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著者
柏熊達生 著
出版者
改造社
巻号頁・発行日
1940
著者
中川 俊男 端 和夫
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.341-350, 1995-07-20
被引用文献数
11

1988年3目から開始した脳ドック600例中,36例(6.0%)に37個の無症候性未破裂脳動脈瘤が発見された.初期の370例に施行したIA-DSAと最近の230例に施行したMRAにおける発見率の差はなかった.発見された動脈瘤は,94%が10mm以下で破裂例に比べ前交通動脈瘤が少なく,内頸動脈瘤,特にC2-3,C3部瘤が多いことが判明し,前者に比較し後者が破裂しにくい可能性が示唆された.また,2親等以内にくも膜下出血の家族歴をもつ人では,15.5%という高率(p<0.01)に未破裂脳動脈瘤が発見された.37個のうら33個が手術適応があるとしたが,インフォームド・コンセントの結果,26例26個の動脈瘤に対して根治手術(neck clipping)を施行した.手術死亡率0%,手術罹病率は嗅覚減退の1例(3.8%)のみであった.今後,手術適応のない症例の取扱いなど問題点を克服していくことができれば,有効なくも膜下出血の予防をすることができると思われた.
著者
衣笠 哲也 大須賀 公一 細川 智生
出版者
日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.200-206, 2004-03-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
14
被引用文献数
2 2

The purpose of this paper is to show the realization of passive walking of a biped robot Emu that is composed of 1 body and 2 legs. In the beginning of this paper, we fomulate the problem and analyze the stability of the walking with attitude control of a body. The walking is called “semi-passive walking”. We show, next, a numerical simulation on the semi-passive walking. Finally, we show some experimental results to verify a validity of the semi-passive walking and the analysis.
著者
黒羽 雅子
出版者
山梨県立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究は、米国と日本の産業革命期における金融機関行動を象徴する「インサイダー・レンディング」と「機関銀行論」に係る既存研究の論点整理・再検証をするとともに、それぞれの地域の金融機関行動の特質や類似点を析出する比較史的試みである。対象とした主な地域は、米国ニュー・イングランド地域と日本の山梨県である。これに加えて、独特の州法銀行制度の発展を見た米国ネブラスカ州についても、その経済的な発展における銀行等金融機関の役割と州法銀行制度の変遷を中心に分析を加えた。とくに、海外調査により膨大な一次資料の収集が実現したので、所蔵元との調整をしつつ、徐々に公開を進めているところである。
著者
豊永 義清 杉田 守正 堀 誠 城 宏輔
出版者
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
雑誌
The Japanese Journal of Antibiotics (ISSN:03682781)
巻号頁・発行日
vol.41, no.11, pp.1671-1691, 1988

