著者
吉田 省三
出版者
長崎大学
雑誌
經營と經濟 : 長崎工業經營専門學校大東亞經濟研究所年報 (ISSN:02869101)
巻号頁・発行日
vol.76, no.4, pp.157-187, 1997-03

In Italia l'applicazione della legge 44 sta ottenendo buoni risultati. La legge 44 sulla imprenditorialita' giovanile nel Sud e' in vigore dal 28 febbraio 1986, e consente il sostegno per la creazione di piccole e medie imprese delle cooperative o delle societa' costituite prevalentemente da giovani tra i 18 e i 29 anni, o esclusivamente da giovani tra i 18 e i 35 anni. Questo esperimento della legge 44 e' un'innovazione che trasforma giovani meridionali in cerca di lavoro in giovani imprenditori, facendo far loro un salto di cultura industriale prima nemmeno immaginagile.
著者
村上 清
出版者
長崎ウエスレヤン大学
雑誌
長崎ウエスレヤン大学現代社会学部紀要 (ISSN:13481142)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.17-21, 2006-03-31

本論文では、障害者自立支援法や障害者雇用促進法改正という状況を踏まえて精神障害者の就労を今後促進するための課題を整理するとともに、精神障害者の障害特性を考え筆者が注目している新たな就労形態として、EUが掲げる「社会的排除との闘い」の具体的実践としてイタリアでさかんな社会的協同組合B型について論及するものである。
著者
佐々木謙太朗 吉川大弘 古橋武
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.3, pp.1-6, 2013-09-19

Latent Dirichlet Allocation (LDA) は,様々な分野で応用されているトピックモデルであり,Twitter におけるユーザ属性の推定や話題の要約などに適用した研究も数多く報告され始めている.LDA をツイート集合に適用する場合,1 ツイートを 1 文書とすると,文書の短さやノイズの多さにより,LDA が有効に機能しないことが多いため,1 ユーザの全ツイートを 1 文書とする方法が一般的に用いられる.これに対して,1 ツイートが 1 トピックから成るという仮定に基づいたトピックモデルである Twitter-LDA が提案され,前者の方法に比べて,トピックの意味のまとまりの面で優れていると報告されている.しかし一方で Twitter-LDA は,オンライン学習ができないという課題がある.本論文では,Twitter-LDA を改良し,Twitter に適したオンライン学習可能なトピックモデルを提案する.提案モデルでは以下の二点について Twitter-LDA を拡張する.第一に,一般語とトピック語との比率をユーザごとに推定することで,より高精度にツイートの生成過程をモデル化する.第二に,ユーザの購買行動をモデル化した Topic Tracking Model (TTM) の機構をモデルに加えることで,Twitter におけるユーザの興味と話題の時間発展をオンラインで学習可能とする.Latent Dirichlet Allocation (LDA) is a topic model which has been applied to various fields. It has been also applied to user profiling or event summarization on Twitter. In the application of LDA to tweet collection, it generally treats aggregated all tweets of a user as a single document. On the other hand, Twitter-LDA which assumes a single tweet consists of a single topic has been proposed and showed that it is superior to the former way in topic semantic coherence. However, Twitter-LDA has a problem that it is not capable of online inference. In this paper, we extend Twitter-LDA in the following two points. First, we model the generation process of tweets more accurately by estimating the ratio between topic words and general words for each user. Second, we enable it to estimate temporal dynamics of user interests and topic trends in online based on Topic Tracking Model (TTM) which models consumer purchase behaviors.
著者
新井誠也 平川豊 大関和夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.1-8, 2013-09-19

マイクロブログサービスの Twitter が注目を集めている.Twitter が持つ特徴の 1 つにリアルタイム性に優れていることが挙げられるが,近年ではその特徴を生かし,実世界で起きているイベントを Twitter から観測しようとする研究が活発に行われている.本研究では,列車の遅延というイベントに焦点を当て,鉄道利用者から発信されるツイートをもとに各路線の列車の運行状況を判断するシステムを提案する.加えて,リアルタイム性の観点からシステムの有効性を確認する.遅延検出の閾値を,実際の遅延発生時における単位時間当たりのツイート数と各路線・各時間帯の鉄道利用者数を考慮して定める.その結果,鉄道会社の公式運行情報よりも早く列車遅延の第一報を配信可能としたことを示す.
著者
横浜正金銀行頭取席調査課 編
出版者
横浜正金銀行
巻号頁・発行日
vol.第111号 米國航空工業に就いて, 1940
著者
横浜正金銀行頭取席調査課 編
出版者
横浜正金銀行
巻号頁・発行日
vol.第106号 玩具, 1940
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1265, pp.38-40, 2004-11-01

