著者
山口 修平 三次 仁 吉田 守 中村 修 村井 純
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIS, スマートインフォメディアシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.342, pp.43-46, 2011-12-08

オフィスや家庭の消耗品の消費量を、汎用的に予想し、自動的に通知するために、センサを用いて在庫量を測定し、その統計処理をすることで消費動向の切り替わり点を自動的に検出する方法を周期の異なる最尤推定法を組み合わせによって実現した。提案手法は、3台の利用形態が異なるプリンタの実測使用データに基づくシミュレーションによってその妥当性を確認し、消費のステートの切り替え点が自動的に検出できることおよび、それに基づいて発注タイミングや発注量を調整することにより、今回用いたケースでは在庫量を12.5%削減できることを示した。
著者
四方 修
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1089, pp.72-100, 2001-04-30

「マイカルは今こそ、変革のチャンスです。少しでもディズニーランドに近づいて、お客様から高い評価をいただくことを目指したい」。四方修がマイカルの新社長に就任した後、全社員に向けて出した手紙は、こんな調子で始まる。「ディズニーランドに近づこう」とは、顧客本位に立つことで数多くのリピーターを獲得した東京ディズニーランドの良さに倣おうという意味だ。
著者
加茂 英臣
出版者
千葉大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

古代ギリシア哲学の中心概念のひとつ、行為を導く知〈フロネーシス:思慮・賢慮〉がどういうものであるかを、プラトンとアリストテレスとの対比を通じて浮き彫りにすることができた。その一番重要な局面を挙げれば、まずはそれが〈正義〉の実現を目指す知であるということにある。そしてその目指す〈正義〉とはそれ自体として意味のある価値であり、他のなにかほかのものに役立つから意味があるものなのではない。〈フロネーシス〉は自体的価値を目指し、功利主義的行動原理(プルーデンス)とは背反するものである

1 0 0 0 OA 機械

著者
横光利一 著
出版者
細川書店
巻号頁・発行日
1947

1 0 0 0 OA 機械

著者
横光利一 著
出版者
白水社
巻号頁・発行日
1931
著者
一藤 裕 今野 将 曽根 秀昭
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.21, pp.219-223, 2009-02-26
参考文献数
7

インターネット上で学校または地域ごとに集まりコミュニケーションをとる学校裏サイトのような電子掲示板では,匿名性などの特徴や誤解から,陰湿ないじめに発展し社会問題となっている.これは,電子掲示板に書き込んだ発言が他者にどう影響を与えるかを知らないことが原因の一つとして考えられる.そこで我々は,個々の発言が他者にどう影響を与えるかの指標を確立し,その影響度を発言者へ示すことにより発言者が問題となる発言をしないように教育を支援する手法を提案した.本稿では,以前提案した手法では対応できなかった発言に対応するため,学習データベースに登録する品詞を選択する.また,発言の長さに応じた発言の判別を行うのではなく,2つの学習データを利用して発言の判別を機械的に行う手法を提案する.Electronic bulletin board systems (BBS) have become a common communication tool on the Internet. Some people who use BBS anonymously sometimes write opinions which make other people on the BBS feel bad. This is especially true as users become younger and younger and the use of BBS on the Internet and cellular phones becomes more widespread. Users don't understand how such comments can affect readers. As a result, such negative statements sometimes lead younger users to behave inappropriately on BBS. The authors have developed an assistance tool which shows users what kind of influence their statements might have on other people on the BBS. Hopefully this will make all BBS users more aware of the effects of their words on others. This should lead to a more positive atmosphere on the BBS. To improve the accuracy of evaluation for each comment, we introduce new word class to our assistant tool. Also, we propose a new automatic evaluation method using two types of samples.
著者
竹内 亨 寺西 裕一 春本 要 下條 真司
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.555-565, 2006-02-15
参考文献数
11
被引用文献数
9

近年のインターネットの普及により,個人間コミュニケーションを支援するシステムの重要性が増してきている.そのようなシステムとしてSNS(ソーシャルネットワークサービス)が広まりつつあるが,システム内に明示化された人脈であるソーシャルネットワークを活用したシステムがどのように有効なのか,明らかでない.我々は,ソーシャルネットワークに基づいて口コミ型の情報伝播を行うコミュニケーションモデル「情報伝播モデル」を提案し,本モデルに基づいた実ユーザによる比較実証実験を行うことによって,ソーシャルネットワーク上での情報By the spread of the Internet, the importance of system that supports interpersonal communications increases. Although currently the Social Network Service (SNS) supports such communication, the effectiveness of SNS, which is based on personal network, is
著者
一藤 裕 今野 将 曽根 秀昭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.437, pp.125-128, 2010-02-22

