フッ化物洗□の有無」の順で齲蝕進行度が高かった。さらに,各々の要因は単独ではなく,相互に関連を有しながらフッ化ジアンミン銀塗布による齲蝕進行抑制に関与していると考えられた。つまり,フッ化ジアンミン銀塗布に加え,定期的なX線診査などの歯科医院での専門的ケアとデンタルフロス,フッ化物応用などの家庭での自己ケアの連携によって,約5割が4年間,切削・充填などの侵襲的処置を受ける必要がないことが明らかとなった。
著者
河合 麻美
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.GbPI1468-GbPI1468, 2011

【目的】<BR>平成22年度に行われた理学療法士実態調査(PT白書)によると、会員の75%が社会生活においてストレスを感じていると回答しており、会員に対し職場や家庭など日常的なストレスにどう対応していくかの策が必要になると考えられる。今回、私は対人関係のストレス対策の一つとしてセルフコーチングを用いて自分の感情をコントロールし問題解決する方法を提案し、社団法人千葉県理学療法士会ワークライフバランス部、社団法人神奈川県理学療法士会会員ライフサポート部において理学療法士を対象とした研修会を開催しアンケート調査を行ったので、内容と共にアンケート結果を報告する。<BR><BR>【方法】<BR>平成22年1月社団法人千葉県理学療法士会ワークライフバランス部、6月社団法人神奈川県理学療法士会ライフサポート部においてセルフコーチング研修会「テーマ:自分らしく働こう」を開催した。時間はいずれも講義30分、参加者同士で行うワークを60分の全90分で行った。研修会終了後、参加者全39名を対象に無記名選択式及び記入式アンケートを行った。内容は研修会の満足度、セルフコーチングでの難しいと感じる点(複数回答可)、参加しての気付き(自由記載)、感想の4項目とした。<BR><BR>【説明と同意】<BR>アンケート調査施行の際、本研究の趣旨と本学会への発表の説明を行い、対象者全てに同意を得た。<BR><BR>【結果】<BR>研修会の講義内容はセルフコーチングで大切な自分の内側のコミュニケーション、A.感情を受け止める方法、B.感情の捉え方・解釈の仕方、C.信念(ビリーフ)の書き換え方、D.自分への質問の選択法、E.相手へ伝える方法に分けて行い、ワークでは自分自身のコミュニケーションを発見するタイプ分けを行った後、参加者とのシェアや自分らしさを見つけるためのワークをディスカッション形式で行った。アンケートの回収率は100%で、結果は研修会に対する満足度ではとても満足27名(69%)、まあまあ満足9名(23%)、どちらともいえない1名で、セルフコーチングで難しいと感じる点は講義内容よりA.13名(17%)B.13名(17%)、C.11名(14%)、D.28名(36%)であった。また参加しての気付きは、自分を見つめ直すことが出来たが25名と最も多く、多様性・人との違いを感じることが出来た8名、職場で使える5名、その他、考え方を変えていけそう、自分にOKが出せた、自分の目標が見つかったなどの回答があった。 <BR><BR>【考察】<BR>今回、理学療法士を対象としたセルフコーチング研修会を開催し、参加者からは概ね満足との結果が得られた。これまで理学療法士対象の研修会では参加者同士のディスカッションの場などはあまりみれらず、参加者も初めは戸惑い気味であったが、終了時には笑顔で参加者同士が会話する姿が多く見られた。ワークを通じて自分のコミュニケーションをを見つめ直すと共に、他人との違いを知ることで人の多様性を実感することが出来たものと思われる。また、アンケート結果から参加者は少なからずコミュニケーションの困難を感じている場面があることが分かり、ただ苦手意識を感じるだけでなく、その方法を提示することでまた明日からの職場や家庭のコミュニケーションで実践していけるのではないかと考える。平成22年度のPT白書によると、現在自分のことを「幸せでない~どちらとも言えない」と感じている会員は全体の28.7%となっている。幸せであるかどうを感じるのは自分自身であることから考えると、自分の内側のコミュニケーションを良くすることで「幸せ」に関する感じ方や受け止め方も変わってくるのではないかと思われる。また厚生労働省が2008年に発表した「平成19年労働者健康状況調査結果の概要」によると仕事での最大のストレスの原因は「職場の人間関係」であり、仕事の質や量を上回る結果となっていた。理学療法士は職業柄、職場において人とのコミュニケーションは欠かすことが出来ず、職場スタッフだけでなく、患者さんや利用者さん、ご家族、他職種などその対人関係も多岐に渡っている。このことから、理学療法士自身が日常のストレスをコントロールし問題解決することで、仕事や家庭の充実や就業継続に繋がると考えれ、理学療法士を対象としたセルフコーチングなどコミュニケーション研修会の必要性が示唆された。<BR><BR>【理学療法学研究としての意義】<BR>理学療法施行上様々な場面でコミュニケーションは不可欠であり、且つ仕事上の最大のストレス原因は対人関係であることから、我々理学療法士一人ひとりがストレスコントロールやコミュニケーション法を学び、生活することで仕事の充実に繋がり、理学療法の質に貢献出来ると考える。
著者
柳原 正治 辻 健児 明司 欽司 李 黎明 韓 相熙 深町 朋子
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2004

近代国際法はヨーロッパ諸国間の関係を規律するものとして歴史の場に登場した。他方で、東アジアには秦の始皇帝以来、伝統的な華夷秩序が妥当しており、独自の「国際秩序」が2000年近く続いていたことになる。19世紀中葉から後半にかけて非ヨーロッパ国としてヨーロッパ国際法を受容せざるを得なかった中国や韓国や日本は、伝統的な華夷秩序と近代ヨーロッパ国際法との相克をいかに理論的に、かつ実践的に解決していくかという課題を背負っていた。本研究は、この課題に3ヶ国がそれぞれどのような形で取り組んでいったか、その試みは成功したといえるか、3ヶ国に「受容」の違いがあるとすればそれはなにに起因するか、という問題に正面から取り組んだものである。本研究ではまず、わが国の国立公文書館、外務省外交史料館、国立国会図書館憲政資料室など、韓国の奎章閣など、そして、中華人民共和国清華大学所蔵の「王鉄崖文庫」の史料群の収集に努めた。また、19世紀東アジアにおけるヨーロッパ国際法の受容について、3ヶ国の学者たちがどのような研究をこれまで行ってきたかの、研究動向の詳細な分析を行い、合わせて、詳細な文献目録を作成した。それとともに、近代国際法の受容と伝統的な華夷秩序の相克の具体的・個別的な事例の検討も行った。すなわち、近代ヨーロッパの「勢力均衡」と東アジア的な「均衡」・「中立」・「鼎立」の関係、近代ヨーロッパ国際法上の諸概念の翻訳の問題、近代ヨーロッパ国際法上の具体的な制度の受容の一つのケースとしてのわが国における「領海制度」の導入過程、華夷秩序の儒教原理と朝鮮の「自主」の問題、1899年の韓清通商条約を契機として清国と韓国の両国関係を華夷秩序のなかの関係として捉えることの是非の問題、日本における自立した国際法学の成立、などの諸問題について、研究成果を挙げることができた。

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出版者
誠文堂
巻号頁・発行日
0000