「あなたをまだ必要だと言ってくれる人がいるなら、そういうところで思い切り頑張ってみたら…」 売上高5兆円を超える巨大企業NTTドコモの社長レースを争い敗れた人物が、捲土重来、業界万年3位に低迷する外資企業の社長として古巣に立ち向かう。津田志郎氏の背中を押したのは、先輩や同僚ではない。妻のこの短い一言だった。
著者
大渕渉著
出版者
駸々堂
巻号頁・発行日
0000
著者
大泉 丈史
出版者
東北大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究における骨吸収抑制剤ビスフォスフォネートの抗腫瘍作用に関して,骨吸収抑制作用が最強のzoledronateと窒素非含有ビスフォスフォネートのetidronatの併用投与により,zoledronateの抗腫瘍作用をetidoronateが抑制したことを明らかにした.また,顎骨壊死モデルマウスの作製に関しては,マウス顎骨では作成が困難と考えられた.
著者
久保 尚子 沢井 祐紀 鹿島 薫
出版者
島根大学
雑誌
Laguna : 汽水域研究 (ISSN:13403834)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.261-271, 1999-03

The coastal brackish lakes, Lake Namako-ike, Lake Kai-ike and Lake Kazaki-ike lie to the north-east shore of Kamikoshiki Island in Kagoshima Prefecture of Japan. They are separated from the sea by along gravel bar called as Nagameno-hama Quality of water(salinity, electric conductivity, pH, Cl^-, dissolved oxygen, H_2S), change of water levels and distribution of diatom assemblage and analysis of total organic carbon(TOC), total nitrogen(TN) and total sulfur(TS) contents in the surface sediments were carried out, for clearing water environment of the three lakes.13; The three lakes have different salinity. At Lake Namako-ike, the salinity of surface water was 30~34%o. At Lake Kai-ike, 20~29%o. At Lake Kazaki-ike, 5~9%o. Lake Kai-ike is stratified, the layer of high salinity is covered by the layer of low salinity, and the deeper layer contained a significant amount of H_2S. It has a bacterial plate in the upper H_2S layer. Analysis of TOC, TN and TS content in the surface sediments and distribution of diatom assemblage are corresponded to the difference of environment in the three lakes.13; Quality of water has been kept up at least 13 years in comparison with Matuyama.(1985) and Yamamuro.(1978) Inflow and outflow of seawater has been kept up at least 50 years in comparison with Aramaki et al.(1976) and Yasui and Shinoda.(1938).13;
出版者
日経BP社
雑誌
日経メディカル (ISSN:03851699)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.191-193, 2007-04

全国2500人の医師が参加するメーリングリストを主宰していた。寝食を惜しんで、日常診療に役立つ情報を毎晩、発信し続けた。「僕は万年研修医」が口癖。謙虚に学び教えることを、ひたすら実践した。 2月11日の日曜日、全国の多くの医師に衝撃が走った。「TFC(トータルファミリーケア)メーリングリスト」の主宰者である田坂佳千が、49歳で急逝したとの知らせが流れたからである。
著者
吉田 文茂
出版者
高知県日高村立日高中
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2008

本研究で明らかにすることができたのは、下記のことがらである。帝国公道会の地方公道会構想は1910年代半ばに構想されたが、構想実現のための個々の府県への具体的働きかけはなされず、高知県に対しても同様であった。高知県への巡回講演が実現するのは1919年秋のことであり、大江卓の16年ぶりの帰県という形で地方公道会構想の実現の契機が生じたのである。また、高知県においては主だった被差別部落において部落改善が長年すすめられてきたが、取り組みの行詰まりのなか、部落改善に尽力した指導者の多くは県単位での部落改善の取り組みや部落差別撤廃に向けた社会への働きかけを県当局に期待していた。県当局も内務省主催の細民部落改善協議会を受け、県として各地域での部落改善の動向の把握と県の部落改善施策の方針の浸透を図ることが求められており、そのためには各地域の部落改善指導者を巻き込んだ組織の必要性を実感していたのである。このような、大江、部落改善指導者、県当局三者の思惑の一致により、1919年10月の高知県公道会の結成となったのであるが、県当局は県組織の構成について独自のプランを有していたわけではなかったため、帝国公道会の地方公道会構想どおりに高知県公道会が誕生するのである。しかし、ビジョンを有していなかった県当局としては、高知県公道会に独自の活動を期待する予算的裏づけを積極的におこなおうとすることはなく、1921年度からの主事一名の配置にしてもただ単に職員を配置したにとどまる。なお、高知県公道会が帝国公道会の支部として機能することはなく、友好的関係は保持し続けるも、活動そのものが帝国公道会の動向に左右されることはなかった。ただ、水平社との関係で言えば、基本的には帝国公道会同様、高知県公道会も幹部養成講習会を開催するなど、水平社への対抗的位置関係にあったことは間違いなかった。
著者
渡辺 貞夫 渡辺 重信 伊藤 和敏
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.47-53, 1983-02-20
被引用文献数
1