Imipenem/Cilastatin sodium (IPM/CS) で治療した各種細菌感染症の治癒近い時期の日齢1~12日までの成熟児・未熟児19例について, 10mg/10mg/kg, 20mg/20mg/kgを1時間点滴静注し, その後の血漿中濃度推移及び尿中回収率を検討した。例数が少ないため, 成熟児, 未熟児に分けず, 日齢ごとに0~3, 4~7, 8日齢以上の3群に分けて比較検討した。臨床的検討を行つたのは生後0~28日までの男児10例, 女児3例で, その内訳は敗血症 (疑いを含む) 2例, 肺炎6例, 尿路感染症4例, 上顎洞炎1例であつた。<BR>1. 血漿中濃度推移及び尿中回収率<BR>(1) 10mg/10mg/kg, 1時間点滴静注IPM 3群のピーク値は点滴静注終了時 (初回採血時) で18.18~19.90μg/mlで, 有意差は認められず, その後, 割合速やかに減少し, 8時間で0.32~0.98μg/mlの濃度を示した。半減期に日齢が進むほど短縮傾向を示し, 平均でそれぞれ1.87, 1.55, 1.40時間であつた。<BR>CS 3群のピーク値は点滴静注終了時であり, 28.23~30.00μg/mlで有意差は認めなかつた。その後, 生後7日までの群では緩徐に減少し, 8時間値は6.30, 4.58μg/mlで, 半減期も4.10, 3.08時間であつたが, 8日以降の群では速やかに減少し, 8時間では測定限界以下であり, 半減期も1.60時間であつた。<BR>(2) 20mg/20mg/kg, 1時間点滴静注<BR>IPM3群とも点滴静注終了時にピーク値を示し, 31.1~38.24μg/mlであつた。その後割合速やかに漸減し, 8時間で0.95~2.08μg/mlを示していた。半減期は1.5~1.88時間であった。<BR>CS 3群とも点滴静注終了時にピーク値を示し, 47.0~55.82μg/mlで有意差は認められなかつた。その後, 緩徐に減少し, 8時間値では日齢が幼若なほど高く,それぞれ14.75,9.40, 4.0μg/mlを示した。半減期は明瞭に日齢差を認め,0~3日齢で4.48時間, 4~7日齢で3.30時間, 8日齢以上2.1時間と, 日齢が進むほど短縮する傾向を示した。<BR>(3) 尿中回収率11例の検討で, 8時間までにIPM21.6~57.3%, CS47.5~96.0%であり, 若干10mg/10mg/kg投与群のCSで日齢が進むにつれて回収率が増加した。<BR>2. 臨床成績本剤を敗血症 (疑いを含む) 2例, 肺炎6例, 尿路感染症4例, 上顎洞炎1例の計13例に使用し, 全例に有効以上の成績を示した。細菌学的にも不明の1例を除き, 12例 (Staphylococcus aureus 4例, Klebsiella pneumoniae 2例, Escherichia coli 4例, Group B Streptococcus 1例, Haemophilus influenzae+Enterobacter cloacae 1例) ともすべて経過中に消失した。投与量は24.7mg/24.7mg~65.2mg/65.2mg/kg/日であり, 尿路感染症の2例が1日2回投与であつた以外は3回投与であつた。<BR>副作用としては, 自他覚的副作用は全例に認めず, 臨床検査値異常としてはGOT, GPTの上昇を1例に認めた。
著者
久米井 綾 吉田 康彦 今西 久幹 中川 浩一
出版者
Japanese Dermatological Association
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.121, no.9, pp.1881-1884, 2011-08-20

28歳女性.自宅で就寝中,突然の激痛で目が覚めた.翌朝の初診時,右前腕と左下肢の激痛・発汗過多が見られ,右前腕の疼痛部の紅斑も観察された.臨床所見からは診断できなかったが,帰宅後,ベッドの上でセアカゴケグモの死骸を発見し診断がついた.文献的考察を加え,刺咬部位以外の症状が診断上重要であることを強調した.
著者
久米井 綾 吉田 康彦 今西 久幹 中川 浩一
出版者
公益社団法人 日本皮膚科学会
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.121, no.9, pp.1881-1884, 2011-08-20
参考文献数
7

28歳女性.自宅で就寝中,突然の激痛で目が覚めた.翌朝の初診時,右前腕と左下肢の激痛・発汗過多が見られ,右前腕の疼痛部の紅斑も観察された.臨床所見からは診断できなかったが,帰宅後,ベッドの上でセアカゴケグモの死骸を発見し診断がついた.文献的考察を加え,刺咬部位以外の症状が診断上重要であることを強調した.
著者
高木 潤
出版者
広島大学マネジメント学会
雑誌
広島大学マネジメント研究 (ISSN:13464086)
巻号頁・発行日
no.15, pp.85-85, 2014-03-27

広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻 平成25年度修士論文要旨〈学会員の論文要旨のみ掲載〉
著者
和田 俊和 浮田 宗伯 松山 隆司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.81, no.6, pp.1182-1193, 1998-06-25
被引用文献数
62

