著者
無名氏
出版者
フレーベル會
雑誌
婦人と子ども
巻号頁・発行日
vol.1, no.7, pp.31-32, 1901-07
著者
田窪 直規 西岡 美貴
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.393-406, 1994

当論では, 奈良国立博物館仏教美術資料研究センターの写真情報管理活動を, 記述枠の問題と記述枠への値入力の問題に分けて紹介する。記述枠の問題に関しては, 撮影対象のデータと写真原板のデータを関連づける枠組の必要性を述べる。値入力の問題に関しては, 当館で開発した, 分類表や目録規則におおよそ相当するツールについて述べる。前者は, 完全階層列挙型で, シソーラスライクな索引を有する。後者には, 引用順序 (citation order)や複合語等の問題を意識した命名規則や, "ファセット化超マイクロシソーラス"と名づくべきものが含まれている。最後に, 当館の活動を通じて明らかとなる, 情報管理論の基本問題について触れ, 一般情報管理論の必要性を訴える。
出版者
京都大学図書館機構
雑誌
静脩 (ISSN:05824478)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3・4, pp.1-24, 2008-03

特集:学術情報リポジトリ・シンポジウム / 主催者挨拶. 西村, 周三 / 基調講演1:大学図書館と機関リポジトリ.膝舘, 俊広 / 基調講演2:機関リポジトリが大学にもたらすもの、変えるもの. 伊藤, 義人 / 事例報告1:文系研究者にとっての情報発信とは. 武田, 時昌 / 事例報告2:講究録データとリポジトリに期待するもの、不満なこと. 長谷川, 真 / 事例報告3:学術情報リポジトリの苦労と喜び-コンテンツ登録と著作権の実務-. 村上, 健治 / 討論会:テーマ「大学の果実をどのように味わうか - これからの機関リポジトリ」 / 京都大学学術情報リポジトリで京都大学学術出版会の出版物を公開 / 柳田国男編『採集手帖(沿海地方用)』<一冊の本シリーズ8> 菊地, 暁 / 教官著作寄贈図書一覧 / 図書館の動き
著者
鈴木 良徳 時実 象一
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.63-69, 2009-05-16

デジタルアーカイブ推進協議会が1996年から国内におけるデジタルアーカイブの調査を数回おこなってきたが,2005年に同協議会が解散してしまったため,その後調査が行われていない.現在の状況を把握するため,2008年6月に国内の大学図書館716館を対象にWebによるアンケート調査を実施したところ222館(31%)が回答した.それによれば現在デジタルアーカイブを実施している図書館は57館で,これは2004年調査の68館と比べてやや少なかった.しかしWeb調査をおこなったところ回答していなかった15館がデジタルアーカイブを実施しており,合計72館が実施していることがわかった.
著者
吉川 慎一 植松 利晃 坂内 悟
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.95, pp.23-30, 2008-09-19
被引用文献数
2

二次情報を用いた文献検索システムは,膨大な文献データから特定の文献を探し出す目的で利用されている。探し出した文献の一次情報 (全文) を入手する方法として,従来は文献を所蔵している図書館へ出向く,複写サービスを利用する等が行われていたが,デジタルアーカイブ化が進むことにより,二次情報からの全文リンクを使用して一次情報を直接表示,入手することが可能になってきている。本発表では,全般的な動向と JST が提供する JDreamⅡ での全文リンクインタフェースの変更による利用状況の変化について調査し,報告する。Article search system using secondary information is used with the aim of finding a specific article among enormous article data. Ways to acquire a primary information (full text) previously were going to the library that holds the article or using photocopy service, etc. However recent development of digital archive has made it possible to display and download the primary information from links from the secondary information. This presentation reports a general trend of the above change and, how have access and usage of article search system (JDreamll provided by JST) changed due to a change of interface with links to primary information.
著者
平山 正実
出版者
東洋英和女学院大学
雑誌
東洋英和大学院紀要 (ISSN:13497715)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.25-42, 2005-04-01

While looking into the life history of Elisabeth Kubler Ross I studied her view of life and death. In particular, I paid attention to the view presented in her maiden work titled "The Moment of Death" (1969) in which she wrote : "patients are led to their deaths by following five steps of psychological processes". Paying special attention to this theory, I used her autobiography as my references to find out how her view on life and death was reflected in her biography and I made an analytic study at it. Additionally, I focused on her anger at death and acceptance of death and compared her view with that of Job, a man of righteousness described in the Old Testament. In this way. I clarified the points of similarities and differences between the two and sought for a way in which people living the modem age may accept their own illnesses and death.
著者
酒井 宏治 矢田 佳織 坂部 元紀 谷 おりえ 宮地 一樹 中村 政幸 竹原 一明
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.68, no.5, pp.491-494, 2006-05-25
被引用文献数
2

