著者
田子亜由美
雑誌
臨皮
巻号頁・発行日
vol.49, pp.185-187, 1995
被引用文献数
1
著者
若穂井 透 塚本 恵美 高橋 幸成
出版者
日本社会事業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

2007年の改正少年法によって、重大触法事件の家庭裁判所への原則送致が導入され、児童相談所先議の原則が変容し、児童福祉優先の理念が後退するのではないかと危惧されたが、児童相談所の家庭裁判所への送致事例及び非送致事例(同年11月1日~翌年10月31日)を調査し分析した結果、大勢としては変容し後退していない現状が示唆されるとともに、児童福祉優先の理念を再構築するための課題もあることが明らかになった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.671, pp.88-94, 2000-07-24

s前号では,実績主義の壁に阻まれ,中小事務所が実質的に選定の土俵に上れない公募型プロポーザルの状況を紹介した。sそうしたなかで,中小,特にアトリエ事務所が頼みとするのが,一部の自治体が採用している設計候補者選定委員会やコミッショナーの推薦による特命随意契約だ。sこうした選定方式は1990年前後に各地に広まった。
著者
石田 茂 高坂 定 横山 完 瀬戸 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.285, pp.171-176, 2011-11-07
参考文献数
7

個人情報の電子化が進み,情報の取り扱いに関して,より注意を払う必要がでてきた.このため,個人情報保護に関する法整備が各国で進んだ.一部の国では,情報システムの構築にあたりプライバシー影響評価(Privacy Impact Assessment)が実施されている.PIAは,個人情報の収集を伴うシステムの導入または改修の際に,プライバシー問題の回避または緩和のために,プライバシーへの影響を「事前」に評価するリスクコミュニケーション手法である.PIAを有効に実施するには,プライバシーコミッショナーなどの実施体制の整備が必要である.本報告では,各国の実施体制の分析を行い,日本でPIAを実施する場合の実施体制について提案する.
著者
藤田 喜久
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
Cancer : 会員連絡誌 (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
no.16, pp.11-16, 2007-05-01
参考文献数
30
著者
多田 望
出版者
熊本大学
雑誌
熊本法学 (ISSN:04528204)
巻号頁・発行日
vol.87, pp.1-35, 1996-07-10

要請書による外国への嘱託に続いて、本条約は第二章において「外交官、領事官及びコミッショナーによる証拠の収集」を定める。
著者
edited by R. Akutagawa
出版者
Kobunsha
巻号頁・発行日
1925
著者
by Frantisek Lichtenberk
出版者
University of Hawaii Press
巻号頁・発行日
1983
著者
江田 司
出版者
和歌山大学
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2010

【研究目的】1.ディズニー音楽映画「ファンタジア2000」(DVD)を起点に、聴いて楽しい20世紀の音楽作品を収集し、子どもたちに音楽を聴く喜びをいっそう深めること。2.ICT環境を充実するとともに関連鑑賞教材の指導法を開発することで,どの子どもにも音楽を味わって聴く態度を身に付けること。【研究方法】これらの2点について平成23年1月~3月まで、和歌山大学教育学部附属小学校5/6年生児童(5学級)を被研対象とした。《火の鳥》(『ファンタジア2000』収録/ストラヴィンスキー/1919年版)のアニメーション映像を見せて関心を高め、4曲から「カスチェイの凶暴な踊り」の音楽に焦点化し、1.オリジナル(1910年全曲版)の音源(CD:デュトワ指揮:モントリオール)、2.同管弦楽演奏映像(DVD:ラトル指揮ベルリン)、3.同バレエ映像(DVD:ゲルギエフ指揮マリインスキー&バレエ)と、広範な関連鑑賞資料を駆使して鑑賞活動を行った。とくに1の活動ではこの楽曲特有のモチーフの「反復」に着目させることで、2での楽器による音色の変化の認知に効果が表れた。本研究の有意性を確かめるために、3授業についてそれぞれ研究協力本学教員,初等音楽科教育法受講学生(150名)及び現職教員による参観レポート及び被研全児童からのワークシートを回収し分析した。【研究成果】子どもたちは4種類の『火の鳥』すべてに興味を示し、とりわけバレエ音楽への興味は、後日、強い要望で被験者全員が3(約50分)を鑑賞するまでになった。考察の結果、楽曲のドラマティックな魅力とともに、旋律と楽曲の構造を捉えた1、2の鑑賞の活動がこのような効果を生んだと考えられる。
著者
塚田 泰彦
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