視点, 視線方向などのカメラパラメータの制御を行う能動視覚システムでは, 静止3次元シーンを対象にした場合でも, マ カメラパラメータの変更によって観測画像にさまざまな変化が現れる.この変化は, カメラパラメータだけでなくシーンの幾何学的・光学的特性にも依存するため, 能動視覚システムにおいて, テンプレートマッチングや背景差分, フレーム間差分といったシーンの見え方に基づく処理を正確に行うことは困難であると考えられてきた.本論文では, 見え方に基づく処理を正確に行うために, カメラパラメータを変更しても見え方が変化しない能動的画像観測法を提案する.この方法を用いれば, カメラパラメータを変更して撮影した画像を2次元的に変換することにより, 静止シーンの見え方を一定に保つことが可能であり, 固定カメラを用いた場合と同様に, 能動視覚においても見え方に基づく処理を正確に行うことができる.本論文では, 提案手法の原理と, その実現法, および視線制御システムへの応用について述べる.
著者
和泉 潔 後藤卓 松井 藤五郎
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.12, pp.3309-3315, 2011-12-15

本研究は,金融実務家から要望が高い,数週間以上の長期的でしかも個別銘柄より広範な市場分析に,テキストマイニング技術で挑戦した.長期市場分析に有効なテキスト情報として,経済の専門家や金融機関がWeb上に発行するマーケットリポートを分析対象とした.そのために,定期的に発行されるテキストデータから時間的な特徴の変化を抽出し,テキストに関連する外部の時系列データとの関係性を見つけるテキストマイニング技術を新たに開発した.本技術を用いて実際に経済市場分析を試み,実際の市場動向をどの程度説明しているのかについて検証を行った.日本国債の2年物,5年物,10年物で運用テストを行った結果,既存のサポートベクタ回帰や計量経済モデルと比べて,どの市場でも安定して,ほぼ最高水準の運用益をあげることができた.
著者
諏訪 博彦 梅原 英一 太田敏澄
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.117-125, 2012-01-15

Yahoo!株式掲示板には,人々の意見・気持ちが大量に投稿されている.我々は,この意見・気持ちをコラボレーション技術を用いて取り込むことによって,投資判断を支援することが可能になると考える.本論文では,Yahoo!株式掲示板の投稿数および投稿内容が株式リターンと関係しているか明らかにする.そのために,東証1部における投稿数および強気指数によるポートフォリオを構築しFama-Frenchの3ファクターモデルが成立しているかを検証している.その結果,投稿数が最も多いポートフォリオおよび最も少ないポートフォリオ,強気指数が最も強気なポートフォリオおよび最も弱気なポートフォリオでは,超過リターンが存在することを確認している.そこで,投稿数の最上位ポートフォリオと最下位ポートフォリオのリターンの差および強気指数の最強気ポートフォリオと最弱気ポートフォリオのリターンの差をファクターとして追加している.その結果,強気指数ファクターを追加した場合には超過リターンは検出されなかった.これにより強気指数は株価リターンと関係している可能性があると考える.
著者
内山 俊朗 鎌谷 崇広 京谷 実穂 鈴木 彩乃 鈴木 健嗣
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.16, no.16, pp.30-33, 2011-03-30

beacon(ビーコン)はパーソナル化の傾向にある従来のデジタル楽器とは違い、人が集まり体を動かしながら音を奏でることができる空間を生み出す新しいプロダクトです。誰でも気軽に楽しめるという性質と、練習と創意工夫によって新たな芸術表現へとつながる性質を併せ持っています。音楽によって、人と関わりを持つ場を提供することを目的とし、学校教育、レクリエーション、フィットネス、リハビリテーション、新しいゲーム、競技、新しい芸術表現などのシーンで利用されることを想定しています。
著者
川邉 雄大 町 泉寿郎
出版者
二松學舎大学
雑誌
日本漢文学研究 (ISSN:18805914)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.265-285, 2007-03