日本のダチョウ血清191検体について,ウイルス中和試験によるNDV抗体及び寒天ゲル内沈降反応によるAIV抗体の検出を実施した.NDワクチン接種歴のない22検体においてNDV抗体が検出された.本研究では,ウイルス中和試験と比べHI試験は鶏赤血球への非特異的凝集のためにNDV抗体検出法として適さないことが示された.AIV抗体は全て陰性であった.102検体のダチョウの気管及び腸管からは,赤血球凝集能を有するウイルスは分離されなかった.
著者
伊豫 雅臣 明石 要一 保坂 亨 羽間 京子 五十嵐 禎人 武井 教使 三國 雅彦 松岡 洋夫
出版者
千葉大学
雑誌
特別研究促進費
巻号頁・発行日
2003

今年度は1、国際会議開催、2、研究会、3、少年非行に関する調査研究を行った。1、英国精神医学研究所司法精神医学研究部Fahy教授、豪州・クィーンズランド統合司法精神保健センター長Kingswell先生を招聘し、我が国からは分担研究者である五十嵐禎人先生により、英国、豪州、日本における司法精神保健に関する制度、医療、教育・研修、研究についての講演を得た。また、司法精神保健に関連した、最近の生物学的研究について伊豫雅臣が発表し、・千葉大学大学院専門法務研究科 本江威憙客員教授より指定討論を得た。英国、豪州とも触法精神障害者の医療施設として保安度の異なるものを有し、社会復帰に向けた体制が確立されている。また、裁判所と精神科医との連携体制も確立されている。我が国では平成17年度より心神喪失者等医療観察法が施行されるが、未だ整備途中である。また、生物学的診断法の確立も重要であることが指摘された。2、研究会は、検察庁より精神障害者の行った重大犯罪に関する公判記録の閲覧許可を得ることができた。その公判記録に基づき、精神科医、法学者、教育学者、生理学者により研究会を4回行った。精神医学では診断基準が複数使用されているが、精神鑑定においては診断基準を統一化するとともに、是非弁別能力判定についてのガイドラインが必要であることが指摘された。3、少年非行においては「怒り」が重要な役割を果たしており、そのマネージメント法を確立・普及させることが重要であること、また外国人少年非行の防止に関しては日本語学校の役割を認識する必要のあること、さらに非行傾向のある少年に対する校内サポートチームの形成の必要性について調査された。
著者
松本 聡子 野村 俊明 土屋 悠華 奥村 雄介
出版者
東京大学グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」
雑誌
死生学研究 (ISSN:18826024)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, 2009-03-15 (Released:2012-04-11)

公開・国際シンポジウム「聖遺物とイメージの相関性 東西比較の試み」
著者
鈴木 信治 稲波 進 桜井 康雄
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.33-41, 1969-04-20
被引用文献数
6

アルファルファの60品種について,'65年と'66年に生育特性を検討し,品種を5群に群別した。その群別経過と各群品種の生育特性は次の通りであった。1.春の草丈伸長経過,草勢,刈取り後の再生,秋の草丈,草勢など14項目の調査形質にそれぞれ著しい品種間差異が認められ,各間の相関も高かった。2.群別の指標としてこれら形質を用い,その分級基準にしたがって区分し,最終的に群別指数を算出した。群別はこの群別指数によって行なった。3.I群品種は直立型で萠芽が早く,秋おそくまで生育し,夏の再生もよい。すなわち環境条件に鈍感な特性をもち極暖地適応品種と推定された。II群はI群ほど極端ではなく暖地適応品種と推定,III群は中間地に適応し,IV群はやや寒地型である。V群は葡伏型で萠芽,再生とも緩慢で刈取り利用期間も短く,環境に敏感に反応する寒地適応品種群と考えられる。4.以上の群別により品種の特性比較が容易になり,従来より幅広く,かつ系統的に暖地適応品種を知り得た。
著者
岡田 和則
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.177, pp.13-18, 2003-07-03
被引用文献数
3

大規模な地震等の災害時には、安否確認等で通信需要は急増する。これに対し、重要通信を必要とする機関に対し、特定の端末は、優先して接続する災害時優先電話サービスが提供されている。しかし、近年、急速に一般に普及した携帯電話は、有限な周波数資源を用いるため、絹綾が起こり易いと考えられる。一方、通信時間は短くなるが、通信時間を規制することで、多くの通信を実現することを目的にした通信時間規制制御が提案されている。そこで、本報告では、携帯電話の無線区間に注目し、重要通信端末を、通信時間制御を受け入れられない特別なクラスA端末と受け入れ可能なクラスB端末に分け、クラスB端末に通信時間規制を行なうクラス分け通信時間規制を提案する。シミュレーションによる基本特性評価を行い、通信時間が規制される端末が生じるが、呼横車やハンドオーバー時の強制切断率を大きく低減でき、呼横率については、クラス間にほとんど差がない状態になることを示す。