本研究の目的は、「創発的綴り(invented spelling)」の生産的な事例を体系的に記述研究することと、その記述のための基礎研究として、日本語表記体系の習得過程の実態を発達段階を想定して捉えることである。この2つの研究については、先行研究がなく、本研究はこの方面のパイロット的な研究となる。はじめに、準備研究として試行的に収集したデータに基づき7段階の日本語綴りの能力の発達段階(仮説)を設定し、日本語綴りの習得の実態を把握する体系的な調査問題を作成した。この調査問題について、幼稚園・小学校1年生を対象に、調査協力校でデータ収集を行い、その分析結果に基づいて、発達段階の確認と創発的綴りの生産的な側面について、言語学的・教育学的視点で考察を行った。調査協力校の実績は、幼稚園1校(1カ年1回)、小学校3校(2カ年2回、6月前後と12月前後)である。結果として、次の点が確認された。1) 仮説的に設定した7段階の発達段階は基本的に支持された。2) 複数の協力校での比較によって、学校ごとに発達段階上の実態の差異も確認された。3) 創発的綴りについては生産的側面と非生産的側面について相対的な評価が難しい例が確認されたが、これらの解釈を「教育的意義」の視点で検討することが、重要であることが明らかになった。4) 幼稚園での実態、特に習得段階の個別差の大きい点が明らかになった。創発的綴りの体系的記述については記述方法など、課題も残された。
著者
小野 決
出版者
帯広畜産大学
雑誌
帯広畜産大学学術研究報告. 第I部 (ISSN:0470925X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.277-316, 1982-08-25

著者は1970年以来北海道におけるブユの分類学的研究を行なうため各地で多数の材料を採集飼育し,更にその習性特に吸血性について獣医学との関係を検討した。それらを要約すれば下記の通りである。1)北海道で1976年までに12種のブユが知られていたが,著者の調査により更に19種のブユが追加され,現在計31種のブユが北海道に産することが確認された。その19種の内訳は14新種,1新亜種が著者によって記載され,日本未記録2種が再記載され,北海道未記録2種が報告されている。2)分類学上,ハルブユ亜科,ハイイロオオブユ族を新らたに創設した。3)家畜に来襲吸血する種名の確認されたブユは次の通りである(表V参照) : オオブユ,キアシオオブユ,アオキツメトゲブユ,アシマダラブユ,ヒメアシマダラブユ,クロアシマダラブユ,スズキアシマダラブユ,アカクラアシマダラブユ。この内アシマダラブユはその最盛期(6月上,中旬)に放牧中の牛馬にはげしく来襲吸血つる最も重要な種である。4)ダイセンヤマブユは山羊に来襲吸血することが観察されたが,牛馬,人体に来襲することは観察されてしない。5)人体に来襲吸血する種名の確認されたブユは次の通りである(表V参照) : オオブユ,アオキツメトゲブユ,ニシジマツメトゲブユ-晩春。キアシオオブユ,キンイロオオブユ,アポイキアシオオブユ,アシマダラブユ,ヒメアシマダラブユ-初夏。ホロカアシマダラブユ,スズキアシマダラブユ,アカクラアシマダラブユ-晩夏,初秋。この内アシマダラブユは発生量が多く最もはげしく人体に来襲吸血する。6)キタクロオオブユ,ダイセツハルブユは高山地帯で群飛するが人体から吸血することは稀であり,恐らくこれらは鳥類から吸血するものと思われる。
著者
佐々木 均 西島 浩 小野 泱
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.87-90, 1988
被引用文献数
3

吸血源動物を知る目的で, 北海道に分布するSimulium属の主要種である, アシマダラブユとアカクラアシマダラブユの2種のblood-mealをELISAを用いて, 免疫学的に同定した。アシマダラブユでは抗ヒト, 抗ウシ, 抗ウマ, 抗ヒツジ, 抗エゾシカ血清に, アカクラアシマダラブユでは抗ヒト, 抗ウシ, 抗ウマ血清にそれぞれ陽性反応を示したが, 抗鳥類血清に陽性反応を示した個体はなかった。この2種のブユは趺節の爪が歯をもたないS型であることからほ乳類吸血性とみられていたが, 本報に示された結果からこのことが免疫学的にも確認された。
著者
鎌田 道隆
出版者
奈良大学史学会
雑誌
奈良史学 (ISSN:02894874)
巻号頁・発行日
vol.26号, pp.97-121, 2009-01

1 0 0 0 OA 爪哇とバリ

出版者
日本郵船
巻号頁・発行日
1934