国内で広範囲に多用されている水田除草剤(CNP, クロメトキシニル, ベンチオカーブ, モリネート)の汚染実態調査を, 相模川(神奈川県)で採取した淡水魚について実施した.これら除草剤の水田への使用は, 田植時期に限定されるため, 調査を7月に行ない, 他の時期の汚染レベルと比較した.昭和55年7月に採取した4魚種(オイカワ, カマツカ, コイ, フナ)すべてからCNPが, また2魚種からベンチオカープが検出された.CNPの残留レベルは0.055ppmから0.61ppmの範囲で, ベンチオカーブは0.02ppmおよび0.10ppmであった.昭和56年7月採取した4魚種(オイカワ, アユ, フナ, ブラックバス)に, CNPが0.046ppmから0.88ppm, ベンチオカーブは0.04ppmから0.11ppmの範囲で検出され, 昭和56年の調査結果とほぼ同程度であった.しかし, 昭和56年9月採取した魚には, これら除草剤はいずれも不検出あるいは微量しか検出されなかった.今回の調査結果から, CNPの生物濃縮係数は420∿8, 000, ベンチオカーブは20∿100と想定された.しかし, これら除草剤の淡水魚への蓄積残留は比較的短期間であると考えられた.クロメトキシニルおよびモリネートは, いずれの検体からも検出されなかった.
著者
篠田 知和基 松村 一男 山本 節 吉田 敦彦 渡辺 浩司
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1998

平成10年よりフランス側の研究者としてグルノーブルのワルテル、シガノス、ソルボンヌのルクトゥ、アンジェのブルミエ、ブザンソンのエル、パリのポノを加えてた海外共同研究として発足し、平成11年より、制度の変更により、基盤Bとなった。共同研究としては都合4回の国際シンポジウムでの討議と、フランスでの共同調査でその実をあげた。一回目は「荒猟師の東西」と題し、ヨーロッパ中世の「荒猟師伝承」を古代にさかのぼってその起源と変遷を追求し、それと日本の怨霊伝承との接点をさぐった。このうち重要な部分がグルノーブルの研究雑誌IRISに掲載された。二回目はソルボンヌの北欧神話学の泰斗レジス・ボワイエとスイスの神話学者で「神々の母」を発表して注目をあつめているフィリップ・ボルジョ、それにインド・ヨーロッパ神話学のベルナール・セルジャンをまねいて「冥界の母神」として大母神の姿を比較検討した。三回目は「東西の老賢者」とし、ヨーロッパのアーサー王伝承におけるマーリンにみられる魔術師、あるいは世界の陰の演出者としての老人像にスポットをあてた。日本では役の行者、阿倍清明、久米仙人などのほか、サルタヒコに照明があてられた。4回目は母神にだかれた「おさな神」をとりあげ、オリエントの水辺の豊饒の女神と、犠牲神との対について考えた。わがくにではスクナヒコナ、ニニギ、あるいはオオクニヌシに幼児神の相貌が明らかだが、中世の寺院世界では稚児伝承があり、観音の奇瑞にもつらなるとともに、また、罪障と聖性の交錯する神話世界の特性もあきらかにされた。このほかに1日のみのシンポジウムを名古屋で2回、東京で一回行った。またフランスでの研究発表を5回行った
著者
武下 絵美 アダチ 徹子
出版者
日本教科教育学会
雑誌
日本教科教育学会誌 (ISSN:02880334)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.17-24, 1999-12-31

新しい教育課程では,各学校が創意工夫を生かして横断的・総合的な学習を実施するという「総合的な学習の時間」が新設され,国際理解との関連で外国語会話を小学校に導入することも可能になる。このことに関して,教員養成課程の学生は,どのように考えているのであろうか。彼らの意識を捉えるとともに,大学での教員養成カリキュラムの参考にすべく,アンケートを実施した。その結果,英語,特に音声技能に関する苦手意識が非常に強いこと,自分自身が早期英語教育を受けていないため,小学校英語に関するイメージがなく,具体的な指導法などについて不安が大きいことなどが明らかになった。今後は,大学における情報提供や,教員養成,現職教員の研修などを通して,小学校の英会話指導や国際理解教育を支援するシステムを構築することが望まれる。
著者
片桐 祥雅 川原 靖弘 高田 哲 川又 敏男
出版者
国立研究開発法人情報通信研究機構
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

ストレスによる知的労働生産性低下の防止を狙いに、深部脳活動の減弱が暑熱環境暴露や高負荷印加状態でいかに注意機能を低下させるかについて神経生理学的方法に基づき調べ、頭頸部冷却刺激を中心とする深部脳賦活法を検討した。結果、注意機能維持に深部脳の高い定常的活動度と抑制・賦活パターンを呈する同期的活動が重要であり、頭頸部冷刺激はこの深部脳活動増強に寄与することを明らかにした。さらに、深部脳活動が最大となる条件を心理学的指標との相関において明らかにした。