インターネット上で学校または地域ごとに集まりコミュニケーションをとる学校裏サイトのような電子掲示板では,匿名性などの特徴や誤解から,陰湿ないじめに発展し社会問題となっている.これは,ユーザが経験不足のために,不適切な発言であることを知らずに投稿することが原因の一つとして考えられる.そこで我々は,投稿発言が不適切発言かどうかを自動分類し,ユーザヘ提示できれば,ユーザの経験不足を解消できるのではないかと考えた.本稿では,投稿発言を通常のコミュニケーションを意図した発言と不適切な発言の2種類に分類する手法を提案する.具体的には,発言に分類するために,2種類の学習データを準備し,ベイジアンフィルタと同等の処理を行う.その後,電子掲示板の雰囲気を考慮し投稿発言を2種類に分類する手法を確立する.本提案手法では,約80%の精度で発言を分類することができた.
著者
高野 伊知郎 瀬戸 隆子 安田 一郎 浜野 朋子 高橋 奈穂子 渡辺 四男也
出版者
日本生薬学会
雑誌
生薬学雑誌 (ISSN:00374377)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.70-73, 1993-03-20
被引用文献数
1

牛黄清心九は,鎮痛鎮静,抗けいれんの目的で用いられる中国製漢方製剤(中成薬)である.本剤は宋の「大平恵民和剤局方」を出典とし,29種の生薬末からなり,鉱物性生薬である「朱砂」及び「雄黄」を配合しているといわれる.「朱砂」及び「雄黄」は,いずれも水銀(Hg)及び砒素(As)の硫化物であるが,Hg及びAsの毒性は化学形によって大きく異なることが知られている.我が国では「朱砂」配合製剤は,水銀製剤とされ,現在製造されていない.また,Asについても薬剤としての使用は大半が中止されている.しかし,中国では「朱砂」及び「雄黄」配合製剤は各地で製造され,その使用量も少なくない.また,製剤によってはこれらの配合記載が無いものもあり,その配合量も一定ではない.そこで,中国各地で市販される本剤中のHg及びAsの含有量を明らかにし,その化学形について解析を行った.
出版者
龍溪書舎
巻号頁・発行日
1988
著者
加藤 行男 村上 賢 カトウ ユキオ ムラカミ マサル Yukio Kato Masaru Murakami Tomomitsu Alexandre Okatani
雑誌
麻布大学雑誌 = Journal of Azabu University
巻号頁・発行日
vol.11/12, pp.180-183, 2005 (Released:2012-09-12)

野生の爬虫類252検体および愛玩用として一般家庭で飼育されている爬虫類(愛玩用爬虫類)39検体からSalmonellaを分離し,種および亜種の同定,血清型別を行った。野生の爬虫類252検体中29検体(11.5%),愛玩用爬虫類39検体中22検体(55.6%)からSalmonellaが検出された。分離されたSalmonellaの亜種は,亜種Iが最も多かった。分離されたSalmonellaの亜種Iの血清型は,S. Litchfield,S. Thompson,S. Newportなど9血清型に分類された。以上のことより,爬虫類はSalmonellaを高率に保有し,分離された株の中には日本においても胃腸炎患者から分離される血清型もあり,爬虫類がヒトのSalmonella感染症の感染源となりうることが示唆された。 A total of 291 fecal samples from 252 wild reptiles and 39 pet reptiles were examined for the prevalence of Salmonella spp. in Japan. Salmonella spp. were isolated from 29 (11.5%) of 252 wild reptiles and 22 (55.6%) of 39 pet reptiles. The isolates were identified into subspecies I to IV. The majority of isolates (43.6%) belonged to subspecies I and these isolates could be identified into 9 serovars. The serovars isolated were found to be S. Newport, S. Litchifield and S. Thompson which cause human salmonellosis. These results indicated that reptiles may be a potential infectious source of human salmonellosis